とめよう報復戦争!はばもう有事立法・改憲!
はじめよう新百万人署名 12・1全国集会
12月1日、千代田公会堂において、百万人署名運動主催による「とめよう報復戦争!はばもう有事立法・改憲!始めよう新百万人署名!12・1全国集会」が開催され、全国から320名の労働者・市民、学生などが集まり、アメリカによるアフガニスタン侵略戦争に反対するとともに、日本の参戦を絶対に許さない運動をつくりあげるために、新たな百万人署名運動を展開することが確認された。
アフガン・パレスチナの現実が語られる
東大名誉教授であり百万人署名運動の呼び掛け人の弓削達氏の開会で始まった集会は、ふたつの講演を中心にして進められた。最初は、記録映画作家の土本典昭氏による「アフガンの国土と民衆を知っていますか」と題して講演が行なわれ、1988年から内線のアフガニスタンで撮影された「よみがえれカレーズ」の内容などを紹介しながら、アフガニスタンをめぐる歴史を解説しながら今回のアメリカによる爆撃=侵略戦争を弾劾した。またパレスチナのガザ地区で1年半にわたり音楽療法士として活動してきた小林祐子さんからは「パレスチナの本当の平和はいつ来るのか」と題して講演が行なわれ、イスラエルによるパレスチナの人たちに対する迫害の実態が克明に語られた。
新たな百万人署名運動を力強く展開しよう
この他に、呼び掛け人である佐藤昭夫氏からの発言や知念良吉さんのギター演奏によるライブなどを交えながら集会は進められ、基調報告では、西川重則氏より、
①来年夏までに百万人を目標に署名運動を力強く進める
②活動強化に向け、賛同会員を増やす
③各地で学習会運動を進める
④各地でホームページを開設する
ことが提案され、全国からの参加者全員で確認し、12・1集会は大成功のうちに終了した。
四党合意反対!現職復帰に向けて気勢
-12・3国労闘争団共闘会議(準)総決起集会-
12月3日、千代田公会堂において「JRの不当労働行為は許さない!リストラに負けない!公務員制度改革に反対!自衛隊参戦NO!」12・3総決起集会が国労闘争団共闘会議準備会主催で開催された。
主催者あいさつを闘う国労闘争団共同代表の内田泰博さんが行なった。内田さんは、「『四党合意』の大会決定後も何も進展してない。本部は組織を混乱させている。もはや一部の役員に人生をゆだねることはできない。JR復帰を勝ち取るために頑張る」とあいさつした。
特別報告としてパキスタン調査訪問とアメリカで反戦を闘うバーバラ・リー下院議員との会見の報告を衆議院議員の北川れん子さんがおこなった。
リストラ・首切り反対闘争の報告として電通労組からNTT11万人合理化反対闘争、東京労組から非正規労働者の闘い、新宿区職労から公務員現業職場の闘い、特殊法人労連から小泉「特殊法人改革」反対闘争の報告がされた。
歌のメッセージが行われた後、闘争団・争議団紹介にうつり、国労闘争団と共に動労千葉からは高石さんが登壇し「『四党合意』に反対!1047名闘争の勝利まで、JR復帰まで闘う」と決意表明を行なった。その後会場カンパのお願い、国労冬物語「人らしく生きよう」上映活動の報告がされた。
行動提起では、
①政府・JR双方を解決交渉テーブルに着かせる「鉄建公団」訴訟をが必要
②ILO闘争の公正な結論を勝ち取るために申し立て組合を大きく拡大していく
③「守る会」の結成、「1億円カンパ運動」
④大衆運動の取り組み
について提案された。最後に共同代表・原田亘さんの団結ガンバローで終了した。