6月26日に開催する第75回定期委員会の成功をかちとり、今夏~秋にむけた闘争方針と万全の闘争体制を確立しよう。
改憲・雇用破壊の安倍政権打倒
今回の定期委員会は、参院選の渦中で開催される。安倍は、「争点はアベノミクス是非」という一方で、改憲についてはまったく語らなくなった。これは安倍政権が執念をもって改憲に突き進もうとしているということだ。
同時に、2月末に開かれた「一億総活躍社会実現対話」で安倍が、「働き方改革は安倍内閣の次の3年間の最大のチャレンジ」と語り、雇用・労働政策の原理 的転換を迫る攻撃がかけられている。は、安倍政権の「正社員ゼロ・首切り自由」攻撃そのものだ。全労働者の雇用・権利がかかった重大な問題だ。
現場は深刻な人手不足で、清掃会社としての仕事をまともにできない状態が強制されている。その中で、改悪を強行すれば、職場の更なる破綻は必至だ。 CTSは6月下旬に職場説明会を強行しようとしている。まさに決戦の時だ。就業規則改悪を絶対に粉砕しよう。
外注化粉砕・運転保安確立へ
JRは、コスト削減を目的に全面的外注化を推進してきた。その結果、重大事故が後を絶たない事態に陥っている。
6月6日、常磐線北松戸― 松戸駅間での台車との衝突事故は、京浜東北線川崎駅での脱線転覆事故とまったく同じ構造だ。外注化によって、事故対策を実行する力も失われているのだ。
それにもかかわらずJRは、さらなる外注化の全面的拡大、安全破壊に突き進んでいる。しかも、その危機を運転士・労働者個人への事故責任の転嫁と、締め付けの強化で乗り切ろうとしている。
この間、「運転士が居眠り」などの報道が立て続けに行われた。乗客からの「通報」を口実にした、運転士への締め付けの強化を許してはならない。
しかし、東労組は「社員の業務に対する向き合い方が弛緩している」と、運転士たたきに完全にのっかている。「乗務中にスマホを操作して懲戒解雇された」と述べながら一言の抗議さえないのだ。絶対に許せない!
こんな解雇が認められれば、運転士はいつ首にされるかと怯えながら乗務することになる。そんな乗務を続ければ必ず大事故につながる。
安全と労働者の権利を守るため、反合理化・運転保安闘争の原点に立ち返ろう。外注化粉砕、労働者への締め付け強化・責任転嫁に対する闘いに立とう。
CTS就業規則改悪粉砕!
「試験に合格しなければ5年で雇い止め」「合格しても時給制の『限定社員』」。
CTSで狙われている就業規則の改悪は、安倍政権の「正社員ゼロ・首切り自由」攻撃そのものだ。全労働者の雇用・権利がかかった重大な問題だ。
現場は深刻な人手不足で、清掃会社としての仕事をまともにできない状態が強制されている。その中で、改悪を強行すれば、職場の更なる破綻は必至だ。
CTSは6月下旬に職場説明会を強行しようとしている。まさに決戦の時だ。就業規則改悪を絶対に粉砕しよう。
本格的組織拡大の実現を!
CTSの現場がこれほど人手不足であるにもかかわらず、繁澤副委員長をはじめとしたエルダー制度の配属差別が行われている。組織破壊だけを目的とした攻撃であることが完全に明らかになった。
大量退職を利用した組織破壊攻撃への反撃へたちあがろう。外注化を粉砕し、定年延長と65歳まで働き続けられる労働条件をかちとろう。
最大の課題は、あらゆる闘いを通して本格的な組織拡大を実現することだ。それこそ外注化や運転士への締め付け、組織破壊攻撃、CTS就業規則改悪を阻む力だ。定期委員会の成功をかちとろう。
動労千葉 第 75 回定期委員会
6月26日(日) 13時~ DC会館