今ほど労働運動変革が求められているときはない、今こそ労働組合が「反戦」の先頭に立たなければならない。私たちはその強い決意を込めて、11月1日東京・浅草公会堂で、全国労働者総決起集会を970人の結集で闘い取られた。
司会を動労千葉北村書記次長と大行進関西の仲間が行い、開会あいさつを国鉄闘争全国運動呼びかけ人の金元重さん、連帯のあいさつを三里塚反対同盟から市東孝雄さん、福島から希望の牧場の吉沢正己さん、東京過労死を考える家族の会の中原のり子さんが行った。
関委員長の基調報告に続いて、韓国から民主労総ソウル本部9名が登壇し、代表しての生活文化委員長のパクソンボンさん、米国からILWUローカル10のジャック・ヘイマンさん、在日ビルマ労働者のマ・テンテン・ウさんが登壇し国際連帯を訴えた。
国鉄闘争の訴えでは、1047名解雇撤回の訴えを中村副委員長、JRの職場から動労千葉・渡辺書記長、動労東京アクセス支部・宮本支部長、弁護団と支援する会の織田事務局次長、久留里線と地域を守る会・三浦代表が訴えた。
カンパアピールに続いて、改憲・戦争阻止大行進の呼びかけ人の高山俊吉さん、洞口杉並区議、大行進沖縄から水島満久さんの訴えが行われ、闘う労働組合・労働者、学生の決意表明を受け、最後に国鉄闘争全国運動呼びかけ人の浅川雅己さんがまとめを行った。
集会後、デモに出発。中国侵略戦争とめよう!改憲阻止!排外主義・軍拡・沖縄圧殺の高市政権打倒!の横断幕を掲げて、浅草公会堂から、多くの観光客で埋め尽くすされた浅草の街を席巻し雷門前から隅田公園までデモ行進が行われた。
基調報告 動労千葉委員長 関道利
労働運動再生の「壮大な挑戦」を本日を期して開始しよう!
再び世界戦争・核戦争を許すのか。この歴史的な分岐点の中で、今ほど労働運動の変革が求められている時はありません。
時代は大きく動き始めています。大軍拡の嵐、激しい物価高騰、社会の崩壊、緊縮財政への怒りの炎がヨーロッパ中で燃え上がっています。その一方、戦争の危機は極右勢力を台頭させています。こうしたことがせめぎ合い、激突し、時代が変わろうとしています。
アメリカでは、11月3日の中間選挙を契機に、「内戦」と言われる事態が一気にエスカレートしようとしている。日本でも、国会前には数万という規模で青年や女性たちの怒りの声が結集し、それを押しつぶそうとする警察権力や右翼、既成の秩序の枠の中に閉じ込めようとする連中との攻防が続いています。そこに集まっているのは、改憲と戦争は絶対に止めなければいけないという真剣な思いです。
私たちは日本労働運動の変革を訴えて、11月集会運動を呼びかけてきました。11月集会が目指してきたのは、産別会議、総評、連合という戦後日本労働運動の歴史を乗り越える挑戦でした。私たちは1989年の総評解散・連合結成という事態の中でそのことを決意しました。動労千葉の中野元委員長はそれを「壮大な挑戦」といいました。「どんな小さな労働組合でも労働運動全体の前進、労働者階級全体の利益のために闘えなければ労働組合とは言えない」と訴えたのです。一部の活動家だけでなく、そうした闘いをやり抜ける労働者の団結を職場生産点につくらなければならない。私たちはどんな困難な情勢下でも、労働運動の変革という課題を絶対にあきらめなかったこと、手放さなかったことだけは誇りをもって確認することができます。
そして今、戦争が現実化する情勢の中で、私たちは再び問われています。本日の集会はその再出発の場です。どんな小さな闘いからであろうと、もう一度職場生産点に根を張り、現場の力を集め、無数のデモやストライキを組織し、労働運動を再生させる「壮大な挑戦」を本日を期して開始しよう。
最後に、決戦を迎えた国鉄闘争への総決起を訴えます。敵は、「動労千葉が裁判に勝ってしまうかもしれない」「国鉄分割・民営化がひっくり返されたら社会がひっくり返る」と構えているんです。確実に勝利の展望を切り開いたんです。何としても勝ちきろうということです。
そして、本日のデモで浅草の街を席巻し、大行進が呼びかける11・22全国反戦デモの大結集をともに闘いとりましょう。



