闘いなくして安全なし!車両職の矜持と闘いの原点!車両技術分科会 第33回定期委員会

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仕業検査周期延伸―銚子派出廃止、鴨川派出削減を許すな!

車両技術分科会第33回定期委員会が、2月11日、DC会館において開催された。


委員会は議長に、川村委員(幕張)を選出した後、冒頭、あいさつに起った半田会長は、「JR東日本は、3月ダイ改において、融合化という名をもって職名廃止―統括センター設置を進めようとしている。鉄道業務の根幹を崩してしまうこんなことは巧くいく訳がない。目論まれていることは、分社化―転籍であり、大再編とリストラを必定としている。仕業検査周期の6日から9日への延伸が提案され、銚子派出廃止、鴨川派出削減が出されている。安全を担うものとして認められない。分科会も減少傾向にあるが厳しい現実に立ち向かっていくしかない。何よりも職場闘争であり、反合・運転保安闘争を再構築していくために、闘いを地道に積み上げ、組織拡大に結びつけよう」と全体に訴えた。
続いて来賓として本部・関委員長より闘いの現状と課題が全体に示され、一般経過報告、決算~予算案、方針案を一括提起して、質疑に入った。

※質疑での主な意見・質問
◆面談の中で、会社側は仕業検査がなくなる。臨検だけでは残せないと理由をいっていた。派出検査として、安定輸送のために仕事をやってきたと申し述べた。乗務員はあそこまで行けば検査がいる。何とかなると耐えて運転する。今の電車は故障しないというが、事故や故障がなくなるものでもない。闘いなくして安全なし! 廃止・削減撤回に向け闘い抜く!
◆千葉派出は作業ダイヤもないような状況にある。管内どこにでも出向いて対応にあたる。派出検査の廃止や削減が強行されたらさらに拡大される。統括センター設置では、技術職は融合されないが構えていくことが必要だ。
◆木更津派出では予備がいないという状況に変わりがない。コロナ感染によっては、対応できる人がCTSにいない。いざとなれば徹夜勤務を日勤で対処でもするのだろうか?
◆エルダーを対象とした、JOY TAB=タブレット端末の講習を3月に行うという書面が来ている。明けで午前11時からという設定であり、講習前2週間の検温記入用紙が入っている。柔軟な設定などが出来ないものだろうか?
以上のような討議を経て、闘う方針が満場一致採択された。
派出検査で、車両を保守してきた組合員の「闘いなくして安全なし」という魂の発言は、すべての車両職の思いでもある。車両と日々向き合い、対応をし、故障や事故に出向いていく。これこそが矜持だ。派出検査廃止・削減攻撃との、3月ダイ改闘争に、進んでいくことを決意して、団結ガンバローを三唱した。

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