国際連帯メッセージ   6・15全国集会への

トルコ UID-DER 国際労働者連帯協会

親愛なる兄弟姉妹の皆さん

国鉄闘争全国運動の6・15全国集会に際し、皆さんに心からのご挨拶を申し上げます。鉄道労働者は、労働者階級の歴史において常に前衛的な役割を担ってきました。1990年以来、日本の鉄道労働者が粘り強く闘ってきたことが、このことを改めて示しています。皆さんは35年間この問題を提起し続け、模範的な闘いを続けています。これはまさに伝統であり、闘いにおけるこうした伝統は計り知れないほど貴重です。

そして、帝国主義戦争の問題に関わる皆さんの一貫した強調も極めて重要です。資本主義体制は歴史的に深刻な危機に瀕しています。この危機の最も重大な露呈は、世界の各地で進む帝国主義戦争です。これらの戦争は、独立して進行しているものではありません。それどころか、ウクライナ、パレスチナ、シリアなど、世界各地に派生している一つの巨大な帝国主義戦争の一部なのです。そして、アメリカ帝国主義はこの戦争をアジア太平洋地域に拡大しようとしており、それは事実上、中国を標的としていることを意味します。また、日本の支配階級もこの動きに加担していることを私たちは知っています。

労働者階級の闘争の歴史は、反戦闘争は労働者階級の基盤の上に築かれなければならないことを示しています。戦争と軍事化に終止符を打つことができる唯一の階級は労働者階級です。労働者階級を基盤とする闘いの方法と手段こそが、反戦闘争をより効果的かつ成功に導く鍵となります。

私たち世界中の労働者は、国際主義の精神に基づき、この破綻した資本主義体制とその血みどろの戦争体制と闘うための強力な組織を確立して行かねばなりません。

労働者階級の国際主義に勝利を!
労働者階級の国際的な団結と闘争の前進を!

2025年6月1日
UID-DER(国際労働者連帯協会)

フィリピン

アメリカ帝国主義とその反動的同盟国である日本、フィリピン政府などは、今ほんとうに、東アジアア、南東アジアにおいて戦争挑発を激化させています。

団結して戦争情勢と対決して行きましょう。

2025年5月24日 ベンジャミン ベラスコ

労働者党

(注) 2011年10月、2300人の外注化攻撃と闘うフィリピン航空労組(PALEA)と連帯し、フィリピン大使館に抗議・申し入れ行動。また同年12月、フィリピン航空東京支店に抗議・申し入れ行動。(ベンジャミン ベラスコさんは、当時、PALEAの委員長。)

台湾

台湾のワン・ヤパン(注1)です。お元気でしょうか?

皆さんに台湾富士ゼロックス労働者の解雇攻撃に対する抗議行動(注2)に参加して頂いてから7年がたちます。今も、昨日の出来事のように感じています。

私たちの抗議行動を妨害する警察に対し皆さんの抗議の声を聞いている時、会社の誰かから電話を受けたことを鮮明に覚えています。また、皆さんが資本・権力と立ち向かうことを決意し、その場に座り込んだことも良く覚えています。

勇敢に立ち向かうとはどういうことかを示して頂きました。国鉄闘争全国運動・全国集会のご成功をお祈りします。

2025年5月15日

注1; 桃園市産業労働組合、台湾鉄道産業労働組合、Taoyuan Flight Attendants Unionなどとの接点を開いてくれた。

注2: 2018年11月集会で、大量解雇と闘う台湾富士ゼロックス労働組合の闘いを上部団体(桃園市産業総労働組合)ウーチャホン書記が報告。11月5日には富士ゼロックス本社抗議・要請行動を展開。

ドイツ・レイバーネット

ドイツの全労働組合左派を代表して勝利を期待します!

親愛なる同志のみなさん、

私がこの文章を書いている間にも、アメリカではトランプがカリフォルニアで軍事的挑発を続けています。多くの人びとがトランプ政権=移民関税執行局(ICE)の違法で暴力的な移民(彼らは隣人であり職場の仲間です!)の送還に反対して立ち上がっているのにたいして、トランプ政権は大弾圧を加えているのです。そのなかで、労働組合指導者が一人、負傷させられ逮捕されました。

時を同じくしてイスラエル政府は、支援物資を届けようとガザ地区に向かっていたグレタさんらが乗る船を阻止し、パレスチナ人民にたいして飢餓を武器とする戦争を続けています。

そしてドイツでは、「難民危機」が声高に叫ばれるなかで亡命権を廃止しようとする政府、国境を閉ざそうとする政府が政権につきました。

「外国人」にたいする排外主義が、世界で吹き荒れています。排外主義はつねに、労働者たちを競争にたたき込む資本の原動力でした。そして今、ロシア・ウクライナ戦争で再び、同じ賃労働者たちがお互いに射ち合っています。

ドイツでは、労働組合が資本・政府との社会的協調という立場から、再軍備への踏み込みにたいしても闘い得ていません。これにたいして、日本の動労千葉と動労千葉潮流は、排外主義と競争の論理にいささかも取り込まれることなく、闘ってきました。現在の攻撃にたいしても引き続き毅然と闘い、勝利をおさめること――ドイツ・レイバーネットは、ドイツの全労働組合左派を代表して、このことを強く要望し期待します。

2025年6月11日

ドイツ・レイバーネット

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