CTSと集中団体交渉(11.27)業務中死亡事故を受け、AEDの設置を!住宅手当・扶養手当の整備を!駅清掃事業所の休憩所の改善を!

① 業務中死亡事故を受け、AEDの設置を!
② 65歳まで働けるような賃金・労働条件の抜本的改善を! 契約・パート社員も同様の基準で取り扱え! 住宅手当・扶養手当の整備を!  
③ 深夜早朝手当の事業所間格差の解消を! 駅清掃事業所の休憩所の改善を!

 動労千葉は11月27日、①8月8日に幕張事業所で起きた業務中の死亡事故、②2017年年末手当要求に対する回答、③組合大会決定に基づく賃金・労働条件に関する申し入れをめぐって、CTSと集中的に団体交渉を行った。

田中さんの死亡事故は「業務に起因したものではない」

 8月8日に起きたCTS幕張事業所で起きた田中宏昌さんの業務中の死亡事故に関して、CTSは「業務に起因するものではない」「AEDを設置する考えはない」と許しがたい姿勢に終始した。引き続き、職場の仲間の命を守るため安全対策について徹底追及を行っていかなければならない。

【組合】田中さんの死亡は労災と考えるが。
【会社】死亡原因は、業務に起因したものではないと聞いている。
【組合】『業務に起因したものではないと聞いている』という回答は、まるで他人ごとのようではないか。業務中に社員が亡くなるという事態は大変なことだ。
【会社】会社としては重大な事態と考えている。急性心不全であると病院から連絡を受けている。
【組合】経過と『業務に起因したものではない』と判断した根拠は。
【会社】午後1時10分頃、洗浄線1番線の快速車両内で倒れているのが発見され、社員と管理者が応急手当を実施、1時26分に救急車が到着、1時50分に病院へ搬送された。午後4時25分に警察から社員死亡の連絡があった。翌日、労基署に連絡。その日に労基署が調査に入った。当日の勤務の流れ、3か月分の勤務表、それぞれの日の担務、作業ダイヤ、超勤の有無などを聞かれた。
【組合】超勤の時間数は。
【会社】8月はなし。7月は4時間。
【組合】持病や健診の結果は。
【会社】健診の結果は、この2~3年のものは問題なかった。それも労基署に提出した。労働環境についても労基署は見ていったが、この点についても労基署からの指導はなかった。
【組合】どこを見ていったのか。
【会社】洗浄線の様子や、快速車両の社内の気温なども計っていった。「病院から死亡原因の連絡を受け、8月10日にその旨を労基署に伝えた。その場で労基署が『急性心不全であれば、業務に起因したものではない。これで労基としての調査は終わる』というお話があった。
【組合】それだけで終わりなのか!
労基署の調査、会社の姿勢はあまりに不十分だ。車両基地での夏の仕事は、誰にとっても過酷で、いつ誰が倒れてもおかしくない。組合としては基本的に労働災害と考えている。職場の仲間も、酷暑の中での連続する作業が最後の引き金になったと誰もが思っている。快速車両内の温度を測って、何がわかるというのか。

〈AEDを設置する考えはない〉

【組合】労働者が死亡した以上、具体的対策が必要だ。
【会社】申し入れのあった安全対策については担架、副木、止血帯を11月15日、津田沼、幕張、京葉の各事業所に配備した。AED設置は現在のところ考えていない。救急救命講習会等については今後、検討したい。
【組合】AEDがあれば助かった可能性もある。現実に社員の死亡事故があったのに、なぜ設置しないのか。「乗降数の多い駅にはAEDがすでにある。少なくともまず車両基地の事業所には設置すべきではないか。
【会社】各事業所への設置は義務付けられていない。設置するなら全事業所に、となる。特定の事業所だけとはならない。
【組合】JRとの協議はしているのか。
【会社】行っている。『未来永劫、設置しない』と言っているわけではない。
【組合】少なくともAEDについては設置する方向でJRと議論を進めるべきだ。また携帯型の熱中症指数計が販売されている。二度と同じことが繰り返されてはならない。来夏にむけ、引き続き議論していきたい。

無期転換に伴う労働条件・福利厚生の改善を

 年末手当支給に際して、動労千葉は「基準内賃金の3・7か月分の支払い。「契約・パート社員も同様の基準で取り扱え。と求め交渉を行ってきた。同時に、住宅手当や扶養手当、深夜早朝手当の事業所間格差解消をめぐって交渉を重ねた。
回答は、社員は「基本給の2・9カ月+一時金。契約・パート社員については従来どおり「勤続年数に応じた手当+一時金。という差別的取り扱いを強行した。社員の一時金は、昨冬から5千円増額の1万円。契約・パートの一時金は、昨冬と同額の1万円、今夏の一時金=3万円からは2万円の減額となっている。
組合からは「契約・パート社員の中には5年、10年と働いている仲間も多い。そういう社員については社員と同率の支給を検討すべきだ。と改めて求めたが妥結には至らず、会社は低額回答を強行した。

〈住宅手当・扶養手当の整備を〉

【組合】住宅手当、契約・パート社員の扶養手当についても検討しているということでいいのか。「運転車両で採用されたプロパー社員は、遠方からの採用され、職場周辺でアパートなどを借りている人も多い。この賃金だけでは成り立たない。
【会社】住宅手当については研究はしているが出向者をのぞく約650人の社員に出すと大変な額になる。そもそも、どこまで有期雇用の方に福利厚生を広げるべきなのか。「JRのグリーンスタッフ(契約社員)も扶養手当はなかった。
【組合】契約・パート社員といっても無期転換して『65歳まで働く』と意思表示している人たちが半数以上だ。臨時的、一時的な働き方ではない。本来なら社員になりたい方が大半だとおもう。来年4月以降の労働条件、福利厚生については、考え方を転換すべきだ。
【会社】無期転換が大きな変化点であることは確か。会社としても、そこは課題として持っている。

〈深夜早朝手当の事業所間格差の解消を〉

【組合】この点については、一般的な福利厚生とは次元の違う問題。制度として明らかにおかしい。
【会社】具体的に検討はしている。組合要求の『一律1500円』とすると総額で5千万円程度となり、一年間の利益が消える額。経営を圧迫する。
【組合】地域によって時給額も大きく違う。そのうえ深夜帯の作業手当が、最大で6倍も違うのは説明がつかないのではないか。組合として当面する最重要課題と考えている。
【会社】可能な時期に手をつけたいとは考えている。
【組合】『可能な時期』では話にならない。会社が行ったシミュレーション結果などを示してもらい、具体的に議論を継続していきたい。

後期の無期転換、面接は120名

 今年度後期分の「無期雇用転換」については以下のような議論を行った。

【組合】前期分の転換は確認した。後期分の人数は。
【会社】対象者126名のうち120名と面談を行った。判定結果は1月中旬に伝えられると思う。
【組合】従来どおりの基準で大丈夫か。
【会社】基準は従来どおりで問題ない。
【組合】社員でも辞める方が多いのが現実。根本的には賃金水準の問題だ。先ほども議論したが、組合としては無期転換の次は、65歳まで働けるような賃金・労働条件の抜本的改善と考えている。
【会社】組合の意見は受け止める。 

駅休憩所問題は引き続き議論

【組合】駅清掃事業所の休憩所の改善について、進捗はどうか。
【会社】葛西臨海公園での休憩スペース確保、一部屋を確保した。成田空港事業所での社員トイレの改善、男女共用だったが別々のトイレを作った。今後も進めていく。
【組合】一か所、2か所の話だけでは全体像が分からない。全体の調査を進めたはずだが、その結果は示せないのか。春から議論している通り、駅関係では休憩スペースと水(手洗い水、飲用水)の問題が大きい。JRとの協議は進めているのか。
【会社】協議は進めているが、協議が進まない部分は、作業ダイヤ見直しで、スペースのある駅に移動して休憩してもらうなどしている。
【組合】緩行線エリアから手をつけるとしてきたが、進捗は。
【会社】場所を確保できるよう協議進めてきた。何か所かは話がついた。小岩駅、武蔵野線の新八柱駅。
【組合】他の駅の進捗は。組合員から千葉みなと駅の現状がひどいと声が上がっている。「京葉事業所も、清掃、上回りともスペースが狭い。
【会社】調査結果の全体を示すことはできないが、具体的に聞いてもらえば答えることはできる。
【組合】今後も改善要求を出し、議論を継続していきたい。

〈千葉事業所の労働環境改善を〉

【組合】10月から千葉東と西が統合して千葉事業所になり、100人規模となった。人数にみあった施設を整えないと、千葉東事業所の事務所のままでは無理があるのではないか。
【会社】借りられるスペースがあれば借りて、広げていこうとは思っている。
【組合】要員数はそのままか。エスカレーターなど、新しい仕事が増えている。
【会社】要員はそのまま。
【組合】東と西の作業分担は。
【会社】いまは基本的に従来のまま。今後、駅舎も車両も両方できる人を増やしていくよう多能化を進めていきたいと考えている。
【組合】新しい仕事を覚えるにも、見習期間などプラスアルファの要員がないと不可能だ。必要な要員の確保を進めるべきだ。

JR東日本-エルダー制度に関して修正提案(12/5)エルダー賃金等の引き上げを提案

基本賃金、出向特別措置、調整特別措置で11,500円の加算

JR東日本は、定年延長と65歳まで働き続けられる労働条件を確立しろ!

 12月5日、JR東日本は、「エルダー新提案」に関して、修正提案を行ってきた。
 修正提案の内容は下記のとおり。

エルダー賃金、フルタイムで3000円のみの加算?

 今回の修正提案の理由について会社は、「エルダー社員の本体での業務範囲拡大にあたり、働きがいの向上を目的にした」との説明を行ってきた。
 さらに、6月9日の当初提案で、「エルダー社員は、今後もグループ会社等との水平分業を前提に、原則としてグループ会社等への出向を命ずる。」としていた提案文書について、「エルダー社員は、グループ一体となった業務運営等の観点から、グループ会社等への出向を命ずることを基本とするほか」と修正してきた。(太字が修正部分)
 これについて会社は、「文字通り、グループ会社等と一体となって鉄道業務を運営すること、さらに、本体雇用もあることから『基本とする』との文言を入れた」との説明を行ってきた。

◎「基本賃金の見直し」について
*フルタイム勤務 現行エルダー賃金に、3000円を加算する
*ハーフタイム勤務 現行エルダー賃金に、1600円を加算する
(エルダー賃金一覧表参照)

◎「出向特別措置の支給」について
*現在、JRと比べて休日数が少ないなどの理由により若年出向者に対して支払われている出向特別措置について、エルダー社員の会社における業務範囲拡大に伴い、エルダー社員にも準用して支払う。
*CTS        2500円
*メディアサービス 2500円

◎「エルダー社員調整特別措置の支給月額の見直し」について
*現行、エルダー社員1年目(エルダー社員雇用契約月~満61歳到達月)に支払われているエルダー社員調整特別措置について、29000円に6000円加算し、35000円とする。
*現行 29000円→提案 35000円

◎「エルダー管理手当」について
*会社及び出向先で管理的業務を行う者に、エルダー管理手当を支払う。
*管理業務を行う者   30000円
*特に認めた者(現場長)40000円
(精勤手当算出時、基本賃金に準じて扱う)

◎「経過措置」について
*18年4月1日から同年4月30日までにエ ルダー雇用契約が満了する社員に対して、 改正前のエルダー社員就業規則で規定す る精勤手当(契約満了時支給分)を支払 う。
*調査期間の5ヶ月分(12月~4月)
*25000円×5ヶ月=125000円

 今回の提案により、エルダーの賃金関係は、合計で11500円の引き上げになる。しかし、エルダーが現在働いている職場環境は言語に絶するものだ。駅清掃関係では、休憩所もまともに設置されておらず、飲み水の確保や洗面もできない状況がある。
 また、JR本体雇用の場合でも、本線運転の場合、エルダー賃金でこれまでと同様の責任を背負わされ、ロングラン行路や早朝から昼過ぎまでの乗務を強いられるのだ。それを1万円程度の引き上げで我慢しろという会社の姿勢は、あまりにも傲慢そのものだ。
 あらためて、「JR雇用枠拡大」ではなく、定年延長と65歳まで働き続けることができる労働条件の確立、本線運転士の高齢者対策の実施、外周地域への雇用の場の確保に向けて、闘いを強化しよう!

ひどい労働環境を、粘り強く 一つひとつ改善していこう!11.20 CTS清掃部門交流会

 11月20日、清掃部門交流会がDC会館で開催された。清掃部門で働く組合員、エルダー出向者と本部役員が集まり、活発な議論が行われた。 

事業所間格差、 来春闘での決着へ

 冒頭のあいさつで田中委員長は「一歩でも二歩でも清掃職場の労働条件を進めるために取り組んできた。とりわけ深夜早朝手当の事業所間格差については来春闘での決着をめざして全力で取り組みたい。多くのエルダー組合員が既にCTSで働いており、駅事業所での休憩所問題など、労働環境のひどさが明らかになってきた。JR全体の大再編の中で、下に下に矛盾を集中する動きが強まっている。ざっくばらんに職場の問題点などを出してほしい」と述べた。
特別執行委員の北村君が8月以降のCTSでの取り組みを報告し、その後、議論に移った。

「待機所、休憩所はひどいもんだ」

 今夏から南船橋駅事業所で働く組合員からは「聞いていたとおり駅での待機所、休憩所はひどいもんだ。とくに千葉みなと駅はひどい。階段下のスペース、ゴミを置いておく所が待機所になっている。今の時期だと16時過ぎには暗くなってくる。ごみの分別をするにも暗くて大変だ。一度、本社の人間が見に来たが『この状況をどう思うんだ』と追求した。事業所の他の人は、この現状でも職場からはなかなか声を上げることができない状況だ。そのため、動労千葉から問題点を上げてほしいと言われている」と、職場報告を行った。

千葉東、西事業所統合

 そのほか、10月から千葉東と西の事業所が統合して千葉事業所となった。そこで働く仲間は「事業所が統合した結果、事務所もロッカーも狭く、みんなが着替えるときには出ることも入ることもできず、人で数珠つなぎになってしまう。点呼は時間差で8回も行われるので人数的には分散するが、それでも事務所は狭く混み合う。要員が相変わらず不足しており、休日勤務、勤務変更なども常態化している」と統合による問題点をあげた。

初参加の仲間も交え懇親会

 無期転換問題での面接・判定への対応、深夜早朝手当の早急な格差改善、労働環境を粘り強く一つひとつ改善していくことなどを全体で確認した。初参加の仲間も交え、懇親会でさらに議論と交流を深めた。

交流会の定着は成果

 清掃部門交流会は、今回で3回目となった。清掃部門で働くエルダー組合員も増える中で、定期的な開催が定着したことは大きな成果だ。CTSでの組織拡大、労働条件の抜本的改善に向けて、さらに取り組みを広げていこう。

深夜早朝手当の事業所間格差を直ちに解消し、
一律1500円を支給せよ!

年末手当は死活的要求だ! 契約・パートも社員と同一基準で支払え! CTS年末手当の支払いに関する団体交渉報告(11・20)

深夜早朝手当の事業所間格差を改善し、
一律1500円に!

 動労千葉は11月20日、CTS年末手当の支払いに関する団体交渉を行った。
 冒頭、組合から申し入れの趣旨として「夏期手当・年末手当は、基本賃金がまったく足りないため生活費の穴埋めになっているのが現状であり、CTSの仲間にとって死活的要求だ。正規・非正規の格差をできるだけ埋めるためにも社員と契約・パートを、同じ基準での支払うよう求める」と述べた。そして、「生活できるだけの賃金が出ないから、働き続けられない。年中、新規募集を繰り返している現状は、正常な会社経営とはいえない」と会社の誠実な対応を求めた。

「増収減益」を口実にした手当抑制を許すな

 会社からは、今年度上半期(4月~9月)の決算概要が示された。
●営業収益は、18億3700万円(前年同期比、5600万円増)で、千葉駅リニューアルにともなう作業エリア拡大、コインロッカーの利用頻度拡大などが、収益増の主な要因。
●営業費用は、18億1100万円(同、7400万円増)で、賃金改定による人件費の増額(約5500万円)、千葉駅での新たな資機材購入などが主な要因
●営業利益は、2500万円の黒字(同、1800万円減。

【会社】 今年上期は、マイナスではないが大きく利益が上がっているわけではない。年末手当3・7カ月の要求は厳しいのが現状だ。
【組合】 会社の経営がどうあれ、社員が生活できる賃金を出すのが当然。それは役員が身銭を切ってでも出すべきものだ。社員の存在なしに役員の報酬など存在しないのだ。人件費増というが、CTSの役員は総額でいくら受け取り、いくらの増額なのか。それが明らかにならなければ『厳しい』と言われても議論にならない。
【会社】 手元に資料がないから答えられない。
【組合】 昨年10月(有期社員)、今年4月(社員)の賃金引き上げ分は、JRとの契約更新に反映されているのか。
【会社】 そういう契約にはなっていない。
【組合】 賃金引き上げ分を契約に盛り込まなければ、減益になるのは当然。そこの努力なしに『今年は増収だが減益だ。年末手当は厳しい』などと言われても誰も納得しない。

深夜早朝手当を直ちに引き上げろ

 さらに組合から、ずっと懸案になっている深夜早朝手当改善について会社を追及した。

【組合】 深夜早朝手当について、検討しているのか。見通しは。
【会社】 シミュレーションはしてみた。一律1500円にすると経営を圧迫する額になる。かなりな金額。
【組合】 会社にとっても大きな数字だが、現場で働いているものにとっても大きな額だ。本来、払われるべき、それだけの手当がこれまで払われてこなかったということだ。同じ深夜帯に仕事をしていて、6倍もの開きがあるのは会社としても説明がつかないはずだ。早急な改善を強く申し入れたい。
【会社】 会社としても問題意識は持っている。去年10月に有期の方を、今年4月に社員の賃金改善を行ったので、次はこの問題かと思っている。可能な時期がくれば実施はしたいと思っている。
【組合】 『可能な時期』というのでは話にならない。先送り、先送りで半年以上たっている。検討したシミュレーションを出してもらうなど、もっと具体的な議論をする必要がある。
【会社】 事業所によって金額の差があったり、徹夜勤務者と夜勤者で手当額が違う事業所もある。事業所によって基準もバラバラ。見直すならば、制度の土台から見直す必要があると思っている。
【組合】 金額の高いところを下げて、安いところ合わせるのでは不利益変更になる。
【会社】 不利益変更はできない。基本賃金改善と手当見直しをセットで、結果として不利益変更にならないように、などの方法も考えている。
【組合】 もうすこし具体的に話をしないと、同じ話の繰り返しだ。今後も、具体的な資料など出してもらって引き続き、議論していきたい。

深夜早朝手当の改正は待ったなしだ! 全事業所一律に1500円を支給しろ

 11月15日、動労千葉は、CTSに対して年末手当の支払いに関する申し入れ書を提出した。社員、契約・パート社員ともに、3・7ヶ月分の支払いを求めるとともに、職場の仲間からの切実な要望である住宅手当、扶養手当など福利厚生面の改善を申し入れた。

定年まで働けるだけの賃金・労働条件が必要だ 

 この間、今年度(後期分)の「無期転換」面接が行われている。
しかし、無期雇用に転換しても、定年まで働き続けられるだけの賃金・労働条件がなければ何の意味もない。CTSで現場の主力となっているのは契約・パート社員だ。夏季・年末手当で、社員と同様の基準で取り扱うべきだというのは最低限の要求だ。
 「人手不足」が叫ばれる中、CTSのどの職場でも、要員不足が当たり前の状態になっている。新規採用が十分に行えず、採用された者やベテランの仲間が次々と辞め、一年間に3分1の人が入れ替わるというありえない現実も、超低賃金が根本原因であることは明らかだ。

「会社の体力がない」なる言い訳は通用しない!

 CTSは、団交のたびに「会社に体力がない」と回答して超低賃金を開き直っているが、そんな言い訳は絶対に通用しない。
 JR東日本は今年度前半(4~9月)の連結決算で、売上高・営業利益、最終利益ともに過去最高を記録した。あらゆる業務を子会社に外注化し、グループ会社で働く仲間の賃金をとことん抑制することで、毎年毎年、利益を更新し続けているのだ。
 JR東日本とCTSは、車両整備会社等への委託費を抜本的に見直し、グループ会社で働く仲間に生きていけるだけの賃金を保証しろ! 

深夜早朝手当の改正は待ったなしの課題

 今回は同時に、待ったなしの課題となっている深夜早朝手当の改善について再度の申し入れを行った。CTSは、8月の団体交渉で「(この件については)深く検討している」と回答したまま、問題を放置し続けている。
 同じ深夜帯に仕事をしているにもかかわらず、手当が5倍も6倍も違うことなどありえない。これ以上、放置し続けることは絶対に許されない。CTSは直ちに深夜早朝手当の改正を行い、全事業所一律に1500円を支給しろ。

2017年度年末手当の支払いに関する申し入れ

2017年11月15日

 国鉄千葉動力車労働組合は、所属組合員および家族の生活維持・向上をはかるために、2017年度年末手当の支払いについて、下記の通り申し入れるので、団体交渉により誠意をもって回答すること。

1.年末手当について、基準内賃金の3・7ヶ月分を支払うこと。

2.契約社員、パート社員についても正社員と同様の基準で取り扱うこと。

3.全社員に住宅手当を支給すること。

4.契約社員・パート社員に扶養手当を支給すること。

5.深夜早朝手当の事業所間格差を直ちに解消し、一律1500円を支給すること。

6.ポリッシャー作業手当を復活させること。また、昨年10月に廃止した作業手当を復活させること。

 

鴨川支部、京葉支部定期大会開催

第23回鴨川支部定期大会開催(10/24)
第3の分割・民営化粉砕! 反合・運転保安確立を闘いぬく方針を確立

 鴨川支部は、各支部の先頭を切って10月24日、鴨川グランドホテルにおいて、第23回定期大会を開催し、第3の分割・民営化攻撃粉砕、反合・運転保安確立に向けた闘う方針を満場一致で確立した。
大会は、渡辺副支部長の開会あいさつで始まり、議長に上村君を選出して議事が進められた。
冒頭、宇佐見支部長は、「3月ダイ改では運転士も含めてストライキを闘いぬいてきた。また内房線切り捨ては、今後、外房地域にも攻撃が来ることを意味しており、、鴨川支部としてもローカル線切り捨て反対でともに闘ってきた。これからも一致団結して闘いぬこう」と訴えた。
 来賓挨拶では、田中委員長から、大量退職・エルダーを利用した組織破壊攻撃粉砕の闘い、第3の分割・民営化ー別会社化・転籍攻撃粉砕に向けて闘いぬくこと、そして、11・5労働者集会への全力結集が訴えられた。
 執行部から、経過報告、16年度決算報告、17年度運動方針案が提起された後、活発な質疑応答が行われた。

◆大量退職に伴い、今後の支部体制のあり方をどのように考えているのか。
◆エルダーで千葉方面に出た場合の支部所属や組合費徴収の考え方はどうすればいいのか。
◆物販オルグは今後どのように進めていくのか。
◆先日の台風のとき、鴨川駅の入換で、乗務員の手配もせずに指令が開通を指示したため踏切が15分も鳴動するなど、信じられない事態になった。
◆18年度からエルダーの本体雇用が始まるが、状況はどうなっているのか。
質疑に対する答弁が行われた後、経過、方針案について一括して採択が行われた。
その後、支部役員の選出が行われ、渡辺雅幸新支部長が選出され、新体制が確立された。
最後に渡辺新支部長の団結ガンバロー三唱で鴨川支部定期大会は成功裡に終了した。
大会後、今年度退職を迎えた4名の組合員の激励会が和気あいあいの中行われた。

65歳まで働ける労働条件を確立しよう。 CTSでの組織拡大をかちとろう!
第30回京葉支部定期大会開催(10/30)

 京葉支部は、10月26日、第30回定期大会をDC会館において開催した。
 最初に支部長あいさつで田辺支部長は「1年間お疲れ様でした。今年は、京葉のCTSの清掃で働いている二人の仲間の無期転換をかちとろう」とあいさつし、議事に入った。運動方針案と会計報告、会計監査報告ののち、来賓あいさつに入り、本部より田中委員長が行なった。
 京葉支部はエルダーで働く人の方が多くなった。これから支部の運営はエルダーが担うようになる。運転の団交はどうするのか、駅の清掃の労働条件をどうしていくのか。組合員の現実とあわせてやっていかなければならない。エルダーになってから体をこわす人が出てきている。65歳まで働ける労働条件を確立しなければいけない。
 第2は、これからエルダーで構内に行く人間が出てくる。出向している人との足を引っ張り合う関係をつくってはいけない。JRではこれから1万8千人が退職する。第2の分割・民営化みたいなことをやる。駅の別会社化。車両・検修での外注化の拡大。闘う気持ちを捨ててはいけない。CTSで過半数をとろう。10月ダイ改で水戸では、入出区を全部MTSに移管すると言ってきたが延期させた。第3の分割・民営化が始まっている。内房線の系統分離もそうだ。 5年働いたら無期雇用に転換しなければならない対象は450万人いる。CTS全員の無期転換をかちとろう。11月労働者集会への結集を勝ちとろう」と来賓あいさつをおこなった。
 質疑応答では、エルダー組合員の組合費についての質問やCTSで働く組合員の共済やスト生活資金についての質問が出された。また、入出区の扱いについてこれからどうなるのかなどの質問が出された。
 17年度運動方針案と予算案が採択され、最後に繁沢新支部長を選出し、大会を終了した。

動労総連合・強制出向無効確認訴訟 判決 外注化 出向容認 不当判決弾劾 !

 10月10日、動労総連合・強制出向無効確認訴訟の判決裁判が行われた。東京地裁民事第11部の佐々木宗啓裁判長は、外注化も出向もすべて容認する反動判決を出した。われわれはこの判決を腹の底からの怒りで徹底的に弾劾する!
この判決は徹頭徹尾、政治的意図に貫かれたものだ。内容はウソとペテンと矛盾だらけ。それでも、外注化も偽装請負も強制出向も合法化することで、労働者を最底辺に突き落としていく攻撃としてかけられている。安倍政権の働き方改革、さらには改憲・戦争突入に向けた攻撃と一体の反動的意思の下に行われたのだ。

 安倍「働き方改革」と一体の攻撃

 たとえば、労働協約も本人の同意もなくても「就業規則及び出向規定に基づき、出向を命ずることができる」としたことは、安倍政権が狙う「就業規則万能」化の攻撃そのものだ。
 もう一つの特徴は、偽装請負についてだ。 「違法な状態にすることを目的」にしているか「違法性の程度が社会通念上見過ごせないほど重大」な場合のみ外注化・出向命令が無効になるとした。つまり、「多少違法でも外注化していい」とお墨付きを与えようとしているのだ。そして、一つひとつの事例について「偽装請負というほどではない」とごまかしている。違法だが見過ごせない程ではない?! これが裁判所の書いた文章なのか? ウソとペテンとごまかしだらけの本当にふざけきった判決だ。
 これは、安倍政権の「働き方改革」一括8法案―労働法制の最後的解体と一体の攻撃だ。そこでは「個人請負」を全面的に拡大し、労働者を労基法も最低賃金も適用されない状態に突き落とそうという攻撃まで画策されている。まさに究極の外注化攻撃だ。
 すべての労働者を非正規職、最低賃金レベルに突き落とすには、外注化によって行う以外ない。そこでは必然的に偽装請負が行われる。今の社会は、偽装請負で成り立っている状態だ。だからこそ、「偽装請負でも外注化は合法」とすることが絶対に必要だったのだ。

 ウソとペテンで会社主張を擁護

 そもそも、判決を出した佐々木裁判長は、東京地裁の1047名闘争裁判で「不当労働行為」認定を出した白石裁判長を左遷した枠に送り込まれてきた人間だ。この出向裁判でも、反動判決を出す目的意識が貫かれている。 3回の証人尋問でわれわれは会社を圧倒し、会社主張が矛盾だらけであることを完全に明らかにした。あまりの矛盾に裁判中は裁判長でさえ会社を擁護できなかった。だが、判決文では一転して会社主張を全面擁護しているのだ。
 出向期間について「当初、実施から10年をかけて、被告からの出向者がエルダー出向者やプロパー社員に置き換わることを予定」「原告らも、エルダー社員を除く出向を解消するまで10年程度を要することを出向施策の提案時から団体交渉等を通じて認識していた」「出向命令の期間や本件業務委託の方法についての説明に虚偽はなかった」とウソばかりが並んでいる。 「出向期間を延長され、その大多数はJRに復帰することなく定年を迎えるとしても、看過し難い不利益ではない」「通常の異動に伴い甘受すべき程度を超えない」「実質的転籍とはいえない」とまで言っているのだ。
 スト破りについては、組合の争議権の問題をあえて避け、「動労総連合だけを狙い撃ちしたものではない」とごまかした。外注化の目的も会社の主張を丸写しして、最後に「と認められる」と、何の理屈もなく全面擁護だ。

 外注化粉砕まで全力で闘おう

 しかし、ここまでしなければならなかったところに、敵がいかに追い詰められていたかが表れている。われわれの闘いが外注化攻撃、安倍の「働き方改革」にとって決定的なネックになってきたのだ。ここを突破しなければ一歩も前に進めないところにJR・安倍政権を追いやったということだ。
 クビをかけてでも外注化に反対してきた闘いは、間違いなく敵をグラグラに揺さぶっている。だからこそ、分社化・転籍強制にエスカレートしようとする「第3の分割・民営化」攻撃に対し、全力で反撃にたちあがるときだ。そして、反動安倍政権打倒、改憲・戦争と労働法制の最後的解体攻撃粉砕にむけた闘いを決定的に強化して闘おう。不当判決徹底弾劾! われわれは即座に控訴し、裁判闘争を最後まで闘い抜く決意だ。外注化粉砕まで徹底的に闘いぬこう。

CTS 千葉の最低賃金が26円引き上げられたのに、たった10円の引き上げを回答/常磐線富岡延伸絶対反対! 9・23集会とデモ

 CTSは9月25日、契約・パート社員の賃金について、千葉県の最低賃金が10月1日から868円に引き上げられたことから、①現在、850円の賃金を870円に引き上げる、②上記以外の時間額については10円を加算する、と回答を行った。
 具体的には〔①60歳未満〕では銚子・一ノ宮・鴨川・木更津・館山の各事業所、鹿島神宮作業所での試用期間の時間額、〔②60歳以上の人の試用期間〕の時給額(錦糸町、販売管理本千葉事業所を除く)を、いずれも870円に引き上げられた。それ以外の職場では、たった10円の賃金引上げにとどまり、社員の賃金については現行どおり据え置きとなった。 
 動労千葉は、8月冒頭に「最賃に抵触する職場だけでなく、すべての社員、契約・パート社員の賃金引き上げを実施せよ」と申し入れ、団体交渉を行ってきた。全国平均で3%の最賃引き上げ(千葉県では26円の引き当げ)が行われたことから見ても、今回のCTSの回答が、問題にもならない低水準であることは明らかだ。
 慢性的要員不足の根本にあるのは、あまりにも低い基本賃金にある。時給1500円はCTSのみならず、すべての非正規雇用労働者の最低限の要求だ。
 JR―CTSは、賃金の一律・大幅引き上げを直ちに実施せよ!

常磐線富岡延伸絶対反対!   9・23集会とデモ

9月23日、動労水戸の呼びかけで「被曝労働拒否、被曝・帰還を強制するな! 常磐線富岡延伸絶対反対! 9・23集会」がいわきで開催された。千葉からも各支部組合員が参加し、全国の仲間320人が結集して集会は成功裏にかちとられた。
 集会冒頭、主催者あいさつに動労水戸・石井委員長がたった。原発内に残っている何百㌧ものデブリの処理ができないなど、原発事故が何一つ終わっていない現実を暴露。住民もほとんど帰還しない、できない中で被曝と帰還を強制する延伸を怒りを込めて弾劾した。また、前日に辻川副委員長のエルダー不当配転・解雇阻止のストライキに起ち上がったことを報告した。
 ふくしま共同診療所の布施院長、福島診療所建設委員会の佐藤幸子さん、NAZEN東京、都庁ふくしま署名解雇者の柿沼さん、八尾北医療センター労組、広島連帯ユニオンがともに闘う決意を明らかにした。
 動労千葉からは川崎書記長が発言。延伸に向けた作業で被曝が強制される現実や今なお高線量にさらされる福島の現実への怒りを語り、「Jアラートより危険はここにある」と弾劾した。
 また、「動労水戸の闘いは世界の先端の闘い。被曝労働・帰還強制反対でともに闘う。11・5で安倍・トランプを串刺しにする闘いをやろう」と呼びかけた。
 その後、動労総連合の各単組、全学連の仲間から発言があった。
 動労水戸から會澤組合員が発言に立ち、「延伸で乗客・社員が被曝させられる。福島と団結し、本当に阻止する闘いを作りたい」と決意を語った。
 動労水戸家族会の辻川あつ子さんは、「診療所と動労水戸は福島の人に希望を与える具体的闘い。これからも福島の希望でいたい」と発言した。
 その後、国分副委員長の行動提起を受け、集会参加者は力強くデモをうち抜いた。

職場の怒りと、 1年半にわたる粘り強い闘いで 全員の無期雇用転換をかちとる

一人の例外もなく

 動労千葉は8月30日、JR千葉鉄道サービス(CTS)と団体交渉を行い、無期雇用転換に関する面接結果の開示を求め、今年度前期分(約90名)全員の無期雇用転換を確認しました。当然の結果とはいえ、一人の例外もなく無期転換をかちとったことは非常に大きな勝利です。
10月から後期分(10月~3月に入社した契約・パート社員)の無期転換手続きが始まります(10月に書類申請、11月に面談、来年1月に判定結果通知)。CTSは、希望者全員を、無条件で無期雇用とせよ。 “職場の怒りと、 1年半にわたる粘り強い闘いで 全員の無期雇用転換をかちとる” の続きを読む

最低賃金との「イタチごっこ」は もうたくさん!千葉県の最低賃金 26円アップ 全社員の一律・大幅賃上げを

全社員の一律・大幅賃上げを

千葉県の最低賃金 26円引き上げ

 千葉県の最低賃金(最賃)が868円に引き上げられることが正式に決まった。従来の842円から26円の引き上げとなり、10月1日から適用となる。
これにより、①銚子・一ノ宮・鴨川・木更津・館山の各事業所、鹿島神宮作業所での試用期間の時間額(840~850円)、②60歳以上の人の試用期間の時給額(大半の事業所が現在、850円)が抵触することとなる。 “最低賃金との「イタチごっこ」は もうたくさん!千葉県の最低賃金 26円アップ 全社員の一律・大幅賃上げを” の続きを読む

外周地域にエルダーの働く場を確保しろ!CTS木更津・成田にエルダーを配置できる条件があることを確認!

 大量退職が本格的に始まる状況の中で動労千葉は、外周地域へのエルダーの働く場の確保に全力をあげてきた。この間、千葉支社は、エルダーの外周地域への配置については、「CTSから、エルダーを配置する勤務種別がない旨の回答があった」などとして、外周地域へのエルダーの配置を拒否している。
 しかし、木更津をはじめCTSの各事業所では求人募集が常時行われている状況だ。
 こうしたことから動労千葉は、8月30日、外周地域へのエルダーの配置を求めてCTSとの団体交渉を行った。

外周地域では、常時、要員募集を行っている状況だ!

 団体交渉においてCTSは、この間、木更津事業所への配置をめぐる問題で配置できなかったことについては一定の謝罪をした後、外周地域へのエルダーの配置の考え方について、次のとおりの回答を行ってきた。
組合 エルダーの外周地域への配置についてどのように考えているのか。
外周地域については、常時、要員を募集している現状がある。今後、少子化が進めば、要員確保も厳しくなる。しかもCTSでは、昨年、160人採用して、160人が退職している。エルダーが入れば、5年間は働くことが前提だ。CTSとしてもこうした現状を無視できないはずだ。
CTS 外周地域へのエルダーの配置を拒否しているわけではない。外周地域の事業所の内、館山、鴨川、一ノ宮、銚子については、フルタイムで働く作業ダイヤは主任など一部で、あとはパート等であり、エルダーを入れるフルタイムのダイヤがないため、現状では入れることができない。
一方、木更津と成田については、以前もエルダーがいた実績があり、フルタイムの作業ダイヤもあるので、エルダーを配置できると考えている。あとは、タイミングの問題だと考えている。
組合 来年度のエルダーについて、木更津や成田の希望があった場合、JRからの要請に基づいて調整を行うということでいいのか。
CTS JRからの要請があれば調整する。

JRからの要請があれば、エルダーの配置を検討する!

  今回のCTSとの団体交渉により、木更津と成田については、エルダーを配置できる条件があることが明らかとなった。
 今後、CTSの回答に踏まえ、来年度退職者の希望に踏まえて木更津、成田へのエルダーの配置に向けて全力で闘いぬかなければならない。
 また、館山、鴨川、一ノ宮、銚子の各事業所についても、CTSはエルダーを配置できる作業ダイヤがないと回答しているが、JR側が一定の負担を持てばエルダーを配置できるはずだ。
 JRに要求し、外周地域でのエルダーの働く場の確保に向けて全力で闘いぬこう。

当面するスケジュール

◎第17期労働学校 第6回講座
日 時 9月16日(土)13時~
場 所 千葉市・DC会館
内 容 「社会主義とはどういう社会か」
講師 鎌倉孝夫氏(埼玉大教授)
*各支部からの出席をお願いします。

◎改憲・労働法制改悪反対!
9・30千葉集会
日 時 9月30日(土)18時~
場 所 千葉市・DC会館
内 容 根津公子さん(元教員、日の丸・君が代処分撤回闘争当該)
その他、発言者有り
呼びかけ 動労千葉/ちば合同労組
*千葉における労働運動の再生に向けて成功をかちとろう!

無期雇用転換(前期)、全員が合格!全員の賃金を一律に引き上げろ CTSと団体交渉(8・30)

  動労千葉は8月30日、今年の最低賃金引き上げにともなう労働条件の改善等についてCTSと団体交渉を行った。
厚生労働省の中央最低賃金審議会は7月、全国の平均で25円(3%)、最低賃金を引き上げること決定した。千葉県(現在、842円)は+26円の868円になり、10月にも引き上げられる見込みだ。
これにより、CTSではまたもや最賃を下回る職場が出てくる。最低賃金との「イタチごっこ」のようなひどい現実だ。全体で3%の引き上げが行われることにふまえ、最賃に抵触する職場はもとより、社員、契約社員、パート社員の全員の賃金を一律に引き上げるよう求めて交渉を行った。

●千葉以西ですら東京の最賃以下になる
組合:会社回答で「検討中」としているが内容は。
会社:868円を下回る部分については対応する。組合要求の「全社員一律の賃金改善」については検討中だ。昨年は就業規則改定の期をとらえて有期雇用の方の賃金を改善した。同様に秋にやるのか、春がいいのかについて検討中ということ。
組合:最賃に引っかからないとしても世の中全体で底上げが起こっている。それに対応して全体を引き上げていく必要があるのではないか。
会社:会社の体力にふまえて検討するしかない。
組合:千葉、幕張など千葉以西では現在の時給が950円だが、東京は10月以降、958円になる。そうなれば都内の最賃以下になる。ますます人は来なくなる。上げるしかない。
会社:それは都内の話だ。
組合:幕張・津田沼・京葉などに応募する人は千葉県内だけで仕事を探しているわけではない。定着率が低く、常時募集しているのが現実だ。最大の問題が賃金の低さであることはあきらか。昨年後半と今年前半の応募数、採用数を出してもらったが、昨年10月の賃金引き上げでも応募は増えていない。引き上げ額がまったく足りないということだ。

(参照)
昨年6月~12月(7か月)応募数300名弱、
採用数100名余、
退職者数100名弱
今年1月~6月(6か月)応募数200名余、
採用数60名余、
退職者数60名弱

会社:定着率が低いが、若干は改善してきている。組合の主張は受け止めるが会社としての体力もあるので組合が求めるものに応えるのは厳しい。
組合:無いものを「出せ」と言っているのではない。CTSの契約相手はほぼ100%、JRだ。「これだけの単価じゃないと人が集まらない」とJRに言っていかないと成り立たない。生産年齢人口が減少する中で、人材を確保していけるのか。
会社:CTSとしても主張すべきは主張している。CTSは清掃業の中では賃金は安くない。人員確保が課題になっていることは認識しているが、清掃業界で飛びぬけて高い賃金で「勝ち組」になるという考えもない。
組合:今回の交渉は第1回目。引き続き申し入れ、団交を行っていきたい。

●無期雇用転換(前期)、全員が合格!
さらに無期雇用転換に関する面接結果の開示、さらに無期雇用者については希望者全員を正社員として雇用するよう求めた。職場の怒りの声、団結の力で、前期の面接者については全員が無期転換をかちとった。当然のこととはいえ、やはり大きな勝利だ。
組合:無期転換(前半)の面接者数と結果は。
会社:無期転換の面接対象は前期では90人弱。全員を無期転換すると判断した。
組合:一人も落とさなかったのか。
会社:100%です。
組合:7月中に通知するとしながら、なぜ1か月以上も遅れたのか。
会社:面接をした個々の方の検討に時間がかかったこと、JRでの新提案(JR本体へのエルダーの配置)がありCTSへのエルダー配置数が読めないことなどの事情で。
組合:3月に通常どおり契約更新している人は何も問題ないはず。なぜ判断に時間がかかるのか。またエルダーの配置数によって合否が左右されるのもおかしい。
会社:4月以降に起こった事象で、検討すべきことがあったから。
組合:前期と後期で合否の基準に違いがあってはならない。後期についても同様の考え方でやるのか。
会社:それは変わりません。

●深夜早朝手当を一律1500円に!
さらに住宅手当、扶養手当、深夜早朝手当の格差改善を要求し交渉した。
会社:住宅手当、扶養手当は非常に厳しい。深夜早朝手当の改善については深く検討している。ただ「一律1500円に」というのは大変な数になるので体力的にできるのかどうか。
組合:深夜早朝手当については、あまりにも不合理であり要望も強い。幕張等では一勤務で1500円だが木更津等では250円。早く改善してもらいたい。また、住宅手当が、社員も含めて全く出ない会社なんて珍しい。この点も改善の要望が強いことは改めて言っておきたい。
組合:グループ会社というのならパス(乗車証)の支給、寮の利用など、できることはあるのではないか。金が無くても、頭を使ってできることはあるはず。現状は、グループ会社なんて到底言えない状況だ。賃金改善がもちろん第一だが、そのうえで福利厚生の充実をもう少し真剣にやってもらいたい。(以上)

仕事と仲間をJRに戻せ! 青年部組合員に対する出向解除弾劾!

 労働者は将棋のコマじゃない!

 JR千葉支社は幕張支部青年部員に対し、「9月1日で出向解除」の通知を行ってきた。
これは外注化反対闘争の拠点である幕張支部への組織破壊攻撃だ。この間も幕張支部青年部員2名に出向解除が行われている。
 だが、JRに戻っても、これまで行ってきた入換業務などのハンドル業務は行えない。本来の業務から外され、泊勤務から日勤に変わることで賃金まで下げる攻撃だ。
 労働者の意思を踏みにじって出向させCTSプロパー社員を育成させる。今度は「出向解除」の名の下に長年やってきた仕事を奪う。「CTSプロパー社員の教育が終わればお払い箱」なのか!? 労働者はコマじゃない!

幕張支部が反撃の意思統一

 この攻撃に対して、幕張支部は8月28日、29日両日に職場集会を開催し、本部の田中委員長、川崎書記長の参加の中、反撃の意思統一を行った。
 職場集会の冒頭、山田支部長から「9月1日に解除だが、ハンドル業務はJRにはない。JRに仕事がないということは外注化の矛盾だ。外注化体制をぶっ潰すためにも、組織拡大で闘いぬこう」と訴えた。
 出向解除を通知された青年部員本人からも、「今回の出向解除にはハラワタが煮えくり返るような怒りがわいている。JRに戻るなら職場と仕事ごと戻るのが本来の姿だ。JRに戻ってもがんばる決意なので、よろしくお願いします」と決意が語られた。
 この問題についてわれわれは8月29日、団体交渉でJRを徹底追及した。

全面外注化にむけた攻撃

 今回の攻撃は、これまでと状況が一変した中での攻撃だ。それは、出向解除になる青年部組合員だけの問題ではない。
 現在、CTSプロパーの養成が進められている。その一方、大量退職の中でJRエルダー社員の配置が進んでいる。それを利用して幕張構内でも、「自分の将来はどうなるのか」という不安を煽り、団結を破壊する意図的で露骨な攻撃だ。
 この攻撃は、さらなる全面外注化に向けたものだ。6月9日に提案されたエルダー新提案に関する東労組の団交報告で、会社は検修業務について「まだ委託の途上」と回答している。これからさらに外注化を拡大するという宣言そのものだ。
 水戸支社では本線運転士に入出区をやらせず、すべてMTSに外注化するという話まであがっている。明らかに完全別会社化・転籍強制に向けた攻撃が開始されているのだ。

東労組革マルの裏切り許すな

 すべては外注化が破綻していることをはっきり示している。その外注化に一貫して率先協力してきたのが東労組・革マルだ。
エルダー新提案についても、当初のニュースで東労組は「『シニア協定』とその『覚書』の主旨は今も変わらないことを確認した」ということばかり強調していた。
 シニア制度はすでに廃止された制度だ。それは、年金が出るまでの再雇用という、労働者にとって何より切実な問題を逆手にとって労働者を外注化・強制出向に動員しようという卑劣な攻撃だった。
その手法は、「労使は業務委託を深度化し着実に推進する」という条項を労働組合として認めなければ、再雇用を認めないというものだった。その卑劣な攻撃を組合員にも隠し、会社と一体になって進めたのが東労組・革マルだ。その外注化推進、率先協力は絶対に許すことは出来ない。
 外注化の矛盾を労働者に押し付け、さらに外注化を進めるなど許してはならない。青年部員への出向解除、幕張支部への組織破壊攻撃を粉砕し、外注化粉砕・組織拡大にむけて闘おう。

職場で仲間が息絶えた! CTS幕張事業所

安心して働ける職場をともにつくろう

 CTS幕張事業所で働く田中宏昌さんが8月8日午後、快速車両の清掃作業中に突然倒れ亡くなった(享年55)。私たちは、田中さんの無念の死を心から追悼するとともに、誰もが安心して働きつづけられる職場にJRーCTSを変えるために全力で闘うことを改めて決意したい。

AEDすらなかった

 あまりに急な仲間の死に、10日以上が経った今も、ショックや、やり場のない思いが職場の底にずっと充満している。田中さんは30度を超える暑さの中、心臓疾患で倒れた。幕張車両センターにはAEDもなかった。安全衛生委員会で導入が提案されていたのに会社はずっと無視してきた。担架すら手元になかった。18日に開かれた幕張事業所の安全衛生委員会で会社は、今回の事態の事実経過すら提出しなかった。
 「もしAEDがあったら…」「もし一人仕事じゃなければ…」「毎日のように、あのきつい仕事に入っていなければ…」「暑い期間だけでも、もう少し仕事を分担できていれば…」。助かったかどうかは、もう誰にも分からないが「もしかしたら…」という悔いはどうしてもぬぐえない。会社はなぜ、AEDひとつ買おうとしないのか。

いつ誰が倒れてもおかしくない

 田中さんの死は、誰にとっても他人事ではない。CTS幕張事業所には毎年、毎年、救急車が出動している。こんな職場が、いったいどこにあるのか。CTS経営陣は、このままでいいと本当に思っているのか。体力に自信がある人ですら、真夏の構内での仕事は頭がクラクラするほど大変だ。ひっきりなしに入ってくる入区車両に追われ、転線時間に追われ、いつ誰が倒れてもまったくおかしくない。
 日勤だけで働く仲間は、本当に食べていけないほどの低賃金。連続夜勤やむちゃくちゃな変則勤務、徹夜勤務つづきの中で体調を崩しながらも、食べていくため、家計を支えるために寿命を削ってみんな働き続けている。ただただ利益を最優先するJRーCTSのもとで、現場で働く者の生活や健康、命までもがあまりにも軽々しく扱われていることに本当に我慢がならない。

要員を増やせ!

 「休憩時間の遵守」や「一人仕事をどうするか」などの「対策」が話しあわれているが、根本的な対策にはほど遠い。会社は、何がおころうが要員は絶対に増やさない。金がかかるからだ。
  要員を大幅に増やす以外に根本的対策はないことは誰の目にも明らかだ。現状のままで様々な対策を積み重ねても、さらに過重な負担が現場にのしかかるだけだ。業務量や夏の暑さに合わせ、それを乗り切れるだけの要員を確保し、労働者の安全や命を守るのは会社にとって最低限の義務だ。コストと人の命、どちらが大事だ思っているのか。

すべてがもう限界だ

 国鉄が分割・民営化されてから30年。もう、すべてが限界にきている。
 安全は投げ捨てられ、会社の利益だけが最優先されている。あらゆる業務が、膨大な数の子会社に業務委託されたため、鉄道業務はばらばらに分断された。「もうからないから」と地方は容赦なく切り捨てられ、大中小の深刻な事故や故障、輸送混乱はまさに日常茶飯事となった。そしてその矛盾が全部グループ会社に押し付けられ、賃金や労働条件、権利、安全がメチャクチャに破壊され、最底辺に突き落とされていった。民営化以降、触車や墜落などの業務災害だけで数百人以上の鉄道労働者が命を落としているが、その多くがグループ会社で働く仲間たちだ。すべては、JRによる異常なコストカットが生み出した現実ではないか。

 闘いなくして 安全なし! 

 かつて炭鉱で働く労働者たちは「闘いなくして安全なし。安全なくして労働なし」をスローガンに会社と対決し、安全が確保されなけば絶対に坑道には入らなかった。こうした闘いを貫いて、自分と仲間の命を守った。われわれ動労千葉も、この伝統を継承し「闘いなくして安全なし」「反合理化・運転保安確立」を最も大事なスローガンとして守り、闘ってきた。
 自ら声を上げ、団結した力で会社に強制する以外に、職場の安全は絶対に守れない。
 今回の事態を「しょうがなかったのかな…」とあいまいにすることは絶対にできない。会社は、ただちにAEDを全職場に配置しろ! 全員に救命救急の訓練を行え! 基本賃金を大幅に引き上げ、必要な要員を確保しろ! 他人まかせ、会社まかせでは職場は何ひとつ変わらない。動労千葉に加入し、本当に安心して働ける職場をともにつくろう。動労千葉は、その先頭に立って闘います。 

CTS清掃部門交流会を開催 –エルダー組合員も参加し活発な論議

必ず組織拡大は実現できると確信

 動労千葉は8月2日、清掃部門交流会をDC会館で開いた。5月に続いて2回目。今回は、6月、7月にCTS清掃事業部門に就労したエルダー組合員も参加し、前回よりも充実した参加となった。

秋の賃金闘争を 取り組もう

 あいさつに立った田中委員長は「この集まりの目的は、なによりもCTSでの労働条件を少しでも改善すること。今年も最低賃金の引き上げが報道されたが、これでCTSではまた、一部で千葉の最賃を下回ることになる。最賃と追っかけっこしている状況だ。秋の賃金引き上げ闘争に取りくむ必要がある。何よりも、組織拡大で動労千葉が力をつけていくことが最大の力になる。エルダーも含めたCTSで働く組合員が力を発揮すれば、必ず組織拡大は実現できると確信している」と述べた。

無期雇用転換、 闘い強める

 続いて川崎昌浩書記長が、この間の動労千葉全体のとりくみ、とりわけエルダー新提案に対する闘いについて報告。北村武特別執行委員が、前回(5月15日)以降のCTSでの取り組みを振り返った。とりわけ、契約・パート社員の無期雇用転換(前期分)の合否判定の通知が遅れていることについて「昨年、会社は『65歳まで働く意思を示せばよい』と団交で回答した。全員を無条件で無期雇用にするのが当然だ。決して油断せず、闘いを強めたい」と強調した。

駅休憩所問題を引き続き取り組む

 各参加者からは、職場の状況について非常に活発に意見が出され、討論が予定の時間を大きく上回るほどだった。
 駅清掃時の休憩所問題については「会社は、各駅に石けんは置くようになったが、あとは何ひとつ変わっていない」と報告された。他の駅でも状況は同じだ。酷暑の中、飲料水もない。飲み物を自腹で買っていっても、入れておく冷蔵庫もない。下着まで汗だくになっても、風呂どころかシャワーさえ浴びられない。
 A事業所では「管理者が『(駅の現場に)冷蔵庫はいりますか?』と聞いてきた。『そりゃいるよ!』と答え、他の女性たちも『冷蔵庫、買ってくれるの?!』と話になり、管理者が『いや、いや・・・』といったやり取りがあった」。現場の実情をがんがん突きつければ、会社も動かざるをえない。5月末に行った団交に続いて、きわめて劣悪な職場環境の改善に引き続き取り組んでいくこと、一つずつでも具体的に改善させていくことの重要性を強く確認した。

賃上げ・要員要求を一体で

 車両センターで働く仲間からは「うちでは事務所で麦茶を沸かしたり、ポカリスエットや塩アメを会社が買ったりしている。駅で働く人にも、会社が熱中症対策で飲料水ぐらい配って当然だ。事業所で差があること自体もおかしい」という意見も出された。
 また、「厳しい暑さの中、人が足りないのもあって、勤務シフトがめちゃくちゃで体調崩している人が多い。しかし会社は『各自、体調管理に気を付けるように』というだけで、きわめて無責任」という報告も行われた。賃金引上げ闘争と一体で、しつこく要員を要求していくことも確認した。
 6月、7月からCTSで働き始めたエルダー組合員からも、慣れない職場での苦労話を交えながら、職場で感じた疑問点、問題点が提起された。
 討論終了後、会食を行い、さらに参加者は交流を深めた。次回は10月中に開催する予定。

有害物質作業の安全対策実施かちとる―幕張事業所-7/27JR千葉支社・7/28CTS団体交渉

 7月20日、千葉鉄道サービス幕張事業所の上回り業務で行っているパンタグラフ組み立て作業で使用されている電蝕防止剤に発ガンのおそれがある有害物質が含まれていた問題について、JR千葉支社およびCTSに対して具体的な安全対策を求める申し入れを行った。これに基づき、7月27日にJR千葉支社と、7月28日にCTSとの団体交渉を行った。

 会社も経緯を含めて謝罪

 この電蝕防止剤のパッケージには、「危険」の文字があり、「発がんのおそれ」「呼吸器系の障害」などと記されている。さらに、電蝕防止剤の蒸気を吸引しない、汚染された作業着を現場から出さないなどの対策が書かれており、厳重な取り扱いが必要な危険な物質だ。
 それにもかかわらず、会社は安全対策をまったく行わず、現場労働者への危険性の周知も、安全対策の教育もしてこなかった。それを、動労千葉組合員からの指摘で安全問題として取り上げたのが、今回の問題の経緯だ。
 団体交渉では、はじめに、危険物質を含む電蝕防止剤を安全対策もなく使用させていたことについて、謝罪を要求した。これについてJR千葉支社、CTS双方とも会社の非を認めざるを得ず、経緯を含めて謝罪した。


防護具を着用した状況の写真。危険な物質を扱っ ており、厳重な対策が必要だったことが分かる。

電蝕防止剤のパッケージには、はっきりその危険性が書かれているが、会社は まったく安全対策を行ってこなかった。

 対策実施・冷房設置検討を確認

 会社は以下の対策を行うとした。

【保護具】
塵埃の吸引防止、手・体への付着や眼への侵入を防ぐことを目的として選定する。
(1)塵埃の吸引防止:マスクはDS1規格を使用
(2)手の保護:不浸透性手袋を使用 *ビニル製
(3)体の保護:防護服(使い捨て)を着用
(4)目の保護:防護メガネ(ゴーグル)を使用
【その他】
(1)電蝕防止剤の安全データシート (SDS)の掲示をする。
(2)作業時の保護具着用の表示を掲出し注意喚起を図る。
(3)作業場の改善
 舟体の分解作業に使用する作業台を固定式から移動式に変更し、吸塵器の前で舟体の分解作業ができるように改善する。あわせて吸塵器への寄り付きを良くするため従来の作業台の約半分の大きさに改善する。

 夏場の暑さの中、このような防護具を着て作業するには暑さ対策が必要だ。組合から冷房の設置などを要求し、対策を検討することを確認した。
 これほどの対応が必要なことが放置され、現場で働く労働者の命と健康がないがしろにされ続けていたのだ。
 会社も組合要求に基づいた安全対策をただちに取らざるを得なかった。この勝利をバネに、外注化、分社化・転籍強制阻止、組織拡大実現の闘いにたちあがろう。

7・25団交―会社 「外周地域に就労すべき勤務種別ない」ウソ!外周にエルダーの働く場を確保しろ

7・25団体交渉―会社回答 「外周地域に就労すべき勤務種別ない」はウソだ!

外周地域にエルダーの働く場を確保しろ!

(8・1現在も各地で募集継続【CTSホームページより】)

木更津・館山にエルダー配置した実績がある

「勤務種別ない」と繰り返すのみ

 今年度のエルダー就労先については、木更津支部3名 、幕張支部1名、佐倉支部1名が雇用契約を結ばず、再提示を求めて闘ってきた。JR・CTSとの交渉を重ねる中で、1名についてはCTS木更津事業所に再提示することが確認されていた。
 しかし、JR・CTSは5月になって「木更津にはエルダーが就労すべき勤務種別がない」などといって再提示を拒否してきた。
 その中で7月25日、外周地域にエルダー社員の就労場所を確保するよう要求した申28号に基づきJR千葉支社と団体交渉を行った。
 交渉の中で千葉支社は、外周地域の雇用の場の確保について、「CTSにおいてエルダーを配置する勤務種別がない」と繰り返すのみで具体的回答を拒否してきた。
 しかし、そもそも、木更津や館山にはエルダーが配置されてきた実績がある。エルダーが就労する条件はあるのだ。そこに「勤務種別」など関係ない。この点を追及された会社は、ただ沈黙することしかできなかった。

なぜ希望調査に地名があるのか

 しかも、エルダー就労先の希望調査書類には、地域として「木更津」が記載されている。「勤務種別がない」と回答するなら、なぜ希望調査で木更津地域が入っているのか。希望させるだけさせておいて「そもそも就労先はない」というのか? はじめから就労先がないなら、なぜ希望調査書類に地名が入っているのか? 書類に地域名があるなら、その地域の職場や職種の具体的根拠を示すべきだ。
 また、館山、勝浦、鴨川、銚子は希望調査で地名すら入れられていない。しかし、これらの地域に仕事がないというわけではない。
 CTSの各事業所では、木更津事業所30名、館山事業所28名、一ノ宮事業所20名、鴨川事業所30名、成田事業所26名、成田空港事業所43名の社員がいる。それだけの仕事が外周地域にあるということだ。しかも、どのエリアでも人員募集が行われている。
 会社は雇用の場があるにも関わらず、ウソまでついて意図的に外周地域へのエルダーの配置を拒否しているのだ。これはエルダー制度最大の矛盾だ。
 交渉においても、参加者、各支部代表から次々に怒りが叩きつけられた。

分社化・転籍強制ゆるすな

 「エルダー社員の会社における業務範囲拡大」提案では、再雇用後も乗務員を含めてJR本体で雇用する場合があるとしている。
 しかし、ダイ改ごとに労働強化が行われ、乗務員の勤務は現役でも過酷なものだ。提案では、「現役と同じ勤務種別を適用する」とされている。これでは65歳まで体が持たない労働者が次々に出ることは間違いない。
 そんな無理をおしてまで乗務員を希望しなければならないとすれば、外周地域から遠距離通勤が強制されるからだ。会社は「外周地域に雇用の場はない」と言い張り、過酷な乗務員勤務を続けるか、遠距離通勤を選ぶかの二者択一を迫ろうとしているのだ。
 どちらを選択しても体を酷使することになる。会社は、このような選択を強制し、全面的な外注化が完了するまでの間、矛盾を乗り切るために、エルダー制度を利用しようとしているのだ。そのためにウソまでついて、外周地域への雇用を拒否する。こんな悪辣なやり方は絶対に許すことはできない。
 この問題は、退職後の再雇用という重大な課題だ。同時に、全面外注化、分社化・転籍強制阻止に向けた闘いでもある。外周地域にエルダーの働く場を確保させることは最大の課題だ。今後も定年延長、外周地域への雇用の場の確保、運転士への高齢者対策を求めて全力で闘いぬこう。

動労千葉を支援する会30周年/7・22定期総会が大成功

動労千葉を支援する会30周年

7・22定期総会が大成功!

 7月22日、動労千葉を支援する会2017年度定期全国総会が開催されました。支援する会は国鉄分割・民営化の年、1987年4月11日に結成され、動労千葉と共に「分割・民営化絶対反対!」「1047名解雇撤回!」を一歩も譲ることなく、この30年間を闘い抜いてきました。
 東京・三多摩の仲間が開会挨拶にたったのち、連帯の挨拶で動労水戸の石井委員長は「JRの常磐線全線開通に向けた竜田―富岡間の10月21日再開に対し、9月23日いわきで集会とデモを行います。動労千葉と共に安倍政権を打倒する闘いを一緒につくっていきましょう」と闘いの決意を述べ、国鉄闘争全国運動よびかけ人の金元重先生は「ようやく『労働運動の変革をめざして』の本が出来ました。まずは手に取って読んでいただき、学習教材・討論材料として活用して、闘いの武器になるよう執筆者の一人として責任をとりたい」と、挨拶しました。

支援する会を全国の職場・地域に

 運動方針が山本事務局長から「①国鉄1047名解雇撤回―JR復帰を求める新10万筆署名運動の成功を!②戦争法撤廃―改憲阻止!雇用・労働政策の歴史的転換攻撃を粉砕しよう!反動安倍政権を打倒しよう!③第2の分割・民営化攻撃を許すな!国鉄闘争を軸に職場から闘う労働運動をつくりあげよう!職場・地域に闘いの拠点を!11月労働者集会への1万人結集を実現しよう!④支援する会・全国運動を全国の職場・地域に広げ、動労総連合を全国につくろう!動労千葉の組織拡大と一体で支援する会の会員拡大に総決起しよう!」と提起されました。

目の色変えて、勝負に出よう!

 動労千葉から田中委員長は、「支援する会結成30周年、長い年月における物心両面にわたる支援に本当に心から感謝を申し上げます。安倍政権は、2020年新憲法施行と打ち出した。私自身の決意としても、この3年間、目の色を変えて勝負に打って出ようと組合員に訴えています。2020年までには、韓国の民主労総がパククネを打倒したように日本の労働運動をつくりなおそう。その出発点が11月集会です」と提起しました。
 討論の始めに、1047名当該の中村仁君が、「支援する会運動・物販の2つが私たちを支えてくれています。運動で恩返しができるよう、87年に遡ってJRに採用を強いていく」と熱く語りました。その後、動労総連合の各単組の闘いと組織拡大、各地の職場での闘い、物販オルグや署名運動での労働組合とのつながりの広がりなどが報告されました。まとめを神奈川の運営委員が行い、第2部の懇親会に移りました。
 懇親会では、ギター演奏もあり、各地の仲間と交流を深めました。参加した動労千葉組合員一人ひとりから支援への感謝と闘いへの決意が表明され、大きな輪をつくってインターナショナルを合唱し、元気よく団結ガンバローを三唱し、総会は大成功のうちに終了しました。


第46回動労千葉定期大会

 ■9月9日(土)13時~、 10日(日)12時~
 DC会館

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11・5 全国労働者総決起集会

 ■11月5日(日) 正午
 ■東京・日比谷野外音楽堂

【関連企画】
 11・3 日韓理念交流集会
 11・4 労働者国際連帯集会

外周地域での エルダー雇用先を確保せよ!定年延長と65歳まで働ける職場と労働条件を確立しよう

ウソを並べて配置を拒否

 動労千葉は、今年度のエルダー希望者について、木更津支部3名 、幕張支部1名、佐倉支部1名が雇用契約を結ばず、再提示を求めて闘ってきた。
 CTS木更津事業所に関して、常時要員を公募していることに加え、3月末には木更津事業所で1名が退職したこともあって、1名は木更津事業所に再提示することが確認された。しかしJR―CTSは、5月になって「木更津にはエルダーが就労すべき勤務種別がない」というウソを並べてそれを覆いした。
 エルダーを配置することは十分できたにも関わらず、動労千葉組合員が木更津事業所で多数を占めてしまうことを恐れて配置を拒否したのだ。

「雇用先はない」は全くのウソ

これまで、JR千葉支社は外周区へのエルダー希望を出すことさえ拒否し、遠距離通勤を強制してきた。その結果やむなく退職に追い込まれた仲間が、既にたくさんでている。
 なぜ「外周地域に雇用の場がない」と言い張り続けるのか。千葉支社はその具体的根拠を何一つ示していない。
 木更津、館山のCTS事業所の社員数は総勢58名。一の宮・鴨川のCTS事業所の社員数は50名、成田・成田空港事業所は69名。銚子事業所は22名の規模業務がある。外周区全体のCTS事業所社員数の総勢173名だ。つまり、それだけの仕事が外周区にあるということだ。さらに、全てのエリアで募集を出している。「外周区の雇用先はない」は全くのウソなのだ。
採用情報 JR千葉鉄道サービス株式会社、7月5日現在 ホームページより

◎外周地域のCTS事業所の社員数 総勢173名

(外房線)
    一の宮事業所 20名   鴨川事業所 30名
(内房線)
    木更津事業所 30名 館山事業所 28名
(総武本線 成田線)
   成田事業所 26名 成田空港事業所 43名
   銚子事業所 22名

組織の総力をあげた闘いを

 「エルダー新提案」を受けて現場で最大の問題になるのは、この間JRが外周地域でのエルダー雇用先の確保を意図的に拒否し続けていることだ。
 外周区での雇用先の確保のために、これまでの構えを根本から替える決意で組織の総力をあげた闘いを展開しなければならない。
「勤務種別がない」などとウソまでついて木更津事業所の配置を拒否したことに謝罪するまで徹底追求しなければならない。
 定年延長と65歳まで働ける労働条件確立、全面外注化・分社化と転籍強制粉砕に向け、全力でたちあがろう。

 

エルダー提案は分社化・転籍への布石(下) 新たな裏切りに手を染める東労組

3 新たな裏切りに手を染める東労組

 ●なぜ今「シニア協定」?
 「エルダー社員の会社における業務範囲拡大」提案をめぐっては、さらに重大なことが起きている。東労組・革マルが、17年前、鉄道業務外注化で大裏切りを行ったときと全く同じ構図で登場していることだ。
 東労組は、今回の提案に対し、「『シニア雇用協定』と『今後の雇用の基本に関する覚書』の主旨は今も変わらないことを確認した」ということを最大の成果として打ち出している。
 「シニア協定」「覚書」とは、2000年に締結されたもので、17年も前の協定だ。しかも「シニア制度」自体とっくのとうに廃止されており、当然シニア協定も消滅している。何故かそれを今持ち出してきたのだ。
 普通に考えたら全く理解できないことだ。今回の提案についての東労組の情報には「シニア協定」「覚書」を再確認したことばかりが繰り返し書いてあり、当時の経緯を知らない者には何を言いたいのか理解できないはずだ。
 だが、今回の東労組のこの対応のなかにこそ、会社提案の隠された本質が示されていると考えなければならない。

 ●「シニア制度」とは何だったか
 「シニア制度」とは、年金支給年齢の引き上げに伴う60歳以降の「再雇用機会提供制度」であった。提案されたのは1999年。それは一見業務外注化とは何の関係もないもののように装われていた。実際、提案には外注化の「外」の字も書かれてはいなかった。しかし実際は、検修構内・駅・保線・電力・信通業務の全面的外注化と完全に表裏一体のものとして画策された攻撃だったのだ。
 東労組の幹部たちはもちろんそれを知っていた。知っていたというよりも、外注化が前提の制度であることを最後まで隠して進めることを会社と一体で計画した首謀者であった。
 核心部分が隠されていたため、数ヵ月に及ぶ団体交渉は全く意味のないものになった。動労千葉は、シニア制度が業務外注化と何らかの関係をもって提案されているのではないかという疑問をもって、その点についても申し入れたが、JR東日本は「直接リンクするものではない」としらをきり続けた。
 ところが、実際は「直接リンクしない」どころの話ではない。「再雇用」の前提条件が外注化推進協定を結ぶことだったのだ。最終的に東労組が妥結した時点で初めて明らかにされたのは、「労使は業務委託を深度化し着実に推進する」という条項(外注化推進条項)を含む「シニア協定」を締結した組合に所属する者だけが、60歳以降再雇用されるということであった。その結果何が起きたのかは誰もが知っているとおりだ。施設関係、駅、仕業構内、検査派出などの業務が次々に外注化され、何千人ものJR労働者が強制出向に駆り立てられたのだ。
 ●東労組の外注化裏切り
 それを東労組は、「他企業と比べてぬきんでた素晴らしい制度」「再雇用されるのは東労組の組合員だけだ」「覚書によって、国鉄改革を中核として担った意欲ある真面目なシニア社員だけが再雇用されることを確認した」などと称して大宣伝を繰り広げた。
 それは卑劣極まりないやり方だった。年金が出るまでの再雇用という、一人ひとりの労働者にとって何よりも切実な問題を逆手にとって労働者を外注化・強制出向に駆り立てていくというやり方。それだけでなく、それを他労組の切り崩しにまで使うやり方。どこからこんな悪巧みが生まれてくるのかと思うほどの卑劣さだ。
 しかも会社と東労組は、最終的な修正提案を全組合に一斉に行ったかのように見せ掛けて、実はその何日も前に両者の間で合意していた。東労組が事前に情報を作成して各地方に発送し、提案の日には一斉に他労組攻撃を開始できるように仕組んだのである。異様な癒着体制だ。
 それは実際に功を奏して、国労なども「再雇用」に飛び付くために外注化を認めていくことになる。再雇用を拒否されるという苦しい現実に立ち向かいながら外注化に反対して闘い続けることができたのは、動労千葉―動労総連合だけであった。
 ●「シニア協定再確認」の意味
 これが「シニア協定」とその「覚書」の本質であった。だが、今回のエルダー提案をめぐって、また再び全く同じことが起きているのだ。
 6月9日、本社で提案を受けて帰ってきたら、すでに東労組の「業務部速報」が職場に張り出されている。会社と東労組の間では少なくとも何日も前に話ができていたということだ。
 しかも、冒頭にも触れたように、「業務部速報」には、今回の提案にあたって、「『シニア協定』とその『覚書』の主旨は今も変わらないことを確認した」ということが書かれていたのである。それがどれほど重大な意味をもつのかは、「シニア協定」の経緯と内容を見れば分かるはずだ。
 「シニア協定」「覚書」の核心は、「労使は業務委託を深度化し着実に推進する」ことを確認したことにある。東労組は、現時点でわざわざそれを再確認したのだ。つまり今的に言えば、「労使は『水平分業』を深度化し着実に推進する」ということを約束したということだ。
 「水平分業」とは《分社化・転籍》、すなわち、業務外注化をこれまでとは全く違う次元まで拡大するということである。「強制出向」というレベルではなく、「転籍」を強制するところまで外注化を拡大するということだ。
 ●透けて見えてくるもの
 実際、東労組は、『業務部速報/№118』のなかで、「65歳定年延長に向けた大きな一歩です」と歯の浮いたようなことを書きながら、「とはいえ、様々な施策が行われている中で、昭和採用者が65歳を迎える7年後以降どのような体制を構築するのかなど、内容の議論を深めていかなければなりません」と書いている。
 よく読んでほしい。「様々な施策」とは「水平分業」のことだ。国鉄採用者が抜けた後のことは何も明らかにされていない。「議論を深めていかなければならない」と言うが、そこに「7年後以降」などという妙に具体的な数字が出てくる。会社と東労組の間の議論が抽象論だけで終わっているはずがないと考えれば、「7年」という数字は、この間に全業務の分社化・転籍を強行することが確認されているとも読める。
 ●大裏切りが進行している!
 最後に、この間、東労組・革マルと会社がどれほど対立し、衝突していたのかを考えてほしい。会社は明らかに労務政策を転換し、東労組・革マルを使い捨てる構えでいた。一方、東労組側は、スト権投票だとか、36協定問題など、あの手この手を使って「使い捨てないでくれ」と必死に会社に泣きついていた。
 こうした経緯をふまえて今回の問題を見ると、その意味がより鮮明に見えてくる。
 つまり、東労組・革マルは「水平分業」=分社化・転籍攻撃への全面協力を誓うことによって癒着体制を必死で修復しようとしているのではないか? そのために持ち出されたのが「シニア協定の再確認」だったのではないのかということだ。「あの時は労使一体で外注化までやったじゃないか」「東労組が協力しなければ外注化はできなかったはずだ」。こう言って自らの存在を会社に売り込んでいるのではないか。
 今回のエルダー提案の背後で、東労組の大裏切りが進んでいることは間違いない。それはJRやグループ会社で働くすべての労働者の雇用や権利を破壊し、売り渡す裏切りだ。絶対に許すことはできない。
 「水平分業」を阻止するために、そして定年延長と65歳まで働き続けることのできる職場と労働条件の確立をめざして共に闘おう。6・25定期委員会の成功をステップに、全力で反撃にたちあがろう。