CTS 職場ニュース2021 年6月8日  職場代表選挙はじまる(8日~) 今こそ闘う労働組合が必要だ  

2020職場ニュース9(20210608)

職場代表選挙はじまる(8日~)

CTS 職場代表選の投票が8日から始まります。動労千葉からは幕張、津田沼、千葉事業所で組合員が立候補しました。より安全で誰もが声を上げやすい職場づくりに全力で取り組みます。

今こそ闘う労働組合が必要だ

●同じ仕事には同じ賃金を出せ!
就業規則の大改悪に反対!

4月の就業規則改定では、正社員と契約・パート社員の間の賃金格差が解消されるどころか、「同一労働同一賃金」の名で格差を固定化する大改悪が行われました。こうした職場内での賃金格差は、正社員の賃金を引き下げる圧力としても働いています(裏面参照)。
「格差是正」を求める社会の流れ、非正規雇用労働者の切実な声に逆行するJR-CTSの姿勢は絶対に許せません。同じ仕事には、同じだけの賃金を出せ! 動労千葉は、労働者の未来を奪う就業規則改悪に反対を貫き、本当の意味での改正=格差是正を求めます。

●安全が確保されない業務はやれない

4月・5月と習志野運輸区構内に入区した列車の運転士がコロナウイルス感染の可能性がある事が判明しました。
会社には、職場での事故や疾病から労働者を守る「安全配慮義務」があります。 感染の危険があるのに会社が対策を講じないまま作業を命じた場合、労働者は出動を拒否できます。

〈十分な要員配置は安全の土台〉

どの事業所でもコロナ禍で次々と仕事が増えているのに、CTSは要員を増やしません。それどころか退職者の補充すらせず、残った者の負担が増しています。 十分な要員配置は安全の土台です。動労千葉は「働く者の安全」を第1に掲げ、先頭に立って会社に要求します。

●誰もが声を上げやすい職場をつくろう!

CTSはおかしいことだらけです。おかしいことを「おかしい!」と言えることが安全な職場、働きやすい職場づくりの土台です。誰もが声をあげやすい職場、パワハラのない職場をめざします。ともに声をあげていきましょう!

 

就業規則改悪・格差賃金は
社員にも賃金引き下げ圧力

-正規・非正規の分断を打ち破ろう-

CTSでの社員と契約・パート社員の「賃金格差」は、正社員に対する賃金引き下げの圧力として働いています。

■正社員の賃金も安すぎる

社員のみなさん、いまの賃金額に満足していますか?

「あなたは社員だから…」などと色々な責任を背負わされながら、月の手取り額が20 万円を超える人がどれほどいるでしょうか?

にもかかわらず、契約社員・パート社員との大きな賃金格差があるので、「基本給やボーナスを上げてほしい」「昇給額をもうちょっと大きくしてほしい」とは言い出しづらくありませんか?

■職場を分断し、賃金を抑える 

CTSは今、本社・運転車両も含めた正社員が約200人、契約社員が約300人、パート社員が約100人で、この比率はここ数年間、ずっと変わっていません。

JR東日本とCTSは、職場の3分の2を占める契約・パート社員を超低賃金にとどめることで、正社員の賃金をも抑え込んで総額人件費を浮かせているのです。

■「普通の生活」には最低でも時給1500 円は必要

2019 年の日本での平均年収は436万円( 国税庁の民間給与実態調査)ですが、CTSの正社員でこの水準に達している人は、ごくごく一握りでしょう。 各種の調査で、人間らしい生活をするための費用(標準生計費)は全国どこでも同じぐらいで、時給1500円(月平均160時間働けば月額24万円)は必要なことが明らかになっています。

では、CTSで基本給が24 万円に達している人が、どれほどいるでしょう。CTSの賃金は正社員も、契約・パート社員もあまりに安すぎる! 社員だって黙っている必要などないのです。

■格差是正・一律大幅賃上げを

「賃金格差の固定化」を狙う就業規則改悪は、社員と、契約・パート社員を分断・対立させ、CTSにおける低賃金の構造を固定化するためのものでもあるのです。

より大きな利潤獲得を追及する会社と、より多くの賃金が欲しい労働者の間では、労使の力関係によって賃金が決まります。社員と、契約・パートが分断を打ち破りましょう! 全員が一致団結して「格差の是正」「一律大幅賃上げ」を求めて声を上げ、行動することこそ会社が最もおそれることです。

コロナ禍と労働強化、コストカット攻撃が迫る今こそ、職場の団結、闘う労働組合が必要です。CTSで働くすべての仲間は動労千葉に加入し、ともに闘おう。

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