「駅業務委託」「事務取扱の混乱」に関する団体交渉

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駅業務の合理化-外注化深度化・転籍攻撃粉砕! !

8月28日、「駅業務委託」に関する団体交渉を千葉支社と行った。

組合 海浜幕張駅、稲毛海浜駅を外注化する理由について。外注先を千葉ステーションサービスとする理由を明らかにされたい。
会社 駅を楽しく便利にする。そこで働く社員がどう働くかを企画・提案できる。千葉ステーションサービスへの委託は初めてあるが、駅業務の新たな価値をつくり出す仕事を同時に進めて行く。グループとして収益を上げて行く。
具体的には「京葉ベイサイドラインプロジェクト」「ファンの日」などの企画で駅と地域とのつながりを生かしていくことを推進する。
組合 現社員の対応はどうなるのか。
会社 現社員には、面談等で本人希望を聞き取り、他駅への異動、委託会社への出向も含め対応する。新たな人員は、委託会社で採用する。
組合 なぜJRで行わないのか。委託会社が駅業務の人員を採用するというが簡単なのか。
会社 JRにはない仕事があるからだ。駅業務の人員は、JRの出向者が指導・教育し見習3ヶ月位で一本になる。人材確保という意味でも業務委託はメリットがある。
海浜幕張駅に導入予定の話せる券売機は武蔵浦和駅のコールセンターと話してもらう。コールセンターは委託会社が行い時間制の対応となる。

組合 委託駅に関して浅草橋駅、両国駅、保田駅のみどりの窓口を閉鎖する理由について。両国駅東口、亀戸駅東口、笹川駅の無配置にする理由を明らかにされたい。
会社 浅草橋駅、両国駅、保田駅のみどりの窓口の閉鎖は利用者数の減少と現在使用中の自動券売機で対応できると判断したものである。両国駅東口、亀戸駅東口、笹川駅の無配置化も利用者数の減少等を考慮した。 無配置化の判断はJRで判断しているところである。
組合 無配置化で社員の異動が発生する思うが。
会社 本人の話を聞いて検討してゆく。

事務業務の混乱は、外注化の結果だ!

9月9日「事務取扱の混乱」に関する団体交渉を千葉支社と行った。

組合 この間の他の者の賃金明細が渡されるなど、事務の取り扱いにの混乱が生じていることについて、原因及び対策を具体的に明らかにされたい。
会社 出向者に対する給与明細書については、業務委託会社において取り扱っているところである。委託会社において間違いがあり、一人体制での業務を二人体制にして再発防止に努めていると、聞いている。
組合 外注化・合理化した結果であり、ずさんな丸投げだ。
組合  「基本給見直し」において、異なる賃金額が記載された発令が行われた理由を明らかにされたい。
会社  2020年4月1日に「キャリア加算の発令」において発生した事象であり、再発防止に向け確認の徹底を図っていく考えである。
組合 そうように努めてもらいたい。
組合 今後の事務職のあり方について具体的に明らかにされたい。
会社 事務職の技術継承を行っていくとともに、システム化をより推進してゆく考えである。
組合 継承というが、事務職として採用しているのか。
会社 事務としての採用は行っていない。現場を経験する中で、育成している。ペーパーレス化などを図り事務手続きのスリム化を行ってゆく考えである。
組合 事務職も大事な仕事であり、JR本体で業務をおこない継承されたい。

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