全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部
副執行委員長 武谷新吾
2・9国鉄集会に結集された仲間の皆さんの資本と権力に妥協しない原理原則の闘いに敬意を表します。
日頃の関生支部の闘いに対して、物心両面にわたるご支援に心から感謝します。
2018年から始まった資本と権力が一体となった産業別労働運動つぶしの弾圧に対して、関生支部はそれを跳ね返し、反転攻勢の闘いに挑んでいます。
全国の仲間の支援により、和歌山広域協事件や滋賀ビラまき事件など、3件11人の無罪判決を勝ち取りました。
特に、2023年3月の和歌山広域協事件の高裁判決では、関生支部を産業別労働組合と認定し、関生支部の組合員がいない企業へも憲法28条の団結権等が保障されることを示しました。
企業別労働組合が主流の日本では産業別労働組合を恐れる資本家が権力を使った産業別労働組合を粉砕したのです。
この無罪判決を活用して、セメント・生コン産業のみならず、あらゆる産業に産業別労働組合の組織化と産業別労働運動を拡大する運動を展開します。
そして、京都3事件の湯川委員長への懲役10年の求刑、加茂生コン事件高裁差し戻し審、滋賀事件の湯川委員長への実刑4年判決とコンプライアンス活動の有罪判決の控訴審など、正当な組合活動を犯罪とした刑事事件の無罪判決を勝ち取るために全力を尽くします。引き続きご支援をお願いします。
本年2月26日には、京都3事件の判決が言い渡されます。当日は京都地裁前で午前8時30分から集会を開催して、午前10時からの判決言い渡しに挑みます。全国の仲間の結集を呼びかけます。
労働組合つぶしは戦争への道です。関生支部は、産業別労働運動の拡大と産業別ストライキを組織して戦争を止めます。
闘う労働組合の団結と行動で、国鉄1047名の解雇を撤回させ勝利しましょう! 8・6広島暴処法弾圧を粉砕しましょう! 戦争政策を推進する石破政権を打倒しましょう! そして、今年の11月労働者総決起集会に3500人の結集を勝ち取り、階級的労働運動をよみがえらせましょう!
全国金属機械労働組合港合同 委員長 中村吉政
国鉄分割・民営化から38年JRの選別解雇を許さず闘う動労総連合の皆様に敬意を表します。長きにわたる闘いの中で、多くの不当労働行為を暴き、果敢に闘い続ける皆様の運動は労働者に勇気をもたらす指針です。
この一年間は、港合同昌一金属支部への組合役員選別排除攻撃の中で、多大なご支援をいただきました事に厚くお礼申し上げます。
港合同の真骨頂は、倒産であろうと、組織破壊攻撃であろうと、団結権を軸として闘い、闘う中で展望を切り開き、小さくても仲間が集う組織を残す事を心掛けてきました。
人の生きざまは、自らかつくり上げるもので資本の領域にくみしない中で、生きていく事ができる事を実践しています。
貴集会の成功を祈念しメッセージとします。
外房線と地域を守る会 会長 早川隆雄
本日の集会に結集された皆様に「外房線と地域を守る会」から強い連帯のメッセージを送ります。
昨年3月のダイヤ改正で外房線は土日の特急5本を削減されました。これに対し、夷隅郡市2市2町と鴨川市では削減の見直しをJRに求めて要望し、議会も同趣旨の決議を行いました。私たち「外房線と地域を守る会」はその前段からこれらの自治体との情報交換を行い、地域をあげて鉄道と地域を守る取り組みを進めてきました。しかし、JRは「赤字ローカル線」のダイヤ改悪、路線の廃止の姿勢を強めています。その先端が久留里線廃止の問題です。
私たちは久留里線問題は内房線、外房線を含めた房総全体の問題だと考え、久留里線廃止反対をともに取り組んできました。地域の高校生、大学生や病人に通う患者さん等の足が廃線で奪われることは容認できません。本来公共の鉄道は赤字部門には黒字部門で補って運営するべきです。赤字だからと切り捨てるのはあるべき鉄道の姿勢とは思えません。
私たちは、鉄道の利便性と安全の確保を求め、廃線攻撃に対して地域をあげて地道に、粘り強く取り組むつもりです。ともに頑張りましょう。