『スパイ防止法』許すな

1962

読み込みエラー:

PDF をダウンロード

国鉄「分割 ·民営化」阻止!三里塚二期着工粉砕!
国民の知る権利·発言のことごとくを
萬多死刑の導入を圧殺なスパイ防あとはないま
NO-26
てしまうのである。
たら、これは不当な方法によるスパイ行為とされ
し、そこに遇然自衛隊の新造艦が写っていたとし
を開いている。たとえば、観光旅行中、写真を写
さらに、第8条では「通報」とか「不当な手段」
断で不当と決めつけ、誰でもがスパイとされる道
探知·収集してはダメと、まさに権力の一方的判
しかも第四条では「不当な方法」で国家秘密を
スパイ行為となるのである。
り、国会で外交に関する追及·暴露を行うことも
すると新聞で、59中業の内容を詳細に報道した
にすること事態がダメだというのである。
·
が、自民党の説明では、「外国が知りうる状態」
第一条で「外国に通報する」行為はダメとある
ある。
第二に、誰でもスパイにすることができるので
「秘密」とされてしまうのである。
これでは、政府公報で発表されるもの以外全部
れば国家秘密とされると言うのである。
られていなくとも、実質が秘匿を要するものであ
なる解説によると、「秘密」であると法的に定め
り、自民党の「スパイ防止法ーその背景と目的」
この「国家秘密」の範囲は拡大かつ漠然としてお
ことにより、わが国の安全に資する」とあるが、
れを外国に通報する等のスパイ行為等を防止する
国のために国家秘密を探知し、または収集し、こ
秘密にしようというのである。第一条では、「外
軍事的事柄も含め、政府の都合でことごとく国家
第一に、防衛·外交に関する事がらは勿論·非
る。
れているが、その中身はまさに恐るべきものであ
スパイ防止法案は、14条の条文と別表で構成さ
などと話しただけで、5年以下の懲役なのである。
言論·表現·知る権利を奪う攻撃
む中曽根打倒へ断固として起ち上がろう。
これを許してはならない。戦争への道をつき進
再びつくることこそ、真の狙いなのである。
互いに物も言えず戦争に協力する以外ない体制を
戦前の特高警察、となり組制度、密告の奨励=
るのだ。
活全般を24時間監視する体制をつくろうとしてい
さらに「スパイ」を口実に極刑を科し、国民生
一気におしすすめようというものである。
知り得ない状況において軍事大国化と戦争計画を
防衛·外交上の資料をすべて秘密とし、国民が
はないのである。
こにある。
いう007ぱりのスパイ活動を対象にしたもので
スパイ防止法は、CIA、KGB、M15などと
以下なんでもできるのである。中曽根の目的はこ
し、諸権利を奪い、国民を身動きできなくすれば
=スパイ防止法である。言論·表現の自由を圧殺
これらの法制度の軸となるのは「国家秘密保護法」
られ、破防法も全面適用へとつき進んでいるが、
この間、有事立法=国家総動員法の研究が進め
法」「戒厳令」「破防法」等であると言われる。
「国家総動員法」、「国家秘密保護法」、「徴兵
戦争体制づくりのため必要とされる法制度は、
戦争国家体制づくりの攻撃
さろうとしているのである。
国民の知る権利や、言論·表現の自由を力で奪い
第三に、異状な極刑=死刑·無期を科すことで
新しい施設を見て「あれは新型のレーダー設備だ」せ
や家族に話すこと、たとえば基地近くに住む人が、よ
によらなくとも、立ち話や町で見たことを、他人
全組合員·家族の強固な団結で組織破壊攻撃を粉砕せよ!
て粉砕しなければならない。
案)を国会に提出した。
とするものである。まさに、中曽根の軍大化ー改憲=戦争国家攻撃そのものであり、断固とし
の極刑を科すとの恫喝で「国家防衛」論を強制し、労働者·人民を戦争協力者へ仕立て上げん
この法案は、「国家秘密」を口実に、言論の自由、知る権利を奪うばかりか、“死刑·無期”
中曽根肉陶
6月6日、自民党は「スペイ防止法案」(国家秘密に係るスパイ行為等の防止に関する法律
最悪の戦時立法
■「破防法」乱発と並ぶ
ついに戦争突入体制にふみ込んだ

知動芳千葉
8
85. 6. 12
6
No. 1962
(鉄電)二九三五~六·(公衆)〇四七二(2)七二〇七
千葉市要町二–八(動力車会館)
国鉄千葉動力車労働組合
タイトルとURLをコピーしました