韓国民主労総との固い連帯の絆誓う

動労千葉も統一実行委員会の一員である「8・15労働者市民の集い」に、韓国民主労総60万を代表して、キム・チャンソプさん(ソウル本部副委員長)が来日された。
 また、集会を前後する14日と16日には、DC会館にたちよって頂き、不屈に闘う韓国民主労総の仲間たちとの交流を深め、ともに闘う固い絆を誓い合うことができた。
韓国民主労総は、その戦闘性と組織性の高さにおいて、全世界でも最先端の闘いを展開しているナショナルセンターだ。この間も膨大な逮捕や大弾圧攻撃に抗して幾度ものゼネストを闘い、365日、ストライキの無い日は一日もないという。
われわれは、サンフランシスコ訪問に続き、日・米・韓の国際連帯闘争の大きな一歩を踏みだした。ブッシュや小泉による戦争政策を止めるために、また「グローバル化」と称する帝国主義の世界支配のなかで、全世界で労働者が虫けらのように犠牲にされている現状を打破するためにも、全世界の労働者が団結してたちあがらなければならない。

燃えるような訴え

集会は、「万国の労働者団結せよのスローガンの正しさは今日ますます明らかだ」という葉山弁護士のあいさつで開会。松本ヒロさんのコントなどをはさんでキム・チャンソプ氏が登壇。「闘うぞ(トゥジェン)!」、「有・事・立・法・反・対・!」と拳を突き上げたチャンソプさんは、闘いの現場で必ず歌われるという韓国の労働歌「鉄の労働者」を、敵の心臓を突き刺す「振り」をまじえて紹介。会場全体で大合唱した後、熱烈のアピールを行なった。

  「現在も民主労総傘下の60の労働組合が、夏休みを返上して生存権と民主労総を死守するためにスト闘争を展開しています。現場で闘っている同志たちの闘争状況は非常に劣悪です。わが日本の労働兄弟も、韓国の労働兄弟のことを思い、彼らに頑張れと拍手と激励を送って頂ければと思います」「アメリカはイラクへの侵略戦争にあきたらず、北を侵略の対象にしたようです。日本の軍国主義もそれを口実に有事法制をつくり、いつでも侵略戦争ができる準備をしました。……最後の希望は世界の労働兄弟と、平和を守ろうとする民衆です。韓国民主労総60万労働者は、全世界の労働者と連帯しアメリカと日本の軍国主義に反対し戦争を阻むための闘いを展開します。われわれと連帯し、韓半島での戦争を阻みましょう」

───日本の労働運動の惨たんたる現状に対して、何としても闘う労働運動の復権をかちとらなければならない、そうした思いを参加者全員が改めて決意する、燃えるようなアピールであった。
この発言を受けて、陸・海・空・港湾20労組の村中さん、動労千葉からは田中委員長、国労の仲間、反戦自衛官、弁護士、戦争体験者など多くの人たちが訴え、大成功のうちに終了した。

韓国民主労総との固い連帯の絆誓う

動労千葉も統一実行委員会の一員である「8・15労働者市民の集い」に、韓国民主労総(60万)を代表して、キム・チャンソプさん(ソウル本部副委員長)が来日された。
 また、集会を前後する14日と16日には、DC会館にたちよって頂き、不屈に闘う韓国民主労総の仲間たちとの交流を深め、ともに闘う固い絆を誓い合うことができた。
韓国民主労総は、その戦闘性と組織性の高さにおいて、全世界でも最先端の闘いを展開しているナショナルセンターだ。この間も膨大な逮捕や大弾圧攻撃に抗して幾度ものゼネストを闘い、365日、ストライキの無い日は一日もないという。
われわれは、サンフランシスコ訪問に続き、日・米・韓の国際連帯闘争の大きな一歩を踏みだした。ブッシュや小泉による戦争政策を止めるために、また「グ ローバル化」と称する帝国主義の世界支配のなかで、全世界で労働者が虫けらのように犠牲にされている現状を打破するためにも、全世界の労働者が団結してた ちあがらなければならない。

燃えるような訴え

集会は、「万国の労働者団結せよのスローガンの正しさは今日ますます明らかだ」という葉山弁護士のあいさつで開会。松本ヒロさんのコントなどをはさんで キム・チャンソプ氏が登壇。「闘うぞ(トゥジェン)!」、「有・事・立・法・反・対・!」と拳を突き上げたチャンソプさんは、闘いの現場で必ず歌われると いう韓国の労働歌「鉄の労働者」を、敵の心臓を突き刺す「振り」をまじえて紹介。会場全体で大合唱した後、熱烈のアピールを行なった。

  「現在も民主労総傘下の60の労働組合が、夏休みを返上して生存権と民主労総を死守するためにスト闘争を展開しています。現場で闘っている同志たちの闘争 状況は非常に劣悪です。わが日本の労働兄弟も、韓国の労働兄弟のことを思い、彼らに頑張れと拍手と激励を送って頂ければと思います」「アメリカはイラクへ の侵略戦争にあきたらず、北を侵略の対象にしたようです。日本の軍国主義もそれを口実に有事法制をつくり、いつでも侵略戦争ができる準備をしました。…… 最後の希望は世界の労働兄弟と、平和を守ろうとする民衆です。韓国民主労総60万労働者は、全世界の労働者と連帯しアメリカと日本の軍国主義に反対し戦争 を阻むための闘いを展開します。われわれと連帯し、韓半島での戦争を阻みましょう」

───日本の労働運動の惨たんたる現状に対して、何としても闘う労働運動の復権をかちとらなければならない、そうした思いを参加者全員が改めて決意する、燃えるようなアピールであった。
この発言を受けて、陸・海・空・港湾20労組の村中さん、動労千葉からは田中委員長、国労の仲間、反戦自衛官、弁護士、戦争体験者など多くの人たちが訴え、大成功のうちに終了した。

サンフランシスコ労働者評議会で支援決議

解雇された日本の鉄道労働者への支援と
逮捕された日本の鉄道労働者を守る決議

なぜならば、1987年の日本国有鉄道の民営化の過程で、数千の労働者が解雇されたから。

そしてなぜなら、この民営化を通して国鉄が分割され、動労千葉、国労、全動労の組合員1047名が、再雇用されなかったから。

そしてなぜなら、ILO執行評議会の第5回勧告によると、国鉄分割・民営化に組合が反対していることをもって、これら組合の組合員が差別されたから。

そしてなぜなら、差別的解雇と民営化が百名を超す労働者の自殺をもたらしたが、今なおこれらの労働者はJR会社への原職復帰を求めて、16年間にわたり闘い続けているから。

そしてなぜなら、これらの攻撃は、日本も批准メンバーの一員であるILO第87号条約の規定「労働者団体および使用者団体は、その規約および規則を作成 し、完全な自由の下にその代表者を選び、その管理機構および諸活動について定め、ならびにその計画を策定する権利を有する。公の機関この権利を制限しまた はこの権利の合法的な行使を妨げるようないかなる干渉をも差し控えなければならない(第3条)。この条約において『団体』とは、労働者または使用者の利益 を増進し、かつ、擁護することを目的とする労働者団体または使用者団体をいう(第10条)」に違反しているから。

そして日本とアメリカにおけるこの不当労働行為と民営化攻撃は、人間的権利を守ろうとする全ての人々ばかりでなく、全ての組織労働者に対する脅威であるから。

そしてわれわれは、日本政府によって解雇された鉄道労働者への抑圧と、原職復帰をかちとるため闘い続ける労働者への逮捕攻撃に抗議するがゆえに。

従って、以下決議する。
サンフランシスコ労働者評議会は、解雇された鉄道労働者の原職復帰の闘いを支持し、われわれの関心を喚起するため、サンフランシスコ日本領事館との会談を要請するとともに、日本の小泉首相に書簡を送付する。

そして最後に、本労働者評議会は、カリフォルニア労働者連合およびAFL-CIOを含む他の全ての関連組織に、連帯のためのこの決議への賛同を要請する。

2003年7月14日 サンフランシスコ労働者評議会にて採択。

サンフランシスコ労働者評議会
事務局長 ウォルター・L・ジョンソン

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支援決議への各労組の賛同発言

●「わが国の鉄道労働者を代表して、日本から来た公共鉄道労働者の行動を強く支持する。それはわが国で起きている攻撃と同じだから」(ジェネ・ペピ/ATU・輸送一般労働組合)

●「ダイレクトな友好関係を築き、日本の仲間たちの闘いを支える。このことを提案したい」(ブライアン・マックウイリアムズ/ILWU・国際港湾倉庫労働組合前委員長)

●「今回の評議会は実に偉大。日本の仲間たちへの『義理』を大事にし、社会正義、労働現場での正義の実現に向け、ともに闘う」(フランク・マーティナル・カンポ/SEIU・サービス労働者国際労働組合)

「見極め」が必要なのは、千葉運転区 行方区長自身だ!

この間千葉運転区では、区長を先頭として、「運転士いじめ」としか言いようのない不当な乗務停止攻撃が続いているが、7月24日、千葉運転区B33行路、1247M列車で、次のような事態が起きた。この列車は、新人運転士の「見極め」中で、本務の運転士、新人運転士の他に、行方区長、指導員が添乗していた。

汽笛を切って発車

1247M列車は千葉駅を出発し、蘇我駅進入の際、工事中の作業員に対する注意喚起の汽笛を吹鳴したところ、汽笛が鳴りっぱなしになる。
蘇我駅に停車後、指導員が、汽笛のペダルを何度か踏み直してみたり、コックを入り切りしたりという措置をしたが、結局鳴り止まず、発車時刻を過ぎた。
行方区長は、汽笛コックを反位にして切ったまま発車させるよう、ハンドルを握っていた新人運転士に指示。また発車後、指導員には、指令に連絡するよう指示した。
当然のことだが指令は、コックを反位にして運転しているという連絡に対し、「それはだめです。コックを元に戻して汽笛が鳴ったまま運転を継続して下さい」と指導した。
指導員はすぐコックを戻したが、行方区長は次のように、指令を威圧するような口調でくってかかった。

非常識な対応!

区長 私は千葉運転区長の行方だが、今新人運転士の見極めをやっており、うるさくて声が聞こえない。保安要員として私と指導員が乗っているので、コックを反位にして運転してはいけないのか。
指令 それはできません。
区長 あんたの名前は誰だ。私は千葉運転区長の行方だが、運用指令に替わってくれ。
───運用指令に替わる───
区長 (大声で同じことを繰り返す)
運用指令 コックを切ってはだめです。危険だからコックを戻して汽笛を鳴らした運転して下さい。
区長 (さらに同じことを繰り返す)
運用指令 指令の指示どおりやって下さい。

汽笛は折返しの一宮駅で、検査手配により復旧したが、その間も行方区長は、「保安要員が居るのに何でコックを切っちゃいけないんだ」「規程の本はもっているか」等、何度かコックを切っては指導員に話しかけ、納得がいかないという対応を続けたという。

運転の基本とは?

これはとんでもないことだ。日頃くどいほどに「基本動作の徹底」を言う行方区長が、汽笛故障時の基本的な取り扱いも知らず、指令の指示も受けないまま、汽笛コックを切って運転開始を指示し、指令からの指示を受けた後も納得せずに、何度もコックを切っては、指導員に対して指令の指示を非難していたというのだ。
しかも、多くの運転士が無線を聞いていたが、指令とのやり取りは、自らの役職をもって指令を威圧するような言い方だったという。
これは、単に異常時の基本的な取り扱いを知らなかったというレベルの問題ではない。列車を動かすということの最も基本を踏まえていない、と言わざるを得ない。汽笛は保安機器だ。保安機器が故障したときは何よりも勝手に列車を動かしてはならないということは基本中の基本なはずである。
しかも新人運転士の見極め中ならななおさらのことだ。このような時こそ、それこそ「基本動作」や、運転保安の基本的な考え方を明確に指導しなければいけないはずだ。それが一体何ということか。

千葉転での異常な運転士いじめ

この間千葉運転区では、区長を先頭にして、トイレに行っていてわずかばかりの出場遅延をしたからと言っては、長期間にわたって乗務停止にし、遅刻したと言っては何ヵ月間も乗務を降ろし、所定便乗でなかったと言っては、やはり長期に乗務停止にするという運転士いじめが続いている。しかも「見極めをやる」と称して、運転の基本動作を何度も試験し、延々と乗務させようとしないという異常なやり方だ。
しかし出場遅延したことと、運転の見極めとが一体どう関係しているというのか。遅刻や所定便乗でなかったことと見極めが一体どう関係しているというのか。何の因果関係もないことであり、ただ見せしめにしているとしか考えられない。
そうかと思えば、区長自身は酔っぱらった状態で、ユニット勤務で夜食事をしに行った運転士が酒でも呑んでいないかと、食堂まで覗きに行くなどという非常識極まりないことまでやっているのが現実だ。

区長として失格?

区長たるべきもの、何を言うにしても、少なくとも自らの最も厳しくしなければならないはずだ。安全に関しては尚さらである。その意味では区長失格と言わざるを得ない。「見極め」が必要なのは区長自身だ。

アメリカ派遣報告②『1人の痛みは、全員の痛み』

 

     動労千葉執行委員  川崎 昌浩

『1人の痛みは、全員の痛み』

【7月11日】
この日は、日中は会合等が無かったので、サンフランシスコ(以下、SF)市内を動労千葉を支援する会の山本さんとともに散策する。市内の中心にあるツイ ンピークから市内を一望し、霧のかかったゴールデンゲートブリッジ通り、市内北部のフィッシャーマンズワーフに向かう。ここは、ILWUローカル10の事 務所が所在しているところで、さっそく向かう。ローカル10に隣接する記念館入り口にあった「AN INJURY TO ONE IS AN INJURY TO ALL」(1人の痛みは、全員の痛み)のスローガンが象徴的だった。。
20時からは、レイバーフェスタのイベントとして、ILWU結成当初からの劇「Fire on pier32」(32番桟橋での解雇)を見る。1934年、当時のILA(国際労働者協会)が資本と一緒になって労働者を支配していることに対して、初代 委員長のハリー・ブリッジスを先頭にしてILWUを結成するという内容であった。これは動労千葉が動労本部革マルから分離・独立する過程と相通じるものを 感じた。

動労千葉の存在が非常に大きいと痛感

【7月12日】
  15時から、ILWUローカル10主催による集会が、ローカル34の事務所において開催される。ローカル10書記長・トーマス・クレランス氏から「4月7 日に警察の暴力を受けた。動労千葉がわれわれを支持してくれることは大変重要なことだ」「ILWUはイラク戦争と占領に反対している。闘いをこれからも続 けなければならない」との決意が述べられた。次に、4月7日の弾圧で不当逮捕されたローカル10業務部長ジャック・ヘイマン氏からは4月7日の弾圧の報告 が行われ、「イラク戦争反対は世界の勢いになっている。動労千葉のストもその一つであり、重要な闘いだ」との連帯のあいさつが行われた。
動労千葉からは、結成に至る歴史を若干紹介し、分割・民営化反対闘争と現在の闘いの課題、03春闘ストライキ、最後に1047名闘争と527国労臨大闘 争弾圧粉砕に向けた支援の要請を行い、その後春闘ストライキのビデオが30分に間にわたって上映された。終了後、ローカル10から、手カギをかたどった バッジと、ILWUの歴史をつづったパンフレットが送られ、感動を覚える。また、集会に参加していた人たちからは様々な質問や感想が寄せられ、動労千葉の 闘いと存在が非常に大きなことを改めて感じた。
(写真は13日 栗原貞子さんの詩を朗読しているところです)

労働組合の活動家たちとともに朝食会

【7月13日】
9時30分から、労組活動家との朝食会が行われる。SFの地下鉄労働者、郵便関係のOB、連邦政府職員などが参加。この中では、昨日の動労千葉の春闘ス トのビデオ見て「動労千葉は組織として300名も動員できるのか。アメリカでは考えられない」「これかたの国際連帯をどのように作っていくのか」「闘いの 一環としてビデオやインターネット等を駆使して広く訴えることも重要だ」などの活発な意見が飛び交った。また一方では、「労働組合の幹部は、厳しい闘いに 対しては直接取り組みを行おうとしないため、下部からの怒りが大きくなっている」「それに対して動労千葉は方針を討議し、下部まで徹底し、動員できる素晴 らしい力をもっている」との発言もあり、動労千葉の闘い方にある種の感動を持っているようだった。素晴らしく有意義な朝食会となった。

日本の有事法成立は自分たちの問題だ

13時30分からは、オークランドにおいて、アメリカに在住する日系を中心とした人たちとの交流会を行う。
日本で有事立法が6月6日に成立したことが、日本だけの問題ではなく、日系等の人たち本人の問題として捉えているということだった。また、アメリカで民 営化が進む中、日本の労働運動の中で民営化に反対した組合と賛成した組合の現状について報告が求められた。戦後の国鉄労働運動の歴史を紹介しながら、動労 千葉、国労、全動労が反対し、動労=JR総連、鉄労などが賛成に回ったことを説明すると「なるほど、やっと理解できました」との感想が寄せられた。また、 「9・11」以降の日本の状況を記した資料が必要だとの話になる。
(写真 14日のレイバーフェスタのイベントに飾られていた絵のひとつ)

「生ましめんかな」に参加者全員が感動

19時から、レイバーフェスタのイベントとして市民やILWU傘下の組合員による歌や反戦詩の朗読が行われる。市民や組合員による合唱、プロによるラップ調の詩の朗読、ILWUローカル34代表による詩の朗読などが次々に行われる。
動労千葉からは、ヒロシマ原爆を題材にした栗原貞子さんの『生ましめんかな』を紹介する。
参加者からは「詩の内容が非常に素晴らしい」「この内容は本当の話なのか」などの感想が寄せられ、最後には私と山本さんが舞台の前に招かれ、私たち2人は 日本語で、他の参加者たちは英語でそれぞれでインターナショナルを合唱することになり、まさに国境を超え、言語を超えてインターナショナルが合唱され、こ の日のイベントを終了した。

闘いの歴史を感じるILWU本部

【7月14日】
いよいよ活動最後の日。
10時、ILWUの本部事務所を表敬訪問する。あいにく委員長は不在であったが、教育担当のユージン・ブラン氏からはILWUの闘いの歴史を記した本3冊を贈呈され、歓迎される。
また、このビルの中にはサンフランシスコ労働者評議会(SFLC)の事務所もあるので代表のウォルター・ジョンソン氏を訪ねてあいさつを行う。この本部 ビルは、廊下も含めていたるところに創立以来の歴史を物語る写真などが整然と飾られていた。また、ILWU創設者であるハリー・ブリッジス氏の名を冠した 記念館としてビル自体が建てられていた。闘いの中で築き上げてきたILWUとその先頭で闘いぬいたブリッジス氏を大事にしていることを感じた。
17時から、レイバーフェスタのイベントとして絵画や写真を展示会が行われているの参加する。画家のマイク・アレウィッツ氏の絵画は労働者の解放を描いた非常に力強いもので迫力満点であった。

評議会参加者総立ちの中で支援決議採択

  19時から、サンフランシスコ労働者評議会(SFLC・7万人の組織)の場において国鉄闘争への支援要請を行う。動労千葉からの要請後、支援を行うための 道議が発議される。これに対して鉄道関係代表からは「日本の鉄道労働者の行動を強く支持する。米で起きていることと同じだ」、前SFLC委員長も「ダイレ クトな友好関係を築き、闘いを支えよう」と々に賛意を表明し、サービス関係労組代表は「日本の仲間への『義理』を大事にし、社会正義、労働現場での正義の 実現に向けてともに闘おう」と発言し、これに拍手がわき上がった。最後に参加者全員が総立ちとなり、万雷の拍手の中で評議会参加者からは「ソリダリティー (団結)」のかけ声が上がり、1047名闘争と5・27国労臨大闘争弾圧粉砕に向けた支援決議が採択された。まさに感動の瞬間だった。
(写真 13日)
この決議は、1047名闘争が、国労本部の裏切りによって警察権力が介入し、闘争団員や組合員、支援の労働者ら8名が未だに逮捕・拘留され、起訴されて いるという重大な弾圧が行われている状況の中で、この問題が国際的な重大問題として認知されたということであり、この弾圧を粉砕するための重要な武器にな るということだ。改めのこの国鉄闘争支援決議のもつ意味を確認し、闘いを前進させようではありませんか。何よりも早く逮捕されている8名を取り戻そう。

今回のサンフランシスコ訪問は、一週間という非常に短い期間ではありましたが、この期間で相まみえた人たちとの交流、経験、そしてかちとった成果は、こ れからの動労千葉の運動にとってかけがえのないものになることは間違いありません。アメリカの労働者、労働運動との直接的な連帯は始まったばかりです。こ れからの闘いに一切がかかっています。
労働運動の原則を曲げることなく、組合民主主義を守りぬき、そして労働者階級の利益を代表して徹底的に闘いぬく中にこそ勝利の展望が生まれることを、今 回のアメリカ派遣の中で、改めて感じました。そしてこの運動は、まさに動労千葉の運動そのものだと痛感しました。
動労本部から分離・独立し、三里塚ジェット燃料貨車輸送阻止闘争、分割・民営化反対の2波にわたるストを闘いぬいて団結を守りぬいてきた動労千葉の闘いが、今日本はもちろん世界的に認められたのです。
自信と確信も固く、団結をさらに強化して、闘いぬこうではありませんか。
最後に、今回のアメリカ派遣に際して様々な方々からのご支援を頂き大変ありがとうございました。
とくに、動労千葉を支援する会の山本さんには、英語の翻訳やスピーチ用の英語文の作成等々大変ご苦労をおかけしました。本紙面より改めてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。 (了)

アメリカ派遣報告① 動労千葉執行委員  川崎 昌浩

7月9日~15日の1週間にわたり、アメリカ西海岸のサンフランシスコ(以下、SF)を訪れ、アメリカ労働運動との連帯・交流を図ってきました。今号から2号にわたって派遣の報告を行います。

動労千葉への圧倒的な評価が寄せられた

今回のSF訪問は、アメリカ西海岸でも最強の労働組合といわれるILWU(国際港湾倉庫労働組合)が中心となって結成された「タフトハートレイ・抑圧・ 民営化反対行動」からの招請により実現したものです。現在アメリカでは、ブッシュ政権による民営化攻撃が激しさを増し、連邦政府で80万人、その内国防総 省(ペンタゴン)は70万人を民営化するというのです。しかもこの攻撃は、組合破壊として行われています。こうした攻撃がアメリカで行われている状況の中 で、国鉄分割・民営化に反対して二波のストを貫徹し、現在も1047名闘争の先頭で闘い、そして今年の03春闘ではイラク侵略戦争開始から1週間後の3月 27日~30日にかけて80時間にわたるストライキを闘ったことに対して非常に高い評価が動労千葉に寄せられたことが直接のきっかけになっています。

毎日の行動・出会った人との交流は感動の連続

こうしたことから私と、通訳も兼ねて動労千葉を支援する会の山本弘行氏の二人でSFを訪れ、アメリカの労働者、労働運動との交流、そして国鉄闘争に対する支援要請を行ってきました。
9日からの1週間では、SFの東対岸に位置するオークランド港での鉄道労働者との交流やヤード視察、レイバーフェスタでの「日本の解雇された国鉄労働者 との連帯イベント」での訴えや詩の朗読、ILWUの中で最強といわれるローカル10(動労千葉に例えれば、第10支部の意味)主催による反戦集会でのア ピール、労組活動家との朝食会、日系アメリカ人との交流会、サンフランシスコ労働者評議会では1047名闘争と5・27国労臨大闘争弾圧粉砕の訴え等々、 極めて短い期間でしたが毎日の行動や、その中で出会った人たちとの交流はまさに感動の連続でした。
今回のSF訪問が、動労千葉とアメリカ労働運動との国際連帯にとって極めて重要な闘毎日の行動・出会った人との交流は感動の連続いとしてかちとられたこ との意味は計り知れないものがあります。動労本部からの分離・独立、分割・民営化攻撃に対するストでの反撃、そして現在も労働運動の原則を曲げずに 1047名闘争や反戦闘争の先頭で頑張りぬいている動労千葉の闘いが国際的に認められたということです。これからも自信と確信をもって闘いを進めよう。

 

活気に満ちた労働者の街・SFを実感

 【7月9日】
  日本時間15時30分に日本を出発。約10時間の飛行後、現地時間9時過ぎ、SF空港に到着。SFは、東京~福島間ほどの緯度で、日中は25度程度になる ものの湿度が低く日本のような暑さを感じることもなく、天候にも恵まれた毎日でした。 到着して実感したことは、SFが労働者の街であり、活気に満ちた所 だということでした。 SFでは、ILWUをはじめとした港湾労働者の支援を行い、レイバーット創設者の1人であるスティーブ・ゼルツァー氏宅に宿泊する ことになりました。
19時からバークレーで行われたレイバーフェスタのイベントに参加し、沖電気からの解雇争議を闘いぬいている田中哲郎氏による英語版「人らしく生きよ う」の主題歌演奏や、ILWUの創設者であるハリー・ブリッジスのハワイでの農場労働者の組織化を主題にしたパフォーマンスを見ることができました。
(写真)

 【7月10日】
14時から、ユナイテッド・トランスポーテーション(UT)ローカル342委員長のブライアン・ルイス氏の案内で、オークランド港にあるルイス氏の職場 ユニオン・パシフィック鉄道のヤードでの貨車の入換作業などを視察しました。オークランド港は、アメリカ5大港湾の一つで、米軍によるイラク侵略直後、ウ ムカスール港の権益を手中に収めたアメリカ沖中サービス(SSA)などによる軍事物資輸送の拠点港となっているところ。4月7日には軍事物資輸送に反対す る700名のデモ・ピケが行われ、これに対して警官がゴム弾や木製弾を発射し、ILWAUの組合員など多数が負傷し、ローカル10の役員をはじめ十数名が 不当に逮捕されるという事件が発生し、社会的にも大きな問題になっています。
ルイス氏が15時から勤務に就くということで、入換作業を見せてもらう。2人一組になり、左の写真で腰に付けた無線装置で機関車を遠隔操縦する。右手が速度、、左手がブレーキを操作するようになっていた。
19時からはSF市内において、レイバーフェスタの一環として「日本の解雇された鉄道労働者との連帯イベント」が行われ、動労千葉からの発言と田中哲郎 氏のギター演奏、そして闘う国労闘争団を主題にした「人らしく生きよう」の上映が行われました。動労千葉からは、03年春闘ストと日本の労働者の現状、分 割・民営化攻撃との闘い、1047名闘争と527国労臨大闘争弾圧粉砕への支援を訴えてきました。イベントの最後には会場との質疑が行われ、
分割・民営化でなぜ200名が自殺したのか、解雇撤回は労働者の尊厳をかけた闘いだ等々の意見が出されました。(つづく)
(写真 上) 14日のサンフランシスコ労働者評議会で国鉄闘争への支援を要請
(写真 下) 13日栗原貞子さんの詩を朗読しているところです

動労千葉もインターナショナルになった。なぜ動労千葉なのかということが核心だ。

強固な支援・連帯のきずな!

2003年度動労千葉を支援する会総会

戦争協力拒否宣言を発した動労千葉-続く勢力をつくり出そう

 二○○三年度動労千葉を支援する会定期総会が、七月一二日、DC会館において開催された。
定期総会は、開会のあいさつのあと、連帯のあいさつとして、東京東部労組・畠中書記次長が登壇し、「葛飾支援協」の中で新小岩支部とのつながりを強化し てきた。原則を守って闘い、厳しい中にも揺るぎもない動労千葉のように闘おうと訴え、闘いの報告を行なった。
続いて、運動方針案の提起を受け、討論の中では、「動労千葉の闘いに学び、それを地域に広げていく。この一年間の運動を実践してきた。労働運動解体攻 撃ー『許さない会』の運動など、闘う労働運動の構図が弾圧をつぶす」、「首切りを絶対許さない路線を堅持し、第二・第三の動労千葉をつくるために組合をど う持っていくか。自らの組合の実態に合ったやり方を模索している」、「社会の変革、イラク侵略戦争阻止、○三春闘ストについて執行委員会の中で支援を決定 し、三・二九集会に起った。社会保障制度の解体など、医療労働者として安全問題として取り組んでいる。11月労働者集会が決定的に重要だ」、「動労千葉に 元気をもらっている。現在、学校現場では日常的な残業、持ち帰り、休日出勤が常態化している。良心的な教育労働者ほどむしばまれている。団結を堅持して闘 い抜く」等々、第一部、第二部を通して職場の闘いの報告、闘う労働運動の再生をめざした報告が全体化されていった。
写真 参加した動労千葉組合員・家族会より会の活動へのお礼と闘いへの決意を表明いたしました)

動労千葉の米・レーバフェスタ派遣に支援する会からも同行!

とりわけ満場の意気を軒昂とさせたことは、現在、アメリカの国際港湾倉庫労働組合(ILWU)が中心となっている「タフトハートレイ・抑圧・民営化反対 行動」等からの要請で、サンフランシスコでのレーバフェスタの「解雇された日本の労働者との連帯イベント」等に、本部・川崎執行委員が派遣され、支援する 会からも運営委員の山本氏が通訳で同行し、一○日に届いた報告では、「一○四七名闘争、国鉄分割・民営化反対闘争の報告を行い、動労千葉の闘いがいかに大 きいのかを身に染みて感じている。○三春闘での戦争に反対して六○○本の列車を止めた闘い、アメリカから11月集会や三里塚に来たいとの発言が出ている」 との派遣報告に、国際的な闘いの広がりを実感した。

中野常任顧問からの特別講演!

動労千葉を支援する会が出来てからかれこれ二○年、全国の労働者の皆さんから多大な御支援をいただいている。
動労千葉にとって重要な事、朗報を軸にして話したい。現在、川崎執行委員をアメリカに派遣している。イラク戦争などをみると、世界の労働者との連帯なく して闘えない。今回のILWUローカル一○とは最大最強の労組からの招請であり、そのスローガンにも見られるように、「抑圧・民営化に反対」する闘いを展 開している。ILWU(国際港湾倉庫労働組合)の三五年での協約により、「経営側は労働組合を通じてしか労働者を採用できない」という画期的な労働協約の 改悪攻撃、経営側のロックアウト攻撃と対決し、さらにはブッシュの「タフトハートレイ法」という悪法に対して、柔軟かつ強靭、頑強な闘いを繰り広げてい る。パトリオットⅡという財産剥脱や国外追放を含んだ法律や、ペンタゴン(国防総省)の七五万人の労働者や、連邦政府八○万人の労働者まで民営化しようと いう度外れた効率化、兵士さえ民間人が派遣されている実態がある。そうした団体から動労千葉に白羽の矢がたった。七二時間ストの打ち抜きが決定的だった。 国際的に脚光をあびた。動労千葉もインターナショナルになった。なぜ動労千葉なのかということが核心だ。労働者は団結して闘っていく以外に生きていく道は ない。問題は中身だ。原則・路線がはっきりしている。韓国でも労働者の闘いが原則を譲らず闘われている。日本の労組はその原則を譲ってしまっている。労働 者は労働者、当局は当局だ。ここをはっきりさせなければならない。動労千葉の闘いは米・英のレーバネットでトップ記事になっている。ILWUの掲げるス ローガンは本質を突いている。原則を守って闘い抜く以外に労働者は存在しない。闘っている者は見抜いてしまう。戦後史を画する事態の進行するという中で、 アメリカから民主労総が11月集会に来る。今年はガラッと情勢が変わる。国際的権威が出来た。ひとつの勝負が11月集会だ。

燎原の火のごとく闘う労働運動の復権をめざして闘いたい!

総会の最後には、動労千葉から御礼と決意が示され、「動労千葉の一挙手一投足が注目される時が来た。皆さんとともに歩み、燎原の火のごとく闘う労働運動の復権をめざして闘いたい。お互磨して進んでいきたい」との決意が満場に示され、団結ガンバローが会場に響きわたった。

総入れ替えとなった東労組地本執行部

新執行部は、まさに革マル!会社連合!

東労組千葉地本大会が終わったが、嶋田派であった地本執行部は、本部・松崎派に蹴落とされ、総入れ換えされる人事となった。

革マル-会社連合

委員長には、元委員長の木村博がもってこられ、組合書記として革マルから送り込まれていた石井俊郎が本部から書記長として送り込まれるという人事だ。全 体を見ても、労働組合の執行部としての体をなしていない人事となっている。文字通り革マル・会社連合で、現場とは全く無縁な執行部である。
▼副委員長2人をはじめ助役や駅長、支社の課員が5人、▼委員長をはじめ出向者が3人。▼そして、これに組合書記でJRと関わりのない人物を書記長にすえ、▼さらに川又や長谷川、篠巻など東京から送り込んできた革マル分子を加えたのが今度の執行部だ。
管理者を執行部にすえることで、「会社はわれわれの側についているんだ。だから従え」ということを組合員に見せ、実質的には松崎に言いなりの革マル分子が上からの指令で組織を運営するという人事である。
また、会社は会社で当面、表面上は本社の方針のもとに、革マルとの結託体制を維持するという方針のもとに、多くの管理者を執行部に据えたものと考えられる。

さらに矛盾は噴出

だが、こんな関係はもはや絶対に長続きはしない。浦和電車区の退職強要事件と組合員の逮捕、この6月の新たな家宅捜索事件など、事態は急速に動いてい る。国鉄分割・民営化-10万人首切り攻撃の忠実な手先、JRにおける労務政策の会社の忠犬として、一旦は革マルを利用した権力側も、JR東日本が東労 組・革マルの結託体制を延々と続ける状況にごうを煮やしているのだ。
今回の東労組の分裂・抗争も、こうした切羽つまった状況に震え上がった革マルが、内部分裂を起こしたのが本質だ。当面は「嶋田派」に対する陰湿な攻撃が 続くであろうし、さらに東労組は、切羽つまればつまるほど革マルむき出しで強権的な組合員支配を強め、矛盾をさらに噴き出すことも間違いない。
何よりも大切なことは、こうした状況に断を下すのは、組合員一人ひとりの声以外ないということだ。JR連合のように警察の動きに拍手喝采を送ったり、い つかは会社が革マルと手を切って自分たちと手を結んでくれるだろうなどという発想は、断じて労働組合のとるべき立場ではない。こんなことをしていたら、労 働者はどこまで行っても会社に支配されるだけの存在になってしまう。

あまりにひどい!

そもそも、革マルどおしがどちらが会社とうまくやるのか、カネと利権を手にするのかを巡って抗争を繰り広げ、組合員はそれによって振り回され、今度はま たも組合員を完全に無視したやり方で、松崎の指令のもとに地本執行部が総入れ換えされるということ自体、東労組が組合員の利益とは全く関係ない存在である ことを示すものだ。組合員など将棋の駒と同じにしか見ていない。
普通の労働組合であればこんなことが通用するはずはない。だが、なぜこんなことがまかり通るのか。理由はただひとつ。東労組は、組合員の団結力ではな く、ただ会社の力をバックにして成り立っているだけの組織だからだ。「執行部などどう決めようが関係ない。いざとなれば会社の力を使って絞めあげればい い」という発想だ。
組合員の利益や権利を守るための論争だったら、いくらでも激しくたたかわすべだ。だがそれならばその論争は、一体何が対立点なのかを明らかにし、全組合 員をあげた議論をしなければ意味がない。しかもそうであるならば、今の東労組の抗争みたいな陰湿な対立にはなりようがない。議論の結果団結はより強化され ることになるだろう。今起きていることの本質は、少しでも目をこらせば誰にでも分かることだ。

原点が問われてる

問われているのは、労働組合とは何のために存在しているのか、という原点だ。労働者には団結権、つまり団結して会社(資本)に対抗し、自らの権利を主張 する権利がある。また団体行動権、つまり会社が労働者の権利を侵害したら仕事を放棄し、生産をストップさせてでも自らの正義を守る権利がある。
問題はなぜこうしたことが、あえて憲法や労働法で定められているのかということだ。
労働者と会社(資本)の利害は必ず対立し、労働者が対抗する手段を持たなかったら、資本は利潤追及のために労働者を無限に搾取し、虫けらのように犠牲にするものだからだ。
だから労働組合が会社と手を結んだら、いかに口先でうまいことを言おうが、それはもはやその時点で労働組合ではない。会社は、労働者に団結されるのが一 番嫌なことだから、それに対して陰に陽に攻撃を加え、労働者を団結させないようにする。だが、それに負けたら、それは労働者としての誇りを自ら捨てること だ。
今こそ、JRの職場に団結を取り戻そう。ともに闘おう。

動労千葉 戦争協力拒否宣言

第49回定期委員会

戦争協力拒否宣言

有事関連三法の制定をもって、日本は再び戦争への道を踏みだそうとしている。かつての戦争への痛苦な反省を込めて制定されたはずの憲法九条は踏みにじられ、戦争への歯止めが外れようとしている。戦争への道を断つために、力の限り闘わなければならないときがきたのだ。
有事関連三法は、民主党の歴史的な裏切りによって、国会議員の九割が賛成するという驚くべき事態のなかで成立した。われわれは歴史から学んできたはずであった。それまでは戦争に反対してきた多くの勢力が、戦争が現実化したとたんに挙国一致主義に転落し、戦争の協力者となっていった歴史に。だが、今また同じことが繰り返されている。連合-労働組合のナショナルセンターまでもが、「有事立法は基本的に必要である」という見解を明らかにした。
北朝鮮への排外主義ナショナリズムの洪水のような宣伝によって、事の本質が隠され、誰もそうとは気づかないうちに、憎悪と恐怖が時代の精神になろうとしている。
だが、少しでも目をこらせば、今起きている事態の本質は鮮明である。有事関連三法は、北朝鮮への侵略戦争を視野に入れた戦争遂行法であり、国家総動員法だ。この法律で鉄道は「指定公共機関」に定められた。政府が「武力攻撃事態」を宣言した場合、われわれ鉄道に働く労働者には業務従事命令が発せられることになる。戦争の歯車として組み込まれたのだ。
また、外への戦争の野望は内に向けた労働者への戦争とひとつのものだ。実際、有事立法の制定と同時に進んだのは、大多数の労働者を不安定雇用に突き落とす労働法制の抜本改悪であり、使用者に解雇の権利を与え、労働者の諸権利を解体する最後の扉を開け放つ攻撃であった。すでに一割の世帯が年収一五〇万円以下という状態に突き落とされている。戦争と一体で、労働者の生きる権利が奪われようとしている。
また、国労臨大闘争弾圧に見られるような労働運動への弾圧、不当逮捕-長期投獄攻撃が相次いでいる。まさに戦争が至るところで増殖している。
戦争と大失業の根はひとつだ。資本主義体制は万策つきて、戦争という暴力的な手段と、労働者を虫けらのように犠牲にすることによってしか生きていけないのである。
われわれは、歴史の大きな分岐点にたった。有事立法を完成させない闘い、有事立法-戦争を発動させない闘い、そして有事立法に従わない戦争協力拒否の闘いが、労働運動の重要な課題として浮上している。これは平和を求める労働者の特別の任務だ。われわれはこの闘いが大きな困難を伴うであろうことを承知している。この闘いは強靭な団結がなければ闘えない課題だ。広汎な連帯を必要とする闘いだ。有事立法が発動された場合、それに抗する闘いは、密集せる反動と対決しながら、長期にわたる抵抗を貫いて戦争をストップさせるという厳しい闘争にならざるを得ない。しかしわれわれは、人類の歴史の裏切り者になることはできない。
有事立法を阻止するためにナショナルセンターの枠をこえて結集した 陸・海・空・港湾労組20団体は、新たな闘争宣言を発している。われわれもまた、イラク戦争に反対し、有事立法の制定を阻止するためにストライキに起ちあがった。労働運動の再生に向けて、この闘いをどこまで広く、深く燃え上がらせることができるのか、大切なのは今だ。
鉄道を戦争のために使わせるわけにはいかない。われわれは戦争の加担者になることを拒否する。労働者の団結した闘いこそが戦争を止める力だ。われわれは、アジア-世界の民衆と連帯し、力を合わせて戦争反対の闘いに起ちあがる。平和のための任務として一切の戦争協力を拒否する。われわれは未来への希望を自らの手で築きあげるために、二度と過ちは繰り返さない。

右、決議する。

二〇〇三年六月二八日

国鉄千葉動力車労働組合第四九回定期委員会


英訳

自衛隊を米英軍の占領地(戦場)に送るな!

侵略出兵のための「イラク新法」粉砕!

政府の「人道支援」「非戦闘地域への派遣」は全くの欺瞞

有事関連法の制定をもって、日本は再び戦争への道を踏み出しているなか、政府は、その戦争法の発動ともいうべきイラクへの自衛隊派兵に踏み切ろうとしている。しかも、その理由は「人道支援」「非戦闘地域への派遣」という見え透いたペテン・欺瞞を使ってである。
戦後初めて自衛隊(しかも陸自=陸軍)が派兵されようとしているのは、米英軍の全土での戦闘・虐殺を繰り返しているイラクである。
戦争への痛苦な反省をこめて制定されたはずの憲法9条を踏みにじり、他国に武力で乗り込むという侵略出兵を絶対に許してはならない。そのための「イラク新法」は粉砕あるのみである。

イラクは、全土が戦闘状態

政府与党は「イラクの非戦闘地域への派遣だ」と繰り返しているが、これほど「国民」を愚弄するものはない。マスコミですら、イラクでは連日、米英軍がイラク人民との戦闘で虐殺を繰り返していることが報道されている。英軍の中にはイラク人捕虜の虐待すら行われていることが報道されている。米陸軍司令官さえ「イラク全土がコンバット・ゾーン」と言っているのである。
与党のイラク調査団の報告の中で、公明党は「戦闘地域はなかった」「有能な自衛隊の派遣が求められている」などと答弁している。断じて許せない!

イラク人民の怒り!
「自衛隊も米英軍と同じ 反撃対象」

6月中旬、米軍がイラク元軍人の給与要求デモに発砲し、多数の死傷者を出した。現地の記者は、「イラクの元軍人は、占領軍の米英軍と行動を共にする自衛隊も反撃の対象とみんな言っている」と報道している。
イラク人民、ムスリム人民の怒りと解放闘争、反米武装闘争は、猛然と爆発しようとしている。その米英軍に唯一援軍を送ろうとする日本に対する怒りは計り知れないものがあろう。われわれは、たたかうイラク人民やパレスチナ人民をはじめ、立ち上がる世界の人々と固く連帯し、米の世界戦争計画反対、派兵阻止、イラク新法粉砕にたちあがろう!

イラク派兵の恐るべき狙い

ありもしない「大量破壊兵器」をデッチ上げ、イラク人民の大虐殺を行った真の狙いは、石油の支配権を握り、イラクー中東の植民地化ー勢力圏化を狙う戦争であったことは、今やはっきりとしている。日本の派兵は、その石油利権の分け前にあずかるために占領軍の一員として登場するということなのである。
そして、これを機に陸上自衛隊を占領軍として駐留させ、自衛隊を人を殺せる侵略軍隊へと質的に転換させようと目論んでいる。

イラク新法を止めよう!

政府は、「7月初め」の衆院通過に焦っている。焦りは危機の表れでもある。今回は参院での審議に時間が必要であり、7月28日の会期末までに終わらせるためには7月4日までに衆院を通過させなければならないというタイムリミットにギリギリに追いつめられている。しかもこの「新法」はあまりにもスキだらけである。そこを徹底的に突こう。
百万人署名運動のよびかけに応え、国会行動へ! 反戦共同行動委の提起する諸闘争にたちあがろう。なによりも陸・海・空・港湾20労組とともに「有事立法を完成させない」「発動させない」「戦争協力拒否」の闘いを職場で、地域で広範につくりだそうではないか。2度と過ちを繰り返さないために。

車両メンテナンス近代化第Ⅲ期計画 全面的な外注化と一体の検修職場-工場の大再編攻撃

工場・検修区の再編

JR東日本は3月19日、車両メンテナンス近代化(第Ⅲ期)計画の実施について提案し、22日に団体交渉が行なわれた。
メンテナンス近代化第Ⅲ期とは、H14~17年度まで三ヵ年の車両検修業務に関する合理化攻撃であり、検修区の統廃合や首都圏3工場(大井・大宮・鎌倉)の役割の抜本的な見直しなどが次のように計画されている。

●首都圏3工場の再編

大井工場-新系列車両
大宮工場-特急車両や通勤・近郊型の従来車両
鎌倉総合車両所-17年度工場機能廃止

●検修区の統廃合

習志野電車区電流線化(廃止)
三鷹電車区への業務移管。三鷹に集約した方が効率的という理由。
豊田電車区から京葉電車区へのの業務移管
豊田電車区から武蔵野線車両(300両強)の検修業務が移管される。理由は効率性。
幕張電車区217系検修業務の鎌倉総合車両所への移管
二区で同じ車両を運用した方が使い勝手が良いという理由
武蔵小金井電車区の電流線化
豊田電車区への業務移管。効 率性が理由。
田町電車区から国府津電車区への東海道線車両検修業務の移管
 理由は効率性。

工場との一元管理

また、「保全一元化(工場・区所の融合)」、「工場及び区処の組織や機能を見直し、一元的な車両管理体制を構築する」と称して来年4月から、
▼工 場   総合車両センター
▼検修区   車両センター
───と、現業機関名称を変更し、工場と検修区の「人事交流」を行なうとしている。とくに、
① これからはポテンシャル採用(か つての本社採用学士)と社会人採 用者は除き、検修区配属予定の新 規採用者は、一旦(2年程度)総合 車両センター(工場)に配属したうえで、検修区にもってくる。
② 検修区に配属後も 既存の採用社 員も含めて、積極的に工場←→検 修区間の人事交流を実施するとし ている。

京葉電で増設工事

一方千葉支社は、3月28日、この本社提案に基づいて、京葉電車区の検修庫や庁舎などの増設などについて提案を行なってきた。豊田電車区から京葉線車両の検修業務が移管され、業務が大幅に増えることによる提案である。

交番検査線増設 
6月着工 来3月完成
自動倉庫新設
6月着工 来3月完成
庁舎増設
7月着工 12月完成
留置線(事業用線)延伸
来3月着工 来8月完成
提案はこのような工事計画についてだけで、その前提となる、京葉電車区への業務移管や習志野電車区廃止を始めとした基地統廃合計画の具体的な実施時期などについては全く明らかにしないという不当なものであった。
また、豊田電車区から業務が移管される結果、京葉電車区はどの程度の要員規模となると想定しているのか等も全く明らかにしなかった。

大合理化を許すな

こけこれは車両検修業務の全面的な再編成を狙う大合理化攻撃だ。
検修職場は、東労組などの裏切り妥結によって、全面的な外注化攻撃が進められようとしており、それを前提に今度は大規模な基地・工場の統廃合を強行し、「一元管理」するというのだ。われわれの働く場である検修区は一体どうなるのか。
会社は外注化で、検修区に残る業務は管理部門を除けば、仕業検査と、消耗品交換を除く新系列の交番検査(要するに2-3人いればいいということだ)、信 号ぐらいにしてしまおうとしている。これらについても、東労組と会社の協定では「直営を基本に実施していくのは当分の間」に過ぎないとしまっている。
要するに検修区など基本的な潰してしまおう、全面的に外注化だ、という構えなのだ。それを前提にして今回の基地統廃合攻撃、工場と検修区の一元化攻撃が計画されていると考えざるを得ない。

検修職場を残せ!

人件費の徹底した削減を目的として働く職場が奪われようとしている。さらには、「人事交流」などと称して、通勤することもできないような場所まで労働者を将棋の駒のように配転しようとしている。
シニア制度-外注化、新保全体系と基地統廃合は一体の攻撃だ。東労組による外注化裏切り妥結は、現場で働くわれわれに重大な結果をもたらそうとしている。
労働組合は何のために存在しているのかが問われている。断固として反対の声をあげよう。

「首切り自由」と不安定雇用化 労基法・派遣法改悪を許すな

緊急労基法改悪NO!5・28中央集会へ

5月15日、有事関連三法案が衆院を通過し、21日には派遣法・職安法の改悪が衆院厚生労働委員会で採決され、労基法改悪案も本格審議に入った。4月には雇用保険法が改悪され5月1日から施行されている。
民主党の恥ずべき裏切り、連合の屈服という事態に後押しされて、国会では「戦争と大失業の法制化」というべき事態が進行している。

解雇と不安定雇用

小泉はこの国会で戦後労働法制を総決算しようとしている。労働者保護法制としての労基法の性格を一八〇度変え、資本に「首切り自由」を保障する法律にしようというのだ。
①「首切り自由」の法制化、②有期雇用の拡大-終身雇用制の解体、③裁量労働制の緩和、④派遣労働の全面的解禁、という労基法・派遣法等の改悪がワン セットとなって、大多数の労働者を不安定雇用-非正規雇用に突き落とす最後の扉が、全面的に開け放たれようとしている。この間も非正規雇用労働者が激増 し、全労働者の約30%に及んでいるが、この改悪を許したら、そこから始まる事態はその比ではなくなる。

途上国並み賃金!

さらに、この攻撃がもたらすのは、賃金の文字通り全面的な切り下げである。現在の派遣労働者の平均賃金は正規雇用労働者の三分の一以下であり、パート労 働者はそれ以下である。この間も乱暴極まりない賃下げ攻撃が吹き荒れているが、これから始まろうとしていることは、まさに次元の違う事態である。「発展途 上国並みの賃金」という日本経団連の主張は、たんなるアドバルーンではなく、こうした実行計画をともなって宣言されたのである。

団結権の解体!

また、今回の労働法制改悪は、労働組合の存在基盤そのもの、労働者が団結する条件そのものの解体を意図した攻撃である。
労働者の地位をいつでも首切り自由という状況に落とし込め、有期雇用で、何年かごとに契約を更新できるか、雇い止めという形で首を切られるのか、という 事態にさらし、あるいは派遣労働に置き換えることを通していつでも交換可能の労働力とすることによって………、あらゆる手段で労働者が団結する条件を突き 崩そうというのだ。
さらには月々の賃金をはじめ、一時金、退職金に至るまで成果主義や能力給を導入するという攻撃も、総額人件費の抑制はもちろんのこと、労働者が労働組合に団結する条件自体を奪う攻撃となる。

生きる権利の解体

こうしたことに加え、年金や医療、雇用保険など社会保障制度の抜本的な改悪攻撃、大増税が一体となって労働者にのしかかろうとしている。労働者の生きる権利そのものが問題となるような情勢がついに到来しようとしているのだ。
しかも、膨大な労働者を不安定雇化する攻撃は、「少子高齢化」どころか、掛金を払う側そのものを潰してしまうことを意味するわけで、年金や医療制度の危 機を加速させることになる。結局行き着くところは、年金も医療制度もすべて民営化し、「自己責任」を強制する弱肉強食の世界以外ない。まさに生きる権利そ のものが奪われる時代が来ようとしている。逆に言えば、日本資本主義は万策尽きて統治する能力を失おうとしているということだ。

出口のない危機!

終身雇用制-年功制賃金、そして企業内労働組合は、体制側にとって、労働者、労働組合を企業主義や体制内運動に取り込んでゆく上で、きわめて有効に機能 したシステムであった。これを自らの手で徹底的に解体しようというのだ。有事立法にしてもそうだし、イラク侵略戦争の過程で起きたこともそうだが、国家と 資本が生き残こるためには、自らつくった支配の仕組みも全て叩き潰すという構えだ。
だがこれは、敵の強さの表れではない。戦後の資本主義体制は、労働者を虫けらのごとく犠牲にし、戦争をする以外に存続する術がなくなってしまっているということだ。
有事立法=戦争と大失業攻撃、さらには5・27国労臨大弾圧等に示される治安弾圧攻撃のエスカレートは、まさに表裏一体の攻撃である。

大反乱が始まる!

生きる権利が奪われ、やり場のない怒りの声、政府や企業への憤り、毎年一万人もがリストラで自殺に追い込まれる状況、こうした一切合財が噴き出す過程が 始まろうとしている。連合などが資本の手先となって労働者を支配するこれまでの枠組みも崩れ去り、大反乱の条件が生まれようとしている。
社会の在り方そのものが根本的に間違っているのだと真正面から言い切らなければならない。そして労働者の団結した力と闘いこそが生活と権利を守り、戦争 を止め、社会を変える唯一の力なのだと訴えなければならない。世界中で労働者がたちあがり、新しい時代を見いだす力をとり戻そうとしている。今こそわれわ れの飛躍のときである。

武力攻撃事態法案、自衛隊法改悪案、安全保障会議設置法改悪案 衆院採決・通過を弾劾

有事関連3法案衆院採決・通過を弾劾する!

有事三法案に断固反対しよう

小泉内閣は、5月15日、有事関連三法案(武力攻撃事態法案、自衛隊法改悪案、安全保障会議法改悪案)の衆院本会議採決を強行・通過させた。すでに第四の有事法である個人情報保護法案が5月6日に衆院本会議で採決強行されており、これに続くものだ。有事立法の強行は、イラクの次といわれている北朝鮮をめぐる侵略戦争に、日本がつきすすむことを公然と開始するものに他なりません。いま全世界で戦争反対に多くの労働者がたちあがっています。こうした全世界の戦争反対のうねりと固く連帯して、有事立法制定阻止、侵略戦争反対の闘いに全力で起ち上がろう。

北朝鮮への侵略戦争狙う参戦法

有事三法案は、昨年4月に国会に法案が上程されながら、あまりに戦争に直結した法案であることから反対が激しく、継続審議とされてきたものです。ところが小泉内閣は、イラク侵略戦争の真っ只中で有事三法案および個人情報保護法案の強行の決断を行ないました。まさにイラク戦争強行という反動的物質力を背景に、「朝鮮有事」を全面におしたてて戦争法案を強行成立させようというのです。こんなことは絶対許せない。
この間の歴代政権は、91年の湾岸戦争以降、92年に自衛隊の海外派兵を可能とするPKO協力法の制定強行を皮切りに、97年には日米安保条約の実質的強化・改悪である日米新安保ガイドラインを締結し、これを基に99年には周辺事態法を制定しました。これにより海上保安庁が日本近海での外国籍船舶を撃沈するという事態を引き起こしています。そして一昨年の「9・11」 に対応したテロ対策特別措置法という参戦法を強行し、初めてイージス艦をインド洋まで派兵するとともに、イラク戦争で米空母をはじめとした他国の艦船への燃料供給という参戦行為がすでに始まっているのです。
今回の有事立法攻撃は、この上にたって「北朝鮮との戦争」を具体的に掲げ、日本国内で戦争を行なうことのできる体制づくりを行なおうとしているところに、これまで以上の激しさがあります。

首相の独断で労働者を選総動員

この有事法案の核心は、閣議決定という形をとった首相の独断で、「武力攻撃事態」あるいは「武力攻撃予測事態」と認定されれば、ただちに自衛隊が戦争に突入できることです。「武力攻撃事態」といっても、非常にあいまいな、どこまでも拡大解釈できるものです。「予測事態」にいたっては、わずかな「軍事緊張」 でもあてはまり、政府は相手が新たな軍事施設を構築したことまでを「予測事態」の例に挙げています。
これにより全ての国家機関はもとより、地方自治体、民間においても「指定公共機関」をはじめ、全ての人が自衛隊の行動への協力が義務ずけられることになります。政府・首相の号令一過、一夜にして戦争にむけた総動員体制にたたき込むことができるのが、この有事法制なのです。ここには国会や地方議会の関与する余地すらありません。そして一切の権利が停止され、行動の自由さえ制約されることになるのです。
さらに現行自衛隊法でも協力を義務づけられているJRやNTTのほか、「武力攻撃事態法」においては運輸・通信、医療、民放・新聞などマスコミ、銀行航空、海運など多くの民間会社までもが「指定公共機関」として戦争動員が強制されることになります。またそこで働く労働者にも「業務従事命令」という形で有無を言わせず強制されます。有事法制とは、ここまで踏み込んだものであり、平時とは隔絶した事態が出現し、労働者の権利など完全に否定される事態となります。有事法制とは、戦争にむけて米軍と自衛隊が日本の労働者の総動員を強制しながら、北朝鮮にむけて戦争を行なうための戦争法です。戦争に突き進む小泉政権の打倒に向けてさらに闘いを強化しなければなりません。

労働者の総結集で法案阻止へ!

実際の戦争に向けた反動攻撃が激化する中で、過去の侵略戦争において戦争に動員され多くの仲間が犠牲となった海員組合や、戦争に直面する職種で働く陸海空港湾労組20団体の労働者や百万人署名運動など戦争に反対する多くの人々は、連日の国会闘争を闘いぬき、そして23日には全国集会を呼びかけています。イラク反戦闘争の熱気をひきついで有事法制絶対反対の闘いをさらに闘いぬこう。

権力と金、利権の抗争。 嶋田は、600万円以上のセルシオ、40万円のローレックスを与えられ…[東労組革マル支配の崩壊 下

権力と金、利権の抗争

動労千葉に結集し、ともに闘おう

三つ巴の醜い抗争

▼ 松崎は、嶋田一派との抗争について「これは明らかに階級闘争の一貫だ」「(大宮での逮捕は)辞任した8名と会社経営陣と警察権力による三位一体の攻撃だ」「8人は権力とつるんでいる。会社はガサ入れを知っていた」「嶋田は会社と密約して松崎顧問の追放を狙った」と叫びたてている。要するに全て叩き潰すまで許さないというのだ。

▼ 一方嶋田らは「大宮の逮捕された人達はクビだ。本当にそれで良かったのか。JR総連のビラは背筋が寒くなる」「松崎は逆らう奴は許さないという構えだ。結局東労組はMの私党になっている」「引き際がわからずに狂ってしまえば、松崎もただの人だ。クソジジイとしか思わない」というのだ。

▼ さらにこの抗争には、「9人組(辞任した8名+小林)は打倒の対象でしかないという松崎顧問の情熱を我がものにして東労組を強化せよ」などと主張して、革マル派本体まで加わっている。
そして、松崎一派が握る東労組はこれを「革マル派による組織介入であり、黒いネットワークによる手のこんだ謀略文書だ」としている。

組合員の利益とは全く無縁

口汚くののしり合うこの三つ巴の奇怪な抗争は一体何なのか?
はっきりしているのは、どれもが元をただせば革マルだということだ。JR東日本をめぐって、カネと権力をほしいままにしてきた彼らが内部分裂し、互いに憎悪をむき出しにして争っているのだ。
そしてもうひとつ明らかなことは、このおぞましい抗争は、現場で働く組合員の利益、現場の声とは何ひとつ関係のない、全く無縁な場外乱闘でしかないということである。
だが、そうとばかりは言ってられない。どちらの側が東労組の権力を握るにしろ、犠牲にされるのはつねに現場の組合員だ。今回の大会代議員選挙でも「○○に投票したら職場ごと潰してやる」というような恫喝が行なわれている。

何をめぐる抗争か

この間も明らかにしてきたように、双方が非難の応酬をしているが、口汚い罵詈雑言(ばりぞうごん)の部類を除けば、多少とも「内容」?があるのは次のことに尽きる。

 嶋田は、600万円以上のセルシオ、40万円のローレックスを与えられ、「俺に2千万円くれれば新潟のローカル線を第3セクターにしてもいい」と会社に言った。

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 松崎は、東労組を私党化し、別荘をいくつも持って、できの悪い息子を「さつき企画」の社長にして、それがM資金となり、自分だけが金儲けをしている。

文字どおり腐りきっている。もちろんこれらは氷山のほんの一角に過ぎない。だが、ここからかいま見えてくるのは、頭のてっぺんから爪先までカネと利権で ドロドロに腐敗した姿に他ならない。労働者のためにではなく、革マルの利権のために存在しているのが東労組だ。労働者にとって百害あっても一分の利もない 存在だ。また、このような連中をそれと承知のうえで労働者を支配するために利用し続ける会社も「犯罪的」としか言いようがない。

革マル支配の崩壊

東労組と会社の結託体制の崩壊が間近に迫っている。この抗争から見えてくるのは、
① 「松崎後の委員長は当然俺だ」と考えて、これまで以上に会社との癒着関係を深めていた嶋田らに対し、権力や利権が失われることに危機感を募らせた松崎 が巻返しをはかり、嶋田らを事実上追放し、さらに松崎に忠誠を誓う踏絵を踏まなかった者への攻撃を行なっていること。
② 新潟や長野をはじめ千葉や横浜地本などが公然と反旗を翻しているように、独裁者・松崎の威光や影響力も崩れはじめていること。
③ JR東日本が大塚体制になって以降、革マルと会社の結託体制に間違いなくひびが入り、東労組が露骨に人事権などに介入することができなくなっており、松崎や嶋田らは「使い捨て」に怯え、それが醜い内部抗争を引き起こしたこと。
④ 先にも述べたとおり、東労組は文字通り腐りきった「利権の巣窟」と化していること。
───という、東労組の革マル支配崩壊的な危機に他ならない。

今こそ決別しよう

われわれが何よりも訴えたいことは、労働者の団結した力こそが、生活と権利を守り、社会を変える力だということだ。労働組合とは一人一人の切実な要求を 実現するための組織だ。何で革マルと会社が手を結んで労働者を支配するような異常な事態が延々と続いているのか。今こそ、こんな職場の現実を変えよう。労 働者として、仲間として、動労千葉に結集しともに闘おう。

東労組革マル支配の崩壊 中 革マルVS革マル 抗争の本質は何か

内部抗争の拡大!

東労組・革マルの内部抗争は、泥沼的な様相で全国に拡大している。
現在、東労組では全国大会代議員選挙が行なわれているが、千葉では、定数18名に対して、34名が乱立して選挙が行なわれている。松崎一派16名対嶋田一派18名という内訳だ。
また、横浜地本でも定数19名に対して28名が立候補し、全国区で選出する運車部会、工務部会、営業部会選出の代議員も選挙となっている。
東労組で大会代議員が選挙になるというのは結成以来初めてのことだ。

一体何のための?

一体何をめぐって争っているのか。「8名の辞任問題」以降、東労組内では革マルVS革マルの抗争が全国に拡大し、「反松崎派狩り」というべき事態が吹き 荒れてきたこと、千葉地本がその焦点になってきたことはこの間明らかにしてきたとおりだが、東労組本部は4月10日及び12日の執行委員会で次のことを決 定した。
①小林克也の執行権・組合員権を停 止し本部副委員長を解任する。
②4月21日をもって専従を解除する。
(小林はその後何と5月1日付で  立川駅ビルに出向となった)
③小林克也に対し、次期全国大会に 制裁申請を行なう。
こうした事態がついに大会代議員選挙にも波及したのである。松崎一派がだしている文書には、次のような主張が書かれている。

 中央執行副委員長である小林克也君(千葉地本委員長)の統制違反に対して、今大会で 制裁申請の手続きを行なう。この制裁申請は大会構成員の3分の2以上の賛成がなければ承認されない。……団結を乱してまで新潟地本と長野地本や千葉地本と 横浜地本の一部の者たちが、あえて代議員選挙にこだわる理由はここにある。……背信行為をした嶋田グループを擁護するという悪質な利害関係の維持に狂奔し ている一部の者たちの姿が如実に示されている。

一方、嶋田らは「東労組の民主的運営と組合員の利益のための組織運営」などの主張を掲げている。

この抗争の本質は

だが、この抗争の本質は一体何なのか。
ある意味で松崎一派の言っていることは鮮明だ。「嶋田や小林は松崎さんを崇拝しない裏切り者であり敵だ。だから絶対に許さない」という、まさに革マルむき出しの論理だ。
一方嶋田や小林らの言う「民主的な運営」とか「組合員の利益」などという主張は、明らかにまやかしであり隠れみのであり、もっと言えばペテンだ。
嶋田一派の立候補者には津田沼支部長・江野沢や成田支部長・野口、鴨川運輸区分会長・海宝らが名を連ねているが、この間、会社と一体となり、革マルむき 出しで、「平和共存打破」などと称して、「他労組とは口をきくな、お茶を飲むな。従わない者は組織内の組織破壊分子だ」「10円カンパを払わない者は組織 破壊分子だ」などと称して、組合員を締めあげてきたのは彼ら自身に他ならない。会社の忠実な手先となって合理化問題などを全て丸呑みしてきたのも彼らであ る。小林などは、もともと松崎の忠実な子分として千葉に送り込まれてきた人物だ。

どちらも同罪だ!

それがここまで抗争を繰り広げるに至った理由は単純なことである。
「松崎ももう67歳だ。過去の人のはずだ。いつまで松崎が権力も利権もカネも独り占めしているんだ。会社もそろそろ松崎を相手にはしなくなるはずだ。今度 はオレたちがうまい汁を吸う番だ。」と考えて口にした結果、松崎の逆鱗にふれたというだけのことである。
どちらの側も、組合員の利益などは全く関係ない次元の抗争に過ぎない。このおぞましい抗争はどちらの側が会社をバックにつけるのか、という争いだ。そし てどちらも革マルである。多少の違いがあるとすれば、松崎一派の方がより革マルむき出しであり、嶋田一派の方がより会社ベッタリの革マルであるというぐら いのことに過ぎない。
そして、どちらの側が東労組の権力を握っても、組合員にとってもたらされるのは、会社と一体となり、かつ革マル式の異常な組合員支配が強化されると言うことに他ならない。

今こそ決別しよう

東労組の革マル支配はついに行き着く所まで行き着き、内部から崩壊しようとしている。今求められているのは、労働組合とは誰のためにあるのか、何のためにあるのか、ということだ。
東労組の革マル支配を許している限り、これまでもそうであったように、同じことが何度でも繰り返され、そのたびに会社つけ入られ、労働者の利益は失い続けることになる。
だが、本来労働者の団結した力はすばらしいもののはずた。革マル支配も、御用組合も、もううんざりだ。今こそ声をあげよう。職場に団結をとり戻そう。労働者のための労働組合を。東労組と決別し本物の労働組合をともに創りあげよう。
つづく

革マル支配の崩壊 上 「何をやっているんだ。 猿山のボス争いだ」「私たちは本部役員のために運動をやっているのではない」

小林克也(本部副委員長兼千葉地本委員長)本部副委員長を解任!

これが労働組合か!

小林克也(東労組本部副委員長兼千葉地本委員長)が、本部副委員長を解任された。小林は、昨年10月の嶋田ら本部中執8名の辞任以降、「松崎に弓を引く輩」として攻撃されてきたが、結局、突然の解任劇に行き着いた。
小林はそもそも「本部派遣」という形で高崎から送り込まれた人物であり、これは事実上千葉地本委員長も解任することを意味する。すでに組合専従も解かれたと言われている。
松崎の命令ひとつで、突然見ず知らずの人間が「地本委員長」として送り込まれ、松崎の意に沿わなくなったらまた突然追放される………。一体これが労働組合といえるのか。今東労組では「反松崎派狩り」というべき事態が吹き荒れている。

異様な革マル支配

今回の事態から見えてくるのは、あまりに異様としか言いようのない革マル支配の現実である。とくに、この間の東労組をめぐるおぞましい内部抗争の特徴は、革マル分子同士が醜い抗争を繰り広げていることにある。
これまでも東労組では、旧鉄労グループが革マルによって追放されるというというような内部抗争や、主要な役職についていた革マル分子が、松崎に批判され ていつのまにか運動の表舞台から姿を消すというようなことは絶えず繰り返されてきたが、今回のように革マル同志が公然とののしり合うという事態はかつてな かったことだ。
そもそもはと言えば、小林も松崎の親衛隊であった。松崎によって千葉地本のテコ入れ=革マル支配を確立するために送り込まれ人物であった。東労組の革マル支配、松崎支配は今まさに内部から腐り果て、音をたてて崩壊し始めている。

何が起きているのか

この間東労組をめぐって起きている事態は概略次のとおりである。
▼昨年10月31日、嶋田本部副委員長以下8名の本部中執が辞任。またJR総連本部企画部長も統制処分される。
▼しかも、新潟や長野をはじめ多くの地本から8人を支持するという見解が出される。
▼松崎、嶋田双方から、おぞましいとしか言いようのない非難の応酬、文書合戦が繰り広げられる。
▼11月18日、九州出身のJR総連中執も辞任。
▼とくに千葉地本(小林)は「8プラス1」と言われて、中央委員会などで集中攻撃され、委員の発言などは野次と怒号で聞き取ることもできないという事態になる。
▼またこの過程で、本部運車部会長や各地の支部・分会が辞任し、あるいは解任されるなど、分裂と抗争は全国に拡大。こうした事態は今も続いている。
▼こうした状況のなかで開催された東労組千葉地本の定期委員会(2月15日)は、千葉地本委員長小林と、本部から乗り込んできた奈良副委員長以下3名の中執が、演壇から延々とののしり合うという異様な事態にいたる。
▼4月、小林の本部副委員長解任。

演壇から罵り合い!

とくに2月15日の千葉地本定期委員会は異様な事態となった。「回収扱い」となった「JR東労組千葉」№62号によれば、小林と、本部から派遣された奈良副委員長以下3名の中執が、定期委員会という公の場で、演壇から延々とののしり合ったのである。
小林は、委員長あいさつで、03春闘を始めとした重要な闘いの課題についてはひと言も触れないまま、東労組本部による自らへの非難に対する言い訳だけを延々としゃべり続け、「辞任しろという意見もあるが進退を決めるのは千葉の組合員だ」と開き直った。
一方、本部の奈良らは「(東労組は)形式上は分裂していないが、本質上は分裂している」「本部の見解が決まったのだから、それを無条件で受け入れろ」 「小林委員長をどうするかは皆さんの意見もあるだろうが、本部内での我々の意見もある」とまで発言して、泥仕合を演じ、委員からは「何をやっているんだ。 猿山のボス争いだ」「私たちは本部役員のために運動をやっているのではない」等の意見がだされる事態となった。

このおぞましい抗争

だが、何を巡ってこのおぞましい抗争が繰り広げているのかが問題だ。
この定期委員会で、奈良(本部副委員長)らが言っているのは、小林や嶋田は松崎に服従しなかったという一点だけで、それ以外の内容は何もないのである。 いわく「息子を『さつき企画』の社長にしているとは何事かと言った」、「松崎前顧問を中傷誹謗した」、「松崎前顧問に対して外部の人と言った」、「松崎前 顧問のゴルフと学習会を断った」……等々。
一方、嶋田や小林がこの間言っていることは「何で松崎だけが、引退たい後も権力やカネを独り占めして東労組を“私党”化しているんだ」ということに尽きる。どちらもが、頭のてっぺんから爪先まで利権とカネでドロドロに腐敗した権力抗争に過ぎない。

03春闘ストライキ 運休本数591本! 延べ540名の組合員が決起

全組合員の力を結集してストを貫徹

運休本数591本!
延べ540名の組合員が決起

全国に!世界に! 大きな波紋広げる! 03春闘ストライキ

(2003春闘行動の写真速報をホームページで掲載しました。速報目次からご覧ください)

3・27~30ストご苦労様でした。この闘いを一糸乱れず敢然と闘いぬいた組合員・家族の奮闘の心から敬意を表します。
全組合員の力を結集して闘いぬかれた渾身のストライキは、JR東日本、貨物のベアゼロ回答に対する唯一の闘いとして、また、すべての労働者に賃下げと首 切りを強制し、労働者を虫けらのように犠牲にしようとする政府・財界の資本攻勢にさらされている全国の労働者への呼びかけとして画期的な意味をもつ闘いと なった。
さらにこの闘いは、全世界で燃え上がるイラク戦争反対闘争への国際連帯をかけた闘いでもあった。

今声をあげないでいつあげるのか

この国会で審議されようとしている労働法制や社会保障制度の改悪攻撃を含め、日本の労働者をとりまく諸条件は、大きな転換点を迎えている。この状況に労 働組合が沈黙したら、事態は政府・財界の思うままに進むことは明らかだ。JRでもついに定期昇給にまで手がつき、賃下げが強行されようとしている。今声を あげないでいつあげるのか、今闘わないでいつ闘うのか───われわれは、こうした思いをもって03春闘ストに起ちあがった。
JR総連・革マルは、松崎一派と嶋田一派の抗争を繰り広げ、内部分裂する状況のなかで、われわれのストライキに指一本触れることもできなかった。03春闘ストは、JRの革マル結託体制が崩壊し始める状況に、さらに大きなくさびを打ち込む闘いとなった。
多くの労働組合が、資本の手先となって、もはや労働組合と呼ぶこともできないような屈服を深める状況のなかで、03春闘ストに示された動労千葉の不抜の団結力は、JRと革マル結託体制に大きなダメージを与えている。
ストに決起した組合員は延べ540名。運休本数591本。われわれの闘いは、全国に大きな波紋を広げている。

厳しいが、重要な時がまさに今!

3月29日に、米国A・N・S・W・E・Rを代表して来日したリン・ニーリーさんは、そのあいさつのなかで、次のように訴えた(ANSWERは全米で数百万人の反戦デモを組織している中心団体)。

 帝国主義に対する闘いは複雑です。しかし単純でもあります。それはカップ一杯のお茶を沸かすために台所に行くようなもとです。
あなたはストーブをオンにする。あなたは水をポットに入れ、待つ。水が沸騰するのを待つ。長い間、何も起こらないようにみえます。そして突然沸騰する。
人間の社会も同じです。あなたが社会変革のために働いて、活動をして、しかし何も起こるようにみえない長い期間があります。それから突然、水が沸騰し始め、多くのことが起こりはじめます。このように厳しいが重要な時がまさに今です。

03春闘ストも、まさにここに提起されているような「厳しいがまさに重要な時点」での闘いであった。国鉄の分割・民営化攻撃以降、一旦は崖っぷちに追いつめられた日本の労働運動は、今大きな転換点の前夜にある。
怒りの声は充満し、水は沸騰しようとしている。この時に闘いの火を燃やしつづけることが何よりも求められている。

「みなさんの行動は、全世界の労働者への激励」

アメリカの「タフト・ハートレイ・抑圧・民営化反対キャンペーン、レイバーネットのスティーブ・ゼルツァーさんからも次のような 熱烈な連帯のメッセージが寄せられた(抜粋)。 スティーブ・ゼルツァーさんは、この間大争議を闘いぬいた西海岸の港湾・倉庫労働者の支援共闘会議の代表でもある。

 戦争に反対し組合破壊と闘うみなさんの72時間ストライキに連帯し、共に闘うことを 表明します。みなさんの行動は、アメリカの労働者のみならず、全世界の労働者にとって、世界の戦争屋や本当の「テロリスト」との闘いで、自分たちは決して 孤立していないという激励を与えるものになるでしょう。………サンフランシスコでは先週2000人を越す人々が逮捕されました。数10万人の人々がこの凶 行を止めさせるために、来る週も来る週もデモ行進をしています。………ブッシュ政権は連邦政府の公的業務の全てを民営化しようとしています。この対象にな る労働者は85万人にも達します。カリフォルニア州だけでも10万人の教育労働者がレイオフの通知を受けており、数百万の労働者の仕事が危機に貧していま す。
みなさんの闘いに勝利を!
全世界の労働者の団結万歳!
私たちには鉄鎖以外に失うものはない!

「レイバーネット」という、国際的な労働者の闘いのネットワークのアメリカ版では、「動労千葉が戦争に抗議し、600本の列車を止める!」がトップ記事になっている。
労働者が世界中で、数千万人の規模で起ちあっている。われわれの闘いは決して孤立してはいない。

1047名闘争勝利に向けた一歩

さらに、1047名の不当解雇撤回、国鉄闘争に勝利する支援共闘会議、二瓶議長からも「人らしく生きられる権利が与えられているにも係わらず、人らしく生きられる社会や当たり前に生活することをも覆される。小泉政権が唱える構造改革と対峙し闘うしかありません。………戦争反対! リストラ・首切り反対! 春闘勝利! を共に闘う決意を申し上げます」とのメッセージが寄せられた。
われわれは、国労の仲間たちに加えられた不当逮捕-大弾圧をはね返し、1047名闘争の勝利-JRにおける労働運動の再生への展望をこじ開けるためにも、03春闘にストライキで起ちあがった。
一方には、自らの組合員を警察権力に売り渡すに至った、国労本部の惨たんたる転落・危機的現状があるのも事実だ。だが、再生への一歩は確実に開かれようとしている。

確信をもって新たな闘いに!

この闘いは、新たなる闘いの始まりでもある。われわれは4月1日から、改めて恒常的スト体制を再確立し、さらに前進する。
当面、何よりも勝浦市議選-水野候補必勝に向けた全組合員の総決起体制を直ちに確立しなければならない。
また今春闘での大きな闘いの柱であった習志野電車区廃止-基地統廃合攻撃との闘いも差し迫った課題となっている。運転保安確立に向けた課題もそうだ。
そして何よりも、イラク侵略戦争は、奢りたかぶったブッシュの戦争計画が行きづまる状況のなかでより一層残虐さを増し、まさに大虐殺が凶行されている。
渾身の力を込めてたちあがった03春闘の大きな地平に確信をもち、新たな闘いに起ちあがろう。

休日呼び出しを拒否しよう  ともにストライキを闘おう スト破りをやるな!

ベアゼロ回答を打破しよう

休日呼び出しを拒否しよう  ともにストライキを闘おう

スト破りをやるな!

本日、JR東日本、貨物と、大幅賃上げ獲得を求めて、春闘の大づめ段階の団体交渉が行なわれる。
だが、東日本、貨物とも会社側は、またもベアゼロ回答を強行しようとしているのが現状だ。貨物会社はベアゼロどころか、定期昇給4号俸の見直し、つまり 賃下げまで議論の俎上に持ち出している状況である。断じて許すことはできない。ベアゼロ回答を打破するためにストライキに起ちあがろう。定期昇給の見直し を絶対に許すな!

最高利益にもかかわらず!

JR東日本は、この3月の決算で一千四百二〇億円という、ばく大な経常利益をあげる。会社発足以来最高の利益だ。にも係わらず、ベアゼロ回答を強行しようとしているのだ。
JR東日本は、この1年間で二五〇億円もの人件費を削減している。賃金を徹底的に抑制し、これまでにない大合理化を強制することで気の遠くなるような利益をあげているのだ。こんなことを許してはならない。

人件費削減のためには何でもあり!

保線や電力・信通の仲間たちは、業務の全面的な外注化で関連会社への強制出向にかりたてられ、あまりに酷い労働条件に悲鳴をあげている。三千人分もの業 務を関連会社に移し、その業務を二千人の強制出向者でやらせることによって、人件費を一挙に削減するという悪どいやり方だ。
検修・構内業務の外注化も全国で一斉に始まっている。車両整備会社に業務を外注化し、退職者を再雇用して、月13万~14万円という超低賃金でやらせるという方法で、人件費を一気に削減しようというのだ。
この間明らかにしてきたとおり、検修基地の全面的な統廃合計画も明らかになっている。これも徹底した要員削減=人件費の削減が目的だ。
駅業務もこの2月から、千葉以東には、ほとんど駅長も駅員もいないという大合理化が強行され、さらに駅そのものを外注化してしまおうという攻撃が始まろうとしている。車掌業務まで外注化するというのだ。

行き着く先は!

こうした攻撃の行き着く先は、安全の崩壊と転籍である。「進行の指示運転」も、明らかに「これからは駅員など居なくなるのだ」ということを前提にしたものだ。
労働組合がこんな現実に声をあげなければ、NTTで起きているような現実が労働者に襲いかかることは間違いない。NTTでは、無数の関連子会社をつくっ て、管理業務以外のすべての業務をそこに移し、50歳以上の労働者は、30%賃金を下げて子会社に転籍しているのだ。「NTTに残りたければ残っていい。 その代わり全国どこに配転になっても文句をいうな」というのだ。今、全く同じ攻撃が私鉄などあらゆる企業で吹き荒れている。

会社の手先=JR総連を許すな

しかもJRは、一方の手でこんなことを強行し、他方の手で賃金のベースアップを一切拒否しようというのだ。労働者の犠牲のもとに企業と経営幹部だけが肥え太ろうという、まさに悪どいとしか言いようのないやり方だ。
だが問題は、会社の手先となり犬となり、言いなりになって、こうしたことの全てを認め、会社になり代わって労働者の強制する労働組合、つまり東労組や日 貨労が存在していることだ。会社の手先=JR総連・革マルを許すな!ベアゼロを容認すれば、間違いなく次は賃下げだ。今、声をあげよう。

貨物では賃下げを公言している!

貨物会社は、すでにこの春闘で賃下げを公言している。
「日刊」の前号でも明らかにしたとおり、ベアゼロで、仮に定期昇給が2号俸に削減されたら、今年入社した者は、55歳になっても賃金はせいぜい26万円 程度にしかならないということだ。この春闘で、2号俸どころか「定昇全廃」などという企業が相次いでいる。労働者が無視けらのように犠牲にされる時代の扉 が開こうとしている。
労働組合が腐りきって会社の手先になっていなければ、こんなことは絶対にあり得ないことだ。今からでも遅くはない。怒りの声をあげよう!

ベア・定期昇給・退職金-黙っていたら 賃金も退職金も潰される!

ともにストライキに立ち上がろう!

もう黙っていることはできない

すでに「日刊」でふれたとおり、貨物会社は、この春闘交渉のなかで「定期昇給について議論させてもらう」と、正面きって、定昇4号俸の見直し=圧縮・廃止を主張している。
また、財界の号令のもとに、定昇の全廃や圧縮という賃下げ攻撃が全産業で吹き荒れている。
定期昇給の見直しという問題は貨物だけのことではない。労働組合が黙っていれば、東日本も含め、定昇廃止攻撃が襲いかかることは間違いない。

定昇見直しとは

われわれの賃金は毎年4号俸の定期昇給(昇給率は2%弱)と、賃金全体を底上げするベースアップでなりたってきた。この間、労働組合の屈服によって、昨 年の春闘以降は、全産業でベースアップは「ゼロ」が当然のようにまかり通る状況に、労働者は落とし込められてしまっている。
そして、そうなったとたんに今度は定期昇給などという制度は廃止するというのだ。
定昇の廃止とは、簡単に言えば、高卒初任給が退職まで上がらなくなるということだ。まさに賃下げである。現在高卒初任給はJR貨物でわずか14万円、東日本でも約14万1千円だ。
「まさかそんなことが!」と思うかもしれないが、昨年末、財界は「国際競争力を強化するために、日本の労働者の賃金水準を発展途上国並まで引き下げる」と宣言している。
企業が生き延びるために、労働者が虫けらのように犠牲にされる時代が来ようとしている。

賃金はどうなる

世間では、定期昇給の完全廃止を明らかにした企業が幾つもあり、財界は明らかにそうした方向に突き進んでいるが、仮に定期昇給4号俸の内、2号俸だけは 維持されたという前提で、今年3月に高校を卒業して、貨物会社に4月に採用された者の賃金がどうなるかを計算してみると次のようになる。東日本でも、初任 給が千三百円ほど良い等わずかの差はあるが、基本的に同じだ。

初任給  140000円
30歳  約184000円
40歳  約215000円
55歳  約259000円

ちなみにこれは、最短で指導職試験、主任職試験に合格したことを前提にして計算したものである。55歳以降賃金はダウンになるから、仮に定期昇給が2号 俸だけは維持されたとしても、最高額に達する55歳で、26万円程度の基本給!まさに食っていけなくなるということだ。
こんな現実をつきつけられているのに、会社の言うがままにベアゼロを認め、定昇見直しを認めてしまうような労働組合はもはや労働組合ではない。

第二基本給とは

さらに「第二基本給」という問題がある。入社してから賃金が増加した分の30%は「第二基本給」という位置づけになって、その分は退職金の計算からは外 されるという制度だ。しかもそればかりではない。知っているだろうか。「入社時第二基本給」というのがある。初任給14万円のなかの11190円は、入社 時点で始めから第二基本給にされてしまっている。
どういう計算かというと、JR発足時の1987年の初任給(102700円)と現在の初任給の差額の30%が、始めから第二基本給にされるという制度になっているのだ。
結局、先の例でいくと、退職時の第二基本給は約47000円で、それを引くと、退職金計算の基礎額は約212000円。退職金も幾らにもならない。
JR総連・革マルやJR連合は、第二基本給制度も含め、こんな現実をすべて容認してきたのだ。組合幹部と会社の蜜月を続けるために現場の労働者と家族の生活をすべて売り渡そうというのである。

賃金制度見直し

会社も組合も「そんなことにはならない」と言うかも知れない。「定昇の見直しだけでなく、賃金制度自体を白紙的に見直し、成果主義に変えようと今準備しているところだ。これは頑張れば頑張っただけ報われる良い賃金制度だ」と。
だがこれは真っ赤なウソだ。すでにJR西日本がこのように言って賃金制度を変えたが、定昇(相当)率はわずか1・3%になっている。貨物も東日本も、現在の定期昇給率は約1・9%である。
一部のゴマすりが成果主義で高いランクの賃金を受け取っているとすれば、大半の労働者は1・3%以下、つまり現在の貨物や東日本の半分位しか賃金が上 がっていないということだ。これが「成果主義賃金」の現実だ。会社は、総額人件費を抑えるために賃金制度を変えようとしているのである。こんなことは絶対 に許せない!

ともに闘おう!

労働組合が会社の手先となって賃下げをすべて認めてしまうような現実をこれ以上許しておいたら大変なことになる。今こそJR総連と決別し、団結して起ちあがろう。スト破りを拒否し、ともにストに起ちあがろう。

闘争速報 3日間のストを貫徹 列車が遅延しようと、自らの生命と乗客の生命を守るために、絶対に無理な運転をしてはいけない。

この成果を3・20へ

3・12~14ストは断固たる決意のもと、全組合員の団結力をもって整然と貫徹された。
運休本数231本。JRにおける安全の崩壊を社会的に明らかにした今回のストライキは、大きな反響を呼びおこし、大きな成果を収めた。全組合員が確かな手応えを感じたすばらしい闘いだった。

6分40短縮弾劾

だが、JR千葉支社は3月13日、総武緩行線の運転時分短縮を強行した。
総武快速線もだ。闘いはこれからハンドルを握りながら、日々の運転保安闘争となる。
再び東中野のような痛恨の事故を起こさせるわけにはいかない。全組合員に、そして全乗務員に訴える。
列車が遅延しようと、自らの生命と乗客の生命を守るために、絶対に無理な運転をしてはいけない。これからは日々が安全運転闘争だ。列車の遅れは全て運転状況報告に記載し、ダイ改以前の運転時間に戻させる新たな闘いを開始しよう。
この闘争のなかでわれわれが明らかにしたとおり、線路はガタガタだ。
業務の全面的な外注化によって、保守体制も崩壊状況だ。異常を感知した場合は直ちに列車を止める勇気をもとう。運転法規に反した指令に絶対に従わない運転士としての誇りをもとう。闘いなくして安全なし!われわれが掲げ続けたこのスローガンのもと意味を改めて噛みしめよう。

春闘前半戦に勝利

04春闘は、その前半戦で画期的な勝利の地平を切り開いた。
春闘第一波闘争-2月10日からの非協力闘争は、強制配転粉砕、不当労働行為根絶、大量退職期を迎える検修職場への要員補充等に焦点をあてた闘いを展開し、大きな成果をかちとった。
3・12~14春闘第二波ストは、反合理化・運転保安確立闘争として設定し、業務外注化-規制緩和反対闘争として闘いぬいた。ストライキを構えることに よってはじめてJRの安全崩壊の現実を社会的に明らかにし、「事故隠し」が体質化するに至ったJR東日本の現実を謝罪させた。
東労組が会社の手先となり、国労も鉄産労も何ひとつ闘いを展開できない状況のなかで、われわれが実現したこの地平は画期的なものだ。04春闘は労働者が団結した力は岩をも動かすことを示したのだ。

3・20~月末へ

闘いはこれから3月末段階のベアゼロ回答との闘いとなる。とくにJR貨物における賃金制度の白紙的見直し攻撃を絶対に阻止しなければならない。
そして何よりも、04春闘は労働者の生きる権利、団結する権利、社会のあり方そのものを問う闘いだ。
自衛隊が続々とイラクに派兵されている。日本は再び「戦争をする国」として凶暴な牙を剥いた。
「定昇廃止・ベースダウン」、「労働者の9割を非正規雇用に突き落とせ」「年金など潰してしまえ。年金未納者は健康保険証や免許証を取り上げて一網打尽にしろ」……、これはもはや労働者への戦争だ。
われわれは04春闘で小泉-奥田体制に一矢を報い、階級的力関係を変えるような闘いを何としても実現しなければならない。それが3・20の国際反戦統一行動だ。
2月からのわれわれの闘いは3・20の成功に向けた大きな起爆剤となっている。怒りの声を結集しよう。闘いぬいた全成果をもって、04春闘後半戦に全力で起ちあがろう。