大会報告③  出された主な意見

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全力で11月労働者集会へ 

◎貨物における連続ベアゼロ、ボーナスの超低額、55歳で70%、嘱託制度、この低賃金の政策に毎回だが怒りをぶつけたい。それに、運転士の高齢化問題について。

◎佐倉駅での件、今月いっぱい乗務から外され、なおかつ10月前半も交番から降ろされている。千葉駅の停目が暗くてまったく見えない状況で早急に何とかしてもらいたい。

◎台風の時の対応など、労働組合の必要性、組合意識の大切さを実感。那古船形・九重間の棒線化の話などワンマン化の流れを感じる、許さない闘いを。

◎DL指名スト、大変お世話になった。13日の日に3人が488仕業。終了点呼の次勤務確認の時など問題が多い。絶対に妥協しないでやってほしい。

◎検修職場では外注化の弊害が出ている。パンを上げる主バネが折れて、今一斉点検している。工場でバラして点検すればわかること。工場でのコスト管理、安全作業に問題が多い。

◎運転士が駅へ不当配転された。若い人はうちの組合がどうするのか見ている。自分の組合員以外のことも一生懸命にやることが必要。

◎13日支社抗議御礼申し上げます。行路を2つにわける、DLできる人を増やす、みんなの負担を減らす、簡単なことだ。11月20日千葉駅開業における統合詰所、トイレなど絶対にスペースが足りない。

◎一部の乗客による運転士だけを狙った動画撮影、すぐ拡散されてしまう。今後どのような対策をとるのか。乗務員を守る立場から闘いをつくっていく。

◎幕張に対する組織攻撃、革マルに対しては徹底的に追及する。CTSは本当に安い賃金で働かせて、天下りは65歳すぎても高い賃金もらっている。負けずこれからも闘う。

◎乗務員に対する、断片的に撮られた画像が、さも寝ている、手放し運転をしているとネットで拡散しマスコミが取り上げる。許さない。

◎主要な駅以外のほとんどが外注化された。おさまったのか? 一斉に強制出向ということも。その場合どこまで抵抗するのか。

◎エルダーの再雇用先は、泣き寝入りにならないよう、通勤できる所を確保すべき。

◎台風でガタガタになった時、深夜まで乗務し寝てないのにすぐに乗務させる。若い人は受けてしまう。事故がなかったからよかったものの、ハッキリものが言えるように、運転士のスピリッツを伝えて組織拡大へ頑張る。
◎外房線で鹿と猪を撥ねてしまい下に巻き込んだ。検査の点検を要請したが、抑止をかけないと下回りの点検は出来ないとのこと。エアーがもれたりしたら大変なことだ。

◎猪、鹿、キョンとぶつかった時、高さ調整弁等むきだしのものがある、ヘタをしたら脱線! 台風の時、一晩中運転席にいるなど指令の対応はひどい。

◎前照灯玉切れで、検査の人がいて、折り返し時間があるのに交換できない。それが何日も走っている。外注化がらみでおかしい。

田中委員長総括答弁

2日間真剣な討論ありがとうございました。これからも断固闘い抜こうという雰囲気が伝わってきた。本部も現場の決意を受けてもっと奮闘したい。
貨物から出された問題で嘱託の賃金体系、運転士が体を壊したらどうするのか、全体がかかえている問題。肚を据えて闘う体制をつくりたい。
生理的現象を超える乗務が強制されている。こんなことで乗務降ろすなんて冗談じゃない。闘争として問題にしなければいけない。
障害物検知装置を見落として駅に飛ばされた。うちの組合員だったら間違いなくスト。台風の時など、JRが今抱えている表面に出ない問題が噴出してくる。ローカル線切り捨て問題など、運転保安闘争の新たな入り口として重視する。
外注化攻撃との闘いが、強制出向から転籍を伴う新たな段階に入る。絶対に許してはならない。検修・構内に革マルを送り込んでくるのも、そのため。
CTSの就業規則改悪を絶対に許さない。10月1日、本気で組織拡大に進む出発点にしたい。エルダーも、通勤できる雇用先を寄こせと、当事者が納得できなかったら突っ張る。エルダー制度、嘱託制度そのものが破綻している。制度そのものを変えろというところまで待ち上げる。
最後に、本当に時代を真正面から見据えて闘う。今年の11月集会は今までとは違う。安倍政権は朝鮮・東アジアでの戦争と改憲に向かって動いている。ゼネストを闘う韓国の労働者とスクラムを組み同じところで闘っていきたい。職場からの反合・運転保安闘争の確立を軸に闘い抜き、労働運動をこの力で甦らせる、この二つを一つにして、11・6労働者集会に全力を結集し、全国の、全世界の仲間たちに呼びかけていきたい。

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