JR千葉支社 木更津支区内に運輸区設置を提案(6/9)
JR千葉支社は、6月9日、現在の木更津支区敷地内に、「新運輸区」を設置するとの提案を行ってきた。来年3月の開業を目指して建物の新築工事を進めたいとしている。この工事に伴い、6月から木更津支区内において測量を行い、7月からは工事を開始するとしている。 一方、「新運輸区」に関しては、どこの運転区、車掌区を統合するのか、要員規模、担当車種等の具体的な内容については現在検討中であり、決まり次第改めて提案するとしている。 また、「新運輸区」新設工事に伴い、検修関係の更衣室等が支障することから、仮設建物を設置するとしている。 これまでも動労千葉に対する組織破壊攻撃として運輸区が設置されてきた。今回の「新運輸区設置」も、動労千葉の影響力を排除するために行おうとしていることは明らかだ。団結を強化し、組織の強化・拡大へ全力で闘いぬこう!
JR東日本夏季手当を回答(6/9) 昨年を下回る2・85ヶ月の回答を弾劾する
JR東日本は、昨日(9日)、06年度夏季手当について、2・85ヶ月の回答を行ってきた。 この回答は、昨年の夏季手当(2・93ヶ月)を0・08ヶ月下回るものであり、絶対に許すことはできない。 今回の夏季手当についてJR東日本は、①今年度の新賃金で600円のベアを実施したこと、②最後にベアが実施された01年度夏季手当(2・7ヶ月)を基準にして、この間の業績分を上積みした、等の説明を行ってきた。 冗談ではない。今年度600円のベアを実施したといっているが、4年間もベアが停止されたことにより賃金が実質上切り下げられたことを考えれば、到底間に合うはずがない。しかも05年度の経常利益は分割・民営化後最大の2200億円!にも達しているのだ。この間会社は、業績は手当に反映させると公言してきたが、それさえも行おうとしないのだ。昨年よりも下回る回答を行う根拠がどこにあるというのだ。こんなことがまかり通っていいはずがない。 JR東日本は、組合要求に基づき再回答を行え!
東労組の犯罪的大裏切り許すな
こうした中でさらに許せないのはJR東労組だ。今回の回答に対してJR東労組は、回答が出されたその場で即時妥結するという大裏切りを行った。前年よりも減らされた回答を出されて、その場で妥結するなどという労働組合がどこにあるというのだ。 しかも、全ての合理化を丸飲みし、要員削減が強行される中で1人の労働者にかかる業務量は増える一方になっていいる状況だ。こうした現場の状況など全く考えず、自らの保身しか考えていないのだ。 一方、JR貨物は、7年連続でベアゼロを強行した上で、夏季手当についても低額・格差回答を行おうとしている。まさに分割・民営化の矛盾だ。貨物会社の格差回答を許さず、団結を強化して闘いぬこう!
JR東日本夏季手当回答
1 基準額 基準内賃金の2・85ヶ月
2 支払日 6月29日(木)以降、準備でき次第
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つぶせ!共謀罪
共謀罪は、まさに治安維持法の亡霊を現代に蘇らせようとするものだ。共謀罪とは、複数の者が話し合っただけ、目配せしただけ(黙示の共謀)で、何の実行行為がなくとも一網打尽に逮捕できるという恐るべき悪法だ。それが619もの「犯罪」に適用される。ビラ撒きが犯罪とされ、逮捕される現状を考えると本当に恐ろしい法律だ。 労働組合で言えば、執行委員会などで議論しただけで罪になり、逮捕される可能性をもつということだ。使い方によっては、労働組合の団結など絵に書いた餅に等しいものとなる。 また、共謀罪を実効あるものとするために、密告が奨励され、盗聴やおとり捜査が横行することになる。実際法案には、密告者は罪を減免されるという規定までもり込まれている。絶対に通してはならない。 事実が知れるにつれて大きくなる反対の声に追いつめられた自民党は、6月2日、突如、民主党案を丸呑みして成立を図ろうという手段にでた。しかし自民党幹部から「何でもいいから通して次の国会で変えればいい」と本音が吐露される状況のなかでこの策動も失敗に終わった。まさに「丸呑み詐欺」だ。こうした状況のなかで、今国会での成立は断念せざるを得ない状況に追い込んでいる。しかしこんな悪法は永遠に葬りさらなければならない。 教基法改悪、国民投票法の制定等、改憲-戦争に向けた攻撃との闘いは重大な正念場を迎えている。共謀罪廃案-改憲阻止に向けた闘いに労働者の怒りの声を結集しよう。
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