エルダー協議会━  短日数勤務の運用等でJR千葉支社、CTSを追及!

 この間、大量退職時期を迎える中で、エルダー・嘱託で働く組合員が増えていることから動労千葉は、エルダーが働く労働条件の確立等に向けて、3月30日にエルダー協議会を結成した。
 そして、JRが今年度から導入する短日数勤務の取り扱いについて役員会を開催して議論し、エルダー協議会の取り組みとしてCTS、JR千葉支社への申し入れ・団体交渉を行うこととした。こうした方針に基づき5月14日にCTSと、同17日にJR千葉支社との団体交渉を行った。
 団交には、エルダー協議会役員や現在エルダーで働く組合員、今年度及び来年度エルダーを希望する組合員らが参加し、CTS、JR千葉支社への追及を行った。

CTSーエルダーとして働く労働者は110名

【5/14 CTS団体交渉
CTSとの団交の概要は、以下のとおり。
◆CTSの社員構成
社員  200名
嘱託   30名
出向  200名(エルダー110名)
契約  300名
パート 100名
◆職種別の構成
運転  120名(エルダー60名)
清掃  650名(エルダー50名)

 この内、短日数勤務を希望するエルダーは30名。
 CTSでの短日数勤務は6月1日から取り扱い、今回希望した者全員の取り扱いを確認した。
 短日数勤務を希望する場合は、2ヶ月前の20日までに申請すること、申請は、年度単位での申請であると回答した。しかし、本人の希望により期間を短縮することができるとしている。
また、複数年の適用も可能とするが、その場合でも年度単位での申請で対応するとしており、翌年度分は2月に申請手続きを行うとしている。
 月4日の休日の指定は各現場で行うとしている。また、要員需給の関係で勤務を指示する場合は、同月内の付与または休日勤務として扱うとしている。
 賃金の関係では、休日4日分が減額となること、期末手当については休日数分を期間率で減額するとの回答を行ってきた。
 エルダーが年金受給年齢を迎えるようになると、短日数勤務を希望する者が増えることから、要員確保の考え方を質したところ、「最大限努力する。今春闘で賃上げを行った」などの回答に終始し、具体的な内容については回答できない状況であった。
 一方、CTSは、休日数が年間109日とJRより5日も少ない状況があり、この休日数の改善が最大の課題であることが組合員からCTSに対して突きつけられた。CTS側からは「主張の内容は理解できるが…」としながらも、明確な回答ができない状況であった。

18年度本体雇用の詳細について回答拒否の不当対応

【5月17日 JR千葉支社団体交渉】
 JR千葉支社との団交の概要は以下のとおり。
 組合側から、現在、JR千葉支社内のエルダーの人数について確認を行った。
 4月1日現在、全系統で420名であると回答したが、今年度のエルダー希望者の内、本体を希望した者の系統別人数を求めたところ、「詳細については答えられない」として回答を拒否してきた。
 また、短日数勤務の希望人数については、「一桁の人数」であるとの回答に終始した。
 短日数勤務の運用については、次のとおりの回答が行われた。

▼希望する場合は、2ヶ月前の20日までに現場長あてに申請する。
▼期間は、年度単位とする。
▼変更(短縮)する場合は、2ヶ月前に申請する。ただし、短縮した後の再申請も行うことができる。
▼複数年度の申請も認める。最長、エルダー終了時まで適用する。
▼賃金については、8割程度になり、期末手当については期間率を適用する。
▼休日は、会社が指定する。また、職場の需給状況により、休日を認めない場合がある。
▼休日に勤務した場合は休日勤務として扱う。
▼休日は、2ヶ月前の「○」明示と同時に明示する。
▼複数の休日申請がある場合、人数を制限する場合がある。この場合、申請理由により会社が判断する。

 そもそも短日数勤務については、「申請の事由は問わない」としているにもかかわらず、「申請理由」で優先順位を判断すること自体不当であり、制度の趣旨から逸脱していること、要員数の確保が最大の課題であることを追及してきた。

 一方、今年度からエルダーの本体雇用が始まり、エルダーで本線運転を行うことになる。60歳を過ぎれば誰でも身体に不安を抱え、不調を訴えることもある。しかも、現在の行路は、ロングランや泊行路の乙部分が日勤行路並みに長くなり、勤務終了が12時を過ぎる行路が多くなっている。こうした中でエルダーが本線運転を行うには、高齢者交番の設定などが絶対に必要になってくることを質した。
 千葉支社は、「意見は理解したが、現行での対応は可能」との回答に終始する状況であった。
 今後もエルダー協議会を先頭に労働条件の確立に向けて全力で闘おう!
 乗務員勤務制度改悪阻止へ、ストライキで反撃しよう!

社員 月額平均5600円 嘱託・契約・パート時給10円賃上げ –CTS新賃金回答(4/18)

CTS新賃金回答(4/18)

CTSは大幅賃上げと抜本的労働条件改善を行え!

社員 月額平均5600円嘱託・契約・パート時給10円賃上げ

 4月18日、CTSは4月1日以降の新賃金について回答を行ってきた。 社員については、①職務給4号俸の昇給を実施する、②職務給をさらに1号俸加算する、③年齢給に一律3千円を加算するとした。
嘱託社員については時間額に換算した額に一律10円を加算、契約社員・パート社員は時間額に一律10円を加算すると回答した。
 これにより社員は平均5600円、嘱託、契約社員は月額1600円、パート社員は労働時間×10円の賃上げになるとしている。 会社は、賃上げ実施の理由として「労働者の定着を図りたいとの判断」としている。 この間、組合はあまりの低賃金に労働者が次々辞めていく現状や、新規採用数が半減していることを突きつけ、「大幅賃上げが必要」と追及してきた。「労働者の定着」を理由に賃上げしたということは、この現実をCTSも認めざるを得なくなったということだ。

 生活できる賃金・労働条件を!

 しかし、賃上げしたと言っても嘱託社員、契約社員、パート社員は、時給換算わずか10円。組合要求には程遠い額だ。深夜早朝手当やボーナスの改善、扶養手当や住宅手当の支払いについては拒否している。
 他企業では、千葉エリアでも時給1000円台の募集が当たり前の状況だ。これでは人が集まらないという問題は何も解決しない。
 CTSでも無期転換を行った以上、65歳まで働き続けられる、生活できる賃金と労働条件を確立することが不可欠だ。
 闘いはこれからだ。CTSは大幅賃上げ、深夜早朝手当等の改善を行え!
60歳以降の賃金引き下げを止めろ!
契約・パート社員を月給制に戻せ!
CTSの抜本的労働条件改善をかちとるまで全力で闘いぬこう。

CTS回答内容(4月18日)
(1)社員
①職務給の昇給を実施する。昇給額は4号俸。 *平均2050円
②職務給をさらに1号俸加算する。
 *平均550円③2018年4月1日現在の年齢給に一律3000円を加算する。

(2)嘱託社員
 ・1時間あたりの時間額に換算した額に一律10円を加算する。 
 *月換算 1600円
(3)契約社員及びパート社員
 ・時間額に一律10円を加算する。 
 *契約社員  月換算 1600円
 *パート社員 労働時間×10円

●4/28団結潮干狩り大会

◎日時 4月28日(土)9時30分より
◎場所 木更津市・江川海岸  (館山自動車道・木更津JCTよりアクア連絡道―袖ヶ浦IC降りる)
◎送迎指定列車・JR巌根駅着 
下り:8時59分着(千葉発8時22分君津行き) 
上り:9時29分着(館山発8時02分 上総湊か木更津乗り継ぎ) 
*送迎車の手配のため、事前連絡をお願いします。  *潮干狩り会場には無料駐車場有り。

●5/11出向裁判控訴審第2回

◎日時 5月11日(金)11時より
◎場所 東京高裁825号法廷

生活できる賃金を! 現場の切実な訴えを聞け! 4・12 CTS本社抗議行動&団交

 4月12日、「CTS春闘勝利─大幅賃上げ獲得! 非正規職撤廃!」を掲げてCTS本社抗議行動を60名結集で闘い、同時に、2018年度新賃金をめぐる2回目の団交を行った。

■現場に矛盾を押し付けるな

 18時、仕事を終えた組合員が続々とCTS本社前に駆け付けた。CTSで働く組合員、エルダー組合員、JR本体の組合員、さらに動労千葉を支援する会の仲間も集まり抗議闘争が始まった。
基調を提起した川崎昌浩書記長が、この間のCTSとの交渉経過を報告した。会社が「人件費の増額、エルダーの出向負担金の増額」を理由に労働条件改善を拒否している現状について「人件費負担は、空前の利益を上げているJRが持つべきもの。現場に矛盾を押し付けることは許されない」と徹底的に弾劾し、さらに「深夜早朝手当や扶養手当など格差賃金是正については先日、千葉県労働委員会にあっせんを申請した」と報告。第3の分割・民営化攻撃粉砕にむけてJR本体、エルダー、CTSの組合員が団結して闘おうと訴えた。
 続いてCTSで働く組合員が前列に並び、会社への怒りの発言を行った。木更津支部、京葉支部、幕張支部から怒りの発言が続いた。
 この段階で、団体交渉に参加する交渉団を送り出し、社前では抗議集会を継続した。参加した各支部の代表が、第3の分割・民営化攻撃粉砕、組織拡大にむけた決意を表明。動労千葉を支援する会からの連帯あいさつ、田中委員長のまとめの提起で抗議闘争をしめくくった。

■大幅賃上げを求めて再交渉

 4月4日の団体交渉に引き続く2回目の新賃金交渉には、本部と現場からかけつけた組合員、計7名が参加した。
 再申し入れに対する会社の回答は「賃金改善については今後も経営状況を勘案して検討していく」というもので、なんらの進展もないものだ。組合員からは、現場の実情にふまえ、切実で怒りにみちた追及が行われた。
 「人が来ない、入っても定着しない、働いている人もやめざるを得ない。会社はこの現状でいいと思っているのか。今後、CTSをどうしていくつもりなのか」
 「昨年の募集、採用の状況を見ても、CTSは完全に立ち遅れていることは証明されている。最近では、千葉エリアでも時給1000円台の募集が当たり前。現状で人が来るわけがない」
「最近も、60歳を過ぎて職場をやめた仲間がいる。事業所の人が減り、必要とされている作業もできていない現状です。清掃を請負っている会社として、これでいいんですか。『経営状況を見ながら…』と言われたら『賃金は上げない』と言われているのと同じ。それでは現状は何も変わらない。会社も私たちも、清掃のプロなんだから、もうすこし誇りをもってやっていくべきではないのか」
「『辞めたら新しい人を募集すればいい』という考え方は間違っている。プロどころか素人の集団ですよ。今いる人の定着ということも、真剣に考えるべきだ」
 「現場の人たちの仕事があって本社のあなたたちのポストや賃金だってあるんだから現場の訴えを真剣に聞くべきだ」
 この日は、これまで以上に多くの現場組合員が交渉に参加し、全員が職場の仲間の気持ちをせおって発言を行い、会社側を徹底的に追い詰めた。来週にも新賃金の回答が予想されている。現場からさらに声を上げ、大幅賃上げをなんとしても獲得しよう。

深夜早朝手当改善・扶養手当支給・60歳以降賃下げ撤廃求め 4/6千葉県労働委員会にあっせんを申請!

18春闘勝利!大幅賃上げ獲得!
4・12CTS本社前抗議行動へ!
4月12日 18時~ CTS本社前集合

 動労千葉は4月4日、申16号に基づき、賃金引き上げ、深夜早朝手当改善、契約社員・パート社員への扶養手当支給や月給制に戻すこと、60歳以降の賃下げ取りやめ等を求めてCTSとの団体交渉を行った。
 この間、深夜早朝手当の格差是正や契約・パート社員への扶養手当支給について、1年以上にわたってCTSを追及し、3月14日にも団体交渉を行った。しかしCTSは「エルダー社員の賃金引き上げに伴い、出向負担金が増額するため、現時点では実施できない」と回答してきた。
 これを受けて、4月4日は賃金引き上げや手当改善等についてCTSを徹底的に追及した。

 ただちに手当改善を行え!

 4月1日以降の新賃金については、人件費増加などを理由に引き上げを拒否してきた。しかし、CTSでは賃金が低く、仕事もきついために退職者が増加し、募集しても人が集まらない状況だ。それを改善するためにも賃金引き上げが絶対に必要だと追及した。
 深夜早朝手当はその時間に勤務することに対する手当なのに、地域間で最大6倍(千葉地域1500円、木更津地域250円)もの差がある。あまりにも矛盾した格差だ。扶養手当についても、正社員に支給されているにも関わらず契約・パート社員に支給されないのは、裁判においてさえ「不合理」「違法」と判断されている。
 CTSが超低賃金を強制する中、手当が生活費の穴埋めになっているのが現状だ。手当改善は即座に行われなければならない。
 また嘱託社員には60歳を超えても主任・班長をやっている人もいる。それなのに基本給は68%にカット。責任も仕事も変わらないのに、60歳を超えたことを理由に賃下げするなど絶対に許されない。

 何が“原資がない”だ!

 会社は、「問題は認識している」と制度上の不備・矛盾を認めながら、「原資がない」などといって実施を拒否している。だが、CTSはJR東日本の完全子会社であり、幹部の殆どがJRからの天下りや出向者だ。そのCTSの“原資”とは、要するにJRとの契約額のことだ。 つまり、JRがいくら払うかですべて決まる構造なのだ。JR自身は過去最高益を更新し続けていながら、CTSは毎年ギリギリの決算にされている。それで「カネがないから出来ない」と繰り返すなどふざけきっている。原因はCTS幹部がJRに必要な額を請求もせず、矛盾を全て労働者に押し付けていることだ。

 18春闘勝利へ全力で闘おう

 団体交渉でのCTSの対応は不誠実極まりないものだ。われわれはこれを受けて本日、千葉県労働委員会にあっせんを申請した。
 CTSは組合要求に基づき、ただちに賃上げ、手当改善を行え! 18春闘勝利、大幅賃上げ獲得へ、全組合員が一丸となって闘おう。4・12CTS本社前抗議行動に結集しよう。

CTSへの申し入れ(3月19日付 申16号)
1.2018年4月1日以降の基準内賃金を、3万8000円の原資をもって引き上げること。配分については、職務給を重点に行うこと。
2.時給制の契約社員・パート社員については、一律、時給1500円に引き上げること。
3.契約社員・パート社員について月給制に戻すこと。
4. 60歳以降の賃金引き下げを取りやめること。
5.全社員に住宅手当を支払うこと。
6.契約社員・パート社員に扶養手当を支給すること。
7.契約社員、パート社員の夏季手当、年末手当については、社員と同じ基準で支払うこと。
8.深夜早朝手当の事業所間格差を早急に解消し、一律1500円を支給すること。
9.ポリッシャー作業手当を復活すること。

動労総連合・出向無効確認訴訟 控訴審第1回裁判 意見陳述–関副委員長

第3の分割・民営化 水平分業攻撃粉砕
外注化・強制出向を今すぐ撤回しろ!

 2月21日、動労総連合・出向命令無効確認訴訟の控訴審第1回裁判が行われ、強制出向当該の組合員を先頭に、各支部組合員、支援の仲間が結集した。裁判闘争はJR・裁判所の結審策動を打ち破って勝利的に闘われた。次回裁判は、5月11日11時~ 東京高裁825号法廷で行われる。
裁判冒頭に行われた関副委員長の意見陳述を一部紹介します。

関副委員長の意見陳述

 東京地裁判決は、はじめから結論ありきで、会社の主張をそのまま書き写したような内容でした。偽装請負でも「違法性の程度が社会通念上看過しえない重大なもの」でなければ、外注化も出向命令も合法。就業規則で会社が勝手に出向規定を入れておけば、労働者本人との合意も、労働組合との協約もなしで出向させられる。生身の人間が仕事と向き合い働いている現実はまったく無視され、コマのように扱われていることに、本当に怒りを覚えました。

 ストライキ権侵害をごまかすな!

 判決文は嘘とごまかしばかりです。特にスト破りについて、「動労千葉のストライキ権を侵害するものであるか否かはともかく」と組合の争議権の問題をあえて避けて会社を擁護しました。しかし、私たちがCTSに対するストを行ったのに、対象業務を「今日はその業務を発注しなかった」とJR東日本が行うのです。そんなことが許されるなら、私たちのストライキ権はどこにいってしまうのか。

 安全破壊・偽装請負は許されない

 鉄道では、一元的な指揮命令系統が保たれなければ安全を守ることは出来ません。検査修繕業務、構内運転業務も本線と繋がっている業務です。JR東日本が運行を管理している以上、必然的に偽装請負にならざるを得ません。違法行為になる外注化も出向も、認められて良いはずがありません。
 また、外注化当初は、検修・構内業務を担当するのはJR東日本からの出向者しかいませんでした。今でも木更津派出、一ノ宮派出、鴨川派出、銚子派出といった外注化された検査派出はすべて、JR東日本からの出向者だけで業務が行われています。技術継承の対象も、人事交流の相手もいません。何の技術も経験もない会社に業務を外注化するために、単純な労働力の提供として強制出向が行われているのです。
 外注化による安全破壊も深刻です。幕張車両センターのポイント割出事故は、外注化がなければ絶対に起こらなかった事故です。他の地域でも山手線の電化柱倒壊事故など深刻な事故を引き起こしています。「個人のミスが原因で外注化は関係ない」というのは、「ミスしなければ事故にならない」といっているに過ぎません。個人のミスをいかに防ぐか、ミスをいかに事故につなげないかが安全対策です。「事故になってないから問題ない」というのは、いつか必ず事故が起きるということです。外注化が連絡体制も、責任体制も破壊し、安全を守る仕組みを解体したことが事故多発の根本的な原因です。

 「雇用の場の確保のため」はウソ

 6月9日、東京地裁での裁判結審の直後にJR東日本が提案してきた「エルダー社員の会社における業務範囲拡大と労働条件の一部変更について」は、「再雇用者をJR本体にも配置する」という驚きの内容でした。JR東日本の「外注化はエルダー社員の雇用の場の確保のため」という主張は、まったくのウソだったのです。私たちが主張してきたとおり、再雇用後に出向させなければならない理由は一つもなく、JR東日本自身に配置すれば何の問題もないのです。すべてが分社化と転籍強制のために行われていることがはっきりしました。
 そもそも外注化の目的については地裁の裁判長でさえ疑問を抱かざるをえませんでした。しかし、判決文ではそれを一切無視し、会社主張を丸写しして容認しました。公平公正であるべき裁判所が、大企業の利害のために真実を捻じ曲げるなど絶対に許されません。真剣に裁判に臨み、審理を尽くして、外注化・出向命令無効の判断をしていただきたいと思います。

CTS春闘勝利へ! 4回目の清掃交流会開催/「深夜早朝手当の 格差是正を」  CTS組合員が労基署を訪問

CTS春闘勝利へ! 4回目の清掃交流会開催 

 2月14日、DC会館で今年度で4回目となる清掃部門交流会を開催した。CTS清掃部門、上回りで働く現場組合員、本部も含めて16人が参加し18春闘に向けて職場の課題を出し合った。

 最初に、本部からこの間の動労千葉全体の闘い、CTSでの取り組みの経過報告を行った。とりわけ無期雇用転換をめぐって、後期面接で複数の労働者への雇い止め通告が行われたことを重視し、徹底弾劾、撤回を求める闘いを確認した。
 現場での安全上の問題、手当の格差、休憩設備や備品の不備など重要な問題が次々と出された。本部の田中委員長は「現状があまりにひどいから、政府・財界ですら『同一労働同一賃金』と言わざるを得ない。これは敵の大きな矛盾でもある。ここを徹底的について、今春闘で打開するために本部も全力をあげる」と決意を述べた。

【出された意見】

 ◎CTSの深夜早朝手当は、片や1500円、片や250円では誰が見てもおかしい。月に15回も夜勤をこなしても手取りが15万円前後という低賃金の中、手当だけでも会社には早急に是正してもらいたい。今日は労基署を訪れてよかった。(木更津)

◎手当では、上回りの便器交換作業で、プロパーには手当が出るがエルダーには出ない。問題だ。(幕張) 

◎車両清掃時などの汚物処理で、昔は手当が出ていたと聞いた。今も、終了時に件数は報告するが作業者には何も出ない。JRからCTSには出ているのに会社がピンハネしているのではないか。

◎正社数が極端に少なく、契約社員が作業責任者をやることも多い。仕事面でもなんでもできる。そこまで責任を負わせておきながら社員と賃金があまりに違う。怒りしかない。(京葉)

◎洗浄線9番のホームの下に洗濯機が設置されており安全上、問題。他方で事務所脇の洗濯機は、灯油代をケチるために昼間はお湯がでない状態にされている。清掃で使った雑巾の汚れが冷たい水では落ちにくい。以前のようにお湯が使えるようにしてほしい。

◎待機時に雨風をしのげる施設がまったくない。洗浄線脇の物置を大きなものに改装するなどして改善してもらいたい。(京葉)

◎この間、いろいろな理由で4人減となり特掃などの達成率が激減している。賃金を上げて人を増やすしかない。 (京葉)

◎駅舎清掃がハードすぎて、駆け足でなければこなしきれない現場がある。仕事を積み残すと夜勤の人に迷惑になるためやらざるをえない現状があり、作業ダイヤの改善が必要。(千葉)

◎ごみの仕分け時に必要な厚手のゴム手袋について、「あれは報奨金が出たときに買ったもの。その金がなくなったから、もう買えない」と言ってきた。けが防止のために絶対に必要なので、買わせるために他事業所でつかっている手袋の写真などを示して現場で要求している。(千葉)

「深夜早朝手当の 格差是正を」 
CTS組合員が労基署を訪問

 火急の課題となっている深夜早朝手当の地域格差(最大で6倍!)や、劣悪な作業環境の是正に向けて2月14日、清掃部門で働くCTS組合員3名と本部の中村執行委員らが千葉労働基準監督署を訪れた。

今回は、①深夜早朝手当が地域により6倍もの開きがある点、②駅舎清掃の劣悪な休憩施設の現状、③有期雇用社員に対する扶養手当の不支給、④60歳以降の大幅な賃金引き下げの4点について、労働基準法3条(均等待遇)、労働契約法20条(不合理な労働条件の禁止)、労働安全衛生法に違反しているのではないか、と就業規則や写真などの資料を示しながら相談を行った。
 対応した相談員は「手当は各会社で決めるもの。労基法違反が明白でなければ直ちに労基署が介入することは難しい」としながらも、6倍もの開きがある深夜早朝手当については「なぜこんなに差があるのか。あまりに不合理。なぜ会社も是正しないんでしょうね」と驚きを隠せない様子で、「労働組合として交渉したうえで、不調の場合は労働委員会に持ち込むことも可能ではないか」と述べた。
 また、千葉みなと駅の「休憩施設」の写真を見たときも「これが休憩所なんですか??」とビックリ仰天の様子で、監督官も議論に加わり、労働安全衛生法などと突き合わせながら検討を行った。
 参加した仲間は、あらゆる闘いを展開し、今春闘で絶対に打開する決意を固めた。

「駅清掃の休憩所はあまりにひどい! 最低限のことは言っていくつもりだ」ーーCTS(清掃)で働くエルダー組合員の職場から ーーCTS南船橋事業所 山中茂男さん(木更津支部)

 

 多くのエルダー組合員が新たな職場で、新しい仕事について頑張っています。とりわけ劣悪な作業環境が問題になっている駅舎清掃の職場の現状について、CTS南船橋事業所で働く山中茂雄さん(木更津支部)に聞きました。

―― お疲れ様です。南船橋事業所の担当する仕事は。

 京葉線の千葉みなと駅~潮見駅まで計13駅の駅舎清掃です。俺は、去年7月に入って7カ月ちょい。現在は9駅を担当しています。海浜幕張駅は、とにかくお客が多くてたいへんだね。仕事にならない。異常だよ。トイレットペーパー補充だって一苦労。お客と一緒に並んで、空いたらパッと入れるとかいう感じだから。女性トイレもそういうふうにやるから変な目で見られるしね。「なんで男の人がいるの」と言われた人もいる。イベントなんかあったら、たまったもんじゃないよ。
 駅の仕事は一人仕事だから気が楽といえば楽だけど、でもお客との関係が一番大変だね。クレームとかがCTS本社にくるらしい。

―― 事業所全体の人数は。

 定数は49人だけど今は46人。毎月、休日勤務や勤務変更でやりくりしている。人が足りないときは副所長が現場に出ることもある。車両清掃だと人数が足りてなくてもやっちゃう場合もあるかもしれないけど、駅清掃の場合は一人仕事だからそれができない。欠員を埋めるので必死になっている。

―― 休憩所の現状は。

 とりあえず千葉みなと駅が一番ひどい。この写真をみてもらいたい。これ以上ひどいところはないと思う。
 高架下でコンクリも打ってない吹きさらしで壁もない。ほこりまみれ、砂まみれで風が吹いたらすごいんだよ。とにかく雨がしのげるだけだね。
 本社の連中が一回見に来た。「これ見て、どう思うんだよ」って言ったら「ひどいですね」とさすがに言ってたよ。水道や排水の工事は大変でも、コンテナハウスでもなんでも置いてくれれば全然違う。空間はいっぱいあるんだから、やる気になれば簡単なんだけどね。

これが「休憩所」?!

葉みなと駅の「休憩所」

階段下のスペース。高架下の吹きさらしの空間で壁もなく、下は舗装されていないので砂まみれ、ほこりまみれだ。
椅子(?右下)と荷物棚。電灯も荷物棚も最近つけたばかり。冬場は夕方近くになると真っ暗になる。

―― 一息つくのもここで?

 ここしかないからね。こんなとこだから夏は暑いし冬は寒い。いられないよ。最初のころは電気もないし、冬場なんか三時とか四時になると真っ暗になるんだよ。この電灯や荷物棚も最近ついたばっかり。

―― 想像以上です。冬場にこんなとこで飯食えなんて考えられないですね。

 そうだっぺ。俺も最初聞いたとき、冗談かと思ったもん。

―― 食事は?

 ここで飯を食ってる人もいる。俺も一回だけここで食べたことあるけどやめた。この駅の近くでは飯を食うところもないから稲毛海岸駅に移動して食べることにしてる。

―― 他の駅の現状は。

 似たり寄ったりだけど、ここほどひどいところはないね。新習志野駅は、ホームに乗務員詰所があって、そこを半分区切ってCTSが使えるようになった。そういうのがあればいいんだけどね。遠慮なく使えるから。
葛西臨海公園駅は畳三~四枚ぐらい、駅の一角をかこって机とイスが置いてあるだけの部屋がある。まだいいほうかな。いちおう飯が食えるから。エアコンはないけど、間仕切りで半分に区切った部屋だから、天井の開いた部分から「おこぼれ」でエアコンの冷気が入ってくる。
まあ少しづつは改善はしてる。ほんのちょっとづつだけどね。「今まではなんだったんだ」と思うよ。

 ―― 運転士から清掃の仕事についてどうですか。

 まあ大変だけど、そのつもりで来たからね(笑)。入った時期が夏だから。最初のころは暑さにやられて疲れたね。それと通勤がおっくうだったね。俺は、最初に佐倉に少し居ただけで、40年間ずっと木更津だったから。一度、仕事中にぎっくり腰やっちゃってさ。たいしたことなかったんだけど「どうしようか、まいったな」と思ったよ。こんなとこで一人で倒れてたら大変だよ。
でも、いまは仕事にも慣れてきたし時間が経つのも早い。ここに入って3キロ痩せたね。だから体が軽いよ。体も動かすし健康にはいいよ(笑)。スマホの歩数計で6~7キロは歩いてる。10キロ歩く日もある。平均で1万4千~5千歩かな。京葉線の駅も10両が入るから、結構でかいからね。

―― 最後に組合員にむけて一言お願いします。

 そんなに「変えていこう!」とか思ってるわけでもないんだけど、あまりにもひどいから最低限のことを言っているだけなんだけどね。事業所の人にも「会社にどんどん言えばいいじゃん」て言うんだけど、なかなか言えないみたいでさ。「なんかあったら俺が言ってやるから言ってこいよ」って言ってる 会社は俺のこと「うるさいな」と思ってるんじゃないの。
でもエルダーで働いて実感したのは闘わないと何も良くならないということかな。エルダーとしても闘うしかないですね。

 ―― ありがとうございました。頑張ってください。

複数の仲間への雇い止め通告、 徹底弾劾! CTS(千葉鉄道サービス)

 CTSは先週、無期雇用転換に関わる面接・判定結果(今年度後期分、約100名余り)を契約社員・パート社員に通知した。当該の動労千葉組合員(幕張支部、京葉支部、木更津支部)については、全員の合格=4月1日からの無期転換が確定した。
‎ しかしながらこの中で、他労組等の複数の職場の仲間に対して「不合格」が通告された。このままいけば、3月末で雇い止め=解雇されることになる。絶対に許すことはできない! 長年、現場を支えてきた仲間の首を、紙切れ一枚で切って捨てる会社のやり方に、怒りで一杯だ。

管理者の不祥事はモミ消すダブルスタンダード

 会社は「処分歴」などを問題にしているようだが、過去の処分を理由に解雇するなど、とんでもない話だ。仮に懲戒規定に当たるようなことがあったとしても、それは処分によって済んでいる話だ。正社員なら解雇にならないような事案でも、契約社員・パート社員は契約打ち切り=解雇するというのは、あまりにおかしいではないか。
‎ そもそも、JRから天下りしてきた各事業所の管理者の中には、過去にも、現在でも、数多くのセクハラ、パワハラ、現場労働者への恫喝事件などをおこしている者がいる。しかし、誰か「首」になった管理者がいるのか。管理者の起こしたことはモミ消し、勇気をもって声をあげた社員からの抗議や告発も無視するダブルスタンダードが、CTSでは平然とまかり通っているのだ。

明白な違法・脱法行為!

 本来なら5年を越えて、くり返し契約更新してきた労働者は、申請するだけで無条件に無期転換できる。会社は、これを一切、拒否できない。これが労働契約法で定められた「5年ルール」だ。無期雇用転換は、会社が「判定」したり「許可してあげる」ような恩恵ではなく、長年働いてきた労働者の権利なのだ。
‎ CTSは、この5年ルールをすり抜けるために、2年前に「限定社員試験」導入を狙った。これが現場からの抗議で撤回に追い込まれると、「無期転換の申請・面接・判定」制度を新設し、会社の気に入らない社員を雇い止め=解雇する仕組みを導入したのだ(2016年10月の就業規則改悪)。


全社員にかけられた攻撃だ

 これは一部の契約・パート社員だけの問題ではない。CTSで働く全ての労働者にかけられた攻撃だ。これ以上、CTSを「もの言えぬ会社」にしてはならない。
 こうした極悪の就業規則改悪に同意を与えたCTS労組、東労組の責任はあまりにも重大だ。仮に「問題」を起こした社員がいたとしたら、その人の雇用と生活を守るために全力をあげるのが、労働組合の最低限の存在意義ではないのか。
 今回の首切り通告は、労働契約法に違反し、5年ルールをすり抜ける脱法行為であり無効だ! 絶対に認められない。CTSは直ちに、雇い止め通告を撤回しろ!

 無期転換ルールとは、労働契約法の改正により、有期労働契約が反復更新されて通算5年を超えたときに、労働者の申込みにより、期間の定めのない労働契約(無期労働契約)に転換されるルールのことです。 無期転換申込権の発生後、有期契約労働者が会社に対して無期転換の申込みをした場合、使用者は承諾したとみなされ、無期労働契約が成立します(使用者は断ることができません)。  

*厚生労働省「有期契約労働者の無期転換ポータルサイト」より

18年度エルダーに関して千葉支社を追及(申1号)本人希望に基づく就労条件を早急に提示しろ!

木更津へのエルダー配置に全力尽くすことを確認

 この間、動労千葉は、大会決定に基づく申し入れ(申1号)に関する団体交渉をJR千葉支社との間で行い、とくに、来年度のエルダーをめぐる取り扱いに関して集中的に議論を行ってきた。
団交には、各支部代表や来年度エルダーを希望する組合員も参加し、千葉支社の対応を追及した。

本体雇用、エルダー出向の詳細は回答できないとの不当な対応

組合 来年度の退職状況はどうなっているのか。
会社 来年度の退職者は総計230人で、その内9割、約200名強がエルダーを希望している状況だ。系統別には次のとおりだ。 営業40人、運転80人、電力10人、保線15人、支社85人。(運転関係については乗務員と車両職の合計人数)
組合 来年度から、JR本体でのエルダー雇用が開始されるが、希望状況や本体雇用する際の考え方についてどうするのか。
会社 10月末までに来年度エルダー希望者の面談を終了し、本体希望及びエルダー出向の希望について確認した。 しかし、まだ詳細については回答できない。
組合 なぜ回答できないのか。面談が終了したのであれば集約できているはずだ。今後のスケジュールはどのように考えているのか。
会社 面談で集約したが、まだ詳細は回答できない。今後は、12月末から1月にかけて本体雇用やグループ会社との調整などを行い、1月中、あるいは2月になるかもしれないが就労先を提示していきたい。
組合 本体雇用についてはどのように考えているのか。雇用人数や人選に当たってはどのように考えているのか。
会社 本体雇用の人数が決まっているわけではない。
組合 佐倉運輸区では、来年9名の退職だが、退職により4名マイナスになる。この場合、少なくとも4名の本体雇用が必要になるということか。
会社 本体雇用が全くないということはない。しかし、まだ詳細には回答できない。また、人選については、面談での希望に基づき判断する。
組合 就労先提示だが、今年は2月冒頭だった。4月や5月に退職を迎える者は時間がなく不安に思っている。早急に提示すべきだ。
会社 不安に思っていることは承知している。できる限り努力する。

外周に働く場がないから、本体雇用を希望せざるを得ないのだ

組合 運転士の組合員の内、ほとんどが本体雇用を希望している。それは、外周地域に働く場がないからだ。長時間通勤するうより運転士で働くことを選ぶしかない状況だ。この間、CTSが「木更津、成田にはエルダーを配置する条件がある」との回答を行っている。千葉支社にも伝えてあるが、人事課としては確認したのか。
会社 組合側から回答内容を聞き、CTSに問い合わせたところ、そうした回答をしたことを確認した。
組合 いままで「勤務種別がない」などと言って木更津への配置を拒否していたが、今回は明確に「条件がある」ことが確認された。その確認に基づき、とくに木更津へのエルダーの配置を行うことを確約してもらいたい。
会社 確約することまではできないが、努力する。
組合 「条件がある」との回答に踏まえ、木更津へのエルダーの配置について全力を尽くすことでいいのか。
会社 そのように取り組んでいく。
組合 会社として全力を尽くすとの回答を確認した。

※今号で報告した団交後、12月5日にエルダー新提案に関する修正提案が行われたことから、年末~1月にかけて本体雇用及びエルダー出向に関する手続きが急速に進むと考えられる。
あらためて、本人希望に基づく就労先提示に向けて全力で闘いぬこう!
CTS木更津事業所へのエルダー配置ー外周地域への働く場の確保に向けて全力で闘いぬこう!

CTSと集中団体交渉(11.27)業務中死亡事故を受け、AEDの設置を!住宅手当・扶養手当の整備を!駅清掃事業所の休憩所の改善を!

① 業務中死亡事故を受け、AEDの設置を!
② 65歳まで働けるような賃金・労働条件の抜本的改善を! 契約・パート社員も同様の基準で取り扱え! 住宅手当・扶養手当の整備を!  
③ 深夜早朝手当の事業所間格差の解消を! 駅清掃事業所の休憩所の改善を!

 動労千葉は11月27日、①8月8日に幕張事業所で起きた業務中の死亡事故、②2017年年末手当要求に対する回答、③組合大会決定に基づく賃金・労働条件に関する申し入れをめぐって、CTSと集中的に団体交渉を行った。

田中さんの死亡事故は「業務に起因したものではない」

 8月8日に起きたCTS幕張事業所で起きた田中宏昌さんの業務中の死亡事故に関して、CTSは「業務に起因するものではない」「AEDを設置する考えはない」と許しがたい姿勢に終始した。引き続き、職場の仲間の命を守るため安全対策について徹底追及を行っていかなければならない。

【組合】田中さんの死亡は労災と考えるが。
【会社】死亡原因は、業務に起因したものではないと聞いている。
【組合】『業務に起因したものではないと聞いている』という回答は、まるで他人ごとのようではないか。業務中に社員が亡くなるという事態は大変なことだ。
【会社】会社としては重大な事態と考えている。急性心不全であると病院から連絡を受けている。
【組合】経過と『業務に起因したものではない』と判断した根拠は。
【会社】午後1時10分頃、洗浄線1番線の快速車両内で倒れているのが発見され、社員と管理者が応急手当を実施、1時26分に救急車が到着、1時50分に病院へ搬送された。午後4時25分に警察から社員死亡の連絡があった。翌日、労基署に連絡。その日に労基署が調査に入った。当日の勤務の流れ、3か月分の勤務表、それぞれの日の担務、作業ダイヤ、超勤の有無などを聞かれた。
【組合】超勤の時間数は。
【会社】8月はなし。7月は4時間。
【組合】持病や健診の結果は。
【会社】健診の結果は、この2~3年のものは問題なかった。それも労基署に提出した。労働環境についても労基署は見ていったが、この点についても労基署からの指導はなかった。
【組合】どこを見ていったのか。
【会社】洗浄線の様子や、快速車両の社内の気温なども計っていった。病院から死亡原因の連絡を受け、8月10日にその旨を労基署に伝えた。その場で労基署が『急性心不全であれば、業務に起因したものではない。これで労基としての調査は終わる』というお話があった。
【組合】それだけで終わりなのか!
労基署の調査、会社の姿勢はあまりに不十分だ。車両基地での夏の仕事は、誰にとっても過酷で、いつ誰が倒れてもおかしくない。組合としては基本的に労働災害と考えている。職場の仲間も、酷暑の中での連続する作業が最後の引き金になったと誰もが思っている。快速車両内の温度を測って、何がわかるというのか。

〈AEDを設置する考えはない〉

【組合】労働者が死亡した以上、具体的対策が必要だ。
【会社】申し入れのあった安全対策については担架、副木、止血帯を11月15日、津田沼、幕張、京葉の各事業所に配備した。AED設置は現在のところ考えていない。救急救命講習会等については今後、検討したい。
【組合】AEDがあれば助かった可能性もある。現実に社員の死亡事故があったのに、なぜ設置しないのか。「乗降数の多い駅にはAEDがすでにある。少なくともまず車両基地の事業所には設置すべきではないか。
【会社】各事業所への設置は義務付けられていない。設置するなら全事業所に、となる。特定の事業所だけとはならない。
【組合】JRとの協議はしているのか。
【会社】行っている。『未来永劫、設置しない』と言っているわけではない。
【組合】少なくともAEDについては設置する方向でJRと議論を進めるべきだ。また携帯型の熱中症指数計が販売されている。二度と同じことが繰り返されてはならない。来夏にむけ、引き続き議論していきたい。

無期転換に伴う労働条件・福利厚生の改善を

 年末手当支給に際して、動労千葉は「基準内賃金の3・7か月分の支払い。「契約・パート社員も同様の基準で取り扱え。と求め交渉を行ってきた。同時に、住宅手当や扶養手当、深夜早朝手当の事業所間格差解消をめぐって交渉を重ねた。
回答は、社員は「基本給の2・9カ月+一時金。契約・パート社員については従来どおり「勤続年数に応じた手当+一時金。という差別的取り扱いを強行した。社員の一時金は、昨冬から5千円増額の1万円。契約・パートの一時金は、昨冬と同額の1万円、今夏の一時金=3万円からは2万円の減額となっている。
組合からは「契約・パート社員の中には5年、10年と働いている仲間も多い。そういう社員については社員と同率の支給を検討すべきだ。と改めて求めたが妥結には至らず、会社は低額回答を強行した。

〈住宅手当・扶養手当の整備を〉

【組合】住宅手当、契約・パート社員の扶養手当についても検討しているということでいいのか。運転車両で採用されたプロパー社員は、遠方からの採用され、職場周辺でアパートなどを借りている人も多い。この賃金だけでは成り立たない。
【会社】住宅手当については研究はしているが出向者をのぞく約650人の社員に出すと大変な額になる。そもそも、どこまで有期雇用の方に福利厚生を広げるべきなのか。JRのグリーンスタッフ(契約社員)も扶養手当はなかった。
【組合】契約・パート社員といっても無期転換して『65歳まで働く』と意思表示している人たちが半数以上だ。臨時的、一時的な働き方ではない。本来なら社員になりたい方が大半だとおもう。来年4月以降の労働条件、福利厚生については、考え方を転換すべきだ。
【会社】無期転換が大きな変化点であることは確か。会社としても、そこは課題として持っている。

〈深夜早朝手当の事業所間格差の解消を〉

【組合】この点については、一般的な福利厚生とは次元の違う問題。制度として明らかにおかしい。
【会社】具体的に検討はしている。組合要求の『一律1500円』とすると総額で5千万円程度となり、一年間の利益が消える額。経営を圧迫する。
【組合】地域によって時給額も大きく違う。そのうえ深夜帯の作業手当が、最大で6倍も違うのは説明がつかないのではないか。組合として当面する最重要課題と考えている。
【会社】可能な時期に手をつけたいとは考えている。
【組合】『可能な時期』では話にならない。会社が行ったシミュレーション結果などを示してもらい、具体的に議論を継続していきたい。

後期の無期転換、面接は120名

 今年度後期分の「無期雇用転換」については以下のような議論を行った。

【組合】前期分の転換は確認した。後期分の人数は。
【会社】対象者126名のうち120名と面談を行った。判定結果は1月中旬に伝えられると思う。
【組合】従来どおりの基準で大丈夫か。
【会社】基準は従来どおりで問題ない。
【組合】社員でも辞める方が多いのが現実。根本的には賃金水準の問題だ。先ほども議論したが、組合としては無期転換の次は、65歳まで働けるような賃金・労働条件の抜本的改善と考えている。
【会社】組合の意見は受け止める。 

駅休憩所問題は引き続き議論

【組合】駅清掃事業所の休憩所の改善について、進捗はどうか。
【会社】葛西臨海公園での休憩スペース確保、一部屋を確保した。成田空港事業所での社員トイレの改善、男女共用だったが別々のトイレを作った。今後も進めていく。
【組合】一か所、2か所の話だけでは全体像が分からない。全体の調査を進めたはずだが、その結果は示せないのか。春から議論している通り、駅関係では休憩スペースと水(手洗い水、飲用水)の問題が大きい。JRとの協議は進めているのか。
【会社】協議は進めているが、協議が進まない部分は、作業ダイヤ見直しで、スペースのある駅に移動して休憩してもらうなどしている。
【組合】緩行線エリアから手をつけるとしてきたが、進捗は。
【会社】場所を確保できるよう協議進めてきた。何か所かは話がついた。小岩駅、武蔵野線の新八柱駅。
【組合】他の駅の進捗は。組合員から千葉みなと駅の現状がひどいと声が上がっている。京葉事業所も、清掃、上回りともスペースが狭い。
【会社】調査結果の全体を示すことはできないが、具体的に聞いてもらえば答えることはできる。
【組合】今後も改善要求を出し、議論を継続していきたい。

〈千葉事業所の労働環境改善を〉

【組合】10月から千葉東と西が統合して千葉事業所になり、100人規模となった。人数にみあった施設を整えないと、千葉東事業所の事務所のままでは無理があるのではないか。
【会社】借りられるスペースがあれば借りて、広げていこうとは思っている。
【組合】要員数はそのままか。エスカレーターなど、新しい仕事が増えている。
【会社】要員はそのまま。
【組合】東と西の作業分担は。
【会社】いまは基本的に従来のまま。今後、駅舎も車両も両方できる人を増やしていくよう多能化を進めていきたいと考えている。
【組合】新しい仕事を覚えるにも、見習期間などプラスアルファの要員がないと不可能だ。必要な要員の確保を進めるべきだ。

JR東日本-エルダー制度に関して修正提案(12/5)エルダー賃金等の引き上げを提案

基本賃金、出向特別措置、調整特別措置で11,500円の加算

JR東日本は、定年延長と65歳まで働き続けられる労働条件を確立しろ!

 12月5日、JR東日本は、「エルダー新提案」に関して、修正提案を行ってきた。
 修正提案の内容は下記のとおり。

エルダー賃金、フルタイムで3000円のみの加算?

 今回の修正提案の理由について会社は、「エルダー社員の本体での業務範囲拡大にあたり、働きがいの向上を目的にした」との説明を行ってきた。
 さらに、6月9日の当初提案で、「エルダー社員は、今後もグループ会社等との水平分業を前提に、原則としてグループ会社等への出向を命ずる。」としていた提案文書について、「エルダー社員は、グループ一体となった業務運営等の観点から、グループ会社等への出向を命ずることを基本とするほか」と修正してきた。(太字が修正部分)
 これについて会社は、「文字通り、グループ会社等と一体となって鉄道業務を運営すること、さらに、本体雇用もあることから『基本とする』との文言を入れた」との説明を行ってきた。

◎「基本賃金の見直し」について
*フルタイム勤務 現行エルダー賃金に、3000円を加算する
*ハーフタイム勤務 現行エルダー賃金に、1600円を加算する
(エルダー賃金一覧表参照)

◎「出向特別措置の支給」について
*現在、JRと比べて休日数が少ないなどの理由により若年出向者に対して支払われている出向特別措置について、エルダー社員の会社における業務範囲拡大に伴い、エルダー社員にも準用して支払う。
*CTS        2500円
*メディアサービス 2500円

◎「エルダー社員調整特別措置の支給月額の見直し」について
*現行、エルダー社員1年目(エルダー社員雇用契約月~満61歳到達月)に支払われているエルダー社員調整特別措置について、29000円に6000円加算し、35000円とする。
*現行 29000円→提案 35000円

◎「エルダー管理手当」について
*会社及び出向先で管理的業務を行う者に、エルダー管理手当を支払う。
*管理業務を行う者   30000円
*特に認めた者(現場長)40000円
(精勤手当算出時、基本賃金に準じて扱う)

◎「経過措置」について
*18年4月1日から同年4月30日までにエ ルダー雇用契約が満了する社員に対して、 改正前のエルダー社員就業規則で規定す る精勤手当(契約満了時支給分)を支払 う。
*調査期間の5ヶ月分(12月~4月)
*25000円×5ヶ月=125000円

 今回の提案により、エルダーの賃金関係は、合計で11500円の引き上げになる。しかし、エルダーが現在働いている職場環境は言語に絶するものだ。駅清掃関係では、休憩所もまともに設置されておらず、飲み水の確保や洗面もできない状況がある。
 また、JR本体雇用の場合でも、本線運転の場合、エルダー賃金でこれまでと同様の責任を背負わされ、ロングラン行路や早朝から昼過ぎまでの乗務を強いられるのだ。それを1万円程度の引き上げで我慢しろという会社の姿勢は、あまりにも傲慢そのものだ。
 あらためて、「JR雇用枠拡大」ではなく、定年延長と65歳まで働き続けることができる労働条件の確立、本線運転士の高齢者対策の実施、外周地域への雇用の場の確保に向けて、闘いを強化しよう!

ひどい労働環境を、粘り強く 一つひとつ改善していこう!11.20 CTS清掃部門交流会

 11月20日、清掃部門交流会がDC会館で開催された。清掃部門で働く組合員、エルダー出向者と本部役員が集まり、活発な議論が行われた。 

事業所間格差、 来春闘での決着へ

 冒頭のあいさつで田中委員長は「一歩でも二歩でも清掃職場の労働条件を進めるために取り組んできた。とりわけ深夜早朝手当の事業所間格差については来春闘での決着をめざして全力で取り組みたい。多くのエルダー組合員が既にCTSで働いており、駅事業所での休憩所問題など、労働環境のひどさが明らかになってきた。JR全体の大再編の中で、下に下に矛盾を集中する動きが強まっている。ざっくばらんに職場の問題点などを出してほしい」と述べた。
特別執行委員の北村君が8月以降のCTSでの取り組みを報告し、その後、議論に移った。

「待機所、休憩所はひどいもんだ」

 今夏から南船橋駅事業所で働く組合員からは「聞いていたとおり駅での待機所、休憩所はひどいもんだ。とくに千葉みなと駅はひどい。階段下のスペース、ゴミを置いておく所が待機所になっている。今の時期だと16時過ぎには暗くなってくる。ごみの分別をするにも暗くて大変だ。一度、本社の人間が見に来たが『この状況をどう思うんだ』と追求した。事業所の他の人は、この現状でも職場からはなかなか声を上げることができない状況だ。そのため、動労千葉から問題点を上げてほしいと言われている」と、職場報告を行った。

千葉東、西事業所統合

 そのほか、10月から千葉東と西の事業所が統合して千葉事業所となった。そこで働く仲間は「事業所が統合した結果、事務所もロッカーも狭く、みんなが着替えるときには出ることも入ることもできず、人で数珠つなぎになってしまう。点呼は時間差で8回も行われるので人数的には分散するが、それでも事務所は狭く混み合う。要員が相変わらず不足しており、休日勤務、勤務変更なども常態化している」と統合による問題点をあげた。

初参加の仲間も交え懇親会

 無期転換問題での面接・判定への対応、深夜早朝手当の早急な格差改善、労働環境を粘り強く一つひとつ改善していくことなどを全体で確認した。初参加の仲間も交え、懇親会でさらに議論と交流を深めた。

交流会の定着は成果

 清掃部門交流会は、今回で3回目となった。清掃部門で働くエルダー組合員も増える中で、定期的な開催が定着したことは大きな成果だ。CTSでの組織拡大、労働条件の抜本的改善に向けて、さらに取り組みを広げていこう。

深夜早朝手当の事業所間格差を直ちに解消し、
一律1500円を支給せよ!

年末手当は死活的要求だ! 契約・パートも社員と同一基準で支払え! CTS年末手当の支払いに関する団体交渉報告(11・20)

深夜早朝手当の事業所間格差を改善し、
一律1500円に!

 動労千葉は11月20日、CTS年末手当の支払いに関する団体交渉を行った。
 冒頭、組合から申し入れの趣旨として「夏期手当・年末手当は、基本賃金がまったく足りないため生活費の穴埋めになっているのが現状であり、CTSの仲間にとって死活的要求だ。正規・非正規の格差をできるだけ埋めるためにも社員と契約・パートを、同じ基準での支払うよう求める」と述べた。そして、「生活できるだけの賃金が出ないから、働き続けられない。年中、新規募集を繰り返している現状は、正常な会社経営とはいえない」と会社の誠実な対応を求めた。

「増収減益」を口実にした手当抑制を許すな

 会社からは、今年度上半期(4月~9月)の決算概要が示された。
●営業収益は、18億3700万円(前年同期比、5600万円増)で、千葉駅リニューアルにともなう作業エリア拡大、コインロッカーの利用頻度拡大などが、収益増の主な要因。
●営業費用は、18億1100万円(同、7400万円増)で、賃金改定による人件費の増額(約5500万円)、千葉駅での新たな資機材購入などが主な要因
●営業利益は、2500万円の黒字(同、1800万円減。

【会社】 今年上期は、マイナスではないが大きく利益が上がっているわけではない。年末手当3・7カ月の要求は厳しいのが現状だ。
【組合】 会社の経営がどうあれ、社員が生活できる賃金を出すのが当然。それは役員が身銭を切ってでも出すべきものだ。社員の存在なしに役員の報酬など存在しないのだ。人件費増というが、CTSの役員は総額でいくら受け取り、いくらの増額なのか。それが明らかにならなければ『厳しい』と言われても議論にならない。
【会社】 手元に資料がないから答えられない。
【組合】 昨年10月(有期社員)、今年4月(社員)の賃金引き上げ分は、JRとの契約更新に反映されているのか。
【会社】 そういう契約にはなっていない。
【組合】 賃金引き上げ分を契約に盛り込まなければ、減益になるのは当然。そこの努力なしに『今年は増収だが減益だ。年末手当は厳しい』などと言われても誰も納得しない。

深夜早朝手当を直ちに引き上げろ

 さらに組合から、ずっと懸案になっている深夜早朝手当改善について会社を追及した。

【組合】 深夜早朝手当について、検討しているのか。見通しは。
【会社】 シミュレーションはしてみた。一律1500円にすると経営を圧迫する額になる。かなりな金額。
【組合】 会社にとっても大きな数字だが、現場で働いているものにとっても大きな額だ。本来、払われるべき、それだけの手当がこれまで払われてこなかったということだ。同じ深夜帯に仕事をしていて、6倍もの開きがあるのは会社としても説明がつかないはずだ。早急な改善を強く申し入れたい。
【会社】 会社としても問題意識は持っている。去年10月に有期の方を、今年4月に社員の賃金改善を行ったので、次はこの問題かと思っている。可能な時期がくれば実施はしたいと思っている。
【組合】 『可能な時期』というのでは話にならない。先送り、先送りで半年以上たっている。検討したシミュレーションを出してもらうなど、もっと具体的な議論をする必要がある。
【会社】 事業所によって金額の差があったり、徹夜勤務者と夜勤者で手当額が違う事業所もある。事業所によって基準もバラバラ。見直すならば、制度の土台から見直す必要があると思っている。
【組合】 金額の高いところを下げて、安いところ合わせるのでは不利益変更になる。
【会社】 不利益変更はできない。基本賃金改善と手当見直しをセットで、結果として不利益変更にならないように、などの方法も考えている。
【組合】 もうすこし具体的に話をしないと、同じ話の繰り返しだ。今後も、具体的な資料など出してもらって引き続き、議論していきたい。

深夜早朝手当の改正は待ったなしだ! 全事業所一律に1500円を支給しろ

 11月15日、動労千葉は、CTSに対して年末手当の支払いに関する申し入れ書を提出した。社員、契約・パート社員ともに、3・7ヶ月分の支払いを求めるとともに、職場の仲間からの切実な要望である住宅手当、扶養手当など福利厚生面の改善を申し入れた。

定年まで働けるだけの賃金・労働条件が必要だ 

 この間、今年度(後期分)の「無期転換」面接が行われている。
しかし、無期雇用に転換しても、定年まで働き続けられるだけの賃金・労働条件がなければ何の意味もない。CTSで現場の主力となっているのは契約・パート社員だ。夏季・年末手当で、社員と同様の基準で取り扱うべきだというのは最低限の要求だ。
 「人手不足」が叫ばれる中、CTSのどの職場でも、要員不足が当たり前の状態になっている。新規採用が十分に行えず、採用された者やベテランの仲間が次々と辞め、一年間に3分1の人が入れ替わるというありえない現実も、超低賃金が根本原因であることは明らかだ。

「会社の体力がない」なる言い訳は通用しない!

 CTSは、団交のたびに「会社に体力がない」と回答して超低賃金を開き直っているが、そんな言い訳は絶対に通用しない。
 JR東日本は今年度前半(4~9月)の連結決算で、売上高・営業利益、最終利益ともに過去最高を記録した。あらゆる業務を子会社に外注化し、グループ会社で働く仲間の賃金をとことん抑制することで、毎年毎年、利益を更新し続けているのだ。
 JR東日本とCTSは、車両整備会社等への委託費を抜本的に見直し、グループ会社で働く仲間に生きていけるだけの賃金を保証しろ! 

深夜早朝手当の改正は待ったなしの課題

 今回は同時に、待ったなしの課題となっている深夜早朝手当の改善について再度の申し入れを行った。CTSは、8月の団体交渉で「(この件については)深く検討している」と回答したまま、問題を放置し続けている。
 同じ深夜帯に仕事をしているにもかかわらず、手当が5倍も6倍も違うことなどありえない。これ以上、放置し続けることは絶対に許されない。CTSは直ちに深夜早朝手当の改正を行い、全事業所一律に1500円を支給しろ。

2017年度年末手当の支払いに関する申し入れ

2017年11月15日

 国鉄千葉動力車労働組合は、所属組合員および家族の生活維持・向上をはかるために、2017年度年末手当の支払いについて、下記の通り申し入れるので、団体交渉により誠意をもって回答すること。

1.年末手当について、基準内賃金の3・7ヶ月分を支払うこと。

2.契約社員、パート社員についても正社員と同様の基準で取り扱うこと。

3.全社員に住宅手当を支給すること。

4.契約社員・パート社員に扶養手当を支給すること。

5.深夜早朝手当の事業所間格差を直ちに解消し、一律1500円を支給すること。

6.ポリッシャー作業手当を復活させること。また、昨年10月に廃止した作業手当を復活させること。

 

鴨川支部、京葉支部定期大会開催

第23回鴨川支部定期大会開催(10/24)
第3の分割・民営化粉砕! 反合・運転保安確立を闘いぬく方針を確立

 鴨川支部は、各支部の先頭を切って10月24日、鴨川グランドホテルにおいて、第23回定期大会を開催し、第3の分割・民営化攻撃粉砕、反合・運転保安確立に向けた闘う方針を満場一致で確立した。
大会は、渡辺副支部長の開会あいさつで始まり、議長に上村君を選出して議事が進められた。
冒頭、宇佐見支部長は、「3月ダイ改では運転士も含めてストライキを闘いぬいてきた。また内房線切り捨ては、今後、外房地域にも攻撃が来ることを意味しており、、鴨川支部としてもローカル線切り捨て反対でともに闘ってきた。これからも一致団結して闘いぬこう」と訴えた。
 来賓挨拶では、田中委員長から、大量退職・エルダーを利用した組織破壊攻撃粉砕の闘い、第3の分割・民営化ー別会社化・転籍攻撃粉砕に向けて闘いぬくこと、そして、11・5労働者集会への全力結集が訴えられた。
 執行部から、経過報告、16年度決算報告、17年度運動方針案が提起された後、活発な質疑応答が行われた。

◆大量退職に伴い、今後の支部体制のあり方をどのように考えているのか。
◆エルダーで千葉方面に出た場合の支部所属や組合費徴収の考え方はどうすればいいのか。
◆物販オルグは今後どのように進めていくのか。
◆先日の台風のとき、鴨川駅の入換で、乗務員の手配もせずに指令が開通を指示したため踏切が15分も鳴動するなど、信じられない事態になった。
◆18年度からエルダーの本体雇用が始まるが、状況はどうなっているのか。
質疑に対する答弁が行われた後、経過、方針案について一括して採択が行われた。
その後、支部役員の選出が行われ、渡辺雅幸新支部長が選出され、新体制が確立された。
最後に渡辺新支部長の団結ガンバロー三唱で鴨川支部定期大会は成功裡に終了した。
大会後、今年度退職を迎えた4名の組合員の激励会が和気あいあいの中行われた。

65歳まで働ける労働条件を確立しよう。 CTSでの組織拡大をかちとろう!
第30回京葉支部定期大会開催(10/30)

 京葉支部は、10月26日、第30回定期大会をDC会館において開催した。
 最初に支部長あいさつで田辺支部長は「1年間お疲れ様でした。今年は、京葉のCTSの清掃で働いている二人の仲間の無期転換をかちとろう」とあいさつし、議事に入った。運動方針案と会計報告、会計監査報告ののち、来賓あいさつに入り、本部より田中委員長が行なった。
 京葉支部はエルダーで働く人の方が多くなった。これから支部の運営はエルダーが担うようになる。運転の団交はどうするのか、駅の清掃の労働条件をどうしていくのか。組合員の現実とあわせてやっていかなければならない。エルダーになってから体をこわす人が出てきている。65歳まで働ける労働条件を確立しなければいけない。
 第2は、これからエルダーで構内に行く人間が出てくる。出向している人との足を引っ張り合う関係をつくってはいけない。JRではこれから1万8千人が退職する。第2の分割・民営化みたいなことをやる。駅の別会社化。車両・検修での外注化の拡大。闘う気持ちを捨ててはいけない。CTSで過半数をとろう。10月ダイ改で水戸では、入出区を全部MTSに移管すると言ってきたが延期させた。第3の分割・民営化が始まっている。内房線の系統分離もそうだ。 5年働いたら無期雇用に転換しなければならない対象は450万人いる。CTS全員の無期転換をかちとろう。11月労働者集会への結集を勝ちとろう」と来賓あいさつをおこなった。
 質疑応答では、エルダー組合員の組合費についての質問やCTSで働く組合員の共済やスト生活資金についての質問が出された。また、入出区の扱いについてこれからどうなるのかなどの質問が出された。
 17年度運動方針案と予算案が採択され、最後に繁沢新支部長を選出し、大会を終了した。

動労総連合・強制出向無効確認訴訟 判決 外注化 出向容認 不当判決弾劾 !

 10月10日、動労総連合・強制出向無効確認訴訟の判決裁判が行われた。東京地裁民事第11部の佐々木宗啓裁判長は、外注化も出向もすべて容認する反動判決を出した。われわれはこの判決を腹の底からの怒りで徹底的に弾劾する!
この判決は徹頭徹尾、政治的意図に貫かれたものだ。内容はウソとペテンと矛盾だらけ。それでも、外注化も偽装請負も強制出向も合法化することで、労働者を最底辺に突き落としていく攻撃としてかけられている。安倍政権の働き方改革、さらには改憲・戦争突入に向けた攻撃と一体の反動的意思の下に行われたのだ。

 安倍「働き方改革」と一体の攻撃

 たとえば、労働協約も本人の同意もなくても「就業規則及び出向規定に基づき、出向を命ずることができる」としたことは、安倍政権が狙う「就業規則万能」化の攻撃そのものだ。
 もう一つの特徴は、偽装請負についてだ。 「違法な状態にすることを目的」にしているか「違法性の程度が社会通念上見過ごせないほど重大」な場合のみ外注化・出向命令が無効になるとした。つまり、「多少違法でも外注化していい」とお墨付きを与えようとしているのだ。そして、一つひとつの事例について「偽装請負というほどではない」とごまかしている。違法だが見過ごせない程ではない?! これが裁判所の書いた文章なのか? ウソとペテンとごまかしだらけの本当にふざけきった判決だ。
 これは、安倍政権の「働き方改革」一括8法案―労働法制の最後的解体と一体の攻撃だ。そこでは「個人請負」を全面的に拡大し、労働者を労基法も最低賃金も適用されない状態に突き落とそうという攻撃まで画策されている。まさに究極の外注化攻撃だ。
 すべての労働者を非正規職、最低賃金レベルに突き落とすには、外注化によって行う以外ない。そこでは必然的に偽装請負が行われる。今の社会は、偽装請負で成り立っている状態だ。だからこそ、「偽装請負でも外注化は合法」とすることが絶対に必要だったのだ。

 ウソとペテンで会社主張を擁護

 そもそも、判決を出した佐々木裁判長は、東京地裁の1047名闘争裁判で「不当労働行為」認定を出した白石裁判長を左遷した枠に送り込まれてきた人間だ。この出向裁判でも、反動判決を出す目的意識が貫かれている。 3回の証人尋問でわれわれは会社を圧倒し、会社主張が矛盾だらけであることを完全に明らかにした。あまりの矛盾に裁判中は裁判長でさえ会社を擁護できなかった。だが、判決文では一転して会社主張を全面擁護しているのだ。
 出向期間について「当初、実施から10年をかけて、被告からの出向者がエルダー出向者やプロパー社員に置き換わることを予定」「原告らも、エルダー社員を除く出向を解消するまで10年程度を要することを出向施策の提案時から団体交渉等を通じて認識していた」「出向命令の期間や本件業務委託の方法についての説明に虚偽はなかった」とウソばかりが並んでいる。 「出向期間を延長され、その大多数はJRに復帰することなく定年を迎えるとしても、看過し難い不利益ではない」「通常の異動に伴い甘受すべき程度を超えない」「実質的転籍とはいえない」とまで言っているのだ。
 スト破りについては、組合の争議権の問題をあえて避け、「動労総連合だけを狙い撃ちしたものではない」とごまかした。外注化の目的も会社の主張を丸写しして、最後に「と認められる」と、何の理屈もなく全面擁護だ。

 外注化粉砕まで全力で闘おう

 しかし、ここまでしなければならなかったところに、敵がいかに追い詰められていたかが表れている。われわれの闘いが外注化攻撃、安倍の「働き方改革」にとって決定的なネックになってきたのだ。ここを突破しなければ一歩も前に進めないところにJR・安倍政権を追いやったということだ。
 クビをかけてでも外注化に反対してきた闘いは、間違いなく敵をグラグラに揺さぶっている。だからこそ、分社化・転籍強制にエスカレートしようとする「第3の分割・民営化」攻撃に対し、全力で反撃にたちあがるときだ。そして、反動安倍政権打倒、改憲・戦争と労働法制の最後的解体攻撃粉砕にむけた闘いを決定的に強化して闘おう。不当判決徹底弾劾! われわれは即座に控訴し、裁判闘争を最後まで闘い抜く決意だ。外注化粉砕まで徹底的に闘いぬこう。

CTS 千葉の最低賃金が26円引き上げられたのに、たった10円の引き上げを回答/常磐線富岡延伸絶対反対! 9・23集会とデモ

 CTSは9月25日、契約・パート社員の賃金について、千葉県の最低賃金が10月1日から868円に引き上げられたことから、①現在、850円の賃金を870円に引き上げる、②上記以外の時間額については10円を加算する、と回答を行った。
 具体的には〔①60歳未満〕では銚子・一ノ宮・鴨川・木更津・館山の各事業所、鹿島神宮作業所での試用期間の時間額、〔②60歳以上の人の試用期間〕の時給額(錦糸町、販売管理本千葉事業所を除く)を、いずれも870円に引き上げられた。それ以外の職場では、たった10円の賃金引上げにとどまり、社員の賃金については現行どおり据え置きとなった。 
 動労千葉は、8月冒頭に「最賃に抵触する職場だけでなく、すべての社員、契約・パート社員の賃金引き上げを実施せよ」と申し入れ、団体交渉を行ってきた。全国平均で3%の最賃引き上げ(千葉県では26円の引き当げ)が行われたことから見ても、今回のCTSの回答が、問題にもならない低水準であることは明らかだ。
 慢性的要員不足の根本にあるのは、あまりにも低い基本賃金にある。時給1500円はCTSのみならず、すべての非正規雇用労働者の最低限の要求だ。
 JR―CTSは、賃金の一律・大幅引き上げを直ちに実施せよ!

常磐線富岡延伸絶対反対!   9・23集会とデモ

9月23日、動労水戸の呼びかけで「被曝労働拒否、被曝・帰還を強制するな! 常磐線富岡延伸絶対反対! 9・23集会」がいわきで開催された。千葉からも各支部組合員が参加し、全国の仲間320人が結集して集会は成功裏にかちとられた。
 集会冒頭、主催者あいさつに動労水戸・石井委員長がたった。原発内に残っている何百㌧ものデブリの処理ができないなど、原発事故が何一つ終わっていない現実を暴露。住民もほとんど帰還しない、できない中で被曝と帰還を強制する延伸を怒りを込めて弾劾した。また、前日に辻川副委員長のエルダー不当配転・解雇阻止のストライキに起ち上がったことを報告した。
 ふくしま共同診療所の布施院長、福島診療所建設委員会の佐藤幸子さん、NAZEN東京、都庁ふくしま署名解雇者の柿沼さん、八尾北医療センター労組、広島連帯ユニオンがともに闘う決意を明らかにした。
 動労千葉からは川崎書記長が発言。延伸に向けた作業で被曝が強制される現実や今なお高線量にさらされる福島の現実への怒りを語り、「Jアラートより危険はここにある」と弾劾した。
 また、「動労水戸の闘いは世界の先端の闘い。被曝労働・帰還強制反対でともに闘う。11・5で安倍・トランプを串刺しにする闘いをやろう」と呼びかけた。
 その後、動労総連合の各単組、全学連の仲間から発言があった。
 動労水戸から會澤組合員が発言に立ち、「延伸で乗客・社員が被曝させられる。福島と団結し、本当に阻止する闘いを作りたい」と決意を語った。
 動労水戸家族会の辻川あつ子さんは、「診療所と動労水戸は福島の人に希望を与える具体的闘い。これからも福島の希望でいたい」と発言した。
 その後、国分副委員長の行動提起を受け、集会参加者は力強くデモをうち抜いた。

職場の怒りと、 1年半にわたる粘り強い闘いで 全員の無期雇用転換をかちとる

一人の例外もなく

 動労千葉は8月30日、JR千葉鉄道サービス(CTS)と団体交渉を行い、無期雇用転換に関する面接結果の開示を求め、今年度前期分(約90名)全員の無期雇用転換を確認しました。当然の結果とはいえ、一人の例外もなく無期転換をかちとったことは非常に大きな勝利です。
10月から後期分(10月~3月に入社した契約・パート社員)の無期転換手続きが始まります(10月に書類申請、11月に面談、来年1月に判定結果通知)。CTSは、希望者全員を、無条件で無期雇用とせよ。 “職場の怒りと、 1年半にわたる粘り強い闘いで 全員の無期雇用転換をかちとる” の続きを読む

最低賃金との「イタチごっこ」は もうたくさん!千葉県の最低賃金 26円アップ 全社員の一律・大幅賃上げを

全社員の一律・大幅賃上げを

千葉県の最低賃金 26円引き上げ

 千葉県の最低賃金(最賃)が868円に引き上げられることが正式に決まった。従来の842円から26円の引き上げとなり、10月1日から適用となる。
これにより、①銚子・一ノ宮・鴨川・木更津・館山の各事業所、鹿島神宮作業所での試用期間の時間額(840~850円)、②60歳以上の人の試用期間の時給額(大半の事業所が現在、850円)が抵触することとなる。 “最低賃金との「イタチごっこ」は もうたくさん!千葉県の最低賃金 26円アップ 全社員の一律・大幅賃上げを” の続きを読む

外周地域にエルダーの働く場を確保しろ!CTS木更津・成田にエルダーを配置できる条件があることを確認!

 大量退職が本格的に始まる状況の中で動労千葉は、外周地域へのエルダーの働く場の確保に全力をあげてきた。この間、千葉支社は、エルダーの外周地域への配置については、「CTSから、エルダーを配置する勤務種別がない旨の回答があった」などとして、外周地域へのエルダーの配置を拒否している。
 しかし、木更津をはじめCTSの各事業所では求人募集が常時行われている状況だ。
 こうしたことから動労千葉は、8月30日、外周地域へのエルダーの配置を求めてCTSとの団体交渉を行った。

外周地域では、常時、要員募集を行っている状況だ!

 団体交渉においてCTSは、この間、木更津事業所への配置をめぐる問題で配置できなかったことについては一定の謝罪をした後、外周地域へのエルダーの配置の考え方について、次のとおりの回答を行ってきた。
組合 エルダーの外周地域への配置についてどのように考えているのか。
外周地域については、常時、要員を募集している現状がある。今後、少子化が進めば、要員確保も厳しくなる。しかもCTSでは、昨年、160人採用して、160人が退職している。エルダーが入れば、5年間は働くことが前提だ。CTSとしてもこうした現状を無視できないはずだ。
CTS 外周地域へのエルダーの配置を拒否しているわけではない。外周地域の事業所の内、館山、鴨川、一ノ宮、銚子については、フルタイムで働く作業ダイヤは主任など一部で、あとはパート等であり、エルダーを入れるフルタイムのダイヤがないため、現状では入れることができない。
一方、木更津と成田については、以前もエルダーがいた実績があり、フルタイムの作業ダイヤもあるので、エルダーを配置できると考えている。あとは、タイミングの問題だと考えている。
組合 来年度のエルダーについて、木更津や成田の希望があった場合、JRからの要請に基づいて調整を行うということでいいのか。
CTS JRからの要請があれば調整する。

JRからの要請があれば、エルダーの配置を検討する!

  今回のCTSとの団体交渉により、木更津と成田については、エルダーを配置できる条件があることが明らかとなった。
 今後、CTSの回答に踏まえ、来年度退職者の希望に踏まえて木更津、成田へのエルダーの配置に向けて全力で闘いぬかなければならない。
 また、館山、鴨川、一ノ宮、銚子の各事業所についても、CTSはエルダーを配置できる作業ダイヤがないと回答しているが、JR側が一定の負担を持てばエルダーを配置できるはずだ。
 JRに要求し、外周地域でのエルダーの働く場の確保に向けて全力で闘いぬこう。

当面するスケジュール

◎第17期労働学校 第6回講座
日 時 9月16日(土)13時~
場 所 千葉市・DC会館
内 容 「社会主義とはどういう社会か」
講師 鎌倉孝夫氏(埼玉大教授)
*各支部からの出席をお願いします。

◎改憲・労働法制改悪反対!
9・30千葉集会
日 時 9月30日(土)18時~
場 所 千葉市・DC会館
内 容 根津公子さん(元教員、日の丸・君が代処分撤回闘争当該)
その他、発言者有り
呼びかけ 動労千葉/ちば合同労組
*千葉における労働運動の再生に向けて成功をかちとろう!