65歳以降雇用延長 裁判・労働委員会闘争
ごまかすな!CTS笹本総務部長陳述書のウソを暴き出そう
11/1新たに10人の雇用求める千葉地裁訴訟開始
11月1日、65歳以降の雇用延長拒否・動労千葉排除をめぐり新たに10人の組合員の雇用継続を求める裁判闘争を開始した。
さらに、11月22日には先行する裁判での証人尋問が行われる。
組合側から関委員長、渡辺書記長、山田護特別執行委員、山田繁幸特別執行委員、会社側からCTS笹本総務部長が証言する。その他の証人については尋問後に判断されることとなった。千葉地裁に結集し、証人尋問闘争を闘いぬこう。
ウソをつくな!
とくに笹本部長の陳述書はウソとごまかしばかりだ。
例えば陳述書では65歳を迎えたエルダー社員の数に対して、65歳以降もCTSが雇用した人数が「わずか」(特に16年度以降)であることが表で示されている。だから、「65歳以降も雇用する慣行はなかった」というのだ。
だが、実際にはこれまで65歳以降の雇用を希望すれば、基本的に全員が採用されてきた。16年度からの数年で継続雇用された人がそれまでより減ったのは、そもそも65歳になる人が少ない時期だからだ。
一方、再び65歳になる人数が増えた21年度、22年度はまったく雇用されていない。これこそJR・CTSが意図的に雇用継続を拒否していることを示している。(18年度は65歳になった4人中2人を雇用継続したが、21年度28人、22年度30人に対して雇用継続は0人)
また、笹本陳述書は雇用拒否の理由を「要員が足りていて雇用する必要がないから」だとしている。現場にいれば誰もがウソだと分かることを、のうのうと語っている! 現にどの事業所もハローワークで募集し続けているではないか。
その一方で、天下りの所長・副所長だけは「要員が足らず、これからも雇用継続させる」と書かれている。どこまでもふざけている! 余っているのは管理者の方だ!
千葉地裁闘争に集まろう
組合側からの証言では、会社が動労千葉の闘い、とくに外注化阻止闘争を嫌悪していることがJR・CTSによる雇用拒否の理由であることを明らかにする。また、団交の過程でCTSがいかに不当な対応を続けたかを追及する。
裁判闘争に結集し、証人尋問闘争に勝利しよう。職場闘争と一体で裁判闘争を闘い、希望者全員の雇用継続をかちとろう。
〈次回 労働委員会日程〉
12月4日(月)11時 千葉県労働委員会