パレスチナの労働組合からの訴え

あれから1年、
すべての労働者への私たちの要請 ジェノサイドを止めよ!

パレスチナの労働組合は、現在進行中のジェノサイドを止める即時の行動を訴える

1年前、パレスチナの労働組合は全世界に向けて緊急行動を呼びかけ、世界中の労働者たちにイスラエルとの武器貿易を停止するよう要請しました。しかし、今もジェノサイドは進行中です。労働者や労働組合に対する激しい攻撃は現在も継続して行われているのです。
これを記している現在も、包囲されたジャバリア難民キャンプで、私たちは容赦ない砲撃を受けています。ガザ全域で空爆が続き、食料や水、必需品が断たれる兵糧攻めにあっています。ガザには安全な場所はどこにもありません。この間に、イスラエルはヨルダン川西岸地区のトゥルカレムやジェニンでも空爆を行い、いまやレバノンにも攻撃を拡大しています。
私たちは、同胞の人びとが晒されている組織的な破壊攻撃を目の当たりにしています。これは、世界中の労働運動の見地からの緊急連帯の要請です。労働者は、サプライチェーンを断ち、彼ら政府間の共謀を終わらせる力を握っています。今こそ行動を起こすときです。

私たちは次のことを呼びかけます:
ナショナルセンターへ:イスラエルに保有する資産をすべて手放すこと。即座に売却を。あらゆるイスラエルへの投資は、私たちに対す弾圧に貢献するものです。
 労働者と労働組合員へ:すべての職場と労働組合は、組織化の場所です。イスラエルと共犯する企業との提携を含め、組合の年金基金や雇用主のポートフォリオからイスラエルへの投資を排除するために結集しよう。職場の力を結集し、各国政府に即時停戦を働きかけるよう組合幹部に要求しよう。
●武器サプライチェーンで働く労働者へ:私たちは、武器工場、その輸送、軍事研究に至るまで、このジェノサイドを支える武装の流れを乱し、粉砕するよう呼びかけます。これは簡単なことではありませんが、武器の貿易を停止させるためにみなさんの力を結集していただきたいのです。このことは私たちが最も必要とすることです。
 私たちの解放闘争の中心:私たちの闘いを世界に伝えてください。私たちは命を守るため、そして私たちの自由と正義、解放を求めて闘っています。みなさんにはこの歴史的瞬間に起ち上がり、声明を出すだけでなく行動していただきたいのです。イスラエルのこのジェノサイドが達成しようとしていることに、勇気をもって、思い切ってリスクを冒し、緊急性を感じて行動してください。

パレスチナの労働者は、1年前にパレスチナから発した労働組合の声明に応える国際的な取り組みを引き続きコーディネートしていきます。みなさんを支援するための有用な資料(※1)や近々行われるワークショップ(※2)を下記に示しておきます。みなさんの職場や組合で組織化を進めるのでしたら、それらを活用して行動を起こしてください。
In solidarity and in struggle 連帯し闘いの中で

(※1)WORKERS IN PALESTIN
https://www.workersinpalestine.org/resources

(※2)レーバー・ノーツのオンラインワークショップhttps://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdG_5iPHJ_OkBQbrEezSzaejs6l3HOGshABEtCXh-xvi5fnDw/viewform

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