外国人労働者・女性への攻撃・差別と闘おう
海外の労働組合代表団も多数参加
11・2全国労働者総決起集会
戦争を止め社会を変える力がここにある
闘う労働組合の全国ネットワークを!
中国侵略戦争阻止! ガザ虐殺を止めろ
改憲・戦争阻止!1万人大行進 集会終了後デモ行進
日時 2025年11月2日(日)正午~
場所 東京・芝公園23号地
呼びかけ
国鉄千葉動力車労働組合
国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回闘争を支援する全国運動
改憲・戦争阻止!大行進
歴史の転換点で闘う―11月労働者集会への呼びかけ
❶11月労働者集会30年の歩みと国際連帯の前進
私たちが11月労働者集会を呼びかけたのは1995年。連合結成に象徴される「日本労働運動の敗北」に抗し、闘う労働者と組合の再結集をめざしたのが出発点です。以来30年、仲間たちの支えのもと、毎年継続してきました。変革を求める労働運動と国際連帯の構築は、この集会運動の大きな成果です。
戦争が現実の脅威となり、世界中で労働者が闘っています。日本でも、闘う労働者の団結した姿を時代の最前線に押し出さなければなりません。
❷戦争と国家総動員体制が迫るなかで
今、私たちは歴史的岐路に立っています。トランプ関税とイラン空爆を契機に世界は激変。アメリカ帝国主義は中国との対立を深め、日本は石破政権のもと、中国侵略戦争に向けた体制づくりを進めています。敵基地攻撃能力の保有、核抑止力強化、南西諸島の要塞化など、大軍拡が無抵抗で進行し、連合もそれに加担。社会崩壊と国家総動員が同時進行する情勢です。
❸分断を越えた労働者の団結と連帯を
一方、労働者の生活は超低賃金の中で崩壊の危機に直面。国家の「戦力化」政策の一環として、①特定分野への強制的労働移動、②労働基本権の解体、③外国人労働者大量導入、④社会保障制度の解体という労働政策の転換が進行中です。これにより、労働運動の条件も大きく変わろうとしています。私たちは、激しい攻撃にさらされている外国人労働者や女性たちと共に闘います。国家主義や排外主義に対抗できる運動でなければ労働運動が成り立たなくなる時代です。
❹11月集会に向けた4つのスローガン
私たちは、次の4つのスローガンを掲げて11・2全国労働者集会を呼びかけます。
第1に、中国侵略戦争阻止、差別・排外主義と闘う労働運動をつくろう。戦後80年を契機
に、天皇制による国民統合が進められ、沖縄やヒロシマの闘いが圧殺されようとしています。
在日外国人、女性、「障害者」、部落の仲間たちと共に闘える、社会的連帯の運動が必要です。
反戦を労働組合の第一の任務としよう。
第2に、戦時下の労働政策転換に抗う運動をつくろう。「労組なき社会」に向けた労働法制改
悪が進められています。それを主導するJR東日本では、退職金や定期昇給制度の廃止、鉄道の現業部門すべての外注化が強行されようとしています。こうした攻撃に応じた運動の飛躍が必要です。
第3に、国鉄闘争の地平を活かし、連合路線と対決する労働運動をつくろう。私たちは国鉄分割・民営化に抗し、団結を守ってきました。1047名解雇撤回闘争も正念場を迎え、国際的にも信頼される力となっています。
第4に、反動石破政権を打倒し、闘う労働者の新しい党をつくろう。既存の政党に希望はなく、労働者自身の手で、新たな政治勢力を生み出す時です。
団結こそが歴史を切り拓く力です。
私たちは11月労働者集会に集う仲間と共に前進し、労働運動を甦らせる決意です。すべての仲間に参加と協力を訴えます。共に歴史を切りひらこう。
(ウェブ版)
Multilingual flyer
(web version)
11.2全国労働者集会特設ページ
