国鉄1047名解雇撤回へ 新たな労働委員会・署名運動にご支援を

JR水平分業―分社化・転籍攻撃を許すな!
闘いなくして安全なし
動労総連合はストライキで反撃にたつ

 JRの職場では、「水平分業」「戦略的ダウンサイジング」の名のもとに、国鉄分割・民営化以来の大再編攻撃が始まっています。
 それは鉄道業務を何百もの子会社にバラバラに分社化し、労働者を転籍に駆り立てていく攻撃であり、鉄道の公共性をかなぐり捨てて、不採算路線を切り捨て、廃線にしていく攻撃です。JR北海道では全線区の半分1200㌔以上が廃線の危機に直面しています。
 働く者の権利も、安全も、鉄道の公共性も、すべてを破壊する民営会社の暴走が始まっています。私たちはこの攻撃に断固として立ち向かう決意です。

外注化とJR労働運動の再編攻撃

 職場では労働運動の新たな再編攻撃が始まっています。JR東日本は、民営化と20万人の国鉄労働者の首切りに率先協力し、以来30年以上も蜜月関係にあった東労組を「用済み」として切り捨てることを決断したのです。 
管理者層の一斉脱退を合図に、この2か月で3万人が脱退し、職場は激変しています。それと同時進行で、外注化拡大や労働条件解体の提案が次々に明らかにされています。
 しかもこの事態は、単なるJRの労使問題ではなく、改憲に向けた連合再編攻撃と一体で仕組まれています。JR東日本の富田前社長は「東労組解体」に踏みきるにあたって、2月22日、首相官邸に赴おもむいて意思統一をしているのです。
 それは、形は違っても、あらゆる職場、労働運動全体で問われる問題です。社会の隅々まで人間生活に係わる全分野がこうした攻撃にさらされようとしています。こうした渦中でこそ労働運動が力をとり戻し、すべてが動き出すことに確信をもって闘います。

安全無視の合理化

 新幹線の台車亀裂事故は、安全を無視したコスト削減、軽量化、スピードアップの必然的な結果として起きた事故です。
 300㌔で疾走する新幹線の台車がギリギリの強度計算で作られ、2㍉ほど鋼板が削られただけで破断する。こんなことはかつてなら考えられなかったことですあの事故は、もし台車枠が破断していたら脱線どころではない大惨事になっていました。車軸を支える軸箱が外れて、数百㌔もある車軸が暴れて飛び出していたのです。もし300㌔の速度でそうした事態が起きていたら車体はメチャクチャに破壊されていたはずです。
 闘いなくして安全なし。動労千葉はこの3月にも、車両検査要員の削減に反対してストライキに立ち上がりました。

新たな労働委員会闘争にご支援を

 私たちは国鉄1047名解雇撤回に向け、新たな労働委員会闘争に立ち上がります。 あわせて勝利命令獲得に向けた新たな署名運動も開始します。改憲と戦争が現実化する情勢だからこそ決断した闘いです。この闘いへのご支援をあらためてお願いいたします。

〝鉄道と地域を守れ〟廃線攻撃との闘い 

 動労千葉は、千葉県の房総半島エリアを走る内房線・外房線の切り捨てに反対して「内房線と地域を守る会」「外房線と地域を守る会」を結成しました。内房地域では、地域の高校生全員の通学についてアンケートを行い、国土交通省・JR東日本への署名提出行動を行い、国会質疑にも持ち込んでいます。外房でも元勝浦市長が会の代表を引き受けて下さる中で、沿線住民や自治体ぐるみの運動が始まっています。
 また、動労水戸は、福島第一原発事故に対し、原発のすぐ脇を通る常磐線全線開通反対、被曝労働拒否を掲げ、幾度ものストライキに立ち上がっています。
 こうした闘いの中で学んだことは、鉄道だけでなく、地方自治体、学校、医療・介護、郵政など、民営化で切り捨てられようとしている公共部門の労働者が職場で断固として闘う力があれば、地域の怒りの声と結びついて大反乱を組織することができる、労働運動は必ず復活するという確かな展望でした。