「シニア制度」差別地労委(第二次申立)傍聴動員に結集しよう!

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「シニア制度」差別地労委(第二次申立)(2月14日)

傍聴動員に結集しよう!

 全ての組合員の皆さん!2月14日に行われる「シニア制度」差別事件への傍聴動員に結集することを訴えます。

斉藤さん、伊藤さん、前田さん、後藤さんが新たに申立て
 「シニア制度」差別事件をめぐっては、昨年11月8日、新たに斉藤勇さん、伊藤詔一さん、前田八束さん、後藤光良さんの4名が救済申し立てを行い、新たな段階に入った。4名の組合員は、昨年4月から5月にかけて、千葉支社において「シニア制度」に基づく面談を行い、その中で現在出向している関連会社への再雇用を希望した。しかし千葉支社は、面談の中では4名が提出した再雇用を希望すると記載した自己申告書の内容についてはほんの確認する程度で、ほとんどは組合所属を確認することだけを目的に面談を行っているのだ。具体的にあげれば次のような内容だ。


面談担当者 組合はどこに所属していますか。
組 合 員 動労千葉です。
面談担当者 そうですか。
組 合 員 私が動労千葉に入っていては何故ダメなんですか。 
面談担当者 私のほうでは分かりません。これで面談を終わります。

  このようなやり取りが行われ、組合所属だけが一方的に確認されたのだ。
 本来、会社側が業務の中で組合所属を確認すること自体あってはならないことなのだ。その組合所属の問題を、60歳に到達する直前の本人の将来を決めるという最重要の場面において確認するということ自体、この「シニア制度」の本質=不当労働行為性を如実に現している。
 そして、会社側は、この面談の中で確認した労働組合の所属によって「シニア制度」に基づく再雇用の機会から斉藤さん、伊藤さん、前田さん、後藤さんの四名を排除したのだ。
 4名の組合員を守りぬき、労働委員会闘争の勝利をめざして闘いぬこう。

検修・構内業務の外注化と一体
  この「シニア制度」は検修・構内業務の全面的な外注化と一体の攻撃であることは、これまでも事ある毎に明らかにしてきた。千葉支社においては、未だに検修・構内業務の外注化提案は行われていないが、「委託については検討している」という回答を団体交渉で行う以上、いずかの段階で提案することを狙っていることは明らかだ。
 その具体的な攻撃として、昨年末の繁沢副委員長と長田組織部長に対す幕張電車区からの排除が行われたのだ。会社側は、幕張電車区における業務の外注化を狙って、動労千葉本部の役員である繁沢副委員長と長田組織部長を狙う撃ちにして強制配転を行ったことは明白だ。
 動労千葉は、こうした会社側の攻撃に対して1月10日には、繁沢副委員長、長田組織部長を幕張電車区に戻さない場合、人事異動で動労千葉本部や支部の役員、組合員が意図的に人選されるなどの組織破壊攻撃が行われたと判断した場合は、最も効果的な時期、規模においてストライキを実施する、とのスト通知を行っている。2002年の年頭から決戦段階へと突入したと言わなければならない。反撃の闘いに総決起しよう!

「シニア制度」差別地労委の勝利をかちとろう!
 一方千葉支社以外では、1月15日に高崎支社新前橋電車区において、交番検査(編成単位)、車輪転削業務、構内入換業務(作業単位)の外注化を、4月1日に実施するとの提案が行われている。
 いよいよ外注化攻撃との本格的な闘いが始まろうとしている。
 そして、この検修・構内業務の全面的な外注化と一体の攻撃として行われている「シニア制度」差別を打ち破り、勝利命令をかちとろう。2月14日の審問は田中委員長、申立人である斉藤勇さんに対する組合側の主尋問が行われる予定となっている。全力で傍聴動員に結集しよう!

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