「木更津運輸区」新設は極めて非効率!
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「木更津運輸区」のEC便乗行路
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館山運転区-木更津支区廃止、「木更津運輸区」新設攻撃が、様々な部分で矛盾を噴き出し始めている。
この間千葉支社は、「3・18ダイ改」に関する各区の行路を提示してきた。その中で「木更津運輸区」の行路については、千葉支社が「木更津運輸区」設置の理由としてきた「効率的な乗務員運用」とは全くかけ離れた、非効率的な行路になっている。
右の図を見てもらいたい。「木更津運輸区」のEC行路で発生した便乗行路だ。行路数14行路(日勤8行路、泊6行路)のうち、5行路で長大な便乗が発生している。しかも、その全てが乗り出しや終了時だ。
●2行路・乗り出し時
木更津~館山間(54・6㎞)
●4行路・終了時
千葉~木更津間(35・1㎞)
●5行路・乗り出し時
木更津~蘇我間(31・3㎞)
●6行路・乗り出し時
木更津~千葉間(35・1㎞)
●14行路・終了時
館山~木更津間(54・6㎞)
総計で210・7㎞もの便乗が発生している。これは、「木更津運輸区」のEC行路全体の乗務キロと比較すると5・4%に相当する距離だ。担当が内房線と京葉線の2線区のみで、行路数が14行路ということを考えれば、あまりにも多すぎる便乗だ。
ちなみに千葉運転区の場合は、8線区、56行路(日勤23行路、泊33行路)で、便乗は13行路で発生し、総計は261・1㎞。全体との比率では1・5%程度にしかならない。
鉄道100数十年のの歴史を全て無視
本来、運転基地は、線区の終端にそれぞれ配置して、双方から乗務員を運用することが一番効率的だ。これは、鉄道100数十年の歴史の中で作りあげてきた形だ。
JR東日本という会社は、こうした歴史を踏まえて創りあげられてきた鉄道輸送の考え方を一切無視して営利優先を優先し、安全を軽視した経営姿勢へと転換したのだ。この結果、儲からない線区には基地を置かない、列車を走らせない、そして地元からの特急列車復活の要望も全て拒否するという、公共交通機関としてのあり方を投げ捨ててしまったのだ。
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3・4春闘総決起集会
日 時 2007年3月4日 (日) 13時30分~
場 所 千葉県労働者福祉センター 大ホール
※千葉駅・徒歩15分、千葉港駅・徒歩8分
主 催 国鉄千葉動力車労働組合
※勤務以外、全力で結集しよう!