労働者いじめの「見極め」を直ちに撤廃しろ!
「見極め」を行わなければならない根拠は、どこにもない!
動労千葉は、1月9日、JR千葉支社に対して、「動労千葉申第8号」により、千葉運輸区における「見極め」の中止に向けて申し入れを行った。
千葉運輸区での「見極め」は、40年以上本線乗務を行ってきた運転士に対して、A4用紙20枚、40ページに及ぶ「知悉度試験」を行うというものだ。エルダー運転士になるために会社との労働契約も終了しいる。退職手続きを行う最後の日に、なぜ「見極め」を行う必要があるのか。
嫌がらせ以外の何ものでもない。「見極め」撤廃へ闘いぬこう!
動労千葉申第8号
2019年1月9日
東日本旅客鉄道株式会社
千葉支社長 西田 直人 殿
国鉄千葉動力車労働組合
執行委員長 田中 康宏
千葉運輸区における「見極め」の中止を求める申し入れ
この間、動労千葉は、千葉運輸区でのエルダー運転士になる者に対する「見極め」の中止を求めて団体交渉を行ってきたところである。
「見極め」の強要は、40年以上にわたり安全確保の第一線で働き続けてきた乗務員を侮辱するものであり、到底、看過することはできない。
また、エルダー運転士として乗務するための労働契約はすでに結ばれており、「見極め」を行わなければならない根拠は全くない。
こうした状況にもかかわらず千葉運輸区において「見極め」を行っていることは、乗務員に対する嫌がらせ以外の何ものでもない。
従って、下記のとおり申し入れるので、団体交渉により誠意をもって回答すること。
記
1.千葉運輸区での「見極め」を直ちに中止すること。
-以上-