「水平分業」=分社化・転籍攻撃を許すな!

分社化・転籍への外堀を埋める攻撃

 JR東日本が掲げる「水平分業の深度化」とは、鉄道業務の外注化をこれまでとは全く違う次元に進めようとする重大な攻撃だ。鉄道の業務を「駅運営会社」「車両検修会社」「保線会社」等、何十もの会社にバラバラに分社化し、JR本体は鉄道施設を保有しているだけの持株会社にしていく。そこで起きるのは、JRで働く労働者への「転籍」の強制だ。つまり「水平分業」とは、《外注化→強制出向》から《外注化→転籍》への外注化攻撃の質的な転換を意味するものだ。
 実際、JRと同じ時期に民営化されたNTTは900もの子会社に分割され、労働者は、選択の余地がない状態に追い込まれ、3割もの賃下げを伴う「転籍」の承諾書にサインせざるを得なかった。「承諾するかどうかは自由ですが、子会社にしか仕事はありません」と言われるのだ。
 相鉄バスでも、年収が平均350万円もの開きがある子会社への転籍か早期退職が強制されている。2010年に分社化された時点では、組合が抵抗して闘いぬいた結果、賃金水準の変わらない「出向」で押しとどめてきたものが、6年を経てついに「転籍」に踏み出してきたのである。
 JRでも同じ攻撃が開始されようとしている。「仕方がない現実だ」と思わせて、転籍を強制する。JR東日本は、この1年をかけてその外堀を埋めて労働者を追い込もうとしているのだ。

駅、建築土木業務別会社化攻撃

 JR東日本は、今年度でグリーンスタッフの募集・採用を中止した。それは、グリーンスタッフが配置されている首都圏の大規模駅まで外注化することを意味するものだ。すでに千葉支社では直営で運営されている駅は約3割。残りは無人駅か委託駅だ。すでに「駅業務別会社化」寸前まで来てしまっているのが現実だ。
 しかも駅業務が別会社化されたら、車掌・運転士はどうなるのか。駅→車掌→運転士という昇進コースが断ち切られ、車掌・運転士まで「別会社化」への扉が開かれることになる。「まさか」と思うかもしれないが、東武鉄道では、駅・車掌・運転士を丸ごと一緒にして別会社化が強行されている。
 建築・土木関係でも、去年末に業務委託の拡大が提案されたが、その内容は、設計のさらに前段=計画を立てる段階から委託するというもので、JRには何も残らない。「ほぼ別会社化」と言っても過言ではない。あとはいつ「転籍」に踏み切るかだけが残っているのが現状だ。

車両検修業務でも別会社化の動き

 車両検修部門でも事態は進んでいる。2012年に仕業・構内業務の外注化が強行された時点で、「5年後には機能保全や臨時検査業務も外注化」という話がまことしやかにされていたのが現実であった。
 しかも「大量退職問題」を逆手にとって「外注化を拡大するしかない」という意識に現場の労働者を誘導していこうとする卑劣な手段がとられている。すなわち、CTSではプロパーの労働者がどんどん養成され、大量退職に伴って「エルダー」がどんどん仕業・構内に配属され、元々仕業・構内を担当していた者は「出向解除」の名の下に業務を外されていく。しかんしJRに戻っても業務がない。そうやって、「結局そっくり別会社化するしかない」と思わせていく。こうやって転籍攻撃の外堀が埋められようとしているのだ。
 さらに一昨年、東日本テクノロジーという車両検修会社がつくられた。工場などの業務を請負い、海外展開もする本格的な車両検修会社だ。その社長が年頭あいさつで、「いわゆる請負業務から、計画、判断、生産管理、品質保証、設計、施工管理など、より技術的な役割を求められるようになっている」「自ら分析・検討、計画を策定し、実行していく」と言っている。

今闘えば止められる

 分社化―転籍攻撃を止めよう。今闘えば止められる。17年に及ぶ外注化阻止闘争がそのことを示している。
 「7~8年で業務委託の最終段階までもっていく」―これが、2000年時点で東労組と会社が合意した確認事項であった。しかし、千葉から上がった小さな闘いの火は、外注化攻撃を全体揺るがし、17年間にわたってJRを追いつめてきたのだ。
 会社はずっと口を閉ざしてきたが、強制出向無効確認訴訟では、検修・構内外注化攻撃に対して「偽装請負の疑いが極めて強い」という何項目にもわたる指導票が労働局から出されていたことも明らかになった。
 転籍攻撃とは、労働者の賃金・権利・未来を打ち砕く攻撃だ。CTSプロパー採用の仲間たちの賃金は20年働いても20万円までいくか、いかないかの超低賃金だ。
 JR本体とCTSの仲間たちが団結して闘えは絶対に止められる。検修職場から外注化・転籍粉砕の火の手をあげよう。JRの強制出向者も、CTSプロパー採用者も、仕事と一緒にJR本体に戻せ!

CTS、年齢給や手当などの賃金改定を提案 生きていける賃金を出せ! 17春闘で大幅賃上げを勝ち取ろう

CTSは2月20日、4月1日付での就業規則改定案を各組合、職場代表に提示し、意見聴取を行ってきた。この改定案をめぐって3月17日、CTSと団体交渉を行った。

「プロパー社員の離職防止」

 改定案の概要は以下の通りだ。
①若年層の年齢給を増額する。また清掃部門も含めた熟練社員の離職防止のため、現在は49才から低下する年齢給を、44歳以降定年まで定額とする。
②新卒者の安定的確保のため、採用市場を見ながら職務給の加算を行う。
③乗務員指導、構内作業計画、検修技術管理などを担当する社員について「指導担当・計画担当」の職務手当を新設する。
④「検修技能資格(1級、2級、3級)」制度、各資格手当を新設する。
⑤乗務員、検修作業の作業手当を若干、増額する。信号取扱の作業手当を新設する。
⑥病気休職発令の条件を若干緩和するなどだ。

 提案の理由についてCTSは「離職リスクが高い若年者の賃金水準改善のため」「新卒者の安定的確保、熟練者の労働力確保のため」などとしている。

プロパー38人中、6人が離職
(2013年~16年度)

 団交ではまず、プロパーと熟練者の離職状況を質した。
組合:現在のプロパーの離職者数、離職率は。
会社:13年から4年間で38人の新卒のプロパーを採用した。離職者が6名、離職率は15%だ。うち、今年度は5人が離職した。
組合:仕業構内、転削、上回り検修を担当している人数は。
会社:現在、32人のプロパー社員のうち、半数あまりが仕業構内を担当。残りの方が転削や上回り。指導操縦士の養成、信号などの担当者養成は、現実的にはまだまだというところ。
組合:清掃部門の離職者数は。
会社:清掃部門は50歳代が大半。社員が約130人、契約社員が約320人、パート社員が約100人。一年間で150~200人を採用し、150~200人が辞める。1年で3分の1の人が入れ替わる状況。
組合:辞める理由は賃金面が最大の問題ではないか。仕事の大変さと賃金が見合ってないからだ。

【検修技能資格について】
組合:検修技能資格の詳細は。
会社:検修技能資格の社内制度をつくる。3級は社内試験で、試験官はCTS本社の人間と考えている。2級、1級については国家資格として技能士2級、1級があるので、それを準用する。17年度から実施する予定。新年度に入ってから周知していく。
組合:清掃の技能資格と手当額が違うのはなぜか。
会社:運転車両に関連する業務であり、清掃とは業務が違うという位置づけ。

【賃金水準について】
組合:プロパー社員の賃金をJR東日本と同水準にすること。離職は賃金面が最大の問題なのは明らかだ。
会社:それにこしたことはないが、今のところそこまでできない。
組合:清掃部門から社員登用された場  合の初任給や、技能資格手当の額も、運転車両と格差が大きすぎる。是正すべきだ。
        ・・・・
 団交の最後に、動労千葉としては外注化そのものに絶対反対であり、CTSは仕業・構内などの受託契約を解消することを求めた。そして、外注化を前提とした今回の就業規則改定にはまったく同意できない。さらに、昨年10月に行われた契約社員の時給制への転換や「無期転換制度」などに反対の立場を表明し、団交を終えた。

外注化体制の
            破たんだ

 今回の賃金改定の背景にあるのは、外注化体制崩壊の始まりそのものだ。鉄道の安全を担う検修業務を丸ごと外注化し、徹底的な低賃金・無権利でこき使おうとするJR東日本のあくどいやり方の破たんが始まっているのだ。
 年齢給や手当が若干、改定されたものの、そもそもの賃金水準の低さ、定期昇給額の低さは何も変わらない。小手先のインチキで労働者をだますことなどできない。
 JR東日本とCTSは検修・構内外注化を解消し、仕事も人もJRに戻せ! プロパーの仲間を、JR東日本が直接雇用せよ。すべての仲間は動労千葉に結集し、ともに闘おう。

【資料】CTS社員の基本賃金の構成

基準内賃金――基本給
(年齢給+職務給)
職務手当
(主任・班長、指導係 等)
技能手当
扶養手当

※基本賃金の構成は運転車両、清掃部門ともに同じ。
 住宅手当はない。
※契約社員・パート社員はすべて時給制。
 契約・パートには扶養手当はない。

【年齢給について】
・20歳代前半の上昇幅を少し増やしているが、30才前後からあまりあがらなくなる。
 結果としての到達額には、ほとんど大差ない。小手先のごまかしである。

エアコンも、飲用や洗面につかう水道もない! 手も顔も洗えない! 石鹸すらない!! CTSは直ちに改善せよ!

劣悪な職場環境!

 動労千葉は千葉鉄道サービス(CTS)に対して3月17日、「各事業所の休憩施設に関する申し入れ書」を提出した。

動労千葉申20号
2017年3月17日

各事業所の休憩施設に関する申し入れ

1.CTS各事業所における休憩施設について

(1)駅舎清掃を担当する各事業所および出先の駅舎に関して、次の点を明らかにすること。
  ①出先の駅舎で休憩する施設の有無について。
  ②暑さ、寒さをしのぐための冷暖房設備の有無について。
  ③飲用または食器洗浄に使用する水道施設の有無について。
  ④冬季に使用するための湯沸かし器の有無について。
  ⑤洗面施設の有無及び、せっけん等、衛生状態を保持するための備品の有無について。
  ⑥休憩を取るための椅子及び机の有無について。
  ⑦救急箱の有無について。

2.駅舎におけるJR施設(休憩室、飲用の水道、洗面所、更衣室、トイレ等)の使用方に関して明らかにすること。

 すでに、エルダー社員としてCTSに出向して働いている動労千葉組合員が数多くいる。中でも、駅清掃を担当する組合員の職場環境が極めて劣悪だ。
 ある駅での作業待機所は、4畳半ぐらいのスペースの物置小屋。多くの清掃用具、ペーパーやごみ袋のストック置き場、さらには回収したごみの集積所と兼用だ。あいている空間は「1畳半ぐらいしかない」。中にあるのはモップを洗うためのシンクのみで、飲用や洗面につかう水道もない。エアコンはもちろんなく、手を洗うための石鹸すらない。ここで働く組合員は、毎日飲む水を、水筒に入れて持参するか、コンビニ等で買っている。仕事終わりには、各駅で作業を終えた労働者が、指定の便乗列車でいっせいに事務所に帰ってくるため、事業所の事務所も大混雑となり、満足に手も顔も洗えないまま帰宅せざるをえないのが現実だ。
 ここで働く組合員は、まず手を洗うこと、顔を洗うこと。水が使えるところがないことが一番の問題だ」と訴えている。

全CTS労働者の問題だ

 これは、ある駅の特殊な事情ではない。車両センターや大きな事業所の事務所以外は、どの駅でも同じような状態だ。JR東日本は「グループ会社全体としての発展」などと、えらそうなことを言っているが、下請け会社の仲間が置かれている現実が、ここにまざまざと示されている。本当に怒りにたえない。直ちに改善させなければならない。

これは違法状態だ

 言うまでもなく、こうした設備の不備は、労働安全衛生法をもとにした労働安全衛生規則や事務所衛生基準規則など、最低限の基準すら満たさない違法状態だ。春闘の重要な一環として、徹底的に追及し改善をかちとろう。

事務所衛生基準規則

(給水)
第十三条  事業者は、労働者の飲用に供する水その他の飲料を十分に供給するようにしなければならない。
(洗面設備等)
第十八条  事業者は、洗面設備を設けなければならない。
(休憩の設備)
第十九条  事業者は、労働者が有効に利用することができる休憩の設備を設けるように努めなければならない。

 

3月ダイ改阻止の闘いを引き継ぎ、 春闘第2ラウンドの闘いへ

組合員が総決起

 動労千葉は、第2の分割・民営化攻撃粉砕、3月ダイ改阻止、内房線・久留里線の切り捨て反対を掲げ、3月4日から5日にかけて全本線運転士がストライキに起ち上がった。
 3月3日のスト貫徹総決起集会、4日の館山行動、5日のJR東日本本社抗議闘争にのべ200名を超す組合員が決起し、闘いをやりぬいた。
 われわれは2月4日の館山地域集会を地域住民と一体となって成功させ、JR-安倍政権の地方切り捨て攻撃と真正面から闘いぬく陣形を作りあげることをもって、第2の分割・民営化攻撃粉砕の突破口を切り開いた。この力をもって17春闘勝利、分社化・転籍攻撃粉砕、1047名解雇撤回、国鉄労働運動の再生へ全力で突き進もう。 “3月ダイ改阻止の闘いを引き継ぎ、 春闘第2ラウンドの闘いへ”の続きを読む

「65歳まで働く意思を示せばよい」 【無期雇用転換】 CTSとの団交で強く再確認

 動労千葉は3月3日、CTSと春闘第一弾の団体交渉を行った。今回の交渉では、各事業所ごとの該当者の数、申請・面接の詳細を明らかにするとともに、無期雇用転換に際しては「65歳まで働く意思を示すだけでよい」ということを強く再確認した。
 2017年度中に、CTSで働く契約・パート社員の過半数が申請・面接・判定の対象となる。ひとりの雇止め=首切りも許さない闘いをさらに強めていこう。莫大な黒字を積み上げるJR東日本を包囲し、生きていけるだけの大幅賃上げをかちとろう。全組合員の総決起で、CTS、貨物を焦点とする春闘第2ラウンドに突入しよう。 “「65歳まで働く意思を示せばよい」 【無期雇用転換】 CTSとの団交で強く再確認”の続きを読む

安心して働き続けられる職場を

動労千葉は2月14日、CTS本社に対して、春闘第1弾の申し入れ書を提出しました。


労働条件及び無期雇用転換等に関する申し入れ(その1)

2017年2月14日

1.JR東日本のダイ改にともなうCTS各事業所の労働条件に関して、以下の点を明らかにすること。
(1)JR東日本の3月ダイ改にともなう内房線での君津・木更津折り返し運転、及び内房線、久留里線の列車削減に関連して、館山事業所、鴨川事業所、木更津事業所の要員数、作業ダイヤの計画について。
(2)「特急列車の削減」「木更津・君津系統分離」等、ここ数年、千葉以東の列車削減が相次いでいることに関連して、CTS各事業所の将来展望に関する会社の考え方について。

2.契約社員・パート社員の「無期雇用転換」に関して、以下の点を明らかにすること。
(1)2017年度中に雇用期間4年目を迎える契約社員・パート社員(無期雇用転換の該当者)の事業所ごとの人数について。
(2)無期雇用転換に関する「申請」「面接」「判定」の実施時期、実施要項の詳細について。

3.定期健康診断については、労働者の健康確保のために会社が実施義務を課せられていることから、労働時間として取り扱うこと。

4.作業手当てについて次のとおり取り扱うこと。
(1)夜間作業手当については、全事業所一律に、一日あたり1500円に改めること。
(2)ポリッシャー作業を行っている実態があることに踏まえ、ポリッシャー手当てを復活させること。
(3)汚物処理、人身事故後の車両洗浄など、精神的・肉体的負担が過大な作業をおこなった場合は、作業手当てを支払うこと。           
 (以上)


会社は責任をもって雇用・生活を守れ

 一つ目の項目は、3月4日のダイ改にともなうCTS各事業所の労働条件についてです。
 内房線や久留里線で、またも列車削減が計画されています。房総半島外周地域のCTS各事業所では、雇用や労働時間、健康保険の取り扱いなどについて不安が広がっています。CTSと親会社であるJR東日本には、雇用した仲間の仕事と生活を守る責任があります。

ひとりの首切りも許さないぞ!

 第2は、昨年の就業規則改悪にともなう「無期雇用転換」に関してです。早くも今年から、無期転換に向けた「申請」「面接」「判定」の手続きが始まります。2014年3月以前から働いているすべての契約・パートの仲間が対象となります(2014年4月以降に入った方は、来年度以降)。
会社は昨年の団交で「契約・パート社員は最長5年で雇用満了。無期雇用転換は新たな採用行為と考えている」とふざけたことを言っていましたが、会社の勝手な選別=解雇を絶対に許してはなりません。こんな差別・選別の制度は、絶対に撤廃させなければなりません。

生きていける賃金を出せ!

 第3、第4は、健康診断の取り扱い、作業手当てについてです。
 ポリッシャーを実際にやっている人に手当てが出ない、汚物処理などの大変な作業にも手当てが出ない。健康診断は「自分の時間」で行け。現状は矛盾だらけです。10月以降、若干の基本賃金引き上げがありましたが、職場の仲間は「ぜんぜん上がった実感がない」「何十円アップなんて子どものこづかいじゃあるまいし」と口々に言っています。
 仕事や仲間にやっと慣れても、あまりの低賃金で働き続けられない。その結果、要員不足や、残った者への労働強化が慢性化しています。手取り確保のために無理して夜勤を増やし、体調を崩している仲間も多いです。カゼを引いても、なかなか治りません。日勤だけで生活していけるだけの賃上げこそ、すべての問題の土台であり、みんなの最低限の要求です。

声を上げよう

 今回の申し入れ書は、大幅賃上げを求める闘いの第1弾です。組合アンケートにもとづく基本賃金引き上げ要求は追って提出します。一人ひとりが声を上げることこそ、会社に対する最大の力です。賃上げと労働条件改善をかちとり、安心して働き続けられる職場をともにつくろう!

17年の闘いへの青年部の訴え —- 動労千葉に入り、怒りと誇りをもって共に闘おう!

 3月ダイ改反対、外注化粉砕、CTS大幅賃上げ―就業規則改悪撤回、組織拡大に向けた17年の闘いの決意を、青年部に語っていただきました。

〈参加者〉

北嶋青年部長(千葉運転区支部)
渡辺青年部書記長(幕張支部)
HK 常任運営委員 (京葉支部)

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17春闘で大幅賃上げをかちとろう—CTS組合員からの新年あいさつ

安心して働き続けられる職場を

【幕張支部】

 昨年の就業規則改悪をめぐっては、さまざまなご協力をいただき本当にありがとうございました。
 早くも今年から無期雇用転換に向けた「申請―面接-判定」が始まります。
 会社は団交で「契約・パート社員は最長5年で雇用満了。無期雇用転換は新たな採用行為」と、ふざけたことを言っています。会社の勝手な選別=解雇を絶対に許さず、一瞬も油断することなく、一人の雇い止めもさせない闘いをつくっていかねばならないと決意しています。こんな差別・選別の制度は、絶対に撤廃させなければなりません。 “17春闘で大幅賃上げをかちとろう—CTS組合員からの新年あいさつ”の続きを読む

JR証言 「一人で清掃・検修・運転やらせ人員を減らせば利益が上がる」第18回強制出向無効確認訴訟-証人尋問第3回

1月13日、第18回動労総連合・出向命令無効確認訴訟の第3回証人尋問が行われた。今回を含めて3度の証人尋問における裁判闘争では、すべて大法廷を埋め尽くして闘い抜いた。組合側は田中委員長、JR側は本社運輸車両部の池田裕彦証人が証言に立った。 “JR証言 「一人で清掃・検修・運転やらせ人員を減らせば利益が上がる」第18回強制出向無効確認訴訟-証人尋問第3回”の続きを読む

第17回強制出向無効確認訴訟-証人尋問第2回/水戸・高崎の仲間が堂々たる証言 1/13第3回証人尋問に大結集を!

12月16日、第17回動労総連合・出向命令無効確認訴訟が行われ、第2回証人尋問が行われた。傍聴希望者が170人を超え、大法廷を埋め尽くして裁判闘争を闘った。

現場から安全破壊・偽装請負暴く

初めに証言にたった動労水戸・石井委員長は、動労水戸結成から一貫して不当労働行為が行われてきたことを明らかにした。
またMTSの水戸、大子、土浦事業所ではプロパー社員がまったく育成できていないという、MTSの養成の実態を暴いた。 “第17回強制出向無効確認訴訟-証人尋問第2回/水戸・高崎の仲間が堂々たる証言 1/13第3回証人尋問に大結集を!”の続きを読む

東労組がまたも大裏切り! 「5年で全員雇止め」を労働組合の名において容認

「5年で全員雇止め」を労働組合の名において容認

CTS就業規則改悪をめぐって東労組はまたもや大裏切りを行った。
図にあるように、CTS就業規則の修正提案が行われた8月30日の前に、東労組は、JR東日本との経営協議会(8月25日)の席上で「提案容認」を伝えていたのだ!
現場の仲間の怒りや闘いを踏みにじり、上から圧殺するとんでもない裏切り行為だ。
東労組は「CTS労組からの要請を受け」「実施にあたって労働条件が低下することがないよう」に再確認した、と言っているが、ふざけるのもいいかげんにしろ!
東労組は、「5年で全員雇い止め」を労働組合の名において容認したのだ。労働契約法を骨抜きにし、「5年で無期雇用転換」の制度を悪用する新就業規則に、労働組合の名で『お墨付き』を与えたのだ。 %e6%9d%b1%e5%8a%b4%e7%b5%84%e8%a3%8f%e5%88%87%e3%82%8a%e3%81%ae%e6%a7%8b%e5%9b%b3

「覚書」とは業務外注化推進の裏切り文書

東労組は裏切るにあたって、「2012年6月の『グループ会社と一体となった業務体制のさらなる推進』に関する『覚書』にのっとって、労働条件の向上を実現することを再確認した」と言っている。
この「覚書」こそ、4年前の検修・構内業務の外注化推進を東労組が認めた歴史的な裏切り文書だ。
東労組が「覚書」を交わすときは、例外なく職場の労働条件や雇用形態が破壊されるときだ。JR東日本におけるグリーンスタッフ(最長5年の契約社員)導入のときも、東労組は「雇用を守る」と称して「確認メモ」を会社と交わし、契約社員導入を認めた。外注化攻撃の開始にあたっても、いくつもの「覚書」「確認メモ」を交わし、雇用破壊・安全破壊の業務外注化を会社と一緒になって進めてきた。
労働契約法の「無期雇用転換制度」への対応は、各支社の鉄道サービス会社だけでなくJR東日本のグループ会社全体におよぶ巨大な問題だ。何万人もの契約・パートの仲間が影響を受け、雇用と生活が左右される。東労組は、この問題をめぐって会社と全面対決になることに震え上がり、またもや歴史的な大裏切りを働いた。

東労組・CTS労組と決別し、動労千葉に結集しよう

CTS労組は、組合員の意見すら一度も聞くことなく、東労組にすべてを丸投げして修正提案を容認した。河原井正一委員長をはじめとするCTS労組3役の責任はあまりにも重大だ。こんなもの労働組合でもなんでもない。東労組やCTS労組と今こそ決別し、動労千葉に結集しよう!

一人の首切りも許さないぞ!CTS新就業規則との闘いは第2ラウンドへ

「全員を5年で雇い止め=選別し新規採用」が新制度の本質

10月1日、CTS(千葉鉄道サービス)は多くの反対の声を押し切って就業規則の改悪を強行した。CTSでの闘いは、新就業規則のもとでの「一人の雇い止め=首切りも許さない」という新しい段階に入る。現時点での闘いの到達点と課題を再確認し新たな闘いに打って出よう。

10月1日からの契約・パート社員の雇用契約書には「契約・パート社員(有期)の雇用期間は最長で5年間とする」という一文が新しく書き込まれた。これまでになかった内容だ。新就業規則の最大の核心はここにはっきし示されている。
2018年4月以降の雇用について会社は、「会社としては『有期』の契約・パートはあくまで最長5年で期間満了。『無期』の方は新規の採用行為と考えている。JR東日本のグリーンスタッフも、同様の取り扱いをしている」と明言している(9月20日の動労千葉との団体交渉)。
つまり、これまで10年、20年とCTSで働き、職場を支えてきた仲間も含めて2018年3月末で、いったん全員を雇い止めにするというとんでもない制度が、なによりも新就業規則の本質だ。
労働契約法は、抜け穴だらけのザル法とはいえ「有期契約労働者の雇用と生活の安定」を建前として制定された。これに180度反する違法な就業規則だ。反復して更新してきた労働者は、雇い止めをしてはならない(正社員解雇と同様の理由が必要)という労働契約法19条にも反している。
雇用期間5年を迎える仲間に対しては、「申請―面接―判定」の手続きが早くも来年度(2017年度)から始まる。清掃の仕事をしたこともないCTS本社の天下り幹部が、なにを「判定」するというのか! われわれは、一人の雇い止め=首切りも絶対に許さない。

職場の怒りがギリギリまで会社を追い込んだ

他方で、2月の提案以来、全職場からわき上がった怒りはCTS本社をギリギリまで追い詰めている。9月7日の動労千葉との団体交渉で会社は、
「無期への申請に伴う判定に関しては、今までの更新の判定と基本的に変わるものはない。今度は期間が長いので、65歳まで働く意志があるかを確認する」
と回答している。つまり「就労の意思」を示せば、雇い止めにはできないということだ。
2月の提案当初は「無期雇用にする方は、班長や主任など、将来、職場の軸になる方を想定」と、とんでもないことを言っていた。しかし、職場の怒りの激しさを前に、CTSは大きく方針転換をせざるを得なくなった。雇い止めを許すのかどうか、それは職場からの闘いの力にかかっている。なによりも、動労千葉への組織拡大をかちとり、会社との力関係を転換することに最大の勝負どころがある。

CTSからも11月労働者集会へ

労働契約法で決められた「無期雇用転換」が始まる2018年を前に、CTSと同じような攻撃が、全国のあらゆる職場で始まっている。CTSでの攻防は、JR関連のみならず、全国の仲間の最先端の位置にあり、その行方を決めるような位置を持っている。
11月6日に開かれる全国労働者集会には、自治体や郵便局、あらゆる民間企業で、こうした「5年雇い止め」攻撃と闘う全国の仲間が集まる。組合員はもとより、まだ動労千葉に入っていない仲間も誘ってCTS職場から11・6集会に参加しよう。
闘う労働組合が絶対に必要な時代が来た。動労千葉のように会社と真っ向から闘う労働組合が、あらゆる労働者の目に見える形で、社会的に大登場することが切実に求められている。11・6集会の大成功をかちとろう。

10・1抗議行動 (幕張事業所門前)

9・30CTS本社前―10・1幕張・京葉事業所門前抗議行動 

CTS就業規則改悪粉砕まで闘おう!

 CTSは就業規則改悪の10月1日実施を強行した。絶対に許せない!
われわれ動労千葉はこの就業規則改悪強行に対し、9月30日はCTS本社前、10月1日は早朝から幕張、京葉事業所前に、CTSの仲間を先頭に各支部から組合員が結集し抗議行動を闘いぬいた。

9・30CTS本社前抗議行動
幕張事業所 京葉事業所

闘いはこれからだ!

本社前行動ではCTSで働く組合員が腹の底からの怒りで会社を弾劾するとともに、これからの闘いの決意を語った。
「10年、20年と契約社員で働き続けている人はいっぱいいる。今さら面接をして、会社は何を聞くんだ」
「何年もの間、月給制で働いてきた。給料が安いのに我慢してきたのに、また時給制に戻り、昇給もなくなる。この先、生活に支障が出るのはわかっていること。絶対に阻止するまで闘っていく」
「月給制でも安定した生活ができないのに、時給制でどうやって生活しろというのか。絶対に撤回させたい」

これからこそが闘いの本番だ。JR―CTSを貫く闘いを組織し、就業規則改悪粉砕まで闘いぬこう。

 動労千葉に結集し闘おう

この就業規則改悪は完全な違法・脱法行為だ。しかし、CTS労組3役は、職場の意見を聞くこともなく、自らの組合員も裏切り、会社の違法行為に手を貸した。その責任はあまりに重大だ。
今こそ闘う労働組合が必要だ。すべての仲間は動労千葉に加入し共に闘おう。

最高裁の強制収用を許すな! 第3滑走路粉砕! 安倍政権打倒!

10・9三里塚全国集会へ!

10月9日(日)正午  成田市東峰・反対同盟員の畑

国鉄1047名解雇撤回! 闘う労働組合の全国ネットワークを!
東京―ソウル国際共同行動で戦争と労働法制解体攻撃に反撃を! 

11月全国労働者総決起集会

11月6日(日)正午  東京・日比谷野外音楽堂

就業規則改悪の強行を弾劾する 闘いはこれからだ!

本日10月1日から、CTSで新就業規則が適用されます。違法・脱法のかたまりである新就業規則など無効であり、撤回あるのみです。
働く者の雇用と生活を安定させるために「5年を超えたら無条件で無期雇用に転換する権利」(無期転換権)が労働契約法という法律で決まりました。CTSは、この無期転換権を否定するために「契約社員・パート社員(有期)の雇用期間は最長で5年間とする」という一文を書き込んだのです。労働契約法の抜け穴を使い、それを逆手にとった、とんでもない脱法行為です。

黙っていればどうなるか・・

早い人では来年度から無期雇用にむけた「申請」「面接」「判定」が始まります。会社はさしあたり「これまでの更新基準と同じ」「65歳まで就労する意思確認をするだけだ」と団体交渉で回答していますが、まったく油断はなりません。われわれが黙っていれば「会社の経営状態」「業務量」「勤務態度や能力」といった口実をこじつけ、会社の都合のいいように首切りを狙ってくることは間違いありません。
契約・パートの仲間こそ、日々の仕事を支えてきたCTSの主力です。家族があり、生活もある生身の人間です。会社が「使い捨ての道具」のようにあつかうことなど絶対に許せません。新就業規則との闘いは、いよいよこれからが本番です。
CTSは違法・脱法な新就業規則を撤回し、希望者全員を無条件で無期雇用にせよ! 正社員にせよ! 生きていけるだけの賃金を出せ!

非正規でも闘えば勝てる!!

今年2月の「提案」以来、CTSの全職場からわきあがった怒りの声は、会社をギリギリまで追い詰めてきました。CTS本社は、当初案をいったん撤回し、大幅な修正をせざるをえませんでした。
非正規雇用が3分の2を占める職場で、いったん出した「案」を会社にひっこめさせたのは、世の中全体を見渡してもほとんど例がないことです。現場で働く労働者が一致団結すれば、会社を震え上がらせるだけの力があるのです。
2009年に千葉車両整備からCTSになり、JR東日本の100%子会社になってからCTSの労働条件はほんとうに悪くなりました。次々と作業手当が削減され、手取り額は激減し、要員もギリギリまで削られて日々の仕事さえ回らないのが現実です。
削られた賃金は、どこに消えたのか。JR東日本が、すべて吸い上げているのです。高給の天下りポストだけは確保しておきながら、業務委託費を極限まで削り、下請け会社を食い物にして、株主や、一部の幹部社員だけが利益をむさぼるような会社に未来はありません。
契約やパートの賃金が安いのは当たり前ではありません。一握りの人しか社員になれないのも当たり前ではありません。奪われたものを奪い返し、安心して働き続けられる職場をつくるために、さらにさらに職場から闘いの火を燃え上がらせよう。

CTS労組3役の責任はあまりにも重大

いったい誰が、こんな違法・脱法の就業規則にゴーサインを出したのか。いつ、どこで妥結することが決まったのか。修正提案の中身を知らせることもなく、職場で意見を聞くこともなく、一度の職場集会を開くこともないままに独断で会社と妥結したCTS労組3役の責任はあまりにも重大です。
会社のいいなり、組合員無視のCTS労組と、今こそ決別しよう。「他力本願」や「幹部まかせ」では、職場はよくなりません。私たち自身の力で職場に闘う労働組合をつくろう。職場の仲間のために、まじめに活動する労働組合がいまこそ必要なときなのです。
CTSと同じ攻撃が、JR関連の車両整備会社はもとより、あらゆる会社で始まっています。攻撃の矛先は、契約・パート、派遣労働者だけではありません。安倍政権と財界は今、「働き方改革」と称して残業代ゼロ法案や、「解雇規制の緩和」(正社員でも簡単に首が切れるようにする規制緩和)を全力で進めています。なによりもJR東日本こそ、労働者の権利や労働条件破壊の先頭に立っている会社です。
闘う労働組合がなければ生きていけない時代が始まっています。動労千葉に加入し、ともに闘いましょう。

10・1CTS幕張・京葉事業所門前抗議行動

就業規則改悪絶対反対! 9・30 CTS本社抗議行動

第45回定期大会(9/25~26)1日目JRーCTSを貫く組織拡大を! 第2の分割・民営化攻撃に職場から反撃を!9・30 CTS本社抗議行動へ!

 

就業規則改悪絶対反対!
9・30 CTS本社抗議行動へ!

■9月30日(金)18時から  CTS本社前集合
10・1CTS幕張・京葉事業所門前抗議行動
■10月1日(土) 7時集合

動労千葉第45回定期大会は、9月25日、DC会館において始まった。
定期大会は、繁沢副委員長の開会あいさつで始まり、資格審査が行われ、大会成立が宣言された。議長団には、幕張支部の小澤代議員、木更津支部の山中代議員を選出し、議事が進められた。
スローガン案の提起に続き、執行委員長あいさつが行われた。
来賓あいさつでは、最初に動労千葉弁護団から葉山岳夫弁護士が、CTSでの就業規則改悪との闘いで4月実施を阻止した勝利、工臨行路の指名ストの闘いに ついて語られ、「国鉄分割・民営化の不採用基準にJRがかかわっていた。JRに法的責任があるのは明らかになった」と国鉄闘争の前進を報告した。その上 で、「外注化粉砕闘争に勝利しましょう」と証人尋問を迎える10・28出向裁判への結集を訴えた。
さらに動労水戸石井委員長、動労神奈川中村委員長、支援する会山本事務局長、ユニオン習志野の仲間、永田OB会長、山田家族会会長から挨拶を受けた。
その後経過報告に入り、一般経過報告、労働協約・協定締結報告、事業部報告、法廷闘争報告、会計報告、会計監査報告が行われた。
議事では、大会延期承認、決算承認、労働協約・協定締結承認のあと、16年度運動方針案、予算案が執行部より提起され、1日目の議事が終了した。

戦争阻止! 階級的労働運動の復権を

田中委員長あいさつ(要旨)

第45回の今大会は、大きな歴史の転換点での大会だ。安倍政権は改憲と戦争へと突き進んでいる。
動労千葉にとっても転換点となる。大量退職攻撃に立ち向かう闘う方針を確立しよう。
この一年間よく闘ってきた。10月外注化粉砕の闘い、11月1日千葉運輸区新設反対の闘い、春闘ではCTSと貨物の春闘を中心に闘った。
これまでの闘いは大きな地平を勝ち取った。1047名解雇撤回闘争では不当労働行為を確定させた。JRに法的責任ありという反撃の拠点をつかみ取った。 30年前、国会で国鉄改革法審議が始まった。動労千葉は、85年~86年ストライキに起ち上がった。そして28名が解雇された。
東アジアで戦争の危機が迫っている。日本は戦争法案を通し、軍事的に乗り出そうとしている。根本は資本主義の危機が戦争を生み出している。
安倍政権は、働き方改革をやると言っている。「同一労働同一賃金」、非正規をなくす。真実は真逆。最低賃金の正規労働者が生まれる。
JRは、水平分業と言って別会社化を進めるようとしている。
今定期大会の第一の課題は、1047名の解雇撤回勝利へ。分割・民営化反対の闘いを継続しよう。
第二は、運転保安闘争の再構築。工臨の闘いは第一歩。これまで組合員は何人倒れたのか。
インターネットで一挙手一投足が監視される。ダイ改のたびに泊まりの乙行路が日勤並みにされる。運転保安闘争を再構築しよう。
第三は、外注化粉砕の闘い。焦点は幕張支部、組織破壊攻撃を粉砕し、組織拡大をかちとろう。
第四の課題は、CTS就業規則改悪反対の闘い。5年目で選別される。最低賃金の時給で定昇ゼロだ。組織拡大をかちとり改悪を阻止しよう。
11・6労働者集会をなんとしても成功させる。東京―ソウルの共同行動を世界に呼びかけよう。東北アジアでの戦争の現実に抗して戦争を絶対に止めよう。 インドでは全土で1億5千万人以上がゼネストに立った。フランスでも労働法制改悪でゼネストが起きている。
今日、明日の討論で闘う方針を決定しよう。全てを組織拡大へ集約しよう。

無期雇用転換は「新規採用」? 10・1 就業規則改悪強行は絶対に許さない 9.20CTS団交報告

 

 動労千葉は9月20日、CTS就業規則改悪に関する団体交渉を行った。9月9日付「『就業規則改正』に関する申し入れ(その8)」をもとに、あくまで改悪を強行する姿勢のCTSを追及した。

無期雇用転換は「新規採用」?

新設される契約・パート社員の「功労金」をめぐる議論の中で、会社は驚くべき回答を行った。

組合━功労金支払いの基準となる起算日が「無期雇用になった日から」というのはなぜか?
会社━功労金は、無期雇用になった方を対象にした制度だから。
組合━これまで10年、20年と契約・パートで働いてきた仲間もいる。ごく最近、就職した人もいる。「長年の労にむくいる」というのであれば、すべての年数を加算して当然ではないか。
会社会社としては、「有期」の契約・パートはあくまで最長5年で期間満了。「無期」の方は、新規の採用行為と考えている。JR東日本のグリーンスタッフも、同様の取り扱いをしている。
組合━いったん雇用関係を終了して、「新規採用」という取り扱いはおかしい。年休の付与日数や、永年勤続表彰なども、「有期」でも「無期」になっても、実際に働いた年数に応じて決めている。取りあつかいが矛盾している。

脱法行為そのもの

そもそも労働契約法は、5年を超えて働いたら、無条件で無期雇用に転換せよと明記している。しかし、CTSの新たな就業規則は、これ に真っ向から反するものであることが改めてはっきりした。CTSは、有期雇用社員の「無期転換権」を消し去るために、満5年を迎える前に雇用関係を終了 し、新規に「無期」の契約・パートを採用すると言っているのだ。労働契約法の穴をかいくぐった脱法行為そのものだ。
前回の団交で会社は「無期転換の『判定』の判断基準は、これまでの更新の基準と同じ。あとは65歳まで働くという『就労の意思確認』を行うだけ」と回答し ている。しかし、そもそも、会社が「面接」「判定」という選別行為をすること自体が、あってはならないことなのだ。
契約社員全員を時給制にするのは不合理だ

また、契約社員の全員を、月給制から時給制に転換する理由をあらためて追及した。

会社━介護や育児などに対応するための多様な働き方が選択できるようにした。
組合━介護や育児などに対応するためには、社員の身分のまま(契約社員に転換することなく)、短時間勤務制度などをつくればいい話だ。JRでは現に実施されている制度だ。契約社員全員を、時給制に変更して不利益を強制するのはおかしい。
会社━時給制に変更しても不利益はない。
組合━本人が希望しないのに、会社が短時間勤務を命じることはないのか。
会社━契約社員から短時間勤務への変更希望がなければ短時間勤務を命じることはない。

職場の怒りの声を背景として、会社は、現在働いている契約社員に短時間の勤務シフトを命ずることはないといわざるをえなかった。

労働時間延長の作業ダイヤの変更を弾劾

また、「休日またぎ」の夜勤で、労働時間を一方的に延長する作業ダイヤの変更を弾劾。連続夜勤がどれほど過酷な勤務シフトであり、このうえさらに体を休める時間を削って「2時間、早く出てこい」などということが、いかに破壊的なことかについて、職場の生の声をぶつけた。
会社は、作業ダイヤの変更(=労働時間延長)を居直りつつも、「具体的な作業ダイヤや、各事業所で決めたものだ」と言い訳に終始。「変形労働時間制をとっているので、必ずしもその日の出勤時間を早める形でなくてもいい」と回答した。

10月1日実施を中止せよ

最後に動労千葉から、「重大な不利益変更をともなう就業規則改訂は、労働契約法に反するなど断じて認められないことから10月1日実施を中止し、提案を撤回すること」と強く申し入れ、議論は平行線のまま終了した。

1047名の解雇撤回!外注化攻撃粉砕!組織拡大へ! 第45回定期大会の成功をかちとろう!

動労千葉は、9月25~26日第45回定期大会をDC会館において開催する。
現在闘っている運転保安確立、乗務員の労働条件改善を求めた闘いを貫徹し、闘う方針を確立しよう。安倍政権の戦争と改憲、「働き方改革」と称する労働政策 の歴史的転換、総非正規職化へ向けた攻撃を粉砕しよう。外注化、CTSでの就業規則改悪粉砕、組織拡大へ全組合員の総決起をかちとろう。

1047名解雇撤回―JR復帰をかちとろう

1047名の解雇撤回闘争は、われわれの闘いによってJR東日本をして「何らかの態度表明をせざるを得ないと考えている」と言わざるを得ないところまでJRを引きずり出した。
国鉄方式の「選別・解雇自由」の攻撃が日本の労働者すべてにかけられようとしている。30年間に及ぶ国鉄闘争を闘いぬいた力は、新自由主義攻撃を打ち破る闘いとして闘いの前面に登場するときがきている。
安倍政権による「働き方改革」、総非正規職化、解雇自由の攻撃を粉砕しよう。JRに新たな10万筆を超える署名を叩きつけ、解雇撤回をかちとろう。

第二の分割・民営化攻撃粉砕、運転保安確立へ

第二の分割・民営化攻撃粉砕、組織拡大に向けて全力を尽くして起ち上がろう。
JRによる大量退職を逆手にとった組織破壊攻撃がますます激化している。
幕張支部に対する東労組革マルを使った組織破壊攻撃やエルダー制度での通勤困難な地域や希望に沿わない場所の配転を強制し、労働者の生活を省みずに嫌なら辞めろとばかりの攻撃がかけられている。
また、乗務員への労働強化は耐え難いものになり、乗客のネット投稿などを使った締め付けは、国鉄分割・民営化の時の「ヤミ・カラキャンペーン」そのものだ。運転保安闘争を強化し、労働条件の改善をかちとろう。
外注化は雇用を破壊し、安全を破壊する。犠牲にされるのはCTSの労働者だ。この間あまりの低賃金ゆえに多くのプロパー採用者が次々と退職し、外注化に起因した事故が多発している。
外注化粉砕闘争を闘う中で、多くのCTS労働者が動労千葉に結集してきた。CTSの労働者の獲得へ、JR本体の労働者の組織拡大をかちとり、第二の分割・民営化攻撃を打ち破ろう。

CTS就業規則改悪阻止へ

CTSの10月1日、就業規則改悪阻止へ全力で闘いに起ち上がろう。8月30日に提案された修正提案では、試験は無くなったが、「申 請」「面接」「判定」を行うとしている。結局、選別・再雇用には変わりがない。選別をくぐり抜けて無期雇用になったとしても、賃金は月給制から時給制に変 わり、定期昇給もない。ただ最低賃金にあわせて賃金が改訂されるだけだ。
CTSに結集する仲間とともに就業規則改悪10月実施を阻止しよう。
この改悪は、雇用破壊の典型的なモデルとしてJRが実行し、全社会に拡大しようとするものだ。CTSだけの問題ではない。全労働者の将来の雇用を守る闘いだ。CTSでの組織拡大をかちとり、就業規則改悪を阻止しよう。

11月労働者集会の成功をかちとろう

今年の11月労働者集会は、大きな飛躍をかちとる集会として開催される。民主労総ソウル地域本部から、「東京での集会と韓国で開催さ れる労働者大会を連携し、一つの連続した行動として世界に発信したい」という提案がされ、「東京―ソウル国際共同行動」として闘われる。全世界を覆う戦争 の危機を労働者の力で阻止しなければならない。新自由主義攻撃に対する反撃を開始しよう。今年の11月労働者集会をその出発点としよう。
第45回定期大会の成功をかちとり、第二の分割・民営化攻撃を打ち破ろう。改憲と戦争へ突き進む反動安倍政権を打倒しよう。
「大量退職」を逆手にとった組織破壊攻撃を粉砕し、JRーCTSを貫く組織拡大を実現しよう。

動労千葉第45回定期大会
日 時 9月25日 13時より   場 所 DC会館大会議室
議 題 2015年度決算承認について
労働協約・協定締結承認について
2016年度運動方針(案)について
2016年度予算(案)について
委員・各種委員の選出について

CTSは夜勤者を殺す気か! 「休日またがり」勤務の作業ダイヤ改悪を提案

賃金同じ 実労働は2時間~3時間増し

就業規則改定をめぐる職場説明会でCTS(千葉鉄道サービス)は突然、とんでもない作業ダイヤ案を示した。絶対に許すことはできない。 「なんで同じ賃金で作業時間が延びるのか」「家にいられる時間が、ほとんどなくなる」「そんな中途半端な時間に出てきて何やるんだよ」「連続夜勤やったこ とがない奴らだから、こんなことが平気で言えるんだ」「一度、あいつらにやらせてみればいいんだよ」。職場は怒りで沸騰している。

「時給制」こそ諸悪の根源

約6年前、エルダーでCTS清掃部門に出向した動労千葉組合員の指摘で、「休日またがり」部分(休日の0時~終業まで=上図B)を休日臨 時勤務の扱いとさせ、基本賃金(上図①)とは別に割増賃金(135/100)が支払われてきた(上図②)。実際に休日に食い込んで働いているのだから当然 だ。
こうした「休日またがり」勤務では、所定労働時間(0時までの労働時間=上図A)はその分、短かくなるが、賃金が月額給のため、そのまま全額が支払われていた。
時給制に変更されたら、所定労働時間(A)が短くなれば、その分しか賃金は出ない。所定の労働時間(7時間半)をこなすためには、上図の例でいえば2時間半も前倒しの出勤となる。
まさに時給制導入は、会社が賃金をカットする場合の常套(じょうとう)手段だ。CTSは時給制導入をやめ、従来どおりの取り扱いに戻せ!

人間は昼働いて夜寝る動物だ

3連続夜勤や、職場によっては4夜勤・5夜勤の職場もある。こんな働きかたは、人間の生理的限界を超えている。まともな睡眠がとれず、い つも眠く、体は重い。「休日」と言っても深夜2時ごろまで働いた後の「インチキ休み」だ。ぐったり眠って、気がついたらもう夕方。次の日は、もう仕事。こ れが日勤や徹夜だったら最悪だ。実際、完全に労働から解放される日は、月に何日かしかない。
人間の体は、昼間に活動して、夜は休むように昔からできている。寝るべき時間に寝なければホルモンのバランスが崩れる。体の調子を整える自律神経の失調 症、高血圧や心筋梗塞(こうそく)・脳梗塞、発ガンのリスクにさえなるという研究結果もある。実際にCTSでは、ようやく65歳で退職したと思ったら、そ の直後に亡くなる先輩も数多い。寿命を切り売りして賃金を得ているようなものだ。
このうえさらに体を休める時間を削って労働時間を伸ばすなど絶対にありえない。

闘う労働組合がなければ殺される時代

組合員討議にかけることもなく、こんな重大な不利益変更を丸のみしたCTS労組執行部の責任はとてつもなく重大だ。「こんな勤務シフトでは通いきれない」という仲間も多い。職場をやめざるをえなくなったら、いったいどう責任をとるつもりなのか!
組合員の意見を反映するのが、組合執行部の任務ではないのか。提案内容も伝えず、職場討議を一度たりとも行わず、ごく一握りの執行部が独断で提案を受け入れることなど、どうして許されるのか。CTS労組には組合民主主義のかけらもない。
闘う労働組合なしには、まともに生きていくことはできない。「執行部だのみ」の他力本願では職場は一ミリも良くならない。全員が勇気をもって声をあげてこそ、初めて怒りは力になる。全員が声をあげ、本物の闘う労働組合をともにつくろう。
職場の仲間を裏切ったCTS労組と決別し、動労千葉に結集しよう。

指名スト突入 9月千葉運輸区工臨488行路(13日、16日、27日、29日)を対象

9.12スト総決起集会に150名が結集

9月13日、千葉運転区支部の3名の組合員が、工臨488行路を対象にした指名ストに突入した。JR千葉支社は、A組合員のスト通告 に対して予備勤務のB組合員を488行路に指名、B組合員も指名スト。追い詰められた千葉支社は、C組合員を交番から外し488行路に変更。直ちに指名ス ト。3名が同じ488行路で勤務を確認するという異常な対応だ。
動労千葉は、DL業務の労働条件確立! 本線運転士の乗務行路緩和ー高齢者対策の実施を求めて13日に続いて488行路のある16日、27日、29日と連続指名ストで闘う。

千葉転支部決意表明
◎ A組合員━今までDL関係で4名の仲間が倒れ、庄司さんは亡くなっている。これ以上犠牲者を出さないために千葉支社と3回団交を行ってきた。やればやるほど頭にきた。命に代わるものはない。4日間の指名のストに入ります。
◎B組合員━A君の代わりに急遽、488を指定されました。たしかに暑くて暑くてどうにもなりません。なんとか冷房設備を設置しなくては。頑張っていきたい。
◎C組合員━交番の泊勤務を外されて3人目の488行路です。千葉転支部は一致団結して頑張ります。
◎高沢支部長━ 夏場は大変。この行路を2つに分割し一人でやることを二人でやれば、熱中症のリスクも負担も減る。しかしJRはそれも拒否。千葉転は7人でDLで回している。要員が足りないならば増やせばいい」
CTS組合員決意表明

◎幕張支部組合員━食べたいものも食べられず、やりたいこともできず、欲しいものも我慢して働いて毎日を送っている仲間たちの職場です。契約社員の待遇が さらに低下し退職する人が続出するような状況です。正社員も例外ではありません。去るも地獄、残るも地獄です。職場から声をもっと上げて会社を動かした い。
◎京葉支部組合員━団交で会社は「時給30円も賃上げた。12年分の定昇だ。人件費は持ち出しだ」とドヤ顔で言っていた。ふざけるな。職場でそのことを話 したら「言っている輩は時給でいくらもらっているんだ」と怒っていた。職場でもっと論議し、結束を固めたい。
◎木更津支部組合員━CTS勤めて20年たちますが、毎回10円、20円の賃上げで改悪が繰り返されてきた。これからも反対して闘っていきたい。
◎木更津支部組合員━就業規則改定は何のためにやるのか。まずやることは背広組を減らせ。あまりのも多い。こいつらがいっぱい給料取っているから、我々の給料が低い。これをなんとかしろと言いたい。

9月13日13時
千葉支社抗議行動

 ストに突入した千葉転支部を先頭に各支部組合員、OB会、支援する会など50名が千葉支社前に集まり抗議行動を行った。