雇用・賃金・権利すべてが解体される! 労働者の未来を売り渡した 東労組・革マルの裏切り

過去最高の利益をあげた東日本
JR東日本は3月期決算で過去最高の利益を見込んでいる。人件費削減等により、経常利益は60%増の1420億円に達する見通しだという。
JR東日本はこの見通しを3月27日に記者発表したが、その同じ日にベアゼロ回答を行い、そしてJR東労組は「持ちかえり検討」すらせず、その場で裏切り妥結したのである。
合理化-要員削減などによってこの1年間で人件費は実に260億円も減少している。JR東日本は労働者から搾りとってボロ儲けしているのだ。にもかかわ らずベアゼロ、そして組合は会社と手を結んで言われるがまま。どんなおこぼれを貰っているか知らないが、こんな悪どいやり方があるか!
JR東日本は東労組が何でも丸呑みするのをいいことに、過去最高の利益をあげようが何があろうがもはや今後は賃金など上げないと宣言したのだ。「ニュー フロンティア21」が言うように、「完全民営化」を契機として弱肉強食・優勝劣敗の論理をふりかざし、利益率の最大化だけを追求して突き進もうというの だ。ここに示されているのは、労働組合が会社の手先となり、ドレイとなったとき、労働者はどのような目に合うのかということである。

賃金・雇用・権利-全てを売り渡した!
会社が最高益をあげている状況のなかで組合が会社の言いなりにゼロ回答を認めたということは、来年以降はもはやベアなど問題にもならないということであ る。ベアゼロ妥結の影響は到底今年度だけにとどまるものではない。はっきり言えば、JRに働く労働者の今後の賃金・雇用・権利すべてを打ち砕くような意味 をもっている。それほどの大裏切りだ。
よく考えてほしい。仮に定期昇給だけは今後も維持されるとしても、わずか1.95%だ。若い者など定期昇給がある55歳までに賃金は幾ら上がるというの か。しかも昇給分の3割は「第2基本給」とされ、退職金の計算からは除外される。退職金もわずかばかりの雀の涙になるということだ。
だが実際は絶対にそれだけではすまない。今年ベアゼロを容認したら今度は定期昇給に手がつき、さらにこれまでの賃金制度そのものが解体され、全面的な賃下げが襲いかかるのは目に見えている。

賃下げまで容認!
  すでにそれは始まっている。JR西日本はすでに賃金制度を抜本的に変えており、来年4月からはJR 貨物が「賃金制度を白紙的に見直し、基本給を廃止して成果主義賃金とする」と提案しているのだ。東労組はこうした事態を百も承知の上で、その露払いとして ベアゼロを容認したのである。
西日本の場合、賃金制度を変えた結果、平均の昇給率はわずか1.1%になってしまった。会社は導入にあたって、「努力した者が報われる賃金制度」だと か、きれいごとを並べたが、圧倒的多数の労働者にとっては賃下げになったのだ。当然のことだ。会社が賃金制度を変えるのは総額人件費を切り下げるためで あって、それ以外の理由などないのだ。

「ニューフロンティア21」で賃下げが襲いかかる
実際JR東日本もニューフロンティア21で「人事・賃金制度の全般的な見直し」を打ちだしており、東労組はこれに全面賛成・積極推進の立場を公言してい る。東労組はベアゼロどころか、今後の賃下げまで含めて会社に全面協力を誓っているのである。
今春闘でも、民間の中小などではストライキに起ちあがり、赤字でも堂々とベアをかちとっている組合が多くある。東労組は労働組合らしく闘えば間違いなく 勝ちとれる課題まで放棄し、JRで働く労働者の未来を売り渡したのだ。断じて許すことはできない。

東労組の組合員よ今こそ声を上げよう! 東労組は保線・電力・信通の全面外注化も、検修・構内の全面外注化も、新保全体系合理化 も、そしてベアゼロも、会社の言うがままに丸呑みしたのだ。

卑劣な中傷を撤回しろ!怒りの声を!

合理化、ベアゼロ丸呑み・・・沈黙したら来年は賃下げだ

 

東労組の組合員よ今こそ声を上げよう

思わず「東労組=革マル」と口走る
JR東労組・革マルは3/28~31ストに対し、悲鳴に近い非難の声をあげている。東労組千葉地本は「千葉労(駄馬)の無意味なスト」などという、内容 ゼロの低劣極まりない情報を発行したが、われわれの闘いを真正面から見すえることもできないのだ。
何よりも、いてもたってもいられずに「千葉労(駄馬)」などと口走ってしまったところに彼らが受けた打撃感がにじみでている。こんな表現は革マル以外誰 も使わない。「革マルじゃない」と百万遍も繰り返してきた彼らにとって、このような革マル丸だしの言い方は絶対にヨロイの下に隠しておかなければいけな かったはずのことだ。またこれで他人を非難した気になれるという発想自体、革マル以外誰も思い及ばないものである。その精神構造は卑劣としか言いようがな いが、これは「東労組は革マルです」と言ってしまったに等しいものだ。
だがわれわれは、このような卑劣な中傷に対しては断固として謝罪と撤回を求める。また東労組の組合員に訴える。自らの組合の役員のこの軽蔑すべき姿をどう思うのか、はっきりと声をあげてほしい。あらわになった東労組の裏切り
この東労組千葉地本情報が言っていることは「『JR総連解体』など全く前進するはずのない目的を掲げて組合員を引き回したのは無意味で愚かだ」という一 点に尽きるのだが、それ自体、02春闘での自らの裏切りから何とか目をそらしたいというだけのことだ。
わわわれは、大幅賃上げ獲得を掲げ、検修・構内業務外注化反対、1047名の解雇撤回を求め、さらには不当労働行為の根絶や定年延長をはじめとした諸要求の解決を求めて02春闘を闘いぬいた。だがそのことにはひと言も触れることができない。
今春闘の最大の焦点はJR東日本のベアゼロ回答をめぐる攻防戦であって、検修・構内外注化-新保全体系合理化をめぐる闘いではなかったのか。さらに02 春闘では、賃下げと首切りの嵐が吹き荒れる状況のなかで、労働組合は何をなすべきか、ということが問われていたのではなかったのか。東労組はこうしたこと にも全く言及することができない。
それも当然のことだ。東労組はこの春闘の過程で何をやったのか。東労組は保線・電力・信通の全面外注化も、検修・構内の全面外注化も、新保全体系合理化 も、そしてベアゼロも、会社の言うがままに丸呑みしたのだ。この事実を消すことはできない。

ごまかしはやめろ
彼らは別の情報で、連合が賃上げ要求を放棄したことを非難しているが、自らを棚にあげ、組合員をごまかすのもいい加減にしてほしい。JR総連は貨物では ベア要求もしなかったではないか。東日本でも会社から言われれば、要求すらしなくなるのは明らかだ。
唯一の主張は「精力的に団体交渉をした」ということだけだが、それは何もしなかったと言っているに等しいことだ。団体交渉もしない組合などどこにあるというのか。
職場の現実を言えば、この春闘の過程で提案された新保全体系合理化を裏切り妥結したことも、検修職場丸ごとの外注化を裏切り妥結していることも、現場の東労組の組合員は知らされてもいないのだ。
そして千葉地本情報は、つい本音をもらし「対策に借り出された東労組組合員の疲弊感だけを残した」と泣き言をいう。だが、会社と結託してスト破りやスト 対策に組合員をかり立てたのは、東労組の役員である。東労組の役員には、自らがどれほど忌み嫌われているのか、組合員からどれほど激しい怨嗟の声があがっ ているのか、その声さえ耳に入らないのだ。

 



もはや東労組を労働組合と呼ぶことはできない。
今こそ東労組と決別しともに闘おう。

JR総連は結局革マルだ! JR総連を解体しよう!

全ての組合員の皆さん!全組合員の総決起・総行動で闘いぬいた「02春闘ストライキ」は、今春闘の資本による 「ベアゼロ」と賃下げ、転籍-首切攻撃が吹き荒れる中で、闘わなければ生きていけないという現状を日本の全ての労働者に示す闘いとして貫徹された。なによ りも動労千葉の組合員が一丸となり、一糸乱れぬ行動を展開した最大の課題は、JR貨物とJR東日本のベアゼロ回答と、それを率先して受け入れたJR総連革 マルに対する職場からの怒りを体現する闘いとして闘いぬかれたという意味では決定的に重要な闘いであった。
そして、検修・構内業務の外注化をめぐっても、千葉支社だけが提案できていないという状況をつくりだすなど、大きな成果であることを改めて確認することができる。
この成果の上に、さらに闘いを前進させよう!

「駄馬」=革マルの専門用語だ
動労千葉が3・28~31ストで大きな成果を挙げる中で、JR総連革マルが悲鳴を上げている。
3月31日付「東労組千葉地本」情報の中で「千葉労(駄馬)」なる言葉を使い、動労千葉に対する攻撃を行なうと宣言している。われわれは、このJR総連革マルによる新たな攻撃を絶対に許すわけにはいかない。
今回JR総連が用いた「駄馬」なる用語は、革マルが動労千葉に対する蔑称として用いる専門用語だ。動労千葉が79年3月に、当時の動労本部から独立する 過程で革マルが「駄馬」という言葉を最初に用いたという歴史的な事実がある。これは、動労千葉の組合員はもちろんのこと、国鉄当時を知っている者ならば、 誰でも承知している事実だ。

語るに落ちたJR総連革マル
JR総連革マルは、一昨年11月の「坂入拉致」問題が発生して以降、革マル本体との内部抗争を繰り返し、革マルから完全に分裂した。その後「JR総連は 革マルではない」という姿勢を取り続けて必死の延命策を図ってきた。そのためには検修・構内業務や設備部門の外注化をはじめあらゆる合理化-要員削減を 次々に丸呑みして妥結し、昨年の8月にやっと「第4次労使共同宣言」にまでこぎ着けた。しかも、今02春闘においてJR東日本の「ベアゼロ」回答を提案の 場で即時妥結したということは決定的な裏切りだ。結局「革マルではない」という踏絵を踏むために資本の賃下げ攻撃をも認めたということだ。
しかし動労千葉が「ベアゼロ」を弾劾して02春闘ストライキを闘っている状況の中で、必死にスト破りをやったにもかかわずストが貫徹されたという事実の 前に「動労千葉のストライキは許せない」「動労千葉を認めたくない」、だから「千葉労(駄馬)」なる言葉がついつい出てしまったのだ。まさに語るに落ちる とはこのことだ。
結局JR総連は、革マルから分裂しても「革マル」以外の何物でもないということがこの 「東労組千葉地本」情報によっ て逆に証明されたということだ。

組合員に疲弊感を強制する革マル
また、この「東労組千葉地本」情報では、JR東労組革マルがスト破りのためだけに自らの組合員をこき使ったことを物語るように「対策に借り出された東労組組合員の疲弊感のみを残した」と泣き言を正直に吐露している。スト破りに組合員を引き回し、疲弊感を強制するなど、労働組合であるならば絶対に行なって はならないことだ。さらには「JR総連解体を目的に掲げ」てストライキを行なったことを書き連ねているが、これ自体極々当然と言わなければならない。
ここではっきりさせなければならないことは、今02春闘においてJR総連が「ベアゼロ」を即時妥結し、JR東日本に対して何らの抗議もしていないという事実だ。
JR総連革マルは、自らが行なった「ベアゼロ」妥結という裏切りの事実をどのように説明できるのか。絶対にできないのだ。そして、前述のようにあらゆる 合理化を丸呑みしている事実だ。現場で働く労働者に賃下げ、リストラ・首切、出向・転籍などを強制するような組織を労働組合と呼ぶことはできない。
そういう点で言えば、JR東日本における全ての元凶であるJR総連を解体するということは、JR東日本が第二の分割・民営化攻撃の中心として進めようと している「ニューフロンティア21」と闘い、勝利するためには必要不可欠なのだ。これなしにJR内の労働運動を強化し、労働者の労働条件の向上を図ること はできないのだ。

ともに闘おう
われわれは、「東労組千葉地本」情報の中で「駄馬」なる言葉を使い、新たな組織破壊攻撃に出ようとしているJR総連革マルを絶対に許すことはできない。 そして、JR総連革マルの裏切りに一番不満の声を挙げているJR総連の組合員にともに立ち上がることを訴える。ともに闘おう!

JR総連は結局革マルだ!

 

JR総連を解体しよう!

 全ての組合員の皆さん!全組合員の総決起・総行動で闘いぬいた「02春闘ストライキ」は、今春闘の資本による 「ベアゼロ」と賃下げ、転籍-首切攻撃が吹き荒れる中で、闘わなければ生きていけないという現状を日本の全ての労働者に示す闘いとして貫徹された。なによ りも動労千葉の組合員が一丸となり、一糸乱れぬ行動を展開した最大の課題は、JR貨物とJR東日本のベアゼロ回答と、それを率先して受け入れたJR総連革 マルに対する職場からの怒りを体現する闘いとして闘いぬかれたという意味では決定的に重要な闘いであった。
そして、検修・構内業務の外注化をめぐっても、千葉支社だけが提案できていないという状況をつくりだすなど、大きな成果であることを改めて確認することができる。
この成果の上に、さらに闘いを前進させよう!

「駄馬」=革マルの専門用語だ
動労千葉が3・28~31ストで大きな成果を挙げる中で、JR総連革マルが悲鳴を上げている。
3月31日付「東労組千葉地本」情報の中で「千葉労(駄馬)」なる言葉を使い、動労千葉に対する攻撃を行なうと宣言している。われわれは、このJR総連革マルによる新たな攻撃を絶対に許すわけにはいかない。
今回JR総連が用いた「駄馬」なる用語は、革マルが動労千葉に対する蔑称として用いる専門用語だ。動労千葉が79年3月に、当時の動労本部から独立する 過程で革マルが「駄馬」という言葉を最初に用いたという歴史的な事実がある。これは、動労千葉の組合員はもちろんのこと、国鉄当時を知っている者ならば、 誰でも承知している事実だ。

語るに落ちたJR総連革マル
JR総連革マルは、一昨年11月の「坂入拉致」問題が発生して以降、革マル本体との内部抗争を繰り返し、革マルから完全に分裂した。その後「JR総連は 革マルではない」という姿勢を取り続けて必死の延命策を図ってきた。そのためには検修・構内業務や設備部門の外注化をはじめあらゆる合理化-要員削減を 次々に丸呑みして妥結し、昨年の8月にやっと「第4次労使共同宣言」にまでこぎ着けた。しかも、今02春闘においてJR東日本の「ベアゼロ」回答を提案の 場で即時妥結したということは決定的な裏切りだ。結局「革マルではない」という踏絵を踏むために資本の賃下げ攻撃をも認めたということだ。
しかし動労千葉が「ベアゼロ」を弾劾して02春闘ストライキを闘っている状況の中で、必死にスト破りをやったにもかかわずストが貫徹されたという事実の 前に「動労千葉のストライキは許せない」「動労千葉を認めたくない」、だから「千葉労(駄馬)」なる言葉がついつい出てしまったのだ。まさに語るに落ちる とはこのことだ。
結局JR総連は、革マルから分裂しても「革マル」以外の何物でもないということがこの 「東労組千葉地本」情報によっ て逆に証明されたということだ。

組合員に疲弊感を強制する革マル
また、この「東労組千葉地本」情報では、JR東労組革マルがスト破りのためだけに自らの組合員をこき使ったことを物語るように「対策に借り出された東労 組組合員の疲弊感のみを残した」と泣き言を正直に吐露している。スト破りに組合員を引き回し、疲弊感を強制するなど、労働組合であるならば絶対に行なって はならないことだ。さらには「JR総連解体を目的に掲げ」てストライキを行なったことを書き連ねているが、これ自体極々当然と言わなければならない。
ここではっきりさせなければならないことは、今02春闘においてJR総連が「ベアゼロ」を即時妥結し、JR東日本に対して何らの抗議もしていないという事実だ。
JR総連革マルは、自らが行なった「ベアゼロ」妥結という裏切りの事実をどのように説明できるのか。絶対にできないのだ。そして、前述のようにあらゆる 合理化を丸呑みしている事実だ。現場で働く労働者に賃下げ、リストラ・首切、出向・転籍などを強制するような組織を労働組合と呼ぶことはできない。
そういう点で言えば、JR東日本における全ての元凶であるJR総連を解体するということは、JR東日本が第二の分割・民営化攻撃の中心として進めようと している「ニューフロンティア21」と闘い、勝利するためには必要不可欠なのだ。これなしにJR内の労働運動を強化し、労働者の労働条件の向上を図ること はできないのだ。

ともに闘おう
われわれは、「東労組千葉地本」情報の中で「駄馬」なる言葉を使い、新たな組織破壊攻撃に出ようとしているJR総連革マルを絶対に許すことはできない。 そして、JR総連革マルの裏切りに一番不満の声を挙げているJR総連の組合員にともに立ち上がることを訴える。ともに闘おう!

民営化・解雇反対をかけた 韓国・国鉄労組のストに、連帯のアピール!

連帯して闘おう!
2月25日、韓国の全国鉄道労組(韓国労総傘下/2万3千人)、韓国発電産業労組等(民主労総傘下)の公企業労組は、政府の民営化攻撃の撤回や賃金引き 上げ、労働時間の短縮等を求めてゼネストに突入した。韓国の2つのナショナルセンターが統一ストを展開するのは初めてのことである。
動労千葉はこのストライキに、共に闘いぬく決意を込めて連帯のアピールを送った。
韓国政府が強行しようとしている国鉄等の民営化は、日本と同じように「赤字解消」を理由とした首切り攻撃である。政府は民営化法案の国会上程を昨年12月に予定していたが、反対闘争の前に断念。再びこの2月の臨時国会への上程を画策している。
一方韓国鉄道労組は昨年5月、組合員の圧倒的多数の支持をえて、50年以上つづいた労資協調派の執行部に変わって闘う執行部を選出し、今回の闘いに決起している。
韓国政府は今回のストライキに対し、「民営化は国策上の問題で労働組合の交渉対象ではない」と、15年前、動労千葉に仕掛けた攻撃と全く同じ論理で「違 法スト」と規定し激しい弾圧、組合潰しを強行しようとしている。検察は韓国鉄道労組指導部37人の不当逮捕にのりだすというのだ。これに対し執行部はソウ ル市内の大学や教会にろう城し、果敢にストを貫徹している。

全支部でスト体制を
われわれはこの闘いに心から連帯し、02春闘に起ちあがる。3月2日に開催された第46回定期委員会では、3月28日~31日のストライキを頂点としたこの1ヵ月の総決起・総行動の方針が決定された。
02春闘の第1の課題は、検修・構内業務の全面外注化-新保全体系合理化攻撃を何としても 阻止することだ。この攻撃の行き着く先は、職場丸ごとの外注化-転籍・賃下げ、雇用と一切の労働条件の根本的解体であり、まさに第二の分割・民営化攻撃に 他ならない。また鉄道輸送の根幹をなす保守三部門も全面的な外注化攻撃は、必然的に運転保安の崩壊を招くものだ。
02春闘の第2の課題は、1047名の解雇撤回闘争をめぐる危機的現状を打開し、勝利の展 望をこじ開けることだ。国労本部は、不当にも解雇され必死で闘いの継続を訴える仲間たちに査問委員会を設置するところまで転落した。一方では、闘う闘争団 の仲間たちが退路をたった闘いに決起し、全国に波紋を広げている。われわれはこうした鋭い分岐のなかにあって、この現状を打開する起死回生の闘いに起ちあ がる。
02春闘の第3の課題は、半世紀にわたる春闘の歴史に終止符が打たれようとしている現状を 打開するために労働組合は何のために存在しているのかをかけて起ちあがることだ。日経連は賃下げと首切り、終身雇用制を最後的に解体し、全ての労働者を不 安定雇用の地位につき落とそうとしている。何としても貨物ベアゼロ攻撃-差別・職能給の導入を阻止しよう。
02春闘の第4の課題は、国際連帯をかけた反戦春闘として闘いぬくことだ。「テロ根絶」の名のもとに戦争が正義とされ、小泉超反動政権は今国会に有事立法を上程し、日本を「戦争のできる国」にしようとしている。命がけの闘いに起ちあがっている世界の仲間たちと連帯して起ちあがろう。
そして何よりもこの闘いの全過程を通して、新たな動労千葉根絶攻撃をはね返し、団結と組織の強化・拡大を実現しよう。大失業と戦争の時代に通用する動労千葉をつくりあげよう。

02春闘の課題① 検修・構内業務の外注化阻止へ総決起しよう! 安全無視と首切りの外注化絶対反対

 

 02春闘三ヵ月決戦を闘う第一の課題は、検修・構内外注化を阻止するために全力で決起することである。検修・構内外注化は、東日本の経営計画「ニューフロンティア21」の中心軸となる攻撃である。
検修・構内外注化とは
1、検修・構内業務のほとんどをそっくり委託し、
2、シニア制度と一体となり60歳以上の労働者を低賃金で使い、
3、技術継承を解体させ、安全の崩壊を招き、
4、鉄道に働く労働者の雇用や賃金制度をも解体する攻撃であり、
5、そして何よりも外注化を実行するためにも、また外注化をとおして動労千葉への組織破壊攻撃としてかけられた攻撃としてある。
これらのことを承知で裏切り妥結し、外注化に協力する東労組解体の闘いにたちあがろう。

検修職場のほとんどを外注化
検修・構内の外注化は、電車区でいえば車両検修業務と構内入換作業のほとんどを外注化し、残る仕事は派出の検査と仕業検査、新系列車両の交番検査にな る。しかし、新系列車両も「新保全体系」によってその検査は大幅に省略され、従来の交番検査は年に一回やればいいというものになる。まさに安全を根本から 崩壊させ、鉄道輸送にとって根幹をなす技術力とその継承を断ち切ってしまうものだ。

シニア制度と一体の攻撃
シニア制度と一体の攻撃としてあり、協定を締結していない組合に所属する人-動労千葉の組合員には試験さえ受けられないという差別があり、試験を受けたら受けたで組合所属で差別をされる。
採用されたら今度はそこで働く労働者を押しのけて外注化された検修職場で働かされるという断じて許すことのできない攻撃である。しかも、今回の業務委託 ではたとえば交番検査を委託する場合、車両整備会社にどの機器をどのような方法で検査させるのか等の具体的な内容は契約で確認するとしているが、その作業 を何人でやるのかは委託先会社の判断になるというのである。

外注化の行き着く先は出向転籍
今回の外注化は当面は、60歳に到達したシニア社員ということになっているが、設備部門の合理化、外注化を見ればその行き着く先が出向-転籍であること がはっきりしてくる。JR東日本は昨年の11月、12月に設備部門の合理化と外注化を強行した。東日本全体で3000人、千葉支社管内では300人の合理 化が強行され、二百数十名が出向に追いやられた。3年の出向期間が終わっても帰るべき職場は外注化でなくなっていることから、出向期間終了後は「転籍」が 狙われていることは明らかである。
検修・構内業務についても60歳に到達する労働者を順次再雇用し、その数に合わせて逐次外注化するとしているが、当面は高齢者が大量に退職するという条 件もあるがこの部分が抜けた後は退職者が激減し、10年も続けられないことは明らかだ。このことからも検修・構内業務についても関連会社への「転籍」が必 然とならざるを得ない。
しかも、「転籍」になると賃金はその会社の基準になる。東日本が「ニューフロンティア21」でうたっている中にはグループ会社の再編成、不採算部門から の撤退、業績基準の導入などがあり、人件費やメンテナンスコストなどの徹底的な切り下げが行なわれ、賃金の大幅ダウン、退職金もどうなるかわからない状況 に労働者は置かれようとしているのだ。

組織破壊攻撃を打ち破ろう
昨年の12月に行なわれた幕張支部からの本部役員の強制配転は、明らかに外注化を強行するため、外注化の攻防の焦点となる幕張電車区が動労千葉が過半数を占めるままでは外注化が進められないと考えた会社側が職場の団結を破壊するために行なったものである。
われわれは千葉支社における外注化をいまだ提案すらできない状況に会社側を追い込んでいる。職場の団結が崩されたときには会社は一気に攻撃をかけてくるのだ。時間外・休日労働拒否闘争を闘いぬいて、ストライキ、春闘総行動へ総決起しよう。

1047名闘争の勝利かけ、三ヶ月間決戦を闘いぬこう 闘う闘争団への査問委員会設置弾劾

  国労本部は、2月3日に開催された拡大中央委員会で、闘う闘争団の仲間たちを統制処分するための査問委員会設置を決定した。不当にも解雇され、必死で解雇 撤回に向けて闘いの継続を訴える仲間たちを処分するとは一体何ということか。国労本部は、政府・自民党の意志を受けて自らの手で闘争団への統制処分=切り 捨てを強行するに至ったのである。これは労働組合の根本を放棄し、魂を売りわたしたに等しい暴挙だ。
しかもこの査問委員会設置方針は、会場の国労会館前を三たび機動隊の手で封鎖する状況のなかで強行されたのである。

まごうことなき非道
査問委員会設置の理由とされているのは、1月28日、闘争団やその遺族283名が鉄建公団(旧国鉄)を相手に解雇無効の訴訟を提起したことや、1047名の解雇撤回を求める行政訴訟に個人として訴訟参加の申し立てをしたことである。
国労本部は、闘争団や家族のこの必死の決起を「一部闘争団員の闘争破壊、団結破壊」と位置づけ、記者会見では「脱退者以上に悪い行為」「同情の余地はな く許せない。彼らはこれで終わりだ」「(処分は)除名せざるを得ないという内容になるだろう」等、悪罵の限りを投げつけている。憤りを抑えることはできな い。これはまごうことなき非道である。ここには労働組合としての道理や良心は毫も存在しない。国労本部はもはや労働組合の一線を踏みこえてしまったと言わ ざるを得ない。
国労本部は「今なお解決作業が進まないのは一部闘争団員が解決妨害行為をしているからだ」などという。だが、これは黒を白というに等しい主張だ。
多少でも労働運動の経験のある者であれば「4党合意」が1047名闘争を解体し、国労を自壊への道に引き込むために仕組まれた攻撃だということは始めか ら明らかであった。またこんなことを強行すれば、必死に頑張ってきた闘争団や組合員の間に深刻な亀裂が生じ、国労の団結が危機に瀕するのも当初から自明の ことであった。
ところが国労本部は「4党合意は到達地平だ」と称し、これを呑めば明日にでも何か「解決案」がでるかのようなウソを繰り返して、がむしゃらにつき進んだのである。

何がもたらされたか
その結果生みだされたのは、① 案の定、国労の団結はたちまちのうちに崩れ、② 採決強行のために大会・中央委員会に機動隊を導入するという自殺行為が 強行され、③ 第二の分割・民営化というべき保守三部門の全面外注化提案を丸呑みし、多数の組合員が強制出向-転籍攻撃に駆り立てられ、④ 「4党合意」 の主唱者らは、労資協調を一足飛びにこえ資本との一体化を掲げて脱退-分裂組織をたちあげ、⑤ そしてついには国労本部が自らの手で闘う闘争団の仲間たち を統制処分にかけるに至る…という事態であった。
この2年間あまりの間行なわれてきたのは、政府や自民党は「目的は国労を柵のなかに追い込むことだ」「交渉などあり得ない。(ゼロ回答)を呑むか呑まな いかだけだ」などと平然と言い放ち、一方国労本部は真実をおし隠して「到達地平だ」と称賛するというとんでもない逆さの世界であった。
どう見ようとも国労本部がやってきたことにには一部の理も存在しない。こうした危機的状況のなかで、逆に必死の思いで国労の闘う伝統を守りぬいたのは闘う闘争団の仲間たちだったのである。

国労の仲間に訴える
われわれは心から国労の仲間に訴える。国労は危機に瀕している。このまま黙っていれば国労は自壊の道に転落する。国鉄闘争は今重大な正念場を迎えてい る。解雇された仲間たちを切り捨てる側にたつのか、闘争団とともに解雇撤回、そして国労再生に向けて起ちあがるのか、すべての組合員が問われているのだ。
JRばかりでなく、全国の多くの労働者が国鉄闘争の帰すうを固唾をのんで注目している。無数の労働者が1047名の闘争に労働運動再生への思いを託し、 ともに闘いつづけてきたのだ。われわれの闘い如何によって、全国に満る怒りの声と国鉄闘争が合流し、国鉄闘争の勝利と労働運動の再生に向けた展望が大きく ひらける条件がいよいよ生まれようとしている。まさにそのときに、国労本部の裏切りは犯罪的行為としか言いようがない。

今こそ闘いのとき!
万策尽きた資本主義体制の危機を背景として、「聖域なき構造改革」のかけ声のもとで、倒産・解雇・賃下げ・権利破壊・団結破壊攻撃が嵐のように吹き荒 れ、「テロ根絶」の名のもとに戦争が「正義」とされ、有事立法が上程されようという重大な事態が到来している。また日経連は02年労問研報告で、「ベアは 論外、定昇凍結、ワークシェアリング-賃下げ」を掲げ、戦後の労資関係・社会構造の基礎をなしてきた終身雇用制の最後的な解体攻撃を宣言し、JRでも第二 の分割・民営化攻撃が開始されいてる。
今問われているのは、労働組合は何のために存在しているのかという原点である。怒りを忘れ、この現実にたち向おうとしないものを労働組合と呼ぶわけにはいかない。
国鉄分割・民営化攻撃対決し闘いつづける国鉄闘争の意味が輝く時代が到来している。われわれはこの現状を打開するために全力で起ちあがる。ともに闘おう。

「シニア制度」差別事件(第二次申立)第1回審問行われる 田中委員長が不当労働行為性を証言

 2月14日、15時から千葉県地方労働委員会において、「シニア制度」差別事件の審問が行なわれ、組合側証人として田中委員長に対する組合側主尋問が行なわれた。
本件は、今年度の「シニア制度」に基づく再雇用について、動労千葉に所属しているということを理由にその機会を拒否された伊藤さん、斎藤さん、前田さん、後藤さんの4名が昨年11月に新たに救済申し立てを行なったものだ。

シニア制度前までは63歳まで再雇用されていた
田中委員長に対する主尋問ではまず、「シニア制度」が導入される以前の千葉車両整備での60歳以降の取り扱いについて証言し、本人が希望すれば63歳ま では再雇用されていた事実があること、実際に千葉車両整備では新聞の折り込み広告等で常時要員を公募している状況であり、到底申立人らを排除する条件にな かったことを明らかにした。
次に、昨年4月から5月にかけて行なわれた再雇用の希望を確認する面談の内容について証言した。面談の中では、対象者の自己申告書の内容を確認し、その 上で組合所属を確認して「動労千葉」だと答えると担当者から「シニア制度は協定に基づくので、動労千葉は対象にならない」と回答されるている事実を明らか にし、こうした面談でのやりとりは60歳定年以降年金が満額支給にならないという状況の中で、今後の生活を考えている当該労働者にとって、深刻な影響を与 えていることを訴えた。

試験結果からも組合差別は明らか
さらに、こうした「シニア制度」による面談が行なわれる状況の中で、当該組合員の中から脱退者が出ている状況を明らかにし、この「シニア制度」が動労千 葉に対する組織破壊攻撃として行なわれている事実を明らかにした。また、今年度の再雇用試験の結果については、次のとおり内容を明らかにした。

 


対象者数 104名
希望者数 83名
受験者数 76名
不合格者数 5名

 

 とくに、不合格になっている部分の組合所属の内訳は、未加入(元動労千葉)2名、国労2名、鉄産労1名となっており、明らかな組合所属による差別が行なわれている事実を明らかにした。

業務外注化を狙った本部役員2名の強制配転
また、「シニア制度」の一体で進められようとしている検修・構内業務の外注化をめぐる問題について証言し、昨年末までに電気・設備関係の業務委託が強行 され、その結果300名に及ぶ要員削減が行なわれ、今後は検修・構内業務の外注化が焦点になること、そしてその攻撃の第一弾として昨年末の繁沢副委員長、 長田組織部長の強制配転が行なわれたことを証言した。
とくに本部役員2名の強制配転は、外注化をめぐる攻防の焦点となる幕張電車区が、動労千葉が過半数を占める職場で、このままでは外注化が進められないと考えた会社側が、職場の団結を破壊するために行なったものであり、明らかな組織破壊攻撃であるとの証言を行なった。

労働者の生活を人質にする、卑劣な制度だ!
最後に、昨年度に続いて2年連続で再雇用の機会から排除されてるという不当労働行為が行なわれているという状況について、40年間、国鉄-JRをとおし て鉄道で一生懸命働いてきたにもかかわらず、年金が満額支給されないことを盾に当該労働者の生活を人質にするような形で、60歳定年を目前にして組合所属 による差別をすること自体絶対に許せないことであること、しかも、他の会社の再雇用制度を見ても、採用試験を行なうなどというところは全くないなど、JR 東日本の再雇用制度は到底認められない、卑劣極まりない制度であることを訴え、証言を終了した
次回は、3月12日、10時から、田中委員長に対する会社側反対尋問と、申立人である斎藤勇さんに対する組合側主尋問、会社側反対尋問が行なわれ、当日もって結審する予定となっている。
「シニア制度」から不当に排除された浅野さん、三平さん、羽鳥さん、伊藤さん、斎藤さん、前田さん、後藤さんの7名を守りぬき、本件労働委員会闘争に勝利しよう!

02春闘勝利、反合運転保安確立-検修・構内外注化阻止へ 20日より闘争に突入

 2月13日、動労千葉は蘇我勤労市民プラザにおいて3ヵ月間決戦突入総決起集会を190名の結集をもって開催した。集会は、繁沢副委員長の開会あいさつで始まり、冒頭田中委員長が3ヵ月間決戦突入への決意をこめてあいさつを行なった。
来賓は家族会の山田副会長がおこない、2月24日の家族会総会への一人でも多くの参加を訴えた。特別報告では、車両技術分科佐藤会長と乗務員分科橋本会 長がそれぞれの立場から検修・構内外注化に反対の決意をこめて報告を行なった。貨物協議会からは、君塚副委員長が「ニューチャレンジ21」への弾劾と今年 はベアを要求しない日貨労を解体しようという報告を行なった。続いて小倉交渉部長が交渉報告を行なった。

中村書記長が基調を提起
中村書記長は、「第二の分割・民営化というべき攻撃がかけられている中で外注化をめぐる闘いは大攻防戦にはいった、この闘いは新たな組織破壊攻撃との闘 いでもある。労働運動の存在価値をかけて闘おう。資本の破局を背景として有事法制をかけてきている。従って今回の春闘は反戦春闘でもある。今年の賃上げは 38000円を要求する。貨物においてはニューチャレンジ21、東においてはニューフロンティア21の攻撃がかけられているが動労千葉に攻撃が集中してい る、ここを見据えて闘おう。闘いの中で団結を強めるのが動労千葉だ。労働者が置かれている立場に中間はない。火ぶたはきられた。3ヵ月間決戦に全力をつく そう」と提起し、3ヵ月間決戦の闘いの配置を提起した。
基調報告を受けて、本部から長田組織部長、高石執行委員が強制配転と国労本部の闘争団への査問委員会の設置を抗議する決意表明を行なった。各支部の決意 表明は全支部の代表が壇上に上がり、決意表明を行ない、最後に幕張支部の山田支部長は20日からの闘争を当りのでる闘いとして入っていきたいと決意表明し た。
最後にシュプレヒコール、委員長の団結ガンバローで集会を終了した。3ヵ月決戦に全力で決起しよう。


3ヵ月間闘争に全力で起とう!(田中委員長あいさつ要旨)

 年頭から3ヵ月決戦に入っている。20日から検修関係=幕張・習志野・京葉で闘いに起ちあがる。
3ヵ月間決戦のキッカケは、繁沢副委員長・長田組織部長への不当配転にある。これが発端であり、背景にはJRをとりまく情勢がある。大合理化とそのための労組破壊、1047名闘争解体攻撃、これが二つの側面であり、これとの攻防にかかっている。

大きな可能性秘めた02春闘!
02春闘は大きな可能性を秘めている。
外注化攻撃は、昨年12月の保守設備部門の全面外注化-3000名が強制出向に出されている。これは帰るあてのない出向攻撃だ。分民以降初めての首切り 攻撃だ。検修の外注化提案を阻んでいるのは動労千葉が血を流して闘い職場を守り抜いてきたからだ。60才以上の定年者を使い組織破壊の先兵として使うとい うやり方、しかし動労千葉の闘いが敵を追いつめている。結局、組織破壊をやることしか展望がないということだ。ここに今回の強制配転攻撃がある。
貨物への「ニューチャレンジ21」は3年間で9000人を7000人へと削りこむというものであり、1000名の希望退職という事実上の首切り攻撃であ り、計画では2003年度以降、賃金体系を変える。成果賃金という差別導入を策している。動労千葉は、こうした攻撃に対して労組らしく、動労千葉らしく、 原点に立ち返り闘う。多くの労働者の怒りと結びつき、新たな労働運動を構築したい。
1047名闘争をめぐる状況は、2月3日国労定期中央委において闘う闘争団に対し査問委員会を設置した。これは鉄建公団を闘争団283名が提訴したこと を理由としている。「秋田などの脱退者より悪い」とさえ言っているのが実態だ。家族ぐるみで闘い続ける闘争団を切り捨てるとは最悪だ。こうした中から分岐 が生まれている。動労千葉と闘う闘争団の合流の条件が大きく生まれた。
「シニア制度」がいかに卑劣かは明白だ。外注化とワンセット、高齢者を低賃金で使い悪用する。シニア-外注化-転籍の3点セットは全労働者が直面している問題だ。
02春闘情勢は、資本による終身雇用制、年功序列、企業内組合解体-全ての労働者を不安定雇用化するというものだ。情勢の背景には戦後の資本主義の危機 がある。02春闘は社会の根本を問う闘いだ。米・ブッシュは一般教書で、「戦争ははじまったばかり」と公言している。日本も戦争国家化へと進んでいる。ま さに反戦春闘でもある。労働組合らしく闘おうという気運は高まりつつある。3月30日は3労組の大統一行動への合流を!団結を固めきり組織拡大を実現しよ う!

検修・構内外注化-「新保全体系」阻止へ 3ヶ月間決戦の最先頭で闘うぞ

 2月9日、13時より、DC会館会議室において、「第13回車両技術分科会定期委員会」が開催され、検修・構内業務の全面的な外注化攻撃粉砕!「新保全体系」4月強行阻止に向けて、車両技術分科会が3ヵ月間決戦の最先頭で闘いぬく方針を決定した。

安全を解体する検修外注化攻撃を粉砕しよう
-佐藤会長あいさつ-

第13回定期委員会は、議長に幕張支部・川村委員を選出して議事が進められ、冒頭、佐藤会長は「千葉支社による繁沢副委員長、長田組織部長の強制配転 は、闘いの焦点となる幕張電車区から本部役員を排除し、検修・構内の外注化を強行するために行なわれたもので絶対に許せない。また、JR東日本本社は『新 保全体系』を提案し、4月から強行しようとしている。安全を根底から破壊するこうした攻撃に対して車両技術分科会は、3ヵ月間決戦の最先頭で闘いぬこう」 と、参加した委員・傍聴者に力強く訴えた。
次に来賓あいさつでは、田中委員長からは02春闘をめぐる状況や1047名の解雇撤回闘争を中心としたJRをめぐる情勢、検修・構内業務の外注化阻止に 向けた3ヵ月間決戦の意義、「新保全体系」に関する本社交渉の経過等が報告され、この3ヵ月間決戦を闘いぬく中で勝利の展望を切り開くことができると、全 参加者に訴えた。
次に、中村書記長からは、今次闘争の中で組織拡大も含めて全力で闘いぬくことが語られ、そして中野常任顧問からは、車両技術分科会の真価が問われる闘いとなるとの訴えが行なわれた。

職場の問題をめぐり活発な討論
常任委員会から、一般経過報告、会計報告、会計監査報告、2001年度運動方針(案)、2001年度予算(案)が提案され、その後質疑に入った。
質疑では、貨物職場における状況や旅客職場における問題等が各支部の委員や傍聴者からも出されるなど活発な討論が行なわれた(発言要旨別掲)。方針を採 択した後、新役員の選出が行なわれ、最後に佐藤会長の団結ガンバロー三唱で、第13回車両技術分科会定期委員会は、成功裡に終了した。
02春闘勝利!繁沢副委員長、長田組織部長の強制配転粉砕-新たな動労千葉破壊攻撃粉砕!シニア制度-検修・構内外注化、新保全体系合理化粉砕!国鉄闘争勝利に向け、3ヵ月間決戦をストライキで闘いぬこう!

質疑応答での主な意見
●貨物職場での働く場所の確保に全力を挙げてもらいたい。(千葉機関区支部)
●209系は現在5名体制で交番検査を行なっているが、新保全体系になると要員削減になるとの話があるが、どうなっているのか。(津田沼支部)
●派出検査への車両故障の連絡が到着間際で対応できない場面が多くあるので、指令から派出への連絡を早くできるように要求してもらいたい。(銚子)
●新系列車両でもドア故障等が多く発生している現状がある。(津田沼支部)

日貨労のベアゼロ要求決定弾劾 JR貨物、2000人首切りの「ニューチャレンジ21」提案

鉄道部門は5000人体制に削減
JR貨物は1月31日、今年度で終了する中期経営計画「新フレイト21」に続く新しい中期経営計画・「ニューチャレンジ21」を提案した。「ニューチャ レンジ21」は社員数で現行9000人弱を3年後には7000人と、実に2000人の首切りをねらい、鉄道部門では1000人削減して5000人体制とす るなど、激しいリストラ計画になっている。
貨物会社は「新フレイト21」提案時には、「この計画が終了するころには貨物会社は黒字基調になる」などと主張していたが、それも破綻したなかで、労働 者には合理化による労働強化と賃金抑制攻撃だけが襲いかかっていた。新計画は、大量退職時代が到来するなかで、よりいっそうはげしい合理化攻撃として職場 に襲いかかろうとしている。
同時にこれは8期連続赤字の貨物会社を、「分割・民営化が成功した」という形をとるためにもなんとしても「黒字」にしなければならないとする国土交通省(旧運輸省)が、細部にわたるまで介入した計画だということだ。

人事・賃金制度の白紙的見直し
新計画の細部はまだ煮詰まっていない部分もあるとして、別途提案としているが、特徴は人件費を2割(100億円)削減するとして、「旧来からの人事・賃 金制度を白紙から見直す」ことを公言、「新しい人事・賃金制度の導入」「手当の見直し」「地域別賃金の導入」など、徹底した賃金切り下げのねらいを明らか にしている。また「機関区・貨車区の配置を輸送実態に合わせ、抜本的に再配置し、統廃合を図る」など、基地の統廃合を前面にうちだしている。一部地域で顕 在化した要員不足に対応するため、定年退職者の嘱託制度の導入をだしている。

早期退職や管理職社員の転籍も
さらに、再度の早期退職制度や管理職社員の転籍の実施による首切りがもくろまれている。
こうして3年間で2000人の首切りを計画している【内訳は、定年退職900、早期退職600強、普通退職240、転籍200】。これらを「新技術の導 入、従来の延長線上にない斬新な発想に基づく業務の革新」と称して、職場のあり方そのものを一変させる激しさをもってうちだしている。鉄道部門で、約2割 の合理化を3年間で行なう、これで職場が激変しないわけがない。まさに「従来の延長線」では業務が回らない事態が到来することは必至だ。労働者により一層 の犠牲を転嫁する「ニューチャレンジ21」を粉砕しよう。


 日貨労は、6日開いた中央委員会で今春闘のベースアップ要求をゼロとする方針を決定した。われわれはこのベア断念方針を決定した日貨労を怒りをこめて弾劾する。貨物会社の賃金抑制攻撃をはねかえし、大幅賃金引き上げにむけて今春闘にただちに立ち上がろう。

会社の「ベア論外」を組合方針として決める
貨物会社が昨年まで2年連続ベアゼロを強行しているなかで、この日貨労のベア断念方針は、貨物会社における「ベアは論外」という会社の主張を、日貨労自 身が積極的に承認する以外のなにものでもない。この中央委員会の直前、貨物会社は「2000人の社員削減」を柱にした新しい中期経営計画「ニュ-チャレン ジ21」を提案した。ここでは、「社員の2割削減」にとどまらず、「人件費の2割削減」をかかげて「旧来からの人事・賃金制度を白紙から見直し」「新しい 人事・賃金制度の導入」を明らかにしている。ここでは「コストダウン」と称してよりいっそうの賃金引き下げを狙い、さらには「年功はイメージしていない」 とする「新たな賃金体系の導入」すら策動している。
こうした攻撃がかけられているにもかかわらず、「雇用維持のため、やむを得ない」と称して、「雇用か賃金か」という資本の攻撃の前に屈したのだ。

ベア断念の次は「ニューチャレンジ」容認へ
こうして今回の日貨労のベア断念は、単にベアゼロの追認にとどまるどころか、「ニューチャレンジ21」で狙う大量首切り・賃金切り下げをも容認することになる。
また職場のあり方、仕事の仕方そのものを一変させる大合理化攻撃である「ニューチャレンジ21」が提案された直後にベア断念を決めたということは、早く も「ニューチャレンジ21」を受け入れることを表明したに等しい。まさに日貨労は貨物版第二の分割・民営化攻撃の先兵としてたちあらわれている。
貨物会社で働く労働者は、この間のベアゼロ、超低額手当などで生活に大きな不安をかかえている。今春闘でそうした苦しい生活を少しでも向上できればとい うささやかな願いすら、今回の日貨労のベア断念は打ち破られようとしている。怒りをもって日貨労を弾劾するとともに、全国で苦闘する多くの労働者と連帯し て、02春闘に総決起しよう。貨物・旅客一体となった闘いで、3ヵ月闘争体制を闘いぬこう。

02春闘勝利!反合・運転保安確立-検修・構内外注化阻止!闘争突入! 2・13総決起集会に全力結集を!

全ての組合員の皆さん!
2月13日、18時から千葉市蘇我勤労市民プラザにおいて開催される「02春闘勝利!反合・運転保安確立-検修・構内外注化阻止!闘争突入2・13動労千葉総決起集会」に、勤務以外の全組合員が結集することを訴えます。

動労千葉への組織破壊攻撃だ!
昨年12月25日、千葉支社は、繁沢副委員長と長田組織部長を強制配転するという、露骨な組織破壊攻撃を行なってきた。
この攻撃は、何よりも検修・構内業務の最大の攻防戦の場となる幕張電車区から動労千葉の本部役員を排除して、職場の中を混乱させ、ガタガタにして、検修・構内業務の全面的な外注化を強行するために行なわれたものであり、動労千葉に対する組織破壊攻撃以外の何物でもない。それは、2名の異動に関する交渉の中で、千葉支社が全くウソの回答を行なったことからも明らかだ。異動の事前通知が行なわれた(12月17日)直後の12月19日に行なわれた団体交渉の中で千葉支社は、繁沢副委員長と長田組織部長の人選について「ハンドルを持たない者」 「A長ではない者」との基準を挙げてきた。しかし、長田組織部長は幕張電車区でA長に従事しており、また2名と同時に京葉電車区に異動となった国労組合員は構内業務でハンドルを持っている者だったのだ。しかも 「本部役員はどこにいっても活動できる。支部役員ではないから支部破壊ではない」などという回答を行っていること自体、動労千葉に対する組織破壊を意図して行なったことは明らかだ。
こうした事実があらわしていることは、検修・構内業務の全面的な外注化攻撃の焦点となる幕張電車区では、今だに動労千葉が過半数を占めている最大の拠点職場であることから、団結を破壊しようとして繁沢副委員長、長田組織部長の配転を強行したのだ。
動労千葉はこうした組織破壊攻撃が行なわれたという状況に踏まえ、1月10日には千葉支社に対して「最も効果的と判断する時期、規模においてストライキを含む争議行為を実施する」旨の争議通知を行なっている。動労千葉破壊攻撃を粉砕するために総決起体制を確立しよう。

外注化未提案は千葉と水戸だけ
検修・構内業務の外注化をめぐっては、千葉支社では未だに提案できていない状況となっている。しかし、1月には高崎支社で、新前橋電車区の交番検査(編成単位)、車輪転削、構内業務の一部を外注化するとの提案が行なわれている。JR東日本管内で検修・構内業務の外注化提案が行なわれていたいのは千葉と水戸のみという状況だ。
また、JR東日本本社は、昨年11月、「新保全体系」の提案を行ない、4月1日以降準備でき次第実施するとしている(提案内容は5411号参照)。

「あくまで提案順で実施する」
「新保全体系」の実施時期と検修・構内業務の外注化との関係についてJR東日本は、「あくまでも提案順に行なう」との回答をおこなっている。提案順ということは、検修・構内業務の外注化提案し、次に「新保全体系」について提案・実施するということだ。4月まで2ヵ月とない状況の中で、JR東日本はあくまでも検修・構内業務の外注化と「新保全体系」を強行しようとしているのだ。しかも、JR東労組はこの2月中にも「新保全体系」を妥結しようとしている。JR東日本も4月までに決着をつけようと必死になっているのだ。

闘争突入を宣言する場として
動労千葉は、こうした状況から3月末までを3ヵ月間決戦として闘いぬくことを決定した。そして闘争への突入を宣言する場として2月13日、千葉市蘇我勤労市民プラザにおいて「02春闘勝利!反合運転保安確立-検修・構内外注化阻止!闘争突入2・13動労千葉総決起集会」を開催する。
第2に分割・民営化攻撃粉砕!検修・構内外注化阻止-運転保安確立!1047名闘争勝利!02春闘勝利に向け、勤務以外の組合員は全力で集会に結集しよう!いつかなるときでも闘いに突入できる闘争体制を確立しよう!

新役員を選出!京葉支部第14回定期大会

 京葉支部は、1月30日千葉市蘇我勤労市民プラザにおいて第14回定期大会を開催した。大会の冒頭に石川支部長は「京葉支部の闘いのなかで作り上げてきたものを役員改選になるので新役員のもとやってもらいたい」とあいさつした。
来賓あいさつでは本部の田中委員長が「委員長になってから労働組合は何の為に存在するのかを考えてきた。新聞を広げれば転籍、首切り、こういう時こそ労 働組合は原点を再確認してやっていかなければならない。春闘を目前にして連合は賃上げを要求しないと言っている。日経連は、労問研報告で定昇を凍結すると している。
JRをめぐる動きは様変わりした。保守関係合理化で3000名が出向に出された。国労は分裂し、新組合が結成された。闘争団は300名で新たな裁判を始めた。
昨年の12月には強制配転がされたが、1月10日には争議通知を行った。2月の第2週から時間外-休勤拒否の闘争にはいる。3月30日には東西で総行動をたたかい、JR本社への抗議行動を闘いたい」とあいさつした。
続いて経過報告、会計報告、会計監査報告、方針、予算案が執行部より提起された。
また、途中から参加した中村書記長、中野常任顧問からそれぞれ「新しい執行部とともに闘っていきたい」「本部の専従になって長い間やってこれたことを感謝している。新しい体制を育ててほしい」とのあいさつを受けた。
質疑では武蔵野線乗り入れに関わるさまざまな問題について活発な意見が出された。
最後に新役員を選出し、支部長に選出された高梨新支部長が「みなさんの協力で頑張っていきたい」とあいさつし、団結ガンバローで終了した。

年金制度の改悪とシニア制度について
-シニア全員集会を3日間開催-

 動労千葉は、1月30日から2月1日までの3日間、シニア全員集会を開催した。1944年(昭和19年)度生まれから、46年(昭和21年)度生まれの全組合員を対象に午後と夕方の2回づつ開催し、殆どの組合員が参加した。
集会では年金法改悪-年金の基本的仕組みについて年金の段階的引き下げや在職老齢年金(60才以上も働いた場合の年金減額)の仕組みや問題点など、また 年金制度改悪の今後の動向などについて説明し、その後この年金制度を徹底的に悪用してかけられたシニア制度の問題点を明らかにした。

シニア制度の問題点は
① 雇用主の努力義務として法制化されている定年延長や雇用関係を一切否定し、
② 「再雇用」の条件が劣悪なこと、
③ 採用試験―新規採用方式により自由に差別・選別できる制度としている卑劣さ、
④ 協定を保守三部門の全面的な外注化と抱き合わせにし、大合理化を組合に呑ませ、強行する道具として使われていること、
⑤ しかもその協定を締結しなければ「再雇用」の機会さえ与えないこと、
⑥ さらに制度の提案当初から東労組と結託した組織破壊の道具として使われていること、
⑦ 法で定められた労働条件緩和を一切否定していること、
⑧ 総じて、このようなものを認めた場合、全ての労働者の雇用・権利にはかり知れない影響を与える制度であることから動労千葉はこのシニア制度に反対し闘ってきた。
社会保障制度が改悪され、高齢者の雇用と生活という問題が労働組合のきわめて重要な問題となったことをみすえ、しかもこの問題が全世代の労働者の問題で あるということ、年代が若くなればなるほど支給開始は遅くなり、年金制度は悪くなることをみすえて闘おう。
シニア制度-検修・構内外注化-転籍攻撃をこの02春闘三ヵ月間決戦への総決起で打ち破ろう。

第二の分割・民営化攻撃粉砕、1047名闘争勝利! 02春闘3ヶ月間決戦に起つ

団結をとり戻そう
すべての国労の仲間たちに訴えます。
昨年末、「4党合意」=国家権力の国労解体攻撃に膝を屈した一部の者たちによって国労分裂策動が強行され、他方メンテナンス合理化の強行によって、多く の仲間たちが帰るあてのない強制出向に駆り立てられました。この二つの事態を契機としてJRをめぐる情勢は明らかに一変し、第二の分割・民営化攻撃との攻 防戦は本格的にその戦端をきっておとしました。
分裂策動は国鉄労働運動全体への裏切りであり破壊策動です。ここに「4党合意」の本質は一点の曇りもなく明らかになりました。今こそ真の闘う団結をとり 戻し、全ての仲間たちの怒りの声を結集して、卑劣な分裂組織を解体しよう。このような分裂策動を看過するとしたら、その労働組合の団結はいずれ自壊しま す。
我々は1047名闘争の勝利と、JRにおける労働運動の再生はこのような部分との死活をかけた組織攻防戦の渦中でこそ実現されるものだと考えます。今こそ闘う国労の誇りと団結をかけて起ちあがろう。

三ヵ月決戦に起つ 
動労千葉はこうした情勢の重大な展開にふまえ「02春闘三ヵ月間決戦」方針を決定して、千葉支社に「我々が最も効果的と判断する時期、規模においてスト ライキを含む争議行為を実施する」ことを通知しました。第二の分割・民営化攻撃-組織破壊攻撃を許すな!検修・構内外注化、「新保全体系」合理化粉砕-運 転保安確立! 1047名闘争勝利-不当労働行為根絶!02春闘に勝利しよう!
三ヵ月間決戦の第一の課題は、昨年末に強行された本部副委員長、組織部長の強制配転という、重大な挑戦、露骨きわまりない組織破壊攻撃に全力で反撃を開始することです。
我々はこの攻撃を、第二の分割・民営化攻撃との攻防戦の本格的な開始を告げる重大な攻撃として受けとめました。組合の代表を狙い撃ちした卑劣な攻撃は絶 対に許さない。我々はかつて、国鉄分割・民営化攻撃に真正面からたち向かい、強固な団結を守りぬいたその原点にかけて、新たな闘いに突入する決意です。

反合・運転保安確立
第二の課題は、検修・構内業務の全面的な外注化攻撃、新たに提案された「新保全体系」粉砕を焦点とした反合・運転保安闘争として三ヵ月間決戦を闘いぬくことです。
検修・構内外注化攻撃と、この4月にも強行が画策されている「新保全体系」合理化は運転保安を根本から解体する攻撃です。またこれは、設備関係の外注化 で3000名もの仲間たちが強制出向にかりたてられたように、その後に想定される「転籍」-首切り攻撃、これと一体となった「シニア制度」問題を含め、雇 用-賃金-労働条件を根本的に解体する攻撃です。
そして、昨年末の幕張電車区からの不当配転は、明らかに検修・構内外注化を強行するために仕組まれた組織破壊攻撃です。

1047名闘争勝利
第三の課題は、1047名闘争を中心とした国鉄闘争の重大局面に反撃を開始することです。
1047名闘争-国鉄闘争は重大な事態に直面しています。分裂組織をたちあげた者たちが主張しているのはまさに全面的な転向宣言です。ところが国労本部 は信じられないことに、必至に闘いの継続を訴える闘争団の仲間たちを統制処分しようという、天と地をひっくりかえした対応を強行しようとしています。闘う 国労の伝統、路線はどこにいってしまったのか。断じてこんな非道は許されません。怒りの声は充満しています。今こそ闘いに起ちあがり、真の団結と国鉄労働 運動の再生を実現しなければなりません。

02春闘に勝利しよう
第四の課題は、春闘解体-労働運動根絶攻撃を許さず、春闘の再生-02春闘勝利をかちとることです。日経連は春闘にあたり、「もはや賃金か雇用かの選択 を議論して済む状況ではない」「整理解雇は必要だ」と主張し、「ベアは論外、定昇凍結、ワークシェアリング」を掲げました。資本の生き残りをかけて新たな 労働運動の解体・根絶攻撃を宣言したのです。一方連合はベア要求を放棄するという全面屈服を決定しています。
倒産・解雇・賃下げの嵐が吹き荒れ、怒りの声が充満する状況のなかで、労働組合の存在価値が問われています。黙っていたら賃下げ・首切り-労働運動根絶 攻撃が全労働者に襲いかかります。われわれはこうした状況のなかで、全金港合同、関西生コンの仲間たちとともに「02春闘総行動」を呼びかけ、ストライキ をもって闘いに起ちあがる決意です。

反戦・組織拡大春闘
第五の課題は、この闘いを「反戦春闘」、「組織拡大春闘」として闘いぬく ことです。
世界恐慌の危機、戦争の危機が迫っています。「テロ根絶」の名のもとに戦争が「正義」とされる危険な状況が到来しています。小泉政権はこの3月にもついに有事法制を上程しようとしています。われわれはこの情勢に真正面からたち向わなければなりません。
そして何よりもわれわれは、この闘いの渦中で組織拡大の本格的な展望をきりひらく決意です。第二の分割・民営化攻撃の尖兵となった東労組のなかからも矛盾が噴出しています。JR総連解体のチャンスが到来しています。闘いのときは今。ともに闘おう。

全支部活動者研修会(1/27-28) 3ヶ月間決戦-1年間の方針を確認

 全支部活動者研修会では、委員長による当面する取り組みの提起、二つの講演を中心に、1年間の基本的な闘いの課題について意思統一が行われました。

●講演1:21世紀の時代基調
初日は、雪や大雨の影響で、開始時間が大幅に遅れたため、限られた時間の中で、藤村氏による熱のこもった講演が行われました。 テーマは『9・11アメ リカ「同時テロ」と、その後の現実に見る21世紀の時代基調』というタイムリーな事件を取り上げ、その背景を解説しながら、この事件の真髄を、既成のマス メディアでは報道しない的確な視点で深く切り込みながら歴史に沿った流れのなかで、わかりやすく説明されました。

「テロ=悪」という一方的宣伝
内容の骨子は、日常的に私たちが目にし、耳にするテレビや新聞の報道によって、感情的に煽り立てられた、『テロ=悪』という一方的な解釈にとらわれるこ となく、この事件をどう捉え、どう考えるのか、ということをふまえて、戦後50年以上にわたって中東・パレスチナ・イスラム世界で続けられてきたことを振 り返りながら、アメリカ帝国主義が中東の石油を中心とした資源の独占を狙ったイスラエルの建国をはじめ、中東支配の歴史を紐解き、現代における労働者階級 の闘いの方向性を明確に示しました。

9・11、アフガン侵略戦争の本質
詳細に語られた講演を、一言で表すならば、この『9・11テロ報復戦争』は、アメリカを筆頭に、世界的に危機に陥った帝国主義が、テロの報復・テロリス トの撲滅というもっともらしい美談を引き下げて、アフガニスタンのタリバン政権の打倒を目的とした『侵略戦争』であることは間違いありません。
そもそも『9・11』の背景は、アメリカが前記した通り、戦後50年以上にわたって中東・パレスチナ・イスラム世界で続けてきた人民の大量虐殺をはじめ とした、さまざまな略奪行為が根底にあることは隠しきれない事実です。我々は世界を席巻している帝国主義国家を打倒すべく、今後も学習活動を続けながら、 労働者階級として労働組合の団結を強固なものとするなかで闘っていかなくてはなりません。
その後、疲れた頭を癒すべく会食へと移りました。会食では、支部や同期、仲間など、いろいろなグループで集まるなか、深夜まで交流を深めました。

●講演2:小泉構造改革 
2日目は、昨夜の団結の後遺症(?)に耐えながら、島崎講師の『小泉「構造改革」を批判する』という題名で講義を受けました。初日より多少なじみのある内容と、島崎講師の軽快な語り口に助けられ、意義ある研修会となりました。

国家改造攻撃としての「骨太方針」
内容的には、小泉が出した6月の『基本方針』(骨太の方針)の骨子を分析するならば大銀行・大資本のための国家改造であり、労使関係、資本の配置のあり方、労働者の生活全般、国と地方の関係のあり方全般を弱肉強食にするという、労働者として到底許せない攻撃です。
この攻撃は、参戦法に続いて有事立法が国会に提出されようとするなか、後に『改憲』=日本を戦争国家に変えていく政策と一体をなすものです。

小泉構造改革は必ず破たんする
国鉄分割・民営化以来の攻撃を振り返ってみると
▼90年4月以降1047名の闘いの本格化とバブル崩壊
▼93年、55年体制の崩壊、戦後体制の行き詰まり
▼95年日経連の『新時代における日本的経営』=常用雇用は約1割で他は流動化という報告
▼97年日米安保新ガイドライン制定、橋本『六大改革』、再び国家改造を進めることで労使関係でも突破しようとしたが挫折
▼99年『経済戦略会議報告』=今回の『骨太の方針』の原案
▼00年末から事態が急変→小泉『構造改革』という一か八かの正面突破
▼アメリカバブル崩壊→世界大恐慌へ
▼軍事第一のブッシュ政権が登場、対日圧力
▼もはや『経済戦略会議報告』の全面実施しかない、成算はないがやるしかない
というような状況の中、不良債権問題、国家財政の破産は解決できないところまで追い込まれ『構造改革なくして景気回復なし』の大嘘が全社会的にばれ、高支持率に支えられていた小泉内閣は崩壊の道をたどるだろう。

連合の全面的屈伏 
一方、連合は10月の日経連・連合の『雇用に関する社会合意』の推進宣言を発し、賃上げ要求もせず、実質賃下げ、首切りも容認するという帝国主義的労働 運動に没落し、労働者の弱点になっています。われわれは帝国主義と対決し、打倒することが、労働者の具体的な課題となっています。また02年労問研報告に 見られるように、敵の攻撃もよりいっそう増してきます。
この攻撃に勝利するためには、労働者は団結するしかありません。より一層の団結を深めつつ、これからの02春闘三ヵ月間決戦に勝利しよう。

 「三河島事故裁判」の最高裁判決 JRは今この判決をどう読むのだろう

進行の指示運転の問題点 最終回

闘いなくして安全なし!

○原点にかえり反合・運転保安闘争の強化を

「規制緩和」の名のもとに、安全がまさに根こそぎ切り捨てられようとしている。そして、ニューフロンティア21や、ニューチャレンジ21など、嵐のように吹きあれる大リストラ攻撃が、相互に促進し合って運転保安の崩壊にさらに拍車をかけている。
安全の確保にとって基本中の基本であった「信号絶対主義」をつき崩してしまった「進行の指示運転」は、規制緩和と大リストラを背景とした安全の構造的崩壊を象徴的に示す事態であり、重大な攻撃だ。
だからわれわれはこれに絶対に反対する。われわれはあくまでも、場内信号機に対する進行の指示運転の即時中止を強く求める。犠牲になるのは運転士であり乗客である。労働組合がここで闘わなければ、取り返しのつかない事態となることは明らかだ。

東中野、そして西日本での教訓は?

「信号を無視せよ」という指示は、東中野事故を引き起こし、運転士と乗客の尊い生命が奪われているのだ。あれから15年。JRは自らの無謀・違法な指示によって引き起こしたその事故の教訓も忘れ、第二・第三の東中野事故の道をつき進みはじめた。
昨年西日本では、人身事故の救助に向かった救急隊員が列車にひき殺されるという痛ましい事故が起きている。人身事故発生直後に通過した列車が指令に危険 であることを連絡したにも係わらず、指令は後続の列車を止めようとはしなかったのだ。指令が連絡したのは、ただ「注意して運転せよ」ということだけであっ た。それも事故当該の運転士には、運転席の騒音等で事故現場の直前まで指令の指示は届かなかったというのだ。ほとんどの事態を「注意して運転せよ」という ひと言で済ましてしまうという指令指示のあり方は、東日本でも日常的に蔓延していることである。
「進行の指示運転」に示されたような、とにかく列車を止めてはならないという経営姿勢、そして無線による指令万能主義と言うべき発想が重大事故を引き起こしたのだ。

鶴見事故四〇周年

今年は時あたかも、鶴見事故40周年にあたる。一九六三年十一月九日、東海道線鶴見-横浜間の滝沢踏切で下り貨物列車が突然脱線、平 行して走る横須賀線の線路をふさいで脱線したところに、同線上り列車が衝突し、さら防護合図で停車していた下り線列車にも突っ込み、死者一六八名、重軽傷 者一二〇名をだすという悲惨な事故であった。
その前年には、常磐線・三河島で死者一六〇名、重軽傷者三五〇名という重大事故が起きており、この二つの事故は、戦後最悪の列車事故となった。国鉄にお ける運転保安確立の闘いは、「再び三河島-鶴見事故を繰り返すな」が共通の合い言葉となって、ここから開始された。

安全の基本に帰れ

それから40年、われわれが直面している現状は、これまでの闘いによって確立されてきた運転保安上、安全確保上の一切の地平が全てつき崩されようとしている事態である。

 「三河島事故裁判」の最高裁判決は次のように言っている。「人間の不注意を責めるのは比較的容易である。しかし人間の注意力やとっ さの判断力を過信することは、事故対策としては究極的な解決にはあまり役立たないであろう。………むしろ保安部門が国鉄という公共企業体の根幹となり、他 の部門に優越する地位が与えられるよう基本方針の転換を図ることが急務であり、それとともに現場職員が物心両面にわたって優遇されることが是非とも必要で ある」。

JRは今この判決をどう読むのだろうか。われわれはここで糾弾されたとおりのことをJRに投げ返さなければならない。

反合・運転保安闘争の強化を!

「規制緩和」とは、安全はもとより、この国会に提出されようとしている労基法をはじめとした労働法制の解体攻撃に示されるように、弱 肉強食の論理をとき放って、労働者が永年の闘いによって築きあげてきた労働条件や権利、生きる権利を奪い尽くそうとする攻撃だ。資本主義の野蛮きわまりな い本質がむき出しになろうとしている。
とくに安全の確保という課題は、絶対に「市場原理」などに委ねてはならない課題である。「市場原理」と安全は水と油の関係にあり、絶対的に相容れないものだ。
この時代にあってわれわれは、改めて「三河島-鶴見事故40周年-再び運転保安の解体を許すな!」「再び船橋事故-東中野事故を許すな!」「規制緩和- 安全の解体を許すな!」のスローガンを掲げ、原点である反合・運転保安闘争の強化をかちとらなければならない。この闘いはその労働組合が本当に労働者のた めの本物労働組合か、ニセ物かの試金石となる闘いでもある。03春闘を「生活防衛-反合・運転保安-反弾圧-反戦春闘」として闘おう。ともに起ちあがろ う。

新井・今井ら四党合意の主唱者らが転向宣言を掲げ国労を脱退

国労分裂組織を許すな
1047名闘争勝利!国鉄労働運動の再生を!

昨年12月24日、「四党合意」を推進し、1047名闘争団の切り捨てを謀ってきた一部グループが、ついに国労を脱退し、「ジェイアール東日本ユニオン」 なる分裂組合の結成大会を強行するに至った。中心人物は国労前中執の新井、秋田地本前書記長の今井らであり、人数は五百数十名と言われている。実体は、以 前から地本ぐるみでの分裂策動を行なってきた秋田地本での脱退者四百数十名であり、長野・仙台・東京地本のごく一部の者がこれに加わっている。
これは国家権力による国労-1047名闘争解体攻撃に全面屈服した裏切者たちの卑劣極まりない暴挙である。彼らは敵の攻撃と一体となって国労-国鉄労働運動解体の尖兵となったのだ。
ここに「四党合意」の本質は何であったのか、闘争団・家族、組合員の反対の声を機動隊の手を使って圧殺し「四党合意」の受け入れを強行した者たちの本質が何であったのかが、一点の曇りもなく明らかになった。

国労の仲間に訴える
この分裂策動は国労のみならず、国鉄労働運動全体への重大な破壊攻撃である。JRに働く全ての労働者の怒りの声を結集し、この分裂組織を解体しなければならない。
今こそ真の闘う団結をとり戻さなければならない。JRにおける階級的な労働運動の再生、1047名闘争の勝利はこのような部分との死活をかけた組織攻防戦の渦中でこそ実現されるのだ。
国労の仲間たちに心より訴える。闘う国労の誇りと団結をかけて、全ての力を一点に集中し、この組織破壊策動を粉砕するために起ちあがろう。このような卑 劣な分裂策動を看過したら、その労働組合の団結はいずれ瓦解することになる。逆にこの分裂策動を粉砕したときにこそ、この間の深刻な亀裂を修復し、真の闘 う団結と路線を恢復することができるのだ。焦点は秋田地本だ。全国から秋田に結集し分裂組織を解体しよう。

転向と奴隷の宣言
新井・今井らの分裂は、国労を丸ごと変質・解体させよとした策動が、闘争団を先頭とした組合員の激しい怒りの声の前に、挫折した結果でもある。彼らは昨 年10月の国労全国大会前に密かに長野に集まり、「四党合意に基づく解決案はどのような低水準であろうと丸のみする以外ない」「国労運動は終焉した、名称 を変更し68回大会を国労最後の大会にする」などという密議を行なっていたのである。闘争団を先頭とした怒りの声の前に、チャレンジグループ内部でも意見 をまとめることができずに挫折した。その結果としてごく一部の確信犯的グループが飛び出すという結果にならざるを得なかったのである。こんなものは前組合 員の力を結集してたち向えばかならず粉砕・解体することができる。
分裂組織が掲げている旗印は完全な転向宣言である。彼らはさかんに「旧来の運動スタイルからの脱却」「新思考の獲得」などと主張するが、実際主張してい ることは労働組合が変質するときに何百回となく繰り返されてきた転向の論理に過ぎない。連合以下、旧同盟以下的な奴隷の論理だ。
例えば彼らは「経済活動の現実からスタートする労働組合主義」などと称して、「利益の配分に優先順位をつける」と主張する。だがその優先順位とは、「第一に株主への配当、第二に設備投資、第三に会社の
内部留保、第四に社員の賃金・労働条件に撤する」というのだ。まさに資本の奴隷になりきるという主張だ。これこそが彼らの正体だ。断じて許してはならない。

闘う闘争団への査問
一方国労本部は、この分裂策動を事実上容認するに等しい驚くべき対応をつづけている。分裂策動の公然化後初めてだされた声明は、何と「闘う闘争団の解決 妨害行為」を非難したうえで、「(分裂組織の)呼びかけもまた、闘う闘争団による解決妨害行為を非難している。その非難は全面的に正しい…」というのであ る。
本来であれば、この分裂策動を粉砕するために、全専従者、全機関役員、そして全組合員の総力をあげて秋田地本再建に向けたオルグに入る方針を決定すべき事態だ。しかし、12月25日の全国代表者会議でも積極的な方針は何ひとつ提起されなかった。
それどころかこの日の会議では、天と地を真逆さまにし、採用差別事件の行政訴訟に個人としての訴訟参加を申し立てた212名の闘う闘争団の仲間たちに対 し、申立てを取り下げなければ、2月3日の拡大中央委員会で査問委員会を設置するという方針が提起されたのである。これは労働組合の根本を投げ捨てたに等 しい行為だ。
分裂組織は、「今回は第一段グループで、第二段グループは大儀とタイミングをはかって合流する」と称している。実際は「第二段グループ」なるものの実体 など存在はしないが、国労本部のこのような腐敗した対応を許すとすれば、国労そのものが自壊の道をたどることも明らかである。

国鉄労働運動の再生を
以上の事態は、国鉄-JR労働運動をめぐる情勢を一変させるものだ。分割・民営化攻撃の嵐にたち向かい闘いつづけてきた多くの労働者が闘いの方針を求め ている。動労千葉が訴えつづけた闘いと路線がいよいよ輝きを増している。国鉄労働運動の階級的再生に向けた条件が熟している。われわれは卑劣な分裂策動を 粉砕し、1047名闘争に勝利するために全力で起ちあがる。

四党合意の主唱者らが転向宣言を掲げ国労を脱退 国労分裂組織を許すな

1047名闘争勝利!国鉄労働運動の再生を!

 昨年12月24日、「四党合意」を推進し、1047名闘争団の切り捨てを謀ってきた一部グループが、ついに国労を脱退し、「ジェイアール東日本ユニオン」なる分裂組合の結成大会を強行するに至った。中心人物は国労前中執の新井、秋田地本前書記長の今井らであり、人数は五百数十名と言われている。実体は、以前から地本ぐるみでの分裂策動を行なってきた秋田地本での脱退者四百数十名であり、長野・仙台・東京地本のごく一部の者がこれに加わっている。
これは国家権力による国労-1047名闘争解体攻撃に全面屈服した裏切者たちの卑劣極まりない暴挙である。彼らは敵の攻撃と一体となって国労-国鉄労働運動解体の尖兵となったのだ。
ここに「四党合意」の本質は何であったのか、闘争団・家族、組合員の反対の声を機動隊の手を使って圧殺し「四党合意」の受け入れを強行した者たちの本質が何であったのかが、一点の曇りもなく明らかになった。

国労の仲間に訴える
この分裂策動は国労のみならず、国鉄労働運動全体への重大な破壊攻撃である。JRに働く全ての労働者の怒りの声を結集し、この分裂組織を解体しなければならない。
今こそ真の闘う団結をとり戻さなければならない。JRにおける階級的な労働運動の再生、1047名闘争の勝利はこのような部分との死活をかけた組織攻防戦の渦中でこそ実現されるのだ。
国労の仲間たちに心より訴える。闘う国労の誇りと団結をかけて、全ての力を一点に集中し、この組織破壊策動を粉砕するために起ちあがろう。このような卑劣な分裂策動を看過したら、その労働組合の団結はいずれ瓦解することになる。逆にこの分裂策動を粉砕したときにこそ、この間の深刻な亀裂を修復し、真の闘う団結と路線を恢復することができるのだ。焦点は秋田地本だ。全国から秋田に結集し分裂組織を解体しよう。

転向と奴隷の宣言
新井・今井らの分裂は、国労を丸ごと変質・解体させよとした策動が、闘争団を先頭とした組合員の激しい怒りの声の前に、挫折した結果でもある。彼らは昨年10月の国労全国大会前に密かに長野に集まり、「四党合意に基づく解決案はどのような低水準であろうと丸のみする以外ない」「国労運動は終焉した、名称を変更し68回大会を国労最後の大会にする」などという密議を行なっていたのである。闘争団を先頭とした怒りの声の前に、チャレンジグループ内部でも意見をまとめることができずに挫折した。その結果としてごく一部の確信犯的グループが飛び出すという結果にならざるを得なかったのである。こんなものは前組合員の力を結集してたち向えばかならず粉砕・解体することができる。
分裂組織が掲げている旗印は完全な転向宣言である。彼らはさかんに「旧来の運動スタイルからの脱却」「新思考の獲得」などと主張するが、実際主張していることは労働組合が変質するときに何百回となく繰り返されてきた転向の論理に過ぎない。連合以下、旧同盟以下的な奴隷の論理だ。
例えば彼らは「経済活動の現実からスタートする労働組合主義」などと称して、「利益の配分に優先順位をつける」と主張する。だがその優先順位とは、「第一に株主への配当、第二に設備投資、第三に会社の
内部留保、第四に社員の賃金・労働条件に撤する」というのだ。まさに資本の奴隷になりきるという主張だ。これこそが彼らの正体だ。断じて許してはならない。

闘う闘争団への査問
一方国労本部は、この分裂策動を事実上容認するに等しい驚くべき対応をつづけている。分裂策動の公然化後初めてだされた声明は、何と「闘う闘争団の解決妨害行為」を非難したうえで、「(分裂組織の)呼びかけもまた、闘う闘争団による解決妨害行為を非難している。その非難は全面的に正しい…」というのである。
本来であれば、この分裂策動を粉砕するために、全専従者、全機関役員、そして全組合員の総力をあげて秋田地本再建に向けたオルグに入る方針を決定すべき事態だ。しかし、12月25日の全国代表者会議でも積極的な方針は何ひとつ提起されなかった。
それどころかこの日の会議では、天と地を真逆さまにし、採用差別事件の行政訴訟に個人としての訴訟参加を申し立てた212名の闘う闘争団の仲間たちに対し、申立てを取り下げなければ、2月3日の拡大中央委員会で査問委員会を設置するという方針が提起されたのである。これは労働組合の根本を投げ捨てたに等しい行為だ。
分裂組織は、「今回は第一段グループで、第二段グループは大儀とタイミングをはかって合流する」と称している。実際は「第二段グループ」なるものの実体など存在はしないが、国労本部のこのような腐敗した対応を許すとすれば、国労そのものが自壊の道をたどることも明らかである。

国鉄労働運動の再生を
以上の事態は、国鉄-JR労働運動をめぐる情勢を一変させるものだ。分割・民営化攻撃の嵐にたち向かい闘いつづけてきた多くの労働者が闘いの方針を求めている。動労千葉が訴えつづけた闘いと路線がいよいよ輝きを増している。国鉄労働運動の階級的再生に向けた条件が熟している。われわれは卑劣な分裂策動を粉砕し、1047名闘争に勝利するために全力で起ちあがる。

動労総連合の組織拡大を! 第16回定期大会開催

 動労総連合は、12月8~9日DC会館において第16回定期全国大会を開催した。
JR東日本におけるニューフロンティア21による1万人合理化、シニア制度と一体の保守部門の外注化攻撃、西日本における今後5年間での9千人削減計画と分社化を狙った「新グループ経営体制」攻撃、貨物は「新フレイト21」が破産する中で「ニューチャレンジ21」を策定し5千人、6千人体制といった徹底した犠牲を労働者に強制しようとしている。貨物は単年度黒字を至上命題にして賃金や手当ての抑制をしてきている。
今年の大会は、これらのJRにおける攻撃と闘うと共に「9・11」とアメリカ・ブッシュのアフガニスタンへの爆撃の開始、大失業時代の到来と小泉内閣の自衛隊出兵という情勢の中で動労総連合がどのように闘うのかが問われた重要な大会としてあった。
大会は平岡副委員長の開会あいさつで始まった。
資格審査が行なわれた後、銚子支部の鈴木代議員を議長に選出し議事が進められた。
委員長挨拶で君塚委員長は「世界情勢は、資本主義が行き詰まっていることをを示している。日本は戦争の出来る国家へなった。NTTでは11万人首切り、転籍の攻撃がかけられ、JRは第二の分割・民営化がかけられている。JR法の改正でJRは営利目的の会社になった。国労は「四党合意」で闘いを放棄し、「四党合意」を推進する者は国労を脱退し東ユニオンを結成し、国労を分裂させようとしている。動労総連合の今年1年間の目標は組織拡大だ、各組織が間口を広げて新組合員を獲得しよう」と挨拶した。
2000年度の経過報告と2001年度の方針案、予算案の提起を受けた後質疑や各地方からの報告が行なわれた。出された意見は、
●春闘ストを二波のストライキで闘った
●鉄道部の合理化、第三セクター化に反対する2月ストライキを闘う
●西日本の工場は1、2年で全部外注化しようとしている。会社は検修に力を入れていない
●もんじゅ闘争と呉での自衛隊の出兵阻止闘争を闘った
●検修外注化攻撃と11月に提案された新保全体系に反撃するためストライキを含む闘争体制をつくろう
●動労総連合に誇りをもって組織拡大の闘いを
●貨物では会社による手当て削減に対して現場では不満が充満している。中期計画では5千人体制がいわれている中で基地の統廃合、労働条件をどう守っていくのか
●仕業検査延伸に伴い幕張では動労千葉の活動家が集中的に仕事を外されている、連日抗議行動を闘った、外注化は許さない
●平成採獲得のためにもJR総連革マル問題をどうするのか
出された質問と意見に対する本部答弁がされ、最後に君塚委員長は「JRになって15年、法改正で手かせ、足かせがなくなった。15年でやってきたことを5年でやろうとしている。総連合も今まで通りではだめだ。JRの中での総連合としての位置付けをはっきりさせ組織拡大のチャンスにうって出よう。来春闘は闘える春闘の復活を目指して、組織拡大-春闘勝利で闘おう」とまとめ、運動方針案は満場一致で決定された。
大会宣言の発表、議長解任あいさつに続き、国分副委員長が閉会のあいさつをおこない組合歌合唱、君塚委員長の団結ガンバローで終了した。

繁沢本部副委員長、長田組織部長に配転通知 この組織破壊攻撃に 組織をあげて反撃を!

 千葉支社は、12月17日、幕張支部所属の繁沢本部副委員長、長田本部組織部長への強制配転の事前通知を行なった。繁沢副委員長は京葉電車区、長田組織部長は習志野電車区への配転である。明白かつ露骨な組織破壊攻撃だ。
われわれは、組合員の代表である本部副委員長、組織部長を狙いうちして強制配転するという卑劣な攻撃を絶対に許さない。動労千葉の団結にかけて、また血を流して闘いぬいてきた誇りにかけて、組織をあげて反撃する。千葉支社は直ちに事前通知を撤回せよ!

外注化強行に向けた組織破壊攻撃だ
この攻撃は何よりも、検修・構内業務の全面外注化を強行するために画策された動労千葉への組織破壊攻撃であり、挑戦状だ。
千葉支社は、この11~12月、保線・電力・信通等設備関係の外注化攻撃を強行した。これにより設備関係の職場で働く二百数十名の仲間が強制出向に駆り 立てられたのだ。ニューフロンティア21-第二の分割・民営化攻撃をめぐる攻防の焦点はいよいよ検修・構内外注化攻撃との闘いに移っている。そしてその前 にたちはだかっているのが動労千葉だ。そもそも業務の全面的な外注化は、労働組合が毅然として反対し、闘いを貫いている状況のなかでは貫徹できようがない 攻撃だ。
とくに幕張電車区は、分割・民営化攻撃の嵐にたち向かい、今でも動労千葉の組合員が職場の過半数を占める拠点職場である。千葉支社は検修・構内外注化攻撃にたちはだかるこの団結を破壊するために今回の強制配転攻撃を強行したのだ。
第二の分割・民営化攻撃との組織をあげた攻防戦は、その戦端を全面的にきっておとした。われわれはそうしたものとしてこの攻撃を受けてたつ決意である。

第二の分・民攻撃粉砕に向けて総決起を
そもそもこの攻撃は、12月ダイ改での仕業検査周期の延伸に伴う要員削減攻撃の時点から画策されていたものだ。幕張電車区では8名の要員が削減され、6 名が仕業検査班から外されたが、その内5名が動労千葉の組合員であり、そのなかに繁沢副委員長、長田組織部長も含まれていたのだ。しかもこれは、現場当局 が事前に仕業検査から外す予定だと話していた者を差し替えての人選であった。まさにはじめから動労千葉への組織破壊のみを目的として仕組まれた攻撃であ る。
さらに言えば、今回国労の組合員で幕張電車区から配転の事前通知を受けた2名は、両名とも鉄産労から国労に復帰した仲間である。まさに見せしめとしての配転だ。
一方、幕張電車区には4名の東労組、1名の鉄産労の組合員が送り込まれる。まさに業務外注化をめぐる攻防戦、第二の分割・民営化との攻防戦は本格的に開始された。われわれは組織をあげた闘いに突入する。そしてその闘いの渦中で団結をさらに強化し、拡大する。
配転の事前通知を撤回せよ! 検修・構内業務の全面外注化-組織破壊攻撃粉砕の新たな闘いに起ちあがろう。

千葉運転区・大木 孝さ んの強制配転を許すな!
千葉支社は同日、千葉運転区・大木孝前副支部長を幕張電車区に配転する事前通知を強行して いる。車掌区とのささいなトラブルを口実として1ヵ月にもわたる乗務停止を続けたあげく、「乗務不適格」のレッテルを貼り、運転士から降ろして幕張電車区 に強制配転しようというのである。
一体何をもって「乗務不適格」だというのか。
この背景にあるのは、強権発動を見せつけることによって、もの言わぬ運転士をつくりあげようという労務政策的意図だけである。「逆らえば運転士を降ろす ぞ、ちょっとしたミスでも運転士を外すぞ」という、全運転士への恫喝として今回の配転攻撃が強行されたのだ。
こんなやり方がまかり通れば、運転士はいつ乗務から外されるかも知れない不安と恐怖を抱きながら運転するしかなくなる。職場がこんな状態に置かれれば、運転保安などたちまち崩壊するするのは明らかだ。
われわれはこの不当配転を動労千葉への組織破壊攻撃の一環であると考える。乗務外し-不当配転攻撃と断固として闘おう。