DC通信No.19 03/09/4
日米韓 労働者国際連帯
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新刊出版◆9月1日発行パンフの画像 俺たちインターナショナル!世界に翔びたとう

俺たちインターナショナル!
世界に翔びたとう
−サンフランシスコでの国際連帯−
        2003.7.9〜15
発行/国鉄千葉動力車労働組合
領価/300円

T サンフランシスコ労働者評議会
   「解雇された日本の鉄道労働者への支援と、
    逮捕された日本の鉄道労働者を守る決議」
U 対 談
   世界に波紋を広げた動労千葉の闘い
V 国際連帯をかけて
   −サンフランシスコ訪問レポート
W 資 料
  ILWUサンフランシスコ代表者会議 決議

韓国民主労総との固い連帯の絆誓う

   韓国民主労総を代表して来日した
キム・チャンソプさん (ソウル本部副委員長)
  会場も一体となって韓国の労働歌『鉄の労働者』を合唱
  集会後の交流会
「現在も民主労総傘下の60の労働組合が、夏休みを返上して生存権と民主労総を死守するためにスト闘争を展開しています。現場で闘っている同志たちの闘争状況は非常に劣悪です。わが日本の労働兄弟も、韓国の労働兄弟のことを思い、彼らに頑張れと拍手と激励を送って頂ければと思います」「アメリカはイラクへの侵略戦争にあきたらず、北を侵略の対象にしたようです。日本の軍国主義もそれを口実に有事法制をつくり、いつでも侵略戦争ができる準備をしました。……最後の希望は世界の労働兄弟と、平和を守ろうとする民衆です。韓国民主労総60万労働者は、全世界の労働者と連帯しアメリカと日本の軍国主義に反対し戦争を阻むための闘いを展開します。われわれと連帯し、韓半島での戦争を阻みましょう」

 国民主労総を代表して来日したキム・チャンソプさん (ソウル本部副委員長)の燃えるような日本の労働者への訴え。

サンフランシスコ労働者評議会で支援決議

解雇された日本の鉄道労働者への支援と
逮捕された日本の鉄道労働者を守る決議

 なぜならば、1987年の日本国有鉄道の民営化の過程で、数千の労働者が解雇されたから。
 そしてなぜなら、この民営化を通して国鉄が分割され、動労千葉、国労、全動労の組合員1047名が、再雇用されなかったから。
 そしてなぜなら、ILO執行評議会の第5回勧告によると、国鉄分割・民営化に組合が反対していることをもって、これら組合の組合員が差別されたから。
 そしてなぜなら、差別的解雇と民営化が百名を超す労働者の自殺をもたらしたが、今なおこれらの労働者はJR会社への原職復帰を求めて、16年間にわたり闘い続けているから。
 そしてなぜなら、これらの攻撃は、日本も批准メンバーの一員であるILO第87号条約の規定「労働者団体および使用者団体は、その規約および規則を作成し、完全な自由の下にその代表者を選び、その管理機構および諸活動について定め、ならびにその計画を策定する権利を有する。公の機関この権利を制限しまたはこの権利の合法的な行使を妨げるようないかなる干渉をも差し控えなければならない(第3条)。この条約において『団体』とは、労働者または使用者の利益を増進し、かつ、擁護することを目的とする労働者団体または使用者団体をいう(第10条)」に違反しているから。
 そして日本とアメリカにおけるこの不当労働行為と民営化攻撃は、人間的権利を守ろうとする全ての人々ばかりでなく、全ての組織労働者に対する脅威であるから。
 そしてわれわれは、日本政府によって解雇された鉄道労働者への抑圧と、原職復帰をかちとるため闘い続ける労働者への逮捕攻撃に抗議するがゆえに。
 従って、以下決議する。
 サンフランシスコ労働者評議会は、解雇された鉄道労働者の原職復帰の闘いを支持し、われわれの関心を喚起するため、サンフランシスコ日本領事館との会談を要請するとともに、日本の小泉首相に書簡を送付する。
 そして最後に、本労働者評議会は、カリフォルニア労働者連合およびAFL−CIOを含む他の全ての関連組織に、連帯のためのこの決議への賛同を要請する。
 2003年7月14日 サンフランシスコ労働者評議会にて採択。

サンフランシスコ労働者評議会
 事務局長 ウォルター・L・ジョンソン

 

 

english Version

English

支援決議への各労組の賛同発言

●「わが国の鉄道労働者を代表して、日本から来た公共鉄道労働者の行動を強く支持する。それはわが国で起きている攻撃と同じだから」(ジェネ・ペピ/ATU・輸送一般労働組合)
●「ダイレクトな友好関係を築き、日本の仲間たちの闘いを支える。このことを提案したい」(ブライアン・マックウイリアムズ/ILWU・国際港湾倉庫労働組合前委員長)
●「今回の評議会は実に偉大。日本の仲間たちへの『義理』を大事にし、社会正義、労働現場での正義の実現に向け、ともに闘う」(フランク・マーティナル・カンポ/SEIU・サービス労働者国際労働組合)
  「日刊動労千葉5735号」 NEW

8・1アメリカ派遣報告集会を開催 

「日刊動労千葉5729号」NEW

動労千葉は、8月1日DC会館において訪米報告集会を開催した。7月9〜15日の一週間、川崎執行委員をサンフランシスコに派遣し、レーバーフェスタやILWU(国際港湾倉庫労働組合)、サンフランシスコ労働者評議会との交流を行い、動労千葉の闘いを訴えるとともに国鉄闘争と国労臨大弾圧への支援を要請し、交流を深めてきた。

 

7月14日のサンフランシスコ労働者評議会で、
動労千葉の支援
1047名闘争の支援
国労臨大弾圧粉砕闘争への支援
を決議することが決定された。
アメリカ派遣報告@★「日刊動労千葉5723号」
アメリカ派遣報告A★「日刊動労千葉5724号」

動労千葉アメリカへ!

ILWUやサンフランシスコ労働者評議会の労働者と国際的に連帯!

9日のイベント終了後SFを背景に撮影。左から、S・ゼルツァー氏、川崎、田中氏。 オークランド港にある鉄道ヤードの職場を案内してくれたUTローカル342委員長のB・ルイス氏。隣は同僚のMsレズリーさん。
市内を一望するツインピークからSF市内を内バックにして。 頭の上に「1人の痛みは、全員の痛み」のスローガンが見える。
「AN INJURY TO ONE IS AN INJURY TO ALL」
「生ましめんかな」の朗読の後、参加者から一斉に拍手がわきおこる。 ILWUの本部前にて。組合のマークをはさんでハリー・ブリッジス氏の名がある。
アレウィッツ氏の絵画の前で。真ん中は、TWUのウッドワース氏。 国鉄闘争への支援を、英語で訴えているところ。

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