当局は平野君を返せ 3.30細代踏切事故

1607

読み込みエラー:

PDF をダウンロード

臨調:行革粉砕!
三里塚 ジェット 闘争勝利!
3·30
イト
細代踏切
死傷事故
息平野君を返せ别
れぞれ説明した。
(3) (2) (1)
2
1
けられた。
抗議交渉には全員喪章の勝浦支部組合員がかけつけ、激しく
当局を追及した。
支 払 日 …… 一九八四年四月九日以降、準備でき次第。
支 払 額 …… 基準内賃金 (婚姻加算を除く)の 〇·三月分。
支払範囲 …… 一九八四年三月三十一日現在職員。
84年度年度末手当 妥結
に着工したい」と発言した。
予算措置をしたので来月早々
を浴びた 保線課長は、「今日、
したんだぞ」との組合員の糾弾
「責任転嫁するな」「お前が殺
「何人死んだら改善するんだ」
でまだふざけた発言 を行った。
きたい」などと、この期に及ん
て承認してもらうよう進めてい
「運輸省、 本社に実態をはなし
を講じなかったことを認め、
が出ていたことを知りつつ対策
であり、動労千葉から改善要求
面的に謝罪した保線課長は、細代踏切が要注意踏切
ば保線課長が責任をとる」との暴言を吐き、後日全
題でとやかくいうのは勉強不足だ」「事故が起これ
定時定速で走っていればいい」「動労千葉が線路問
とりわけ、三月二一日の団交の席上、「乗務員は
(3月31日 千鉄局団交室)
しろ」「平野を返せ」との煮えたぎる怒りが叩きつ
員から、「原因は何かいってみろ」「責任を明確に
これに対し、怒りと悲しみの中でかけつけた組合
る認識に欠け、責任回避に終始するものであった。
かけがえのない人命が奪われた事故の重大性に対す
は十年前の六〇件から二〇件に減っている」などと、
よる」とか「好条件の踏切なのに」とか「踏切事故
しかし、当局の発言は「ミキサー車の無謀運転に
線課長が「事故概要」と「今後の対策」についてそ
冒頭、運転·施設両部長が「謝罪」し、保安·保
始まった。
四〇名が全員喪章をつけて参加し、十三時三〇分に
三月三一日の抗議交渉には、勝浦支部の組合員
ー責任回避に終始する当局を弾劾!
「何人死んだら改善するんだ!」
もに、翌三一日、千葉鉄当局に対する抗議交渉を行い、激しい怒りを叩きつけた。
はないか。
転保安確立·動乗勤改悪阻止の闘いに決起しょうで
平野君の死を無にしないためにも、全組合員が運
第15号」を発出し、抗議闘争の戦術拡大を指令した。
本部は、以上の団交経過にふまえ、即日、「指令
安闘争を闘う決意を明らかにして打ち切った。
までわれわれは自衛手段をとる」と通告し、運転保
ねば安心して運転できない。そういう体制がとれる
問題で当局とはかみ合わない。明確な回答が出され
とるのか。心構えや精神論だけの議論では運転保安
カットされるが、当局は乗務員を殺してどう責任を
きだ。乗務員は業務上ミスをすれば処分され昇給が
を受けとめて取り組むということを明確にさせるべ
大変なことだというなら、動労千葉の運転保安要求
抗議交渉は、最後に布施書記長が「平野君の死が
れば、平野君の命は失われなくてすんだのだ。
われの要求を真剣に聞き、遮断棒さえ取り付けてい
通しが良い」として対策を怠ってきた。当局がわれ
もかかわらず、当局はその都度「通行量が少なく見
所である。動労千葉は再三改善を申し入れてきたに
起き、商業新聞でさえ’ 魔の踏切”と呼ぶ危険な場
細代踏切は、過去一年あまりの間に四回の事故が
乗務員は、今も命をかけて運転しているんだ !!
などと居直りに終始する無責任な発言を行った。
でるとはならない」とか、「もちはもちゃである」
さらに、部長は「心で思っていることがすぐ形に
ー「生命を守るための自衛手段」を宣言
本部、直ちに抗議闘争の拡大を指令
ど講じようとしないのだ。絶対に許せない。
これが当局の姿だ。労働者が死ななければ対策な
黙ってしまうつもりだったのか。
様子をみて、労働者の怒りが大したことがなければ
なぜ最初にそれを言わなかったのか。抗議交渉の
全組合員·家族の強固な団結で組織破壊攻撃を粉砕せよ!
動労千葉は直ちに当該踏切での最徐行と気笛吹鳴を軸とした抗議闘争にたちあがるとと
これは、当局が運転保安対策を怠ったことにより、起こるべくして起きた事故である。
殉職、 車掌、乗客多数が重軽傷を負う事故が発生した。(ろ/ろ付『日刊』号外で既報)
ンクリートミキサー車と二四六M列車が衝突し、平野雅夫運転士(勝浦支部·三五才) が
三月三〇日、外房線茂原–八積間の細代踏切において、警報を無視して進入してきたコ
ふ超りの衷章で対当局抗議交渉

知動芳千葉
8
84. 4. 2
4
2
No.
1607
(鉄電)二九三五~六·(公衆)〇四七二(2)七二〇七
千葉市要町二–八(動力車会館)
国鉄千葉動力車労働組合
タイトルとURLをコピーしました