7月6日、札幌でサミット反対の集会とデモ

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7月6日、札幌でサミット反対の集会とデモ

260名が結集し、意気高く、集会・デモ

 7月6日、洞爺湖サミットの前日に札幌において「戦争ー失業、貧困、民営化にたち向かう労働者の団結を!サミット粉砕!7・6全国労働者総決起集会」が開催された。
 サミットを前日に控え、厳戒体制の警備がやられる中で全国から260名が結集し、意気高く、集会・デモがおこなわれた。
 札幌市中央区民センターで開催された集会は、最初に札幌労組交流センターの仲間が、
「明日サミットが強行されようとしている。戦争と飢餓、失業を強制し、労働者、農民を抑圧しようとしている。北海道での闘いは、PKO以来の闘いだ。労働者の団結の強さを戦争と新自由主義、サミット粉砕の闘いを札幌から発信しよう」と開会あいさつをおこない始められた。

田中委員長が呼びかけ組合としてあいさつ

 6・29ー7・6集会の呼びかけ組合としてあいさつしたい。サミットは許せない。不当弾圧を弾劾しよう。韓国民主労総は入国を拒否され、座り込みをおこなっている。6・29では8名が、法政大では40名が逮捕、拘留されている。そして渋谷ではデモを許可しないということまでやってきた。動労千葉には家宅捜索が入った。これがサミットの本質だ。韓国では50万人が立ち上がって闘っている。日本では表面的には何もないように見える。しかし、怒りの声が団結するのは目の前にきている。怒りの声に火をつけるのに火花は小さくてもいいのだ。
 今破産しようとしている新自由主義攻撃は、分割・民営化が出発、突破口であった。分割・民営化は決着がついていない。われわれはこういう情勢のために闘ってきた。
 闘いの中から腐敗分子が出る、1047名闘争もそうだ。解雇撤回を引きおろしている。20年の闘いで労働運動復権の時代が到来している。1047名闘争はその団結の中心になる闘いだ。
 この時代を考える時に秋葉原事件を考えないといけない。マスコミは『犯罪予備集団の巣窟と化した派遣会社』といっているがこの派遣会社を作ったのは誰か、サミットに集まるような連中が作ったのではないか。秋葉原事件は労働運動がだらしないから起こる。蟹工船は、130万部が売れている。これは闘いの方針を求めているからだ。怒りの声を代弁しなければいけない。韓国民主労総は50万人を集めて闘っている。ILWUは西海岸の港をストップさせた。労働者は力をもっている。11月に1万人結集を勝ちとろう。と呼びかけ組合からのあいさつをおこなった。

全国から260名が結集し、集会・デモを貫徹

 連帯のあいさつが北海学園大名誉教授・橋本剛さん、日本交通労働組合、北海道星野さんを救う会からおこなわれた。
 そして基調報告が北海道労組交流センターの仲間から提起された。
「資本主義社会の終わりを示している。このG8サミットは全世界にそのことが明らかになるだろう。腐りきった資本主義に対して社会主義、革命が唯一の道だ。6・29デモに対して権力は革命にびびって防がなければならなくなった。法政大、青年労働者、動労千葉の闘いが万国の労働者を団結させる。北海道では7・6自身を積極的に位置づけて闘った。北教組、自治労、1047闘争、全逓と北海道の労働者の闘いをつぶそうとしている。帝国主義と北海道の労働者は共存できるのか。資本と労働者は非和解。闘う時が来ている。団結を結集軸にすえて闘おう」と基調報告をおこなった。 
 特別報告が共同交通労組と8・6実行委からされ、カンパアピールがおこなわれた。
 国労、教労、全逓、合同労組、医療・福祉、青年労働者、全学連、北海道の仲間から決意表明がされた。
 最後にス労自主の入江さんの音頭で団結ガンバローをおこない集会を終了した。
 集会後は、全参加者が札幌駅近くまでのデモをおこない、サミット反対を札幌市民に訴えてきた。
 デモ終了後、日本政府により入国を拒否され、逮捕・拘留されていることに対して抗議の座り込みをしている民主労総の仲間への激励行動をおこなってきた。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
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