☆ 9 月4 日、日勤終業後にBe(255 系特急車両、9 両)の臨入-特発で、急ぎの清掃作業が発生。日勤、泊まり勤務者などで清掃。日勤者は超勤対応。しかし日勤者の超勤は「17:00 ~17:45」と記録(!)。16:45 ~ 17:00 の15 分間が“ 中抜け” 状態に。
☆実際に作業した仲間の疑問の声を受け、
19 日の安全衛生委員会で問題提起しました
右のとおり、幕張事業所(清掃)で9 月4 日、Be の臨入ー特発に対して日勤者を残して対応しましたが「あのときの取り扱いはどうなっているのか不安」という声があがりました。
記録を調べてもらったところ超勤が17時〜17時45分までしかつけられていませんでした。日勤終業が16時45分なので15分間の取り扱いがおかしい!
▼ 19 日の安全衛生委員会での議論
10月19日の安全衛生委員会で問題提起したところ、所長からは「臨入が17 時より前には入らないので、17 時から待機してほしいと指示したので、そのような取り扱いにした」と回答がありました。
しかし、委員からは「わずか15分。休憩時間といわれても、着替えるわけでも買い物に行けるわけでもない。結局は事務所にいるしかなく実際上は待機だ」「しかも17時からしか超勤扱いとならない(= 16:45 ~ 17:00 までは休憩時間で無給)とは誰も認識していない。そもそも『ちゃんと超勤付けてくれてるのか』と
心配している状況。そういう指示が伝わっていない。日勤から連続した超勤扱いをすべきだ」
「こんな超勤の取り扱いをするなら、次は36協定を結ぶことはできない」と意見が出ました。
▼「15 分」でもあいまいにできない!
所長は会議の場では「出す」とは明言しませんでしたが31日、「今回は作業指示が全員に周知徹底されていなかったので、16:45~17:00の分も含めて超勤処理する。対象者は10人。個別にも確認する」と表明がありました。
また「超勤をお願いするときは、労働条件について個別に確認する。都合の悪い人は帰ってもらってもかまわない」ということも確認しました。
わずか15分間=数百円の取り扱いとはいえ、絶対にあいまいにできない問題です。
こんなやり方がまかり通れば、CTSのように鉄道運行に作業が左右される職場では、JRや会社の都合で発生した“ 手待ち時間” の扱いさえ休憩=無給にされかねません。
▼少しでも疑問に思ったら声をあげよう
今回、職場から疑問や不安の声があがり、問題提起して是正をかちとったことは、すごく大事です。小さいようで、小さくない問題です。
少しでも「おかしい」と感じたことをため込まず、一人ひとりが声を上げていこう。直接、所長や管理者に言いづらい場合でも、職場の仲間に伝え、少しでも働きやすい職場に変えていきましょう。
<その他、安衛で出た意見>
▼インフル予防接種、今年から全額会社負担に 周知徹底の状況は。
▼新型あずさ入線にともなう汚水工事されてるが、新型あずさ、鼻面が長い。見やすい停止目標の設置、検討を
▼便抜きホース、3・4番線10両位置のホースが硬い、「肋骨が折れそう」という声も。冬場に向かって交換を検討してほしい。
▼6−1海側真ん中あたりに、汚泥の袋?が長らく放置されている。一度つまづいた。撤去を。
▼救命救急訓練、とりわけAED の実機を使った訓練が必要。病気明けで復帰した人、高齢者も多い職場。きちんと消防署に来てもらうべき。
▼台風接近で帰れないとき、計画運休のときなどに、遠方から車で来た者もいたが、出勤等の指示はどうなっていたのか。多くの会社で「2
時に帰れ」などの指示が出されていたが、どのような取扱になっていたのか。早めに帰らせるなどの判断が必要になってくるのではないか。
▼上回り、環境測定に来ているが、きれいなところばかり測定しているように見える。実際の作業時、粉塵まみれになるところをきちんと測るべき。
▼上回り、乾燥機の数が足りない。汚れ仕事で、午前・午後の二回洗濯するほど。購入を。
▼ JR 庁舎食堂の工事。福利厚生の縮小。これだけの人数いる職場なのに。現在でもあそこで弁当食べてる人、それなりにいる。代替場所を。
▼清掃での夕食時間、現状ではだいたい夜八時以降。作業実態に合わせて、再検討してもらいたい。臨入、特発などへの対応も、現状ではやりにくい。再検討を。