「駅清掃の休憩所はあまりにひどい! 最低限のことは言っていくつもりだ」ーーCTS(清掃)で働くエルダー組合員の職場から ーーCTS南船橋事業所 山中茂男さん(木更津支部)

 

 多くのエルダー組合員が新たな職場で、新しい仕事について頑張っています。とりわけ劣悪な作業環境が問題になっている駅舎清掃の職場の現状について、CTS南船橋事業所で働く山中茂雄さん(木更津支部)に聞きました。

―― お疲れ様です。南船橋事業所の担当する仕事は。

 京葉線の千葉みなと駅~潮見駅まで計13駅の駅舎清掃です。俺は、去年7月に入って7カ月ちょい。現在は9駅を担当しています。海浜幕張駅は、とにかくお客が多くてたいへんだね。仕事にならない。異常だよ。トイレットペーパー補充だって一苦労。お客と一緒に並んで、空いたらパッと入れるとかいう感じだから。女性トイレもそういうふうにやるから変な目で見られるしね。「なんで男の人がいるの」と言われた人もいる。イベントなんかあったら、たまったもんじゃないよ。
 駅の仕事は一人仕事だから気が楽といえば楽だけど、でもお客との関係が一番大変だね。クレームとかがCTS本社にくるらしい。

―― 事業所全体の人数は。

 定数は49人だけど今は46人。毎月、休日勤務や勤務変更でやりくりしている。人が足りないときは副所長が現場に出ることもある。車両清掃だと人数が足りてなくてもやっちゃう場合もあるかもしれないけど、駅清掃の場合は一人仕事だからそれができない。欠員を埋めるので必死になっている。

―― 休憩所の現状は。

 とりあえず千葉みなと駅が一番ひどい。この写真をみてもらいたい。これ以上ひどいところはないと思う。
 高架下でコンクリも打ってない吹きさらしで壁もない。ほこりまみれ、砂まみれで風が吹いたらすごいんだよ。とにかく雨がしのげるだけだね。
 本社の連中が一回見に来た。「これ見て、どう思うんだよ」って言ったら「ひどいですね」とさすがに言ってたよ。水道や排水の工事は大変でも、コンテナハウスでもなんでも置いてくれれば全然違う。空間はいっぱいあるんだから、やる気になれば簡単なんだけどね。

これが「休憩所」?!

葉みなと駅の「休憩所」

階段下のスペース。高架下の吹きさらしの空間で壁もなく、下は舗装されていないので砂まみれ、ほこりまみれだ。
椅子(?右下)と荷物棚。電灯も荷物棚も最近つけたばかり。冬場は夕方近くになると真っ暗になる。

―― 一息つくのもここで?

 ここしかないからね。こんなとこだから夏は暑いし冬は寒い。いられないよ。最初のころは電気もないし、冬場なんか三時とか四時になると真っ暗になるんだよ。この電灯や荷物棚も最近ついたばっかり。

―― 想像以上です。冬場にこんなとこで飯食えなんて考えられないですね。

 そうだっぺ。俺も最初聞いたとき、冗談かと思ったもん。

―― 食事は?

 ここで飯を食ってる人もいる。俺も一回だけここで食べたことあるけどやめた。この駅の近くでは飯を食うところもないから稲毛海岸駅に移動して食べることにしてる。

―― 他の駅の現状は。

 似たり寄ったりだけど、ここほどひどいところはないね。新習志野駅は、ホームに乗務員詰所があって、そこを半分区切ってCTSが使えるようになった。そういうのがあればいいんだけどね。遠慮なく使えるから。
葛西臨海公園駅は畳三~四枚ぐらい、駅の一角をかこって机とイスが置いてあるだけの部屋がある。まだいいほうかな。いちおう飯が食えるから。エアコンはないけど、間仕切りで半分に区切った部屋だから、天井の開いた部分から「おこぼれ」でエアコンの冷気が入ってくる。
まあ少しづつは改善はしてる。ほんのちょっとづつだけどね。「今まではなんだったんだ」と思うよ。

 ―― 運転士から清掃の仕事についてどうですか。

 まあ大変だけど、そのつもりで来たからね(笑)。入った時期が夏だから。最初のころは暑さにやられて疲れたね。それと通勤がおっくうだったね。俺は、最初に佐倉に少し居ただけで、40年間ずっと木更津だったから。一度、仕事中にぎっくり腰やっちゃってさ。たいしたことなかったんだけど「どうしようか、まいったな」と思ったよ。こんなとこで一人で倒れてたら大変だよ。
でも、いまは仕事にも慣れてきたし時間が経つのも早い。ここに入って3キロ痩せたね。だから体が軽いよ。体も動かすし健康にはいいよ(笑)。スマホの歩数計で6~7キロは歩いてる。10キロ歩く日もある。平均で1万4千~5千歩かな。京葉線の駅も10両が入るから、結構でかいからね。

―― 最後に組合員にむけて一言お願いします。

 そんなに「変えていこう!」とか思ってるわけでもないんだけど、あまりにもひどいから最低限のことを言っているだけなんだけどね。事業所の人にも「会社にどんどん言えばいいじゃん」て言うんだけど、なかなか言えないみたいでさ。「なんかあったら俺が言ってやるから言ってこいよ」って言ってる 会社は俺のこと「うるさいな」と思ってるんじゃないの。
でもエルダーで働いて実感したのは闘わないと何も良くならないということかな。エルダーとしても闘うしかないですね。

 ―― ありがとうございました。頑張ってください。

複数の仲間への雇い止め通告、 徹底弾劾! CTS(千葉鉄道サービス)

 CTSは先週、無期雇用転換に関わる面接・判定結果(今年度後期分、約100名余り)を契約社員・パート社員に通知した。当該の動労千葉組合員(幕張支部、京葉支部、木更津支部)については、全員の合格=4月1日からの無期転換が確定した。
‎ しかしながらこの中で、他労組等の複数の職場の仲間に対して「不合格」が通告された。このままいけば、3月末で雇い止め=解雇されることになる。絶対に許すことはできない! 長年、現場を支えてきた仲間の首を、紙切れ一枚で切って捨てる会社のやり方に、怒りで一杯だ。

管理者の不祥事はモミ消すダブルスタンダード

 会社は「処分歴」などを問題にしているようだが、過去の処分を理由に解雇するなど、とんでもない話だ。仮に懲戒規定に当たるようなことがあったとしても、それは処分によって済んでいる話だ。正社員なら解雇にならないような事案でも、契約社員・パート社員は契約打ち切り=解雇するというのは、あまりにおかしいではないか。
‎ そもそも、JRから天下りしてきた各事業所の管理者の中には、過去にも、現在でも、数多くのセクハラ、パワハラ、現場労働者への恫喝事件などをおこしている者がいる。しかし、誰か「首」になった管理者がいるのか。管理者の起こしたことはモミ消し、勇気をもって声をあげた社員からの抗議や告発も無視するダブルスタンダードが、CTSでは平然とまかり通っているのだ。

明白な違法・脱法行為!

 本来なら5年を越えて、くり返し契約更新してきた労働者は、申請するだけで無条件に無期転換できる。会社は、これを一切、拒否できない。これが労働契約法で定められた「5年ルール」だ。無期雇用転換は、会社が「判定」したり「許可してあげる」ような恩恵ではなく、長年働いてきた労働者の権利なのだ。
‎ CTSは、この5年ルールをすり抜けるために、2年前に「限定社員試験」導入を狙った。これが現場からの抗議で撤回に追い込まれると、「無期転換の申請・面接・判定」制度を新設し、会社の気に入らない社員を雇い止め=解雇する仕組みを導入したのだ(2016年10月の就業規則改悪)。


全社員にかけられた攻撃だ

 これは一部の契約・パート社員だけの問題ではない。CTSで働く全ての労働者にかけられた攻撃だ。これ以上、CTSを「もの言えぬ会社」にしてはならない。
 こうした極悪の就業規則改悪に同意を与えたCTS労組、東労組の責任はあまりにも重大だ。仮に「問題」を起こした社員がいたとしたら、その人の雇用と生活を守るために全力をあげるのが、労働組合の最低限の存在意義ではないのか。
 今回の首切り通告は、労働契約法に違反し、5年ルールをすり抜ける脱法行為であり無効だ! 絶対に認められない。CTSは直ちに、雇い止め通告を撤回しろ!

 無期転換ルールとは、労働契約法の改正により、有期労働契約が反復更新されて通算5年を超えたときに、労働者の申込みにより、期間の定めのない労働契約(無期労働契約)に転換されるルールのことです。 無期転換申込権の発生後、有期契約労働者が会社に対して無期転換の申込みをした場合、使用者は承諾したとみなされ、無期労働契約が成立します(使用者は断ることができません)。  

*厚生労働省「有期契約労働者の無期転換ポータルサイト」より

JRは解雇撤回・団交開催しろ!新たなJR労働委員会闘争・署名運動へ 2・11国鉄集会に結集しよう!

 国鉄闘争の新たな段階へ進むとき

 安倍政権は「2020年新憲法施行」を掲げ今秋にも国会上程、来春にも国民投票強行へ突き進もうとしている。戦後70年の歴史を覆し、「戦争のできる国」への大転換を狙う攻撃だ。
 同時に「働き方改革」と称して、労働法制の最後的解体、「正社員ゼロ=総非正規職化、解雇自由」社会をつくろうとしている。地方では鉄道・学校・病院などの廃止が相次ぎ、地域そのものが打ち捨てる攻撃がかけられている。
 だからこそ、国鉄分割・民営化を曖昧にすることは絶対にできない。それは、すべての出発点が国鉄分割・民営化だからだ。
 分割・民営化以降、労働運動が力を失い、膨大な非正規職が生み出され、労働者の権利が次々に奪われていった。当時の首相・中曽根はのちに「国労をつぶし、総評・社会党を壊滅に追い込むことを明確に意識してやった」「お座敷を綺麗にして立派な憲法を安置する」とあけすけに語っている。国家的不当労働行為であり、改憲・戦争に向かう出発点だったのだ。全国で相次ぐ廃線も、分割・民営化の矛盾そのものだ。
 国鉄闘争はまさに現在の課題であり、闘いは何一つ終わっていない。この時代だからこそ、国鉄闘争の新たな段階に闘いを進めるときだ。

 JR労働委員会闘争開始を決定

 JR東日本は、われわれの3度にわたる申し入れに、「当事者ではない」「当事者に社員がいないから、団体交渉に応じるつもりはない」などと団交開催を拒否し続けている。昨年10月には団交に応じることを求めた労働委員会へのあっせんさえ拒否してきた。
 すでにJR不採用・解雇の基準自体が不当労働行為であることは最高裁で確定させた。その不当労働行為である基準の作成を指示したのがJR設立委員長の斎藤英四郎であることも暴き出した。87年2月12日の設立委員会第3回会合ではその基準が正式に決定されている。そして、国鉄改革法では、「JR設立委員会の行為はJRの行為」と規定されている。
 不当解雇の責任がJR自身にあることはもはや明らかだ。それにも関わらず申し入れも労働委員会のあっせんも拒否。絶対に許すことのできない不当な対応だ。これに対して、われわれはJRに解雇撤回・団交開催を求める労働委員会闘争を新たに開始する方針を固めた。
 また、元国労闘争団の仲間たちは1047名解雇撤回を貫き国労本部から組合員資格まで奪われた。そして、闘いを貫くために動労総連合に結集し、「1047名協議会」を結成した。
これまでのJR東日本に対する「解雇撤回・JR復帰」署名運動を拡大し、JR北海道、九州に対する署名運動が開始されている。
 2・11集会は、約4万筆に及ぶJR東日本に対する「解雇撤回・JR復帰」署名に加え、団体交渉開催・解雇撤回を要求するJR労働委員会闘争と署名運動、JR北海道、九州に対する署名運動の新たな出発点となる闘いだ。大結集で成功を勝ち取ろう。

2・21出向裁判控訴審 第1回に結集を

 2月21日、出向裁判控訴審の第1回裁判が行われる。10・10地裁判決は、「外注化・出向は合法」という結論ありきの、判決とも言えない判決だった。安倍政権の働き方改革と一体の、政治的意図に貫かれた判決だ。
 それは外注化阻止闘争が核心をついた闘いであることを示した。外注化粉砕、控訴審勝利へ全力で闘いに立ち上がろう。

◎不当解雇から31年 2・11国鉄集会
2月11日(日)午後3時30分~
船橋市勤労市民センターホール

◎出向裁判控訴審 第1回
2月21日(水)10時30分~
東京高裁825号法廷

第78回定期委員会 2月25日(日)13時~DC会館

全国の貨物職場から怒りの声を! 2018年・闘いの課題

本線運転士の高齢者対策確立

 貨物でも最大の闘いの課題は、「65歳まで安心して働ける労働条件」の確立です。何より本線運転士の高齢者対策が切実な課題となっています。年金満額支給が段階的に65歳となり、本線運転士を続ける以外に働き続ける選択肢がない状況です。千葉機関区では、このまま行けば本線運転士として60歳定年後の嘱託社員としての再雇用が3年後には10名、4年後は18名となります。(会社全体としても、5529名の社員の内、56歳以上が924名と17%を占めています)
 抜本的な仕業緩和、「標準数」の見直し、特休・年休が完全に取得できる要員体制等、今からそれを見据えた労働条件を確立していかなければなりません。本線運転士を降りることになった時の働く場の確保も重要な課題です。

人事・賃金制度改悪を許さない

 いま、「いよいよ本体業務の見直しに着手する時期を迎えている」「仕事の進め方や諸制度等を、全社をあげて抜本的に見直し、実行する」「グループ各社を巻き込んで業務改革を展開する」として、2017年から2021年までの5年間を対象にした「中期経営計画2021」が進められています。
 その重要な取り組みとして、経営統括本部総務部に、「新人事・賃金制度」を導入するための「人事制度改正推進室」が新設されました。
 「社員が働きがいのある会社にするための人事・賃金制度の刷新などを柱に取り組んでいく」としています。しかし、「生涯賃金をいっさい変えない定年延長」=ただ働きの強制、定年延長と引きかえの賃金ピーク制、若年の賃金を削り込む、成果主義を導入する=賃金による分断支配等の人事・賃金制度の改悪には、絶対反対の立場で闘います。

 新たな決意で18春闘総決起へ!

【18春闘重点項目】

①ベアゼロ回答打破!大幅賃上げ獲得へ。ベアゼロの連続は、なによりも青年労働者を直撃します。働けど働けど雀の涙でいいわけがない!
 全社会的にも、貨物会社でも、「嘱託社員」がいなければ業務が回らなくなるのです、堂々と、「人が足りない→それなら賃金上げろ!」と、闘おう!

②人事・賃金制度改悪との闘いにおける勝利の道は、これから起きようとしていること、真実を明らかにし、全国の貨物職場から怒りの声を上げ、日貨労の裏切りを許さない闘いをつくりだすことです。
 そのためにも、動労総連合の全国的建設=組織拡大の展望を切り開こう。

③千葉機関区への新規採用者の配置、今後の石油輸送など、将来展望の明確化。

④貨物における反合・運転保安確立=本線運転士の高齢者対策の確立。

 【例会にあつまろう】

 毎月の例会は、組合員の意思統一の場として大切なものです。身近な問題点、諸要求を持ち寄り、団結して闘い、誰もが安心・安全に働ける職場環境を整えなければなりません。
 「線路実態」、「指令の指示について」などの調査関係、「施設設備の改善要求」等、協力して頂いた結果を集約する場でもあり、また、本部貨物協議会、支部からの大事な報告や指示を伝える場でもあります。勤務者以外、全員の参加を訴えます。一人ひとりの知恵と力を結集し、展望と希望を切り開いていきましょう。
 当面、3月ダイ改、18春闘へ総決起を開始しよう!

分割・民営化による不当解雇から31年
2・11国鉄集会に総結集を!

2月11日(日)午後3時30分~ 船橋市勤労市民センター(地下二階ホール)

エルダー組合員 18年の闘いの決意—65歳まで働き続けられる労働条件、就労場所、生きていける賃金を!

組織拡大実現へ全力で闘おう!

 大量退職を迎える中で、エルダー組合員の闘いはますます重要になっています。エルダー職場の現状と闘いの展望を聞きました。(文責編集部)

―エルダーになった時期、職場を教えて下さい。
山田護(幕張支部長):昨年5月1日から幕張事業所の上回りに行きました。
繁沢敬一(京葉支部長):去年1月から、京葉事業所の上回りです。ちょうど丸1年です。
山田繁幸(木更津支部):昨年6月から千葉東事業所に行きました。今は西事業所と合併して千葉事業所になりました。
―本人希望の就労先を貫く闘いもありました。
山田繁:木更津を希望しましたが、千葉東を提示されサインを拒否して闘いました。いい加減なことをいってごまかそうとすることに一石を投じて波紋が広がった。最後は千葉東に行きましたが無駄じゃなかったと思います。木更津が固まるのを恐れて、何が何でも入れさせないという思惑が見て取れましたね。
繁沢:希望は車両の検修と清掃で希望を出したけど、はじめに提示の出た錦糸町は基本的に一般清掃でした。最後、引っくり返して京葉に行くことができました。プロパーも育ってないし、技術継承ができていない。それで希望している人間を検修に持っていかないのはおかしい。まだまだCTSで押し込む余地はあると感じてます。 生活できる賃金・労働条件を

―職場の状況はどうでしょうか?
山田護:作業内容は交番検査の上回りで、コック磨き、椅子、窓、カーテン、フィルター交換・清掃、運転室の各機器、ドア、ガラスなどです。パンタグラフのすり板製作もあります。
繁沢:仕事内容は同じような感じです。
山田繁:千葉事業所は駅清掃です。トイレ、ゴミ抜き、床洗浄、階段、手すりの磨き。ほかにグリーン車の椅子返し等。千葉駅はすごく大変。五井から千葉駅になった人は駆け足でやってると言ってた。それだけハードスケジュール。
山田護:同じ検修で千葉派出でも上回りを少しやっていたのですがやっぱりきついです。動きっぱなし立ちっぱなしで1ヶ月は体が持たなかった。労働条件が悪い。仕事も交番検査やってから臨時検査とかその逆とか。故障が出ても誰がどこをやったか分からない。おかしいといって作業分担を進めました。午前中に座る間なんてなかったけど、どうにかやれるようになってきました。
山田繁:千葉駅は人混みの中での作業だから、駆け足はかなり危ない。全体が終わらないとみんなが帰れないから、遅れないように駆け足になっちゃう。工事してるからホームや階段も狭い。ゴミ袋を持って真ん中は通れないからホームの端を通る。そこに電車が来れば運行妨害だって言われかねない。
繁沢:冷房フィルターのゴミを機械で吸い取ると、マスクはしててもホコリがすごい。詰め所の窓ははめ殺しで開かない。換気扇も一つで夏は暑い。CTSに要求するよう言ってもJRの管轄だから改善されてない。フィルターは1両に4個で10両だと40個。ほこりまみれの中で1時間以上はかかるよね。JRが粉塵の調査にはきたけど、検査結果は全然いってこない。
山田繁:こちらも夏は大変です。手を洗う所、顔を洗うところもない。汗をかいてもシャワーも浴びずに帰ることになるから電車に乗るのもすごい気を使う。
山田護:すり板製作に使う電蝕防止剤に発がん性物質が入っていた。安全対策もとられていなかったことを追及して、対策をとらせた。法律上の問題になるような仕事内容は当然やっちゃいけない。あとは休みが減って、給料が安くて、仕事が大変になった。60歳すぎたから組合運動もほどほどになんて、とんでもなかった。闘わないと殺されちゃう。まず食える賃金を確保すべき。手取りが8万7千円。ボーナスも夏冬あわせて14万円。どうやって生活しろというのか。ここで怒らないと労働組合でやってきた意味がない。これから続く人のためにもね。そういう怒りはうちの組合員だけじゃないと思う。来年度から手当やボーナスが多少改善されたのは、うちが最先頭で声を上げたのが一番だけど、国労でも東労組でも労働者だから怒りがある。会社の失敗は食える賃金を出さなかったことですよね。労働条件は悪いし、金は安いし、手当もない。年金が出ない上に税金もある。あまりにひどい。退職金も生活費に回さないといけない。もっと早くから本気で声を上げるべきだったなと反省しています。

 エルダー木更津配置をかちとろう

―来年度からエルダー本体雇用が始まります。
山田繁:駅清掃は大変だって話はみんな聞いてるし通勤の問題もあるから、運転士に残れるならって人は多いよね。
繁沢:清掃に行けばやったことない仕事だし人間関係も一からつくらないといけない。本体なら今までの仕事だし、人間関係もあるからね。ただ乗務員に残っても責任もあるし大変だと思うよ。
山田護:清掃でもCTSでも駅でも、年を取ってから通勤が大変っていうのが問題だよ。とくに外周区の人たちは、掃除は仕事も通勤も大変だから乗務員が良いと思うのも分かる。でも8万とか10万とかでお客様の命を守って今までと同じ仕事をしろって絶対におかしい。行ってすぐはともかく、1年たったらふざけるなって思うと思う。
繁沢:清掃のエルダーも動労千葉が中心で、文句言えるのも動労千葉だよね
山田繁:他の組合は、要求一つできないんだもん。エルダー組合員に「動労千葉から言ってくださいよ」って言ってくる人もいる。そういう意味では動労千葉が職場にいる意味は大きいよね。
山田護:本体雇用でも清掃にいっても問題があるしね。会社は労働者を舐めてるよ。やっぱり定年延長しかない。同窓会に行ったって、そんなひどいところはないって話になる。賃金は3分の2くらいで仕事は楽になって休みが増えてって。4月生まれだけボーナスが出ない会社もどこにもない。労働者のこと、部下のことを考えないで儲けばっかり考えてる会社に未来はないよ。
―外周区では木更津へのエルダー配置が焦点になっていまです。
山田繁:遠距離通勤を理由に退職した人がもう何人もいる。もともとエルダーがいたんだから、そこに穴を開けて入れさせたい。まず一人入れさせることだよね。
繁沢:転勤させろって人は清掃にも多いよ。エルダーの場合、就業規則上転勤がないけど、来年度からは転勤が入る。木更津で穴が開けられていれば、転勤で行かせろっていえるよね。勝浦とかからだと通勤も大変だよ。千葉より上りに行くしかない状況だもんね。
山田護:うちの職場でも通勤が大変で、清掃でいいから家の近くが良いという人もいる。幕張支部としても全力で取り組まないといけない。仕事がないわけがない。なのに行かせないっていうのは許せない。木更津で穴を開けないと他もいかない。エルダー担当としても幕張支部長としても、木更津にエルダーを入れることを全力でやっていきたい。

 「目の前の一人」の組織拡大を

―今年度は動労千葉エルダー組合員が60人で今後ますます増えていきます。エルダー組合員としての闘いの課題と展望をお願いします。
山田繁:まだ半年だから、周りは様子見という感じです。でも、聞く話は不平不満ばっかりだから、それを所長に要求するとかしていこうかなと。
山田護:上回りも清掃もうちの組合員がいって詰め所がおかしいとか、道具が必要だとか、労働条件を良くするためにやっている。みんなそれを見ていると思う。当たり前のことをやってるんだけど、他の人から見れば来てくれて良くなったって言ってくれる。
繁沢:京葉ではJRとも一緒に小集団活動をやってる。鉄道サービス関係で発表会もある。長崎に行って駅の清掃を見に行くとか。会社は何とかプロパーを取り込もうとしてるよね。一緒に仕事するから話もするし、組合の話もする。変な感情はないとは思うけど、まだ労働組合がどんなものってそこまで知らない。何となくは動労千葉が何をやってるかは知ってるだろうけど。
山田繁:いつも人は足りないし仕事は大変。その中で清掃部門の交流会が始まったのも良いと思う。何年か前はエルダーになったら一息つける感じだったけど、今はそうじゃないもんね。働いている以上、労働者である以上、職場の労働条件を良くするためには闘うしかない。今まで通りやっていきたい。
繁沢:京葉は構内が2人になって、清掃も上回りもいる。結構な勢力だよね。車両センターのエルダーは増えてくるから中心になると思う。眼の前にいるのはCTSのプロパー。プロパーの新採はみんな大卒だけど、給料が安くて先が見えない。辞めちゃうのもいる。そうすると、やっぱり動労千葉に入ってもらうしかないなと思いますね。
山田護:労働条件を良くするためにも、組織拡大をしていきたい。うちに来ることで、労働条件も職場の環境も良くなる。それはみんな分かってると思う。あと一歩ですよね。一人、二人が10人、20人につながる。やっぱり目の前の一人、仲間を作るために全力でやっていきたい。60歳になってもうちの組合で育って大人しくしてるわけがない。おかしいことはおかしいと言う組合だから。あと5年、全力で闘っていきますんでよろしくお願いします。

「国鉄1047名解雇撤回の旗を今一度高く掲げよう!」 2.11国鉄集会に結集しよう!

新年 争議団座談会

 髙石 今も、解雇撤回の闘いを続けていられるのは全国の皆さんの物心両面わたる支援があってこそですね。本当にありがとうございます。
 JR東日本は皆さんから頂いている「解雇撤回・JR復帰」を求める署名の受け取りを拒否し、団交にも応じない。絶対に許せない。 不当労働行為の張本人、斉藤英四郎は設立委員長だった。JR自身に関わる重大な問題だよ。「関知しない」なんて言わせないよ。
 中村(仁) 動労千葉物販や署名運動に対して全国の心ある方々が、我々に対する「解雇」に対して自分の事として思って頂いて闘ってくれた30年。すごい地平だと思いますね。 だから2012年6月の東京地裁白石判決で反動判決だけれど「不当労働行為」を認めさせ、2013年9月の東京高裁難波判決でも不当労働行為」があったことを認めさせた。
 そして、合計8回に及ぶ「解雇撤回・JR復帰を求める」署名の提出行動では10万1235筆を最高裁に突きつけ受け取らせた。毎回、最高裁前で旗を立てて組合員、支援の仲間が結集した。上告棄却は絶対許せないけど、労働運動の団結の成果としてやり抜けたことが大きいと思います。
 先日の全国運動の呼びかけ人会議の時に葉山弁護士から、不当な採用基準の作成に斉藤英四郎が関与していただけではなくて、85年2月12日に設立委員会で決議していたということが新たにわかった。とのお話がありました。
 JR東日本に対して新たな労働委員会闘争を申し立ての準備しています。解雇撤回JR復帰をJR東日本に強いてやります。労働者への不当な解雇は絶対許されない。その道筋をつくり出す闘いだと思います。
 髙石 今の民営化、非正規化は国鉄分割・民営化から始まった。それが間違っていたんだよね。
動労千葉争議団は中村君以外はとうに定年の年齢だけれど、60になろうが70になろうが不当に解雇されたんだから、解雇撤回・現職復帰(JR復帰)なんだよ。
 新たな労働委員会闘争を起こしてJRに団交に応じさせ「申し訳なかった解雇撤回し採用します」と言わせたいね。
 元国労闘争団だった北海道、九州、秋田の仲間が動労総連合に結集し、動労総連合1047協議会を結成したんだよ。動労千葉争議団と一体となって国鉄分割・民営化を糾弾し、解雇撤回をいっしょに推し進めて、労働者の誇りにかけて1047名解雇撤回の旗を今一度高く掲げて前進したいと思うんだよね。
 中村(仁 組合員が60才でエルダーとして外注会社で働いています。あまりにもひどい職場環境に声をあげています。今を変えて未来も変えて外注会社の労働者とつながる素晴らしい闘いをしています。非正規も正規もない同じ職場で共に働く仲間として団結をつくり出しています。
 2月11日には、国鉄集会が千葉の船橋で開催されます。組合員、全国の闘う労働者、そして今まで声をあげたいけどあげきれなかった人たちにぜひ参加して頂きたいと思います。全国の労働者とつながって、戦争と改憲、労働法制の解体に突き進む安倍政権に「NO」と声をあげましょう。

   国鉄分割・民営化で不当解雇から31年
 2・11国鉄集会     
 日  時  2月11日(日)15時
 場  所  船橋市勤労市民センターホール(地下2階)
 呼びかけ  国鉄分割・民営化に反対し、
       1047名解雇撤回闘争を支援する全国運動

 

2・4内房線と地域を守る会結成1周年集会の成功かちとろう! 館山商工会館 14時~

 2月4日、内房線と地域を守る会結成1周年集会が、館山商工会館で開催される。各支部から参加しよう。
 内房線と地域を守る会は、昨年1月、3月ダイ改での内房線切り捨てに反対して結成された。内房線では、特急列車が廃止され、昨年の「君津・木更津系統分離」により昼間帯の館山直通列車が廃止になるなど地域切り捨てが強行されてきた。 内房線と地域を守る会は、地域と鉄道を守る活動を続け、昨年5月以降、「JR東日本内房線の利便性及び安全性向上を求める署名」を呼びかけた。署名は5467筆が集まり、11月29日にはJR東日本・冨田社長と国土交通大臣あてに署名を提出してきた。国交省の寺田審議官から「人口減の中、地方の鉄道については地域と相談するのが一番いい形」との発言があり、JRも「しっかり受け止めていきたい」という対応がなされた。
 しかし、今年3月ダイ改では、13本の接続改善が発表されたものの、一方で館山~安房鴨川間1往復の削減、外房線では5本の列車削減が提案された。これは、房総南線のワンマン運転化や別会社化へ向けた攻撃だ。
 こうした中で内房線と地域を守る会は、南房総地域の5高校にアンケートの協力を要請した。その結果、2183人の学生から回答があり、その半数以上の1108人がJRを利用していることが明らかになった。
 しかも、今年3月ダイ改でJRが列車削減を行おうとしている館山から安房鴨川方面の駅を利用する学生が半数以上の62%、692人もいることが明らかになった。南房総地域の高校には、畜産・園芸・食品加工・医療・福祉等の科目があり、海洋科がある高校には船橋や市原から通学している学生もいる状況だ。
 内房線と地域を守る会は、将来の地域や産業を担う若者たちのためにも、地域と生活と鉄道を守りたい、そのためにもJRに地域の思いを伝え、より幅広い声を集めたいとの決意に燃えている。
 内房線と地域を守る会1周年集会に、全力で参加しよう。地域と鉄道を守るために声をあげよう。

3月ダイ改阻止へ

 JRが予定している3月17日のダイ改では、外房線でも5本の列車削減が提案されている。この5本の内の4本は、茂原や上総一ノ宮以南が切り捨てられている。まさに内房線で行われた「系統分離」ー「首都圏70㌔圏」以外の切り捨て攻撃にほかならない。しかもこれは千葉支社だけのことではない。JR東日本全体でも、青梅線や水郡線、北上線、五能線、奥羽本線、羽越本線、磐越西線でも「ダウンサイジング」と称して列車削減が行われようとしている。さらにワンマン運転も、八戸線、越後線での新規導入をはじめ、東北本線、信越本線、磐越西線、羽越本線、奥羽本線、男鹿線で拡大が狙われている。
 JRは、「地方創生」「地域の活性化」「地域の発展」などと言いながら、実際には地域の生活に必要な列車さえも会社の利益のために切り捨て、地域の生活を破壊しようとしている。
 JRの地域切り捨てを止めさせよう。3月ダイ改に対しては外房線沿線でも反対の声が巻き起こっている。地方切り捨てを許すな、地域住民と一体となって3月ダイ改を阻止するために立ち上がろう。
 2・4内房線と地域を守る会結成1周年集会をダイ改阻止闘争の第一波の闘いとして成功をかちとろう。

内房線と地域を守る会結成1周年集会
地域と鉄道を守るため、さらなる声と力を!
日 時  2月4日 14時~
場 所  館山商工会館 2階大ホール

JRは本人希望に基づきJR本体雇用、 エルダー出向の提示を行え! 

CTS木更津事業所へのエルダー配置は、まったなしの状況だ!

1月19日、動労千葉は、「動労千葉申4号」に基づき18年度のエルダー雇用に関して、JR千葉支社と団体交渉を行った。団交には、各支部代表や来年度のエルダー希望組合員が参加する中で行われた。

JR本体雇用は、要員需給問題としては考えていない?

組合 来年度の退職者数とエルダー希望者数、本体雇用希望者数を具体的に明らかにすること。
会社 退職者数は約230名で、系統別は次のとおりだ。エルダー希望者は、約9割で考えてほしい。
組合 運転関係の詳細はどうか。
会社 運転士25名、車掌40名、車両職5名、その他が10名の退職だ。
組合 JR本体雇用についてはどうか。
会社 現在、支社内で検討を行っている最中であり、詳細を回答することは控えさせてもらいたい。
組合 JR本体雇用を行う場合の選考基準等の考えからはどうか。とくに、面談でJR本体雇用とエルダー出向のどちらを優先するかを確認しているが、JR本体雇用を優先すると回答した者については、本体雇用を優先するということか。
会社 面談時の確認は、あくまでも丁寧に対応するとの 会社の姿勢の表れだと思ってもらいたい。
組合 丁寧に対応するということであれば、本人希望、とくに遠距離通勤の問題や親の介護の問題も含めて面談時に出ているはずだ。これまでも「通えない」という理由で泣く泣くエルダーを辞退した者も少なくない。そうしたことも含めて考慮するということか。
会社 一人ひとりの条件が異なることは重々承知している。通勤距離も見ながら調整を行っている。
組合 各区の要員需給はどうなっているのか。
会社 12月1日現在で次のとおりだ。

組合 標準数と比較して現在員数が52名の過になっているが、実際には病気や行事等による非稼働があり、実際に年休も入らないという職場もある。しかも、ライフサイクルも出している。このままいったら要員が回らなくなる。希望者全員を本体に雇用すべきだ。
会社 今回のJR本体雇用は、要員需給という考え方ではないことをあらためて回答したい。
組合 要員需給ではないというが、そもそもは車掌や施設関係の要員が足りないために本体雇用を行うことは本社も回答した。選別するための詭弁だ。
会社 確かに現場では退職者出るが、見習もいるので対応可能だと考えている。
組合 見習は10月頃一本になり、それからフォロー訓練を行うため、実際には年末頃からの運用だ。その間にも退職が続き、実際の要員需給を考えると回らなくなる。
会社 ・・・。
組合 最終的にいつ頃提示するのか。
会社 1月末頃には本体雇用、エルダー出向も含めて提示したい。

JRーCTSは木更津への配置を決断しろ!

組合 木更津へのエルダー配置については、この間も確認したとおり、CTSが「エルダーを配置する条件がある」と回答した以上、あとはJRが具体的に希望者の配置をCTSに要求するだけだ。JRとCTS間でどのような議論を行っているのか。
会社 JRとして木更津への配置は希望している。CTS側で調整を行っており、返事が返ってきていない。
組合 CTSが正式の団交で回答したことはJRも確認したはずだ。回答した以上CTSにその責任を取らさなければならない。JRもそれを踏まえて木更津へのエルダー配置を判断すべきだ。JRが配置を判断すれば出来るはなしだ。
会社 JRとしてもCTSにはその旨を話している。
組合 すでに1月中旬であり、今が判断の時期だ。木更津への配置は、待った無しの状況だ。配置することを確約してもらいたい。
会社 現在、CTSと調整している。配置することを確約するとの回答はできないが、 会社としても努力することは約束する。
組合 努力することは当たり前の話だ。具体的に配置ができるかだ。JR本体雇用、エルダー出向については、本人希望に基づき、早急に提示すること。
会社 組合側の主張は理解した。

ー以  上ー

3月ダイヤ改悪阻止で闘おう!

『労働者の団結が大事だネ』

3月ダイヤ改悪阻止で闘おう!

関 執行委員 花崎 木更津支部長 渡辺 鴨川支部長

 本日は、鴨川支部新支部長の渡辺雅幸さん、木更津支部新支部長の花崎さんに新支部長としての思いと、3月ダイヤ改正へ向けた決意を、新本部執行委員で千葉転支部の関が伺いたいと思います。三人とも運転士を40年近くやって来ているのでその目線で進めていきたいと思います。
二人は、もとは館山支部の出身ですね。

花崎 渡辺さんがひとつ先輩です。あの時に館山運転区廃止絶対反対で闘ったから今があるんだよ。
私は、木更津の職場労働者を組合も超えて、まとめてゆけたらなと思っています。

渡辺 平成採の乗務員は問題と思うことをあきらめている感じだね。運転士は、列車の先頭で、ひとりで多くのお客様の命を預かっている。労働者としてプライドを持って働いているんだよ。自信を持って働いているんだよね。自分さえ良ければとか、会社に団結させないようにされているよね。

 千葉運輸区のライフサイクルから帰ってきた人は、最後まで運転士で終わりたいと思っている。動労千葉がいなくなったら運転士として苦情を言う人がいなくなってしまうっていってるよ。

花崎 俺たちが会社にものを言うのは、そこで働く乗務員全体の問題だと思っているからだよ。会社は安全を言うけど本当はないがしろにしている。安全は労働組合が声をあげて守っているんだよ。労働者の団結が大事だよね。

渡辺 鴨川支部もエルダーを含め00名になった。60からのエルダーに地元に仕事がないんだよ。日勤で千葉から先に通うのは本当に大変だよ。新提案でエルダー運転士が出たけど、しっかり会社に道筋を作らせる事をやらせなきゃいけないね。 また、この春のダイ改の提案で外房線の切り捨てが昨年の内房線と同じで地域無視で提案されているんだけど、絶対許せないね。一ノ宮から下の住民はどうでもいいのかよって思うよ。本部といっしょに地域と繋がる闘いを鴨川支部も頑張ります。

花崎 木更津も内房線がまた削減されるんだけど、地域の住民の人たちは本当に困っているんだ。いっしょになって闘います。 そして職場の合理化、外注化を組合員といっしょに全力で闘い、その姿を見て清水の舞台から飛び降りて動労千葉に来てれる組織拡大を実現したね。動労千葉はその人たちを絶対守りますよ。

 みんな年齢を感じているけど、乗務員としては60を目標に頑張りたいね。エルダーにゆく人がほとんどなんだけど、渡辺さんからあったように、運転士エルダーの件で、組合差別があるような事を絶対させちゃいけないしそんな事があれば動労千葉の総力を挙げて闘うよね。俺も北嶋の後に続く組織拡大を実現すべく頑張りますよ。
ありがとうございました。

新春インタビュー(鈴木 乗務分科会々長) 

明けましておめでとうございます。
昨年「系統分離」と称し、本格的な「80キロ圏直通運転構想」に基づく攻撃が開始されました。
本年以降、更なる系統分離攻撃が加速されることが懸念されます。営利最優先施策によって ローカル線切捨てはもとより施策推進による乗務員をめぐる労働条件の悪化が進み、安全、運転保安確立にむけて団結して取り組みましょう。

 

分割・民営化による不当解雇から31年 2・11国鉄集会に総結集を!

2・11国鉄集会

2月11日(日)  午後3時30分~
船橋市勤労市民センター  
(地下二階ホール)

 すべての組合員のみなさん!1987年2月16日、この怒りの日を忘れることができるでしょうか! あいまいにすることができるでしょうか! 国鉄の分割・民営化に際して、動労千葉12名、全国で7000名に及ぶ国鉄労働者に対して新会社への不採用=解雇通知が行われた日です。今年で丸31年を迎えます。

新たな労働委員会闘争へ

 1047名解雇撤回闘争は、31年間の闘いの中で、ついに15年6月、不採用基準の策定自体が不当労働行為意思の下に作成されたことを最高裁に明確に認定させました。その基準作成を命じたのが、JR設立委員長の斉藤英四郎であったことを明らかにさせたのです。井手や葛西などの国鉄幹部とJR設立委員長が謀議をめぐらして関与していたのです。
一方、JR東日本は、動労千葉からの申し入れに対して「当事者ではない」「(井手文書については)関知しない」等といって、団体交渉や労働委員会の斡旋から逃げ回っています。しかし、JR設立委員長が関与していた以上、JR東日本が当事者であることは逃げようのない事実です。やましいことがなければ、正々堂々勝負すべきです。今、動労千葉は、団交開催・解雇撤回を求める新たな労働委員会闘争を準備しています。

今こそ問う、国鉄分割・民営化とは

絶対にあいまいにしてはならないのが、「国鉄改革」を「錦の御旗」にして、1987年に強行された国鉄の分割・民営化攻撃です。これは国鉄という一国有企業の民営化ではなく、日本の社会全体に新自由主義を導入する攻撃として始まったのです。
なによりも、国鉄の分割・民営化は戦後史最大の労働運動解体攻撃であり、戦後最大の首切り攻撃です。この攻撃が始まった1981年から、87年の分割・民営化までの6年間に20万人以上が職場を去り、200名をこえる仲間が自ら命を絶ちました。
その過程で24万8千人いた国鉄労働組合が4万人余りに激減し、国鉄労働運動という中心を失った当時の全日本労働組合総評議会(総評)という日本のナショナルセンターが自ら解散したのです。労働運動の後退の中で、労働者の権利と生活がどんどん破壊され、貧困と格差が拡大し、今日の2000万人労働者の非正規職化という時代に至っているのです。

新たな1047名解雇撤回闘争へ

 限度を超えた雇用破壊、競争原理の強制、社会保障制度の解体、地域社会の崩壊、貧困の蔓延など、いま改めて国鉄分割・民営化が社会全体の問題となっています。
こうした中でJR東日本は、第3の分割・民営化攻撃として、外注化の異次元の拡大、水平分業=別会社化と転籍、「人口減少時代における未来の選択」「選択と集中」「戦略的ダウンサイジング」の名の下に地方ローカル線を全面的に切り捨て、そこから始まる医療・教育などの社会的大リストラへと突き進んでいます。
これは、安倍政権の「働き方改革」―総非正規職化に向けた攻撃そのものです。JR東日本が、社会全体の大転換、労働運動のさらなる解体・再編を狙う安倍政権の突撃隊になっているのです。
全国運動と動労千葉は、国鉄闘争の怒りの原点から労働運動の再生と変革をめざし、改憲や労働法制の解体、民営化や雇用破壊と闘うために、2・11集会から新たな国鉄1047名解雇撤回闘争を開始します。国鉄闘争の勝利へ、全組合員の総結集を訴えます。集会の大成功をかちとろう!

闘春 新支部長あいさつ 3月ダイ改阻止!反合・運転保安確立、定年延長を!

 分社化・転籍攻撃粉砕! エルダー雇用の場の確保を!

 佐倉支部長 坂尾 誠 

 明けましておめでとうございます。12月5日の第7回支部大会で支部長に選出されました。よろしくお願いします。
 「エルダー新提案」は水平分業が前提、グループ会社への出向が原則と明記しているように、大量退職によって欠員が生じる職種には一時的にJR本体雇用を行いつつ、労働者を分社化・転籍に追い込んで外堀を埋める攻撃です。われわれの闘いは、外周にエルダー社員の雇用の場を確保と「本体雇用拡大」ではなく定年を延長し、65歳まで働き続けることの出来る労働条件の確立を目指す闘いです。
 安倍政権による「働き方改革」―労働法制、8時間労働制解体攻撃と対決し、労働運動の復権を目指してストライキを含む闘いを配置して18春闘勝利を目指します。大幅賃上げ獲得を目指すとともに、乗務手当廃止絶対反対、分社化・転籍攻撃粉砕、3月ダイ改阻止に向けた最大の焦点と位置づけ全力で闘います。
 佐倉支部は他の支部と協力して闘っていきたいと思いますので互いに頑張りましょう。

 ローカル線切り捨て・労働強化許すな!

 銚子支部長 伊藤 彰 

 明けましておめでとうございます。
 大量退職をむかえ、エルダー問題が大きな課題となっています。地域に就労先が無いとの理由から、遠距離通勤を選択せざるを得ない現状があり、外周区の組合員にとっては切実な問題です。昨年、「エルダー業務枠拡大」の提案がありましたが、われわれが望むことは、定年を延長し、JR社員として安心して65歳まで働くことです。今後も、会社に対して求めていきたいと思います。
 この間のダイ改の度に行われているローカル線切捨て施策は、内房線、久留里線で行われ、そして、次期ダイ改では外房線においても事実上の「系統分離」が行われようとしています。成田線においても、すでに昼間時間帯において成田駅にて折り返し行路が組まれています。この事態は、ローカル沿線住民の利便性の低下と労働強化を伴うものであり、管内に波及するものと捉えなければなりません。
銚子における乗務行路は、1日平均7時間を超え、他区に比べても突出しています。他支部と同様に、行路内容も含めて改善を要求していかなければなりません。
 銚子支部は、利潤のみを追求した「80キロ圏直通運転構想」に反対し、定年延長による65歳まで働くことのできる労働条件の確立、安全・運転保安確立をめざして取組みたいと思います。

問題点や矛盾の集中を団体交渉の先頭に

交渉委員 青山 浩   

 9月の大会で交渉委員に選出された津田沼支部の青山です。宜しくお願いします。
現在、JRでは、ダイ改が行われるたびにロングランや長時間拘束が強制され、ハンドル率も上がるなど、運転士の労働条件は非常にきつくなっています。
 また、一方では、地域の切り捨てが進んでいます。昨年は内房線での系統分離が強行され、今年は外房線でも5本の列車を削減する提案が出されています。
さらに、エルダーの関係では今年から本体雇用によりエルダーで本線を運転するというこれまでにない状況になります。
 当面、3月のダイ改に向けて団体交渉が行われることになります。団交では、各支部の組合員の皆さんが、現場で感じていること、行路の問題点や矛盾、改善が必要な内容を具体的に明らかにし、会社側を追及していく必要があります。現場からの意見無しに会社との団体交渉は成り立ちません。
 反合・運転保安確立、行路緩和、地域切り捨ての3月ダイ改粉砕に向けて頑張りましょう。

新年のあいさつ 反対同盟 弁護団 OB会 家族会

闘春

2018年弁護団の念頭のご挨拶
動労千葉弁護団長 葉山岳夫

 朝鮮戦争が切迫しています。そして、安倍政権は、憲法9条に自衛隊の保持を付け加えるという、憲法9条を空文化する改憲攻撃を強行しようとしています。朝鮮戦争と9条改憲、共謀罪、そして反動労働法制は、一体の攻撃です。朝鮮戦争は、核戦争です。この戦争の開戦を絶対に阻止しましょう。
 国鉄分割民営化の破綻は、今や明らかです。新自由主義安倍政権とJR資本は、第二、第三の分割民営化というべき外注化、分社化、JR会社の持ち株会社化を狙っていますがこれに対する反合理化運転保安闘争の正しさは、ますます明らかです。昨年10月の東京地裁判決は、裁判の態をなしていない反動判決です。絶対に粉砕しましょう。
 正規職、非正規職の分断を乗り越えて団結し、外注化、分社化と闘う労働者の連帯を造り出し、1047名解雇撤回闘争の一環として労働委員会闘争をも闘おうとしている動労千葉の皆さんの闘いに敬意を表明させて頂きます。今年こそ、安倍を倒し、朝鮮戦争と改憲を阻止して、反動労働法制をくい止める闘いの正念場です。弁護団は皆さんと連帯して徹底的に闘います。頑張りましょう。

 団結した力で闘えば勝てる
動労千葉OB会長 永田雅章

 2018年を迎えて安倍政権は、2020年に向かって北朝鮮問題を口実にした防衛費増大、天皇代替わり儀式、オリンピック等で国民の目先を変えて改憲―戦争国家づくりに突き進んでいます。
 労働組合が解体された結果として、分割・民営化の破綻として北海道・四国・九州のJRの現実や、新幹線のあわや大事故になるような運転保安無視の安全崩壊や、リニア中央新幹線の不正受注談合の腐敗等、世の中いつ何が起きても不思議ではない時代を迎えました。
 そうした中で団結して闘った成果として、出向裁判でのJR・裁判所が一体となった外注化―出向・転籍攻撃にも、組織拡大すれば勝てるという反撃の闘いが進んでいます。
 また集中と選択という形での地域の切り捨て・破壊の攻撃に対して「内房線を守る会」を結成して住民の決起が始まっています。
 労働者が力を取り戻して団結して闘えば勝てるという闘いこそ4月1日の無期転換の闘いだと思います。CTSでは、全員の無期転換を勝ち取ろうとしています。450万人の対象者の職場や地域の仲間に訴えて、雇い止めを阻止して組合に加入して無期転換を勝ち取り色々な権利を行使して職場環境や労働条件の向上を実現しましょう。2020年の改憲阻止へ1歩1歩着実に足元を固めて動労総連合と合同労組の点、線、面への拡大に向けて闘いましょう。動労千葉OB会は組合員と共に闘います。

  鉄道の安全が心配
動労千葉家族会長 山田

 破断寸前の台車で走っていた新幹線、相次ぐ事故…外注化のしわ寄せが軋みを上げているようです。鉄道の安全が心配です。内房線に続いて外房線でもローカル線の切り捨てが始まろうとしています。昨年のように地元と一緒に声を上げれば、それを押し止める大きな力になると思います。また、年金が出ないなかで定年を迎えた多くの人が再雇用で働いています。退職年齢の引き上げをなんとしても実現したいものです。
 キナ臭い動きのなかで改憲が叫ばれています。森友・加計疑惑の中心でもある安倍政権に私たちの未来は託せません。親組合とともに今年もがんばります。好評だった料理教室を今年も行う予定です。
本年もよろしくお願いいたします。

新たな北総反乱の年に 

  三里塚芝山連合空港反対同盟

 2018年の年頭にあたり闘いの勝利に向けたあいさつを申し上げます。
本年は私たちが動労千葉と築いてきた労農連帯の力を存分に発揮して、安倍政権による戦争と改憲攻撃をうち破る決戦の年です。昨年、皆さんが次々と新たな地平を切り開いたように、三里塚闘争も大きな前進を実現しました。最高裁で決定した市東孝雄さんに対する農地の強制執行を、動労千葉をはじめとした全国の労農学市民の力で阻み続けています。さらに、この闘いと結びついて、国土交通省・NAAによる「成田空港機能強化案」強行を許さない闘いを、燎原の火のように拡大させています。数万に及ぶ騒音下住民の怒りの声で、「強化案」は承認の見通しすら立ちません。強制執行阻止の決戦と周辺住民の決起がついに合流を開始しました。まさに新たな北総反乱の開始です。
2018年、私たちは「決戦本部」を先頭にして市東さんの農地を守り、現地をめぐる闘いの陣形をさらに拡大しながら、戦争と改憲攻撃を許さない決戦の大きな一翼を担うべく闘います。動労千葉の闘いと三里塚闘争の新たな爆発こそ、安倍政権を打倒する力です。共に闘いましょう。
3・8請求異議裁判闘争へ! 4・1三里塚全国集会へ!

三里塚 新年デモ&団結旗開き/ 追悼 中江昌夫 顧問

三里塚
 新年デモ&団結旗開きで決戦の火ぶた切る

新年デモの前に東峰神社でしめ縄飾り
旗開き最後の団結ガンバロー

 1月8日、三里塚芝山連合空港反対同盟は新年デモと団結旗開きを行った。
 10時から、市東さん宅南の東峰開拓組合道路で集会が始まった。動労千葉からは渡辺執行委員がマイクを握り、昨年に横芝光町で開かれた空港機能強化案の説明会で、住民として徹底弾劾の闘いに立ったことを報告した。集会後、120人でデモを貫徹した。
午後1時、成田市内のレストランで団結旗開きが150人の参加で開かれた。冒頭、東峰の萩原富夫さんが「闘争宣言」を読み上げ、市東さんの農地を守り抜き、第3滑走路・空港機能強化策を粉砕し、安倍政権の改憲・戦争への動きと真っ向から闘うことを宣言した。そして、空港機能強化粉砕にむけて3・4芝山現地闘争と、市東さんの農地強制収用を許さない3・8請求異議裁判闘争を3月決戦として闘い、4・1全国総決起集会に攻め上る方針を明らかにした。続いて市東さんが「1年を力強く闘い抜きます」とあいさつし、乾杯の音頭を取った。
 連帯のあいさつの最初に動労千葉の田中委員長が立ち、52年の不屈の三里塚闘争が存在する巨大な意義を確認し、労農連帯を一層強化して進むことを誓った。関西生コン支部の西山直洋執行委員は、昨年12月近畿一円のミキサー車、バラセメント車を止めたゼネラルストライキの勝利を報告し、三里塚と連帯してストを武器に闘う決意を述べた。
 最後に太郎良さんの音頭で団結ガンバローを三唱。2018年の勝利を固く誓い合った。

追悼 中江昌夫 顧問

 昨年の12月29日、動労千葉顧問の中江昌夫さんが、肺炎のため亡くなられた(享年87歳)。
1月4日~5日の葬儀には地元の町内会はじめ多くの人びとが参列し故人を偲びました。
 中江さんは、1959年機関車労働組合から動力車労働組合に名前を変えてから20代で動労中央執行委員を務め、動労本部の書記長、副委員長を歴任しました。
 1979年動労千葉が動労から分離独立したときに、中江さんは「動労は変質した。私は動労千葉と共に歩む」と副委員長の要職を投げうって本部からの決別を決断しました。そして全国各地の地方本部にオルグで飛び回って動労大改革、闘う労働組合の再生を訴えた大先輩でした。そして船橋市民の会を立ち上げ、船橋市議会議員を5期務め、市政では反核平和都市宣言の実現や船橋文学賞の創設などに貢献しました。

1983年船橋市議会議員選挙で立候補者76名中、堂々4位で初当選した。 

そして動労千葉顧問、国鉄闘争全国運動の呼びかけ人として、ともに闘いの道を歩んできました。
 中江さんは、労働運動家であり政治家であるとともに「月鈴子」の俳号を持つ俳人でもありました。
 中江さんの遺志を受け継ぎ、闘う労働組合を甦らすために奮闘することを決意します。

「ワンステージアップのワンダフルな闘いを」2018年団結旗開き開催(1/6)

 動労千葉は1月6日、午後1時からDC会館で団結旗開きを開催した。
 冒頭、昨年4月に逝去された水野顧問、昨年末に急逝した中江顧問に対し全員で黙祷を捧げた。
 大竹副委員長の開会あいさつ、昨年の本部執行委員に就任した関和幸君の司会で進められ、田中委員長から新年の挨拶が行われた。
 来賓挨拶に、三里塚反対同盟から萩原富夫さんが「農地を守る闘いと、機能強化案粉砕の闘いを貫きながら、安倍政権による戦争・改憲を阻止する闘いの一翼を担う」と決意を表明した。動労千葉弁護団の葉山弁護士が「強制出向無効確認訴訟の東京地裁の反動判決粉砕と、1047名解雇撤回の新たな労働委員会闘争を軸に、弁護団は徹底して闘う」と訴えた。家族会の山田会長と田中委員長による鏡開きの後、OB会の永田会長の音頭で乾杯!
 ひき続き、情報労連千葉県協議会・鈴木議長、新社会党千葉県本部・鳰川書記長、支援する会・山本事務局長のあいさつに続いて、家族会・山田会長が「今年はワンステージアップし、ワンダフルな闘いを」と訴えた。
 第2部では、北嶋副委員長の司会で進められた。動労総連合から動労水戸、動労連帯高崎、動労神奈川、動労東京が決意を語った。続いて鈴木コンクリート分会・吉本書記長、ス労自主・山川書記長、婦民全国協、星野全国再審連絡会議の星野暁子さん、都政を革新する会、全国水平同盟、ちば合同労組、ユニオン習志野、全学連などから熱い連帯のアピールが続いた。
 これに応え、動労千葉争議団、動労千葉の各支部と青年部の代表がそれぞれに組織拡大の決意を語った。最後に本部を代表して川崎書記長が「貨物とCTSを軸とした18春闘に立ち、なんとしても動労千葉ー動労総連合の組織拡大を」と熱く訴えた。
 最後に、恒例のビンゴ大会で盛り上がった後、インターナショナルを合唱し、団結ガンバローで終了した。

田中委員長の新年の挨拶(要旨)

 昨年末に中江顧問が急逝した。動労千葉の分立・独立の過程で動労大改革を訴え全国オルグに回った中江顧問、この時代にこそ、中江顧問のように自分の組合、地域を超えて闘う労働組合をよみがえらせるために力を尽くすことが必要だ。  安倍政権は戦争の危機をあおりたて、改憲に向けた具体的な政治過程を強引に進めようとしてる。「戦争だけは二度としてはならない」が戦後日本労働運動の原点であり、「改憲阻止」は最大の攻防点だった。その中心に国鉄闘争が闘われた。
安倍政権は、通常国会に「働き方改革関連8法案」を提出し、「正社員ゼロ(総非正規職化)、解雇自由」社会をつくろうとしている。
 JRでも分割・民営化以来の大再編=「第3の分割・民営化攻撃」が始まった。大量退職という現実を逆手にとって、再雇用の場をめぐって労働者同士を蹴落とし合わせ、「水平分業」=分社化・転籍を自ら認めざるを得ない状況に突き落とそうとしている。さらに「選択と集中」の名の下に地方路線の全面的な廃線化攻撃、職場では極限的労働強化、グループ会社を含む例外なき大再編―賃金・雇用・労働条件の最底辺化が進められようとしている。
 昨年の11月集会での「改憲阻止!1万人大行進」は新たな挑戦だった。動労千葉は小さな力だが、われわれ自身の改憲・戦争阻止闘争を何としてもつくりあげたい。それと一体で、労働法制改悪阻止の闘いを全国に呼びかけたい。
 ローカル線切り捨ての3月ダイ改と対決し、地域で運動をつくり出そう。組合員の希望に沿ったエルダー職場の確保を闘いとろう。無期転換されても最低賃金という現実を打ち破るためにCTS春闘を全力で闘おう。国鉄1047名闘争をめぐっては「JRは団交に応じ解雇を撤回せよ」という労働委員会闘争に新たに踏み出す。福島切り捨ての最先頭に立つJRが強行している常磐線全線開通の攻撃と全力で対決する。
2018年を動労千葉の新たな組織的展望を切り開く年にしましょう。

新春インタビュー(下)   田中康宏委員長に聞く 民営化・外注化・雇用破壊と闘おう! 1047名解雇撤回! 常磐線開通阻止!

3月ダイ改阻止―18春闘へ!

■国鉄・JRにおける闘いの課題は何でしょうか。

 当面、春闘~3月ダイ改の過程を次の4つの課題を掲げて闘いぬく決意です。
第1にJR本体における闘いですが、《3月ダイ改阻止・運転保安確立》と《エルダー再雇用をめぐる闘い》を一体のものとして全力でやりぬくことです。昨年末、今度は外房線を削減するダイ改提案が出されました。内房線もさらに一往復削減する。すでに2月4日には館山で内房線と地域を守る会の集会が予定されており、外房線でも組織化が始まっています。
 またダイ改をめぐってはJRと東労組の対立がますます泥沼化しています。革マルすら使い捨てようというのが第3の分・民攻撃です。
 さらに昨年末、東労組は「エルダー制度本体雇用枠拡大」の修正提案を妥結しました。「会社はエルダー本体雇用拡大を効率化施策と一体で進めようとしている」と反発していながら、「効率化施策」なるものの具体的な内容が何なのか、一体どうなったのか等について全部隠したまま妥結しました。「水平分業」化に向けた重大な裏切りが準備されていることは間違いありません。
 しかしいずれにしても、これをもって事態は1月下旬と言われている来年度退職者の再雇用先提示に向けて動き出します。直ちに闘争体制を確立し、分社化・転籍攻撃粉砕、65歳まで働き続けることのできる職場と労働条件確立に向けた闘いに突入します。
 JR貨物でも、「生涯賃金をいっさい変えない定年延長」という人事賃金制度改悪攻撃が動き出しています。千葉機関区の現状は、「動労千葉対策」のために30年以上新採の配置がない不当な労務政策の中で限界状況を迎えています。今年は貨物も大きな勝負の年になります。

無期転換闘争の継続を

■18春闘はCTSが大きな焦点ですね

 そうです。JRにおける第2の課題が、無期転換問題を最大の焦点としたCTSにおける闘いです。CTSでは4月1日に丸5年を迎える仲間が2百数十人。昨年秋に上半期分については全員「無期転換」が通知されていますが、下半期分は1月中旬通知予定です。団交では全員の無期転換を確認していますが、実際に通知が出るまで息を抜かない。そして、全員の転換が実現したら新たな闘いを開始します。今度は究極の目標である非正規職撤廃に向けて、最低賃金レベルの現実をこの春闘で、絶対にひとつでも打開する。そのために組織の総力を尽くします。無期転換闘争の断固たる継続です。
 それはCTSだけの問題ではありません。450万~2千万人の問題です。だから、無期転換に挑んだ2年間の経験と闘争継続の決意をリーフレットにして全国に訴え、ちば合同労組と共同で「無期雇用転換問題連絡会」(仮称)を立ち上げて発信するような新たな挑戦も開始したい。 何よりも、この闘いを通して組織拡大の展望を切り開く。それは分社化・転籍攻撃を粉砕する決定的な課題でもあります。

■第3の闘いの課題は1047名解雇撤回闘争ですね。

 団交を拒否し続けるJR東日本に対して新たな労働委員会闘争を申し立てる決意です。「不採用基準」の策定そのものが不当労働行為であったことが最高裁で確定し、しかもそれを作成するよう命じていたのが、旧国鉄側ではなくJR設立委員長であったことが明らかになったのです。にも係わらずJRは「関知しない」などと言って団交を拒否し続け、労働委員会のあっせんも拒否しました。改憲と戦争が問題になるこの時代だからこそ、もう一度「国鉄1047名解雇撤回」の旗を高く掲げたいと決意しています。
 そして、国鉄闘争の第4の課題が、動労水戸の仲間たちが先頭を担っている常磐線全線開通反対闘争です。この4つの課題を掲げて、国鉄闘争が労働運動再生、戦争反対の闘いの先頭に立つことが求められています。2・11国鉄集会を新たな国鉄闘争の闘いの宣言の場としてかちとろう。

■そうしたすべての課題を組織拡大に結びつけていくことが最大の課題ですね

 そうです。大量退職問題を逆手にとった組織破壊攻撃―第3の分割・民営化攻撃と断固として対決し、組織拡大を実現することです。「すべてを組織拡大の視点から」「職場闘争なくして組織拡大なし」「反合・運転保安闘争なくして組織拡大なし」です。闘いの条件は煮つまっています。2018年を動労千葉の新たな組織的展望を切り開く年にしましょう。

新春インタビュー(上)   田中康宏委員長に聞く 改憲阻止!労働破壊許すな! 勝負の年、2018年を闘いぬこう!

改憲に突進する安倍政権

■きょうは新たな年の課題をお聞きします

 あけましておめでとうございます。
私たちは、戦後70余年の歴史の最大の分岐点に立っています。トランプと安倍は戦争の危機をあおりたて、朝鮮半島への軍事行動にのり出そうとしています。
発展の余地を失った帝国主義の危機が三たび戦争を現実化させようとしているのです。安倍政権の腐敗と反動的突出ぶりは目に余るものです。戦争法や共謀罪制定に続いて「敵基地攻撃能力確立」を叫んで巡行ミサイル等の配備を進めようとしています。労働運動はこの戦争の危機を止めるために全力を尽くして闘わなければなりません。

■安倍政権は憲法改悪に突き進んでいます。

 安倍政権は改憲に向けた具体的な政治過程を強引に進めようとしています。ついに戦後70年以上できなかった攻撃に踏み出したのです。憲法は国の基本法です。安倍政権は戦後的なものを解体・一掃して「戦争のできる国」をつくろうとしているのです。
 2020年に新憲法を施行するとすれば、今年にも発議して国会を通し、19年の参院選には国民投票に持ち込まなければならない。そのために再び天皇を前面に登場させて、あるいはオリンピックを徹底的に利用しようとしています。

■その一方で、政権の腐敗は止まるところを知らず、安倍政権は危機に揺らいでいます。

加計・森友だけでなく、リニア新幹線をめぐる巨額談合も、スパコンの問題も全部安倍政権の側近の手によるものです。腐敗は極まっているとしか言いようがない。しかし、もっと重大な危機が迫っています。今年、日銀が買い続ける国債総額がついにGDPを超えるのです。その額500兆円! 異様な光景です。誰もがこんなことはいつか崩壊すると分かっていながら買い続けるしかない。これが出口を失った安倍政権の現実であり、戦争や改憲を現実化させている根底にあるものです。

■労働運動にとって勝負のときですね。

 「改憲阻止」は、戦後日本労働運動の一貫とした最大のテーマであり、攻防点でした。「戦争だけは二度としてはならない」が原点だったからです。とくに、国鉄分割・民営化攻撃が改憲を目的とした戦後最大の労働運動解体攻撃であったことは周知のとおりです。日本の労働運動にとっては70余年の歴史のすべてが問われる決戦を迎えようとしていることを意味します。安倍政権は連合の中に手を突っ込んで、改憲推進の旗を振らせようとしています。しかし、この攻防の渦中からこそ、労働運動の再生が始まるのだということに確信をもって闘いぬく必要があります。

 「働き方改革」の正体

■安倍政権は、それと一体で、戦後労働法制破壊の最終段階ともいうような攻撃をかけています。

 通常国会に「働き方改革関連8法案」を提出しようとしています。また、「無期雇用転換」をめぐって起きている非正規職労働者の膨大な解雇、無期転換逃れの脱法行為、最低賃金の名ばかり正社員化等の現実の中にこそ、安倍政権が掲げる「働き方改革」の正体が鮮明に示されていると言っても過言ではないと思います。要するに「正社員ゼロ(総非正規職化)、解雇自由」社会をつくろうとしています。果ては「雇用契約に基づかない働き方」と称して、労働者を労基法も労組法も適用されない個人請負事業主にしようとしている。それに加えて、社会丸ごと民営化だとか、社会保障制度や医療・医療保険制度の解体が進められ、「国家にとって役にたたない」と称して地方が叩き潰されようとしています。
でもすべてが限界です。この10年で生産年齢人口が1千万人減り、これからも毎年百万人ずつ減っていくんです。30年続いた新自由主義政策が、「労働力の再生産」すら破壊する驚くべき現実を生み出し、社会が全面的に崩壊しようとしているのです。

■JRでも分割・民営化以来の大再編が始まっています。

 去年くらいから「第3の分割・民営化攻撃」という呼び方をしています。それは、JRを「駅運営会社」「車両検修会社」「保線会社」等にバラバラに分社化し、労働者を転籍に追い込んでいく究極の雇用破壊、労組破壊攻撃です。JR東日本だけでも1万8千人、3人に1人がこの数年の間に退職するという現実を逆手にとって、再雇用の場をめぐって労働者同士を蹴落とし合わせ、「水平分業」=分社化・転籍を自ら認めざるを得ない状況に突き落とそうとしているのです。東労組革マルは「国鉄改革を担った真面目な社員を優先的に残せ」と、かつてと全く同じ構図で対応しています。
さらに「選択と集中」の名の下に、地方路線の全面的な廃線化攻撃、昨年10月の水戸支社のダイ改に示されたような極限的労働強化、グループ会社を含む例外なき大再編―賃金・雇用・労働条件の最底辺化が激しく進められようとしています。

外注化・非正規職化攻撃の 核心を突く闘い

■その意味では、昨年10月に出された強制出向無効確認訴訟の反動判決は重要な意味をもっていますね。

 JRにおける攻撃というだけでなく、安倍政権の「働き方改革」を「合法化」するために出された政治的判決だと考えています。出向について、労働協約も個別的同意も必要ないと言って就業規則を万能化し、仮に偽装請負があったとしても外注化・出向は合法だと断じ、出向に伴う不利益についても「甘受できないほどのものではない」と言い放ったのです。何でもありです。労働局ですら、「偽装請負の疑いが高い」「出向目的もはっきりしない」という指導票を出さざるを得なかったものを全部斥けたのです。
しかし、この判決は、われわれが立ち向かってきたものの大きさを鮮明に示してくれました。動労千葉の小さな闘いによって、JR全体の外注化・非正規職化攻撃をすでに10年以上も前に進むことができない状態に追い込んできたことは事実なのです。しかもその闘いは、外注先会社(CTS)の組織化にまで進み、この2年間にわたる無期転換闘争の中では、就業規則改悪を阻止し、一人の例外もなく全員の無期転換をかちとる闘いにも発展した。闘いはこれからです。

■また重大事故が相次いでますね

 年末に起きた新幹線の台車亀裂事故など本当に深刻な事態です。マスコミは後3㎝で台車枠が破断して脱線の危険があったと報じていますが、あそこが折れていたら脱線どころの話ではない。軸箱が外れて何百㎏もある車軸が飛び出す。高速で走っていたら、車体がメチャクチャに破壊されていた可能性が高い。それにしても、軽量化・高速化のためにギリギリの強度設計だったのではないかと思います。国鉄時代は在来線だってあんな華奢な台車は使ってませんでした。
 しかしJRは、あんな事故があっても、今4人の検査係が泊まっている千葉駅の検査派出を2徹体制にしようとしているのです。2徹では何があっても添乗したり、出動したりすることはできなくなる。すべてが限界をこえて破たんしようとしているのです。

われわれ自身の改憲・戦争阻止闘争を

■闘いの課題についてお聞かせ下さい。

第1の課題は、改憲・戦争絶対阻止に向け、眦(まなじり)を決して立ち上がることです。昨年の11月集会では「改憲阻止! 1万人大行進」を呼びかけ、この時代にどのような運動を組織するべきなのか、社会状況と深く結びついた運動をつくりあげる可能性はどこにあるのか、様々な団体と率直な意見交換を行いました。それは新たな挑戦でした。またそれは、「野党共闘」「立憲主義」にすり替えられることによって、労働者・人民の大衆的な闘いの爆発、ストライキ等の実力闘争を含む闘いの発展が徹底的に抑え込まれていく現状を何としても打破したいと願うものでもありました。
「獲得する力」は現実の運動の中からしか生まれません。われわれ自身の改憲・戦争阻止闘争を何としてもつくりあげたい。動労千葉は小さな力ですが、もう一度全国の仲間たちと繋がって全国に呼びかけたい。
またそれと一体で、労働法制改悪阻止の闘いを全国に呼びかけたい。安倍政権の攻撃が、すべてを粉砕して進む戦車のように社会を破壊しています。分割・民営化から30年、新自由主義が行き着いたのは「全世代が集団懲罰にかけられている」ような社会です。社会の底が抜けようとしているのが現実です。その現実の中からこそ労働運動は甦る。そのことに確信をもって闘いぬきたい。
(次号に続く)

国鉄分割・民営化による不当解雇から31年
2・11国鉄集会

■2月11日(日)15時半
■船橋市勤労市民センター ホール
主催 国鉄闘争全国運動

2018年 闘春

あけましておめでとうございます。
動労千葉は昨年、第3の分割・民営化攻撃と真正面から対決し、1年間闘い抜いてきました。

(一)
 昨年3月ダイ改から始まった「系統分離」「戦略的ダウンサイジング」の攻撃は第3の分割・民営化攻撃の始まりとして内房線における木更津・君津系統分離としてかけられた。この攻撃に対して「内房線と地域を守る会」と共にダイ改阻止の闘いとして闘いぬいた。集められた署名5467筆は、JR東日本と国土交通省に提出された。
 CTSにおける「無期雇用転換」の闘いでは、上半期分全員の無期転換をかちとった。就業規則改悪阻止から始まったこの闘いは、自動車関連企業をはじめ国立大学において法律を逆手にとった5年での雇い止め、選別再雇用等の攻撃が吹き荒れるなかでかちとられた。この成果は大きなものだ。しかし、無期雇用になったとはいえ、その労働条件・賃金は全く変わらず、最低賃金すれすれに置かれている。正社員と同等の労働条件獲得へ全力でたたかおう。
 昨年10月10日に出された強制出向無効確認訴訟の不当判決を徹底的に弾劾しなければならない。3回の証人調べによるわれわれの主張は会社側を圧倒し、会社主張が矛盾だらけであることを明らかにしてきた。JR東日本はこの裁判を最重要問題としてきた。この裁判を決着しなければ外注化はこれ以上進まないからだ。だから、裁判所は絶対に許すことの出来ない不当判決を出してきたのだ。外注化粉砕へさらに闘い抜こう。
 11月労働者集会は、改憲阻止の1万人大行進として闘われた。11月5日の集会とデモ行進はトランプ訪日と日米首脳会談を直撃する闘いとして打ち抜かれた。改憲阻止へ1万人の結集をつくりだそう。

(二)
 朝鮮半島での戦争の危機が切迫している。米海軍と海上自衛隊の共同訓練が行われ、米韓合同軍事演習では合計230機の航空機が参加し朝鮮半島への攻撃訓練が行われた。北朝鮮は、水爆実験の発表や大陸間弾道ミサイルの発射実験を繰り返している。安倍政権はトランプとともに圧力を加え、戦争の危機を煽っている。
 そして昨年9月、安倍は「国難突破」「2020年新憲法施行」を掲げてクーデター的に国会解散を強行した。野党の分裂のなかで与党は国会の3分の2の議席を獲得した。この選挙選の過程で連合が分裂と崩壊を開始した。安倍による連合の丸ごとの改憲勢力化は頓挫した。また安倍政権は、2019年4月30日の現天皇退位、5月1日の新天皇の即位を発表した。安倍政権は天皇を全面に押し出して一気に改憲へ突き進もうとしている。改憲阻止、安倍政権打倒へ立ち上がろう。
 JR東日本では、この3月ダイ改が全面的な「選択と集中」攻撃としてかけられている。千葉支社では、外房線の茂原・一宮以南の切り捨てが始まった。その一方では常磐線の全線開通の攻撃が帰還強制の攻撃と一体となって進められようとしている。JRは安倍政権の働き方改革や地方切り捨ての先兵となっている。3月ダイ改阻止へ全力で闘おう。

(三)
 2018年の闘いの第1の課題は、3月ダイ改阻止・運転保安確立とエルダー再雇用をめぐる闘いに立ち上がることだ。3月ダイ改における外房線のダイヤの切り方は全く異常だ。鉄道を利用させないように、過疎化を推進するものでしかあり得ない。内房線の闘いと一体となって、外房地域における闘う体制をつくりだそう。
 2月4日の館山における「内房線と地域を守る会1周年集会」の成功をかちとろう。外房地域での新たな闘いをつくりだそう。
JR東日本は、「エルダー新提案」に関して修正提案を行い、東労組はこれに直ちに妥結した。本体雇用をちらつかせて分社化・転籍の先兵にエルダー社員を使おうというのだ。「水平分業を前提として…」の文言が削除されているが、この攻撃が分社化・転籍攻撃であることは変わっていない。われわれは昨年のCTSとの交渉のなかで、木更津・成田事業所にはエルダーを配置できる条件があることを確認した。外周地区でのエルダーの働く場の確保に向けて全力で闘い抜こう。
 貨物においては、生涯賃金を変えずに65歳まで定年延長するという人事賃金制度が考えられているという。貨物におけるベアゼロ回答打破へ全体で闘い抜こう。
 第2の課題は、CTSにおける無期転換問題を最大の焦点としたCTS組織春闘に総決起することだ。17年度の上半期は、全員の無期転換をかちとった。下半期もCTSは上半期と同様の扱いになるとしている。さらに無期転換だけでなく、非正規職撤廃、最低賃金状況を打ち破る闘いを作り出そう。CTSでの組織拡大をなんとしてもかちとろう。
 第3の課題は、1047名解雇撤回闘争の発展をかちとることだ。九州、秋田、北海道争議団によって「総連合1047名協議会」が結成された。そしてわれわれの団交開催と署名受け取りを拒否するJR東日本に対し、団交開催・解雇撤回を求めて新たな労働委員会闘争にたちあがる。2月11日の国鉄集会の成功をかちとろう。
 最後に最大の課題として、JRとCTSにおける組織拡大をなんとしてもかちとろう。エルダーとCTSで働く労働者が一体で闘おう。
 18春闘勝利、3月ダイ改阻止へ全組合員の総決起をかちとろう。改憲阻止、安倍政権打倒へ立ち上がろう。

運転保安確立と 「外注化ではなく定年延長」の実現を 乗務員分科会第40回定期委員会

外注化による弊害が拡大

12月8日、DC会館において第40回乗務員分科会定期委員会が開催されました。 

 議長に佐倉支部・椎名君を選出し、ローカル線切捨て問題や乗務員への責任の転嫁に対する怒りと、検修・構内業務外注化の弊害による安全の崩壊等の怒りの中で、約40名の組合員が結集して委員会がかちとられた。
まず、鈴木乗務員会長より、「系統分離と称した利益優先のローカル線切捨ては、地域住民の利便性の低下のみならず労働強化へと繋がる問題である。外注化による弊害も拡大し安全は大きく後退している。また、乗客からの監視が横行し、乗務員へと責任が転嫁されている現状は決して許すことはできない。外注化を粉砕し、運転保安確立と『外注化ではなく定年延長』を実現するため、全力で闘いぬこう」とあいさつが行われた。
来賓として本部の田中委員長から、JRをめぐる現状と今後の闘いの方針についてのあいさつを受け議事に入り、執行部からの総括と方針提起を受け、質疑応答が行われた。

【質疑で出された主な意見】

・輸送混乱時、千葉統合詰所に指示する管理者が誰もいない。対応不足だ。
・標準数について、女性乗務員、エルダー運転士の対応はどうするのか。また、休暇等の延べ日数をどう見入るのか。現状のままでは不足してしまう。 (佐倉)

・一時的な睡魔に襲われた現象により、車両センターに転勤をさせられた。転勤までの間、原因を探るべく自己責任での病院検査を強制させられた。 (津田沼)

・DCからECへの転換を行っている。込み運用の要素は無いか。 (木更津)

・富岡まで運行が延伸された。被ばく労働拒否で闘う。(水戸)

・竹岡~浜金谷で動物の出没が多い。対策を支社として真剣に検討すること。 (千葉転)          

・動物との衝撃による209系のスカートの破損がある。車両の強化を。
・上総一の宮駅の検査詰所、トイレを洋式・洗浄型に。(幕張)

・誉田~土気間の倒竹検知が試使用となっている。どのような物か周知を。
・外房線・電気系統故障による輸送混乱時対応が不十分であった。  (鴨川)

・会社から眼鏡使用者について、予備の眼鏡も所持す旨の通達があった。(千葉機)

 等々、報告も含めて活発な意見が出され、問題点については団体交渉により解決を図ることを全体で確認した。

組織拡大に立ち上がろう

 業務外注化や合理化による矛盾点を追及することを通して、系統分離阻止、会社の責任による安全確保を追及し労働者への責任転嫁を許さないこと、外注化を粉砕して検修・構内部門を要員・業務一体でJR本体へ戻すこと、この闘いをとおして「外注化ではなく定年延長」を実現し、組織拡大に立ち上がることを決議して成功裡に終了した。

2018年 勝負の年! 団結旗開き
1月6日(土)13時 DC会館

団結していれば怖いものはない!木更津支部第41回定期大会/組織拡大で往年の津田沼支部復活を! 津田沼支部第42回定期大会

団結していれば怖いものはない! 
 花崎新支部長を選出   木更津支部第41回定期大会 

地方切り捨ての現状を打開するために闘いぬいた一年間

 木更津支部第41回定期大会が木更津市総合福祉会館において開催された。冒頭あいさつに立った梶江支部長は、「久留里線・上総亀山への初終列車の廃止、内房線では系統分離による直通列車廃止、館山~千葉間5往復削減、接続もとらないなど、ガタガタの状態にされている。内房線と地域を守る会とともに列車の削減が地域社会にどれだけの影響を及ぼすのかを訴えてきた。いま、まさに館山の現状は、駅前の老舗食堂が廃業するなど、シャッター街に近い。これがローカル線切り捨ての現実だ。列車復活の取り組みを地域とともに継続していきたい」と訴えた。
 続いて、来賓として本部・田中委員長より闘いの課題が全体に示され、乗務員分科会総会をはさみ質疑に入った。

質疑での主な意見・質問
◆来年エルダーとなるが、運転士エルダーの展望があるのかどうか。
◆エルダーの基本賃金の見直しで3千円上がる。62歳から年金をもらっている人で、手取り12万~13万円で年金支給は2万円ぐらい。厚生年金が2万ぐらい引かれるため実質マイナスと聞いている。63歳から年金がもらえるのだが、見直しで賃金が上がると年金が減らされる。おかしいのではないか。
◆CTSでは、給料が手取りで月13万5千円程度、最低でも17万~18万円は生活する上で必要だ。ボーナスも社員とパートでは格差が大きい。登用試験が行われているが、受かるのは一割か二割程度でしかない。

 役員改選により、新たに花崎支部長を選出。尊敬する先輩の遺訓である「団結していれば怖いものはない」、「一人を全体で守る」、ここに組織拡大のチャンスがあると万感胸に迫る決意表明を行った。
大会後、鈴木博之さんの送別会を開催して支部への貢献を労(ねぎら)った。

組織拡大で往年の津田沼支部復活を!

津田沼支部第42回定期大会

 12月20日、第42回津田沼支部定期大会がパークサイドホテルにおいて開催された。
 議長に浜野君を選出し議事が進められ、冒頭、挨拶にたった相馬支部長は、「この間、3月ダイ改での大型行路解消に向けて闘ってきたが、来春ダイ改に向けてさらに闘いを強化していきたい。強制出向裁判で反動判決が出たが裁判闘争ではJRを追いつめた。外注化・出向ではなく65歳まで働き続けることのできる労働条件を獲得し、定年延長を勝ち取ろう。また、内房線を皮切りにローカル線が切り捨てられていく攻撃の中で津田沼支部も一体となって闘ってきた。今後も続くであろうローカル切り捨てに対して新たな闘いを支部としてもつっていきたい。そして今年は2名のエルダー組合員を迎え組織人員も増えてきた。今日の大会で活発な討論を重ねて往年の津田沼支部復活に向けた闘う方針を確立していきたい」と訴えた。
 来賓として本部から田中委員長から挨拶を受け議事に入り、執行部からの総括と方針提起を受け、活発な質疑応答が行われた。その後運動方針が採択され、新役員の選出を経て成功裏に終了した。

【質疑で出された主な意見】

*来年度のエルダーで車掌の登用が言われているが労働条件はどうなっているのか。
*本線運転士にエルダーを使おうとしているのにライフサイクルを継続する根拠が曖昧だ。
*外注化・強制出向無効訴訟を全力で闘ってきたから会社はこの間外注化を拡大すことができなかった。大きな成果だ。
*運転士が薬の服用を「隠蔽」していたという理由で検修職におろされた。会社の対応を追及すべきだ。
*CTSに対する物品等の要望はどういうやり方で行うのか。
*運転士からエルダーで構内にきた人には計画業務をやらせないような話が出ているがどういう事なのか。

「エルダー本体枠拡大」修正提案弾劾!外注化と分社化・転籍強制阻止へ全力で闘おう。

全面外注化と分社化・転籍強制粉砕へ全力で闘おう!

 12月5日、JR東日本は「エルダー社員本体枠拡大」提案に関して、修正提案を行った。賃金の若干の増額など、一部条件の改善が行われたが、提案の本質はまったく変わっていない。それは、全面的な外注化と分社化・転籍へと進む攻撃だ。

分社化・転籍強制の本格的攻撃
6月9日の当初提案でうたわれていた、「エルダー社員は、今後もグループ会社等との水平分業を前提に、原則としてグループ会社等への出向を命ずる」という表現は、「エルダー社員は、グループ一体となった業務運営等の観点から、グループ会社等への出向を命ずることを基本とするほか」と修正された。
 提案文から「水平分業を前提に……」の文言は削除された。だがそれは、エルダー新提案をもって「水平分業」=分社化・転籍攻撃に踏み出す意図を撤回したことを意味するものではない。会社と東労組は、いつものように、言葉だけごまかして、本質は何一つ変わっていない攻撃を現場の労働者におしつけようとしているのだ。
 実際会社は、東労組との交渉の中で、「10年後にはエルダーも減少する。施策をかなりのスピードで進めていく必要もある」と回答している。会社は、分社化・転籍強制に向けた本格的な攻撃を急ピッチで進めようとしているのだ。

定年延長の道を閉ざした東労組
 東労組はその真の狙いを現場組合員に一切隠したまま、修正提案に即日妥結した。そして、「65歳定年延長に向けた大きな一歩」「労働条件の改善かちとる」と宣伝している。だが、事態の本質はその真逆だ。
 今回の修正提案は一般社員にとって、エルダー基本賃金をわずか3千円、「調整措置」を1年目だけは6千円引き上げるというものだ。(+出向によって労働時間が伸びた場合わずかの手当)。制度の骨格は何ひとつ変わっていない。一体なぜこれが「定年延長への大きな一歩」などと言えるのか。むしろ逆に3千円プラスαというわずかな賃上げで外注化拡大とワンセットのエルダー制度を固定化する攻撃に他ならない。
 しかも、助役・管理者にだけは3~4万円という調整手当を加算するのだ。管理者さえ良ければいいという姿勢なのだ。
  その裏には、JR本体には業務も労働者もほとんど残らないところまで外注化を進める狙いがある。JRに管理者しか残らないようになれば、エルダー賃金もまともな額まで引き上げる。それまでは手当増額などでごまかし、乗り切ろうということだ。
 東労組はそれを「定年延長への一歩」という形でごまかし、自らの裏切りを隠しているのだ。
 そもそも、グループ会社への出向でなければ再雇用できない理由など、初めから何一つない。それは業務外注化を強引に進めるための詭弁にすぎない。「外注化ありき」「エルダー制度ありき」だから、「再雇用のためには出向先が必要」と思わされてきたのだ。その制度を東労組は、「ぬきんでた素晴らしい制度」などと賛美し続けてきた。
 会社との交渉の中で東労組は、「エルダー社員に原則として会社における勤務を命ずる」よう要求し、「エルダーはプロパーへの教育が主たる任務」「出向先での労働力という意味ではなかった」などと主張している。あたかも単なる労働力として出向させられることや、外注化・出向に反対しているかのようだ。だが実際は、東労組が会社と一体となって外注化強行を進め、多くの労働者が技術継承の対象など一人もいないところへの強制出向に駆り立てられていった。
 その手法は実に悪辣だった。再雇用先をグループ会社に限定し、「労使は業務委託を深度化し着実に推進する」という条項を結ばなければ、再雇用しないという形で組合に外注化協力を迫る。その仕組みを裏で会社と一体になって作り上げたのが東労組幹部の連中だ。そして、「再雇用されるのは東労組の組合員だけ」「国鉄改革を担った真面目な社員だけが再雇用される」と大宣伝したのだ。
 年金が出るまでの再雇用という切実な問題を逆手にとり労働者を外注化・強制出向に駆り立て、それを他労組の切り崩しにまで使う。その悪巧みのために自らの組合員まで騙し、JR本体での再雇用や定年延長への道を閉ざしたのは東労組自身なのだ。

新たな裏切り許さず闘おう
 国鉄分割・民営化と首切り、シニア制度・外注化強行に東労組が率先して協力していったときと同じ裏切りが狙われている。それは、東労組がことさらに「国鉄改革を真面目に担った」ことを主張していることにも表れている。
 もし「出向先での労働力」として扱われることに反対し、定年延長や本体勤務を基本とすることを本当に実現しようと思うならば、東労組幹部は自らが外注化を推し進めたことを深く反省し、外注化そのものに反対するべきではないのか? 分社化と転籍強制にまで攻撃がエスカレートしようとしていること、乗務手当まで廃止しようとしていることを全組合員に明らかにし、職場の怒りを組織して闘いに立ち上がるべきではないのか?
 だが、東労組は核心に迫る問題はすべて隠してしまっている。それは東労組幹部が施策に反対なのではなく、会社との結託体制の回復を目的にしているからだ。職場の怒りが巻き起これば、修復したいと考えている会社との関係が非和解的になるから、すべてを隠して進めようとしているのだ。
 彼らが「反対」しているのは、会社が東労組幹部を無視して全てを進めようとしていることに対してだけだ。「幹部さえ助かれば、分社化にも転籍強制にも全面的に協力する」ということなのだ。一部組合幹部が会社とうまくやるために組合員を騙し、権利を売り渡す。許し難い裏切りが画策されている。
 だが、会社が「水平分業」という文言だけでも修正しなければならなかったのは、現場の怒りの声がわきあがることを恐れているからだ。分社化と転籍強制に向けた外堀を埋めようという攻撃も、今なら阻止することができる。
 東労組の裏切りを許すな! すべての現場から怒りの声を! 定年延長と65歳まで働き続けられる労働条件の確立、外注化と分社化・転籍強制阻止へ全力で闘おう。