(動画)熊沢誠 甲南大名誉教授「存亡の危機に立つ労働組合運動」動労千葉 関委員長 「解雇撤回に向けて」 (2021 214国鉄集会)

国鉄分割・民営化による解雇から34年。2月14日、国鉄闘争全国運動は四谷区民館大ホールで国鉄集会を開催した。

集会の第一部 「労働運動の変革のために」の最初に、熊沢誠さん(甲南大名誉教授)が「存亡の危機に立つ労働組合運動」をタイトルに、40分のビデオ講演を行った。

熊沢さんは、日本の企業別労働運動が存在意義を失った理由は「労働者一人一人の『個人の受難』に関与しない」ことにあると指摘し、「日本の運動もデモも整然としすぎていて直接行動がない。労働運動ならストライキだ。香港もアメリのBLM運動も『秩序紊乱』を含んでいる。階級的労働運動とは言っても、運動形式論があまりなされていないのではないか」と問題提起を行った。

第二部の「解雇撤回に向けて」は、動労千葉の関委員長が報告。

「1047名闘争も国家的不当労働行為の真実を暴いた。裁判所を真実から逃さない闘いに入った。勝利まであと一歩。すべての攻撃の出発点の分割・民営化に決着をつける」と決意を語った。

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