国鉄闘争の新たな段階へーー国鉄分割・民営化で不当解雇から31年―2・11国鉄集会

JRは解雇撤回・団交開催しろ!
JR労働委員会闘争・署名運動開始

630人の結集

 国鉄闘争全国運動の呼びかけで「国鉄分割・民営化で不当解雇から31年―2・11労働者集会」が、船橋市勤労市民センターで会場をあふれる630人の結集で開催された。
今回の集会は、約4万筆に及ぶJR東日本に対する「解雇撤回・JR復帰」署名に加え、団体交渉開催・解雇撤回を要求するJR労働委員会闘争と署名運動、JR北海道、九州に対してローカル線切り捨て反対と国鉄解雇撤回を結合させた署名運動の新たな出発点として勝ち取られた。

国鉄闘争の旗を高く掲げよ

 集会は長田執行委員と三浦半島教組の葛本さんの司会で行われ、冒頭の主催者あいさつに国鉄闘争全国運動呼びかけ人の金元重さんは、「JR採用において不当労働行為を行い、そして今また、団体交渉要求においてもそれを拒否するという不当労働行為を繰り返しているJR東日本を、労働委員会の場を通じて、団体交渉の場に引っ張り出し、解雇撤回・JR採用を迫っていく新たな段階の闘争が、本日の集会をもって始まろうとしている」と訴えた。また、韓国の鉄道労組が98人の解雇者を復職させた勝利を報告した。
 特別報告として、憲法と人権の日弁連を守る会の武内更一弁護士が日弁連会長選挙について報告し、改憲阻止の3・25集会への参集を呼びかけた。
 動労千葉からの提起として田中委員長が、「改憲と核戦争を阻む戦後最大の決戦が訪れたからこそ、国鉄闘争の旗を高く掲げ、新たな労働委員会闘争を決断した」と述べ、「小さくてもいいから自分の職場で現実の労働運動ができた時に、私たちの訴えは単なる言葉ではなくて、数倍の力を帯びて、戦争を止める力になる」と熱く訴えた。

労働委員会闘争を労働運動として闘う

  動労千葉顧問弁護団長の葉山弁護士が、「斎藤設立委員長のみならず、設立委員会全体が決議した不採用基準が最高裁で不当労働行為とされた。JRは解雇撤回・原職復帰について直接に応じる責任がある。JR東は当事者ではないと言って団交を拒否しているが、とんでもない間違いだ。労働委員会闘争を労働運動として闘うことに勝利の道がある。弁護団はともに闘い勝利する」と表明した。
 1047名当該の決意を動労千葉争議団の中村仁君が行い、動労総連合1047協議会の小玉忠憲代表が、国労OBを中心に1047協議会と共に闘う会が準備されていることを報告した。
 外注化阻止の訴えでは、動労千葉の関副委員長と森川弁護士が強制出向無効確認訴訟の東京地裁反動判決を弾劾し、幕張支部の北村君が、CTSの無期転換の問題と職場の現状を報告し、組織拡大の決意を語った。

3月ダイ改阻止へ

  動労総連合の各単組がそれぞれの闘いを報告し、千葉運転区支部の高澤支部長が、外房線5本の列車を削減する3月ダイ改阻止・ローカル線切り捨て絶対反対の闘いの決意を語り、動労水戸と動労福島は常磐線全線開通阻止と3・11反原発福島行動への結集を呼びかけた。支援する会・木更津の労働者が2月4日の内房線切り捨て反対の集会をはじめ地域の取り組みを報告した。カンパアピール後、中野区職労の労働者、合同・一般全国協、全学連が決意表明を行った。最後に、呼びかけ人の花輪不二男さんが「われわれは職場の主人公だ。けっして倒れない。団結して闘おう。闘う労働組合をつくろう」と集会のまとめを行った。

  2・11国鉄集会へのメッセージ

 韓国・全国鉄道労働組合ソウル地方本部 本部長 パクソンス

  動労千葉の同志の皆さん、動労千葉に連帯する日本のすべての同志の皆さん。同志たちが開催する2.11集会に韓国の鉄道労働者たちを代表して熱い心で連帯の挨拶を送ります。
 私は全国鉄道労働組合ソウル地方本部8,000組合員の代表の本部長パクソンスです。
 動労千葉の同志の皆さん、2.11集会に連帯する日本の同志の皆さん、私は日本の国鉄分割民営化31周年になっても放棄せずに粘り強く闘う姿に深い感銘を受けています。大部分の国鉄労働者が現実を受け入れたり、諦めたり、絶望している時、同志たちが叫ぶ声が無かったなら日本ではもう「解雇撤回、地方路線廃止反対、民営化反対」の声を聞くことが困難でしょう。同志の皆さん、がんばって下さい。皆さんは必ず勝利するでしょう。
 2.11集会に参加された同志の皆さん、若干韓国のニュースをお伝えします。この10年の間、鉄道分割民営化に対して闘争した我々全国鉄道労働組合はつかの間ですが勝利の喜びを味わっています。分割民営化は事実上撤回され、無理に民営化させたスソ高速鉄道SRは国鉄統合の歩みを踏み出しました。 100余名の解雇者たちも大部分は3月中に即時、一部は7月中に、小数の数名は裁判手続きが終わったら復職することに合意をしました。整理解雇に対して12年を超えて闘争してきたKTX女性乗務員も1億ウォンを超える還収金問題に合意をして解決しましたし、労使間交渉をとおして復職することが残っています。同志の皆さん、韓国の鉄道労働者も出口の見えない暗闇を突いて来ましたが、いつかは勝利することを信じて、我々が絶対的に正しいという確信、我々でなかったら鉄道を守る人間は誰がいるだろうかという自負心ですべての弾圧に打ち勝って闘って来ました。
 動労千葉の同志の皆さん、2.11集会に参加された同志の皆さん、我々韓国の鉄道労働者たちは皆さんの粘り強い闘争精神に学びます。皆さんが主張される国鉄民営化反対、解雇者復職、そして地方路線廃止反対等は絶対的に正しい良心の声です。弱化した日本の労働運動を甦らせることができる正しい路線であり、今はたとえ小数であっても遂には日本の鉄道を、そして日本の労働運動を動かすことができる雷のような叫びだと考えます。
 我々韓国の鉄道労働者たちはこれまでそうだったように、いつまでも動労千葉の同志たちを、そして国鉄民営化反対、解雇撤回、地方路線廃止反対を叫ぶ皆さんと共に連帯します。共に闘いましょう。寒い冬の気候のおり、健康に注意され、皆さんの闘争が必ず勝利することを祈願します。ありがとうございます。

伊藤 晃(国鉄闘争全国運動呼びかけ人)

 本年、改憲をめぐる攻防、戦争に対する戦いは緊張した局面に入るでしょう。
 私たちは戦争の危機を煽り立て、政治・社会の全体にわたる憲法問題、つまり戦後体制の変革を進める支配集団に対抗する陣形を強めなければなりません。このとき、私たちにとっての重要な戦線は、戦後労働法制の解体であり、社会的な公共性・共同性の急速な破壊への反撃であります。これらのことが進行するなら、そこに生ずる労働者・人民の分散は、戦争・改憲に反対する力を社会の根底で崩していくことになるでしょう。
 私たちは、労働者階級の生存と社会存立との条件を奪うことで投機的資本主義だけが肥え太っていく現実を終わらせるために、労働運動の再建に引き続き努力しなければなりません。人びとが生きられない現実に対する不安と怒りは確実に高まっています。肝腎なのはそれらを運動に実現する努力です。国鉄闘争全国運動によって職場と地域に運動を築くため、この数年間多くの試みをなしてきた私たちの任務はますます大きくなっています。
 大切なことは全社会に生まれている運動の芽をとらえ、さまざまな運動傾向、思想潮流の違いを越えて、それらを大きな流れに作り上げることです。房総における運動の展開は私たちに大きな示唆を与えています。
 今年を反撃への確実な一歩を踏み出す年にしようではありませんか。本日の集会がそのために働く皆さんの知恵と力を結集する場になることを確信します。世界中で問題に直面し、同じ志をもって戦う仲間とともにいっそうがんばりましょう。

出向命令無効確認訴訟第1回 控訴審

  2月21日(水)10時30分
東京高裁 825号法廷

 第78回定期委員会

 2月25日(日)13時
 DC会館

第26回全支部活動者研修会報告・2日目 「動労千葉の運動に見る反合理化闘争の思想」

 

  全支部活動者研修会2日目は、「動労千葉の運動に見る反合理化闘争の思想」と題する、伊藤晃先生(日本近代史研究者)の講演です。
 先生は「前おき」として、「動労千葉の現在を知るためには、その歴史を知らなければならない。その歴史から引き出せる重要点は、戦後反合理化闘争への批判である。そこから生まれた豊富な反合理化闘争の思想が、現在の動労千葉の運動に見出される」「こういう考えで私は『労働運動の変革をめざして』第1章を書いた。今日は、この第1章の記述に沿って、その中心点をまとめ、またそれらを補う形で私の考えを述べる」と講演を始め、私たちは1972年の船橋事故闘争から、動労千葉の分離独立までの歴史を学び直しました。以下、感想文を紹介します。

「私たちの日常の闘いや現在労働者のおかれている現状を解説してくれました。その闘いを思想にもとづいての話『ちょっと難しい』を興味深く楽しく聞くことができました。またの講演を楽しみにしています。ありがとうございました」

 「動労千葉のCTSにおける戦いの意味は何か。職場の労働者が社会的に埋没しない為には? 非正規労働者はどのようにして社会の目に見えるようになるか。非正規労働者が落とされた水準で運動を作ればよいのではない。正規が非正規に落とされない為の闘争との結合」

 「動労千葉の闘いの歴史を改めてふり返ることを通して、『闘いなくして、組織拡大なし』を再確認できたと思います。春闘過程での組織拡大をかちとりたい!」

 「資本は合理化を永続的課題として、労働者に対しさまざまな攻撃を仕掛けてくる。その中の矛盾~どんな技術も人間との結びつきなしには働かない~ということ。人間の感覚、判断は車両検修において欠ことのできないものだと思うし、むしろ何にも置き換えられないものだろう。労働組合が屈することなく、これからの合理化・外注化攻撃に向きあわなければならない」

 「動労千葉の運動は、合理化は労資の対立を通じて進むものだ。資本との非和解とは、合理化・反合理化の闘いは一個の永続的過程だ、終わりのない過程である。合理化過程とは資本側にとっても労働側にとっても、絶対的勝利もなければ、絶対的敗北もない、『勝ってもいないが、負けてもいない』状況、だからこそ我々は、闘って、闘って、勝利しつづけなければならないと思う」

 「動労千葉の独立以降の歴史を全体で確認出来て大変よかったです。あるがままの労働者になるか、自覚した労働者になるか? 今の労働運動が奪われた権利を我々が中心になって全国に訴えて行かなければならないと新ためて思います。このままでは、江戸時代まで侍が支配していた様な『死なぬ様、生きぬ様』な世の中になりそうです。全ての労働者は団結して頑張ろう」

 「伊藤先生の話は何度も聞いたが、改めて動労千葉の反合闘争について考えを新たにしました。1975年のスト権ストからの10年間が分割・民営化につながるという話は納得しました。合理化は労働組合の破壊が本質だということがわかりました」

 「伊藤晃先生の講演では、反合理化・運転保安闘争の生み出した労働運動史上画期的地平についてお話を頂きました。『社会的公共性と労働者の利益』という、順法闘争の中での格闘で勝ち得た地平は、現在の動労水戸の被曝労働拒否闘争に生きているのだと思います」

第78回動労千葉定期委員会 

日 時 2018年2月25日(日)13時~
場 所  千葉市・DC会館 大会議室
全力で傍聴に結集しよう!

千葉支社-千葉派出の要員削減計画を提案 6名の要員削減ー13名から7名へ 2徹では車両故障に対応できない!

6名の要員削減ー13名から7名へ
2徹では車両故障に対応できない!

 2月9日、JR千葉支社は、「幕張車両センター千葉派出所の要員体制見直し」について提案を行ってきた。
 提案の内容は、現行、千葉派出において4徹体制で要員が配置されているが、2徹体制に変更するというものだ。
 これにより、派出所要員13名のところ、6名を削減して7名体制にするとしている。
 実施日については、4月1日から実施するとしている。

新幹線では台車亀裂
検査体制強化が必要!

 提案理由について千葉支社は、千葉派出所での事故処理件数が減っていること等を上げている。
しかし、千葉派出以外の、木更津、鴨川、一ノ宮、銚子の各派出は12年10月に外注化され、現在千葉支社管内でJR直営の派出所は千葉と西船橋の各派出だけだ。そのため、千葉派出から内房線の岩井や外房線の勝浦まで行かざるを得ない状況になっている。
現在、こうした対応ができるのは、4徹体制だからだ。今回の提案では2徹体制にするというが、2徹になったら出動要請があっても出ることなどできなくなってしまう。
昨年12月、新幹線で台車の亀裂が発見されるという重大事態が発生した。このときは車両保守要員が添乗して検査を要求したにもかかわらず指令が運行を指示し、結局、名古屋まで運行し停車した。
これは、JR西日本やJR東海だけの問題ではない。
こうした状況が発生しているからこそ派出体制を強化しなければならないはずだ。
今回の千葉支社提案は、安全確保と逆行する許し難い提案だ。
提案粉砕へ、ダイ改、18春闘とともにストライキで闘いぬこう。

 第78回定期委員会に全力で結集しよう!

2月25日、13時から、DC会館において、第78回定期委員会が開催される。
 全力で傍聴に結集しよう!
 第1の課題は、3月ダイ改での外房線の5本の列車削減、内房線での1往復削減提案に対して、ストライキで反撃に起ち上がることだ。2月4日には内房線を守る会が集会を開催し、外房地域でも外房線と地域を守る会が結成された。地域とともに列車削減に反対して起ち上がろう。
 第2の課題は、18春闘において貨物でのベアゼロ打破、CTSでの大幅賃上げをかちとることだ。CTSでは、無期転換はかちとったが「最低賃金」のままだ。賃上げと手当の改善、非正規職撤廃へ全力で闘おう。
 第3の課題は、第3の分割民営化ー転籍攻撃粉砕、65歳まで働ける労働条件確立に向けて起ち上がることだ。現在、18年度エルダーの就労条件が提示されているが、本人希望と異なる不当な提示が行われたら、断固としてストライキに起ち上がろう。
 第4の課題は1047名闘争勝利に向け、新たな労働委員会闘争に起ち上がることだ。
 第5の課題は、安倍の改憲・戦争攻撃に対して、11月集会での1万人大行進を発展させ、改憲攻撃粉砕、安倍打倒に起ち上がることだ。

第78回動労千葉定期委員会 

日 時 2018年2月25日(日)13時~
場 所  千葉市・DC会館 大会議室
議 題  ①主な闘いの総括について
②ダイ改阻止、18春闘を中心とした当面する取り組みについて
③暫定予算について
*ダイ改での列車削減阻止、貨物、CTSでの大幅賃 上げ獲得、千葉派出要員削減粉砕、非正規職撤廃に 向け闘う方針を確立しよう! 傍聴に集まろう!

2・4内房線と地域を守る会 結成1周年集会  運動の着実な前進と拡大を確認

150名を超える熱気ある集会に

 2月4日「内房線と地域を守る会結成1周年集会」が館山商工会館大ホールで開催された。会場には、内房線沿線のほか外房線や久留里線の沿線住民、そして動労千葉組合員など150名をこえる参加者で熱気あふれる集会となった。司会は守る会の磯部さんと木更津支部の佐野副支部長が務めた。
 内房線と地域を守る会は、昨年2月4日に「内房線切り捨てのダイヤ改正に反対する集会」が開催されたのを契機に、5月21日に正式に結成され、首長・議員等に対する要請行動、署名活動、利用者及び高校生アンケート、各市町村議会陳情提出等に取り組み、11月29日には、JR東日本本社及び国土交通省への5467筆に及ぶ署名の提出・要請行動も実現させてきた。今回の集会では、この1年間の活動を報告し安房地域はもとより君津、夷隅等近隣地域を含めた運動の前進と拡大を全体で確認した。
 主催者あいさつにたった松苗禮子代表は、「会を結成し代表になった当初は不安だったが、安房地域の5つの高校の校長先生が全校生徒からのアンケートをまとめてくれたり、観光協会や館山の市職員や商店街など多くの人々が署名集めに協力してくれた」と地域と鉄道を守る運動が大きく広がってきたことを報告した。

 3月10日勝浦で集会

 来賓あいさつで、1月に結成された「外房線と地域を守る会」代表の藤平輝夫元勝浦市長は、「JRは地域の住民に説明もなく列車を削減してきた。市民が主権者だ。地域がまとまり声を上げなければならない。3月10日に勝浦で集会を予定している。内房線と外房線、同じ目標に向かって共に手を取り合い、邁進(まいしん)したい」と訴えた。
 続いて、富津市選出の吉本充県議、かずさ住民の足を守る会、袖ケ浦市民の望む政策研究会からあいさつが続いた。
 来賓あいさつの最後に、千倉町出身で国土交通省とJR東日本本社への署名提出に尽力した参議院議員の青木愛さんが「地元の問題に携わることができることに感謝します。ダイヤ改正に向けて今後も共に進みましょう」と訴えた。

房総一体で運動を

 続いて、朝生事務局長が活動経過報告を行い、かずさ住民の足を守る会の石橋康裕事務局長が内房線をめぐる状況と問題点を報告した。そして、地元選出の国会議員の祝電を木更津支部の花崎支部長が読み上げた。
 休憩の後、集会参加者からの質疑応答や様々な意見が出され、集会のまとめと今後の取り組みとして朝生事務局長が、「外房線と地域を守る会も結成され、各市民団体が連携し南房総一体で運動を進めたい。3月10日の勝浦の集会にも参加を」と訴えた。
 最後に、参加者全員で「線路はつづくよどこまでも」を斉唱し、演壇から一斉に紙テープを投げる演出が行われた。

「駅清掃の休憩所はあまりにひどい! 最低限のことは言っていくつもりだ」ーーCTS(清掃)で働くエルダー組合員の職場から ーーCTS南船橋事業所 山中茂男さん(木更津支部)

 

 多くのエルダー組合員が新たな職場で、新しい仕事について頑張っています。とりわけ劣悪な作業環境が問題になっている駅舎清掃の職場の現状について、CTS南船橋事業所で働く山中茂雄さん(木更津支部)に聞きました。

―― お疲れ様です。南船橋事業所の担当する仕事は。

 京葉線の千葉みなと駅~潮見駅まで計13駅の駅舎清掃です。俺は、去年7月に入って7カ月ちょい。現在は9駅を担当しています。海浜幕張駅は、とにかくお客が多くてたいへんだね。仕事にならない。異常だよ。トイレットペーパー補充だって一苦労。お客と一緒に並んで、空いたらパッと入れるとかいう感じだから。女性トイレもそういうふうにやるから変な目で見られるしね。「なんで男の人がいるの」と言われた人もいる。イベントなんかあったら、たまったもんじゃないよ。
 駅の仕事は一人仕事だから気が楽といえば楽だけど、でもお客との関係が一番大変だね。クレームとかがCTS本社にくるらしい。

―― 事業所全体の人数は。

 定数は49人だけど今は46人。毎月、休日勤務や勤務変更でやりくりしている。人が足りないときは副所長が現場に出ることもある。車両清掃だと人数が足りてなくてもやっちゃう場合もあるかもしれないけど、駅清掃の場合は一人仕事だからそれができない。欠員を埋めるので必死になっている。

―― 休憩所の現状は。

 とりあえず千葉みなと駅が一番ひどい。この写真をみてもらいたい。これ以上ひどいところはないと思う。
 高架下でコンクリも打ってない吹きさらしで壁もない。ほこりまみれ、砂まみれで風が吹いたらすごいんだよ。とにかく雨がしのげるだけだね。
 本社の連中が一回見に来た。「これ見て、どう思うんだよ」って言ったら「ひどいですね」とさすがに言ってたよ。水道や排水の工事は大変でも、コンテナハウスでもなんでも置いてくれれば全然違う。空間はいっぱいあるんだから、やる気になれば簡単なんだけどね。

これが「休憩所」?!

葉みなと駅の「休憩所」

階段下のスペース。高架下の吹きさらしの空間で壁もなく、下は舗装されていないので砂まみれ、ほこりまみれだ。
椅子(?右下)と荷物棚。電灯も荷物棚も最近つけたばかり。冬場は夕方近くになると真っ暗になる。

―― 一息つくのもここで?

 ここしかないからね。こんなとこだから夏は暑いし冬は寒い。いられないよ。最初のころは電気もないし、冬場なんか三時とか四時になると真っ暗になるんだよ。この電灯や荷物棚も最近ついたばっかり。

―― 想像以上です。冬場にこんなとこで飯食えなんて考えられないですね。

 そうだっぺ。俺も最初聞いたとき、冗談かと思ったもん。

―― 食事は?

 ここで飯を食ってる人もいる。俺も一回だけここで食べたことあるけどやめた。この駅の近くでは飯を食うところもないから稲毛海岸駅に移動して食べることにしてる。

―― 他の駅の現状は。

 似たり寄ったりだけど、ここほどひどいところはないね。新習志野駅は、ホームに乗務員詰所があって、そこを半分区切ってCTSが使えるようになった。そういうのがあればいいんだけどね。遠慮なく使えるから。
葛西臨海公園駅は畳三~四枚ぐらい、駅の一角をかこって机とイスが置いてあるだけの部屋がある。まだいいほうかな。いちおう飯が食えるから。エアコンはないけど、間仕切りで半分に区切った部屋だから、天井の開いた部分から「おこぼれ」でエアコンの冷気が入ってくる。
まあ少しづつは改善はしてる。ほんのちょっとづつだけどね。「今まではなんだったんだ」と思うよ。

 ―― 運転士から清掃の仕事についてどうですか。

 まあ大変だけど、そのつもりで来たからね(笑)。入った時期が夏だから。最初のころは暑さにやられて疲れたね。それと通勤がおっくうだったね。俺は、最初に佐倉に少し居ただけで、40年間ずっと木更津だったから。一度、仕事中にぎっくり腰やっちゃってさ。たいしたことなかったんだけど「どうしようか、まいったな」と思ったよ。こんなとこで一人で倒れてたら大変だよ。
でも、いまは仕事にも慣れてきたし時間が経つのも早い。ここに入って3キロ痩せたね。だから体が軽いよ。体も動かすし健康にはいいよ(笑)。スマホの歩数計で6~7キロは歩いてる。10キロ歩く日もある。平均で1万4千~5千歩かな。京葉線の駅も10両が入るから、結構でかいからね。

―― 最後に組合員にむけて一言お願いします。

 そんなに「変えていこう!」とか思ってるわけでもないんだけど、あまりにもひどいから最低限のことを言っているだけなんだけどね。事業所の人にも「会社にどんどん言えばいいじゃん」て言うんだけど、なかなか言えないみたいでさ。「なんかあったら俺が言ってやるから言ってこいよ」って言ってる 会社は俺のこと「うるさいな」と思ってるんじゃないの。
でもエルダーで働いて実感したのは闘わないと何も良くならないということかな。エルダーとしても闘うしかないですね。

 ―― ありがとうございました。頑張ってください。

複数の仲間への雇い止め通告、 徹底弾劾! CTS(千葉鉄道サービス)

 CTSは先週、無期雇用転換に関わる面接・判定結果(今年度後期分、約100名余り)を契約社員・パート社員に通知した。当該の動労千葉組合員(幕張支部、京葉支部、木更津支部)については、全員の合格=4月1日からの無期転換が確定した。
‎ しかしながらこの中で、他労組等の複数の職場の仲間に対して「不合格」が通告された。このままいけば、3月末で雇い止め=解雇されることになる。絶対に許すことはできない! 長年、現場を支えてきた仲間の首を、紙切れ一枚で切って捨てる会社のやり方に、怒りで一杯だ。

管理者の不祥事はモミ消すダブルスタンダード

 会社は「処分歴」などを問題にしているようだが、過去の処分を理由に解雇するなど、とんでもない話だ。仮に懲戒規定に当たるようなことがあったとしても、それは処分によって済んでいる話だ。正社員なら解雇にならないような事案でも、契約社員・パート社員は契約打ち切り=解雇するというのは、あまりにおかしいではないか。
‎ そもそも、JRから天下りしてきた各事業所の管理者の中には、過去にも、現在でも、数多くのセクハラ、パワハラ、現場労働者への恫喝事件などをおこしている者がいる。しかし、誰か「首」になった管理者がいるのか。管理者の起こしたことはモミ消し、勇気をもって声をあげた社員からの抗議や告発も無視するダブルスタンダードが、CTSでは平然とまかり通っているのだ。

明白な違法・脱法行為!

 本来なら5年を越えて、くり返し契約更新してきた労働者は、申請するだけで無条件に無期転換できる。会社は、これを一切、拒否できない。これが労働契約法で定められた「5年ルール」だ。無期雇用転換は、会社が「判定」したり「許可してあげる」ような恩恵ではなく、長年働いてきた労働者の権利なのだ。
‎ CTSは、この5年ルールをすり抜けるために、2年前に「限定社員試験」導入を狙った。これが現場からの抗議で撤回に追い込まれると、「無期転換の申請・面接・判定」制度を新設し、会社の気に入らない社員を雇い止め=解雇する仕組みを導入したのだ(2016年10月の就業規則改悪)。


全社員にかけられた攻撃だ

 これは一部の契約・パート社員だけの問題ではない。CTSで働く全ての労働者にかけられた攻撃だ。これ以上、CTSを「もの言えぬ会社」にしてはならない。
 こうした極悪の就業規則改悪に同意を与えたCTS労組、東労組の責任はあまりにも重大だ。仮に「問題」を起こした社員がいたとしたら、その人の雇用と生活を守るために全力をあげるのが、労働組合の最低限の存在意義ではないのか。
 今回の首切り通告は、労働契約法に違反し、5年ルールをすり抜ける脱法行為であり無効だ! 絶対に認められない。CTSは直ちに、雇い止め通告を撤回しろ!

 無期転換ルールとは、労働契約法の改正により、有期労働契約が反復更新されて通算5年を超えたときに、労働者の申込みにより、期間の定めのない労働契約(無期労働契約)に転換されるルールのことです。 無期転換申込権の発生後、有期契約労働者が会社に対して無期転換の申込みをした場合、使用者は承諾したとみなされ、無期労働契約が成立します(使用者は断ることができません)。  

*厚生労働省「有期契約労働者の無期転換ポータルサイト」より

JRは解雇撤回・団交開催しろ!新たなJR労働委員会闘争・署名運動へ 2・11国鉄集会に結集しよう!

 国鉄闘争の新たな段階へ進むとき

 安倍政権は「2020年新憲法施行」を掲げ今秋にも国会上程、来春にも国民投票強行へ突き進もうとしている。戦後70年の歴史を覆し、「戦争のできる国」への大転換を狙う攻撃だ。
 同時に「働き方改革」と称して、労働法制の最後的解体、「正社員ゼロ=総非正規職化、解雇自由」社会をつくろうとしている。地方では鉄道・学校・病院などの廃止が相次ぎ、地域そのものが打ち捨てる攻撃がかけられている。
 だからこそ、国鉄分割・民営化を曖昧にすることは絶対にできない。それは、すべての出発点が国鉄分割・民営化だからだ。
 分割・民営化以降、労働運動が力を失い、膨大な非正規職が生み出され、労働者の権利が次々に奪われていった。当時の首相・中曽根はのちに「国労をつぶし、総評・社会党を壊滅に追い込むことを明確に意識してやった」「お座敷を綺麗にして立派な憲法を安置する」とあけすけに語っている。国家的不当労働行為であり、改憲・戦争に向かう出発点だったのだ。全国で相次ぐ廃線も、分割・民営化の矛盾そのものだ。
 国鉄闘争はまさに現在の課題であり、闘いは何一つ終わっていない。この時代だからこそ、国鉄闘争の新たな段階に闘いを進めるときだ。

 JR労働委員会闘争開始を決定

 JR東日本は、われわれの3度にわたる申し入れに、「当事者ではない」「当事者に社員がいないから、団体交渉に応じるつもりはない」などと団交開催を拒否し続けている。昨年10月には団交に応じることを求めた労働委員会へのあっせんさえ拒否してきた。
 すでにJR不採用・解雇の基準自体が不当労働行為であることは最高裁で確定させた。その不当労働行為である基準の作成を指示したのがJR設立委員長の斎藤英四郎であることも暴き出した。87年2月12日の設立委員会第3回会合ではその基準が正式に決定されている。そして、国鉄改革法では、「JR設立委員会の行為はJRの行為」と規定されている。
 不当解雇の責任がJR自身にあることはもはや明らかだ。それにも関わらず申し入れも労働委員会のあっせんも拒否。絶対に許すことのできない不当な対応だ。これに対して、われわれはJRに解雇撤回・団交開催を求める労働委員会闘争を新たに開始する方針を固めた。
 また、元国労闘争団の仲間たちは1047名解雇撤回を貫き国労本部から組合員資格まで奪われた。そして、闘いを貫くために動労総連合に結集し、「1047名協議会」を結成した。
これまでのJR東日本に対する「解雇撤回・JR復帰」署名運動を拡大し、JR北海道、九州に対する署名運動が開始されている。
 2・11集会は、約4万筆に及ぶJR東日本に対する「解雇撤回・JR復帰」署名に加え、団体交渉開催・解雇撤回を要求するJR労働委員会闘争と署名運動、JR北海道、九州に対する署名運動の新たな出発点となる闘いだ。大結集で成功を勝ち取ろう。

2・21出向裁判控訴審 第1回に結集を

 2月21日、出向裁判控訴審の第1回裁判が行われる。10・10地裁判決は、「外注化・出向は合法」という結論ありきの、判決とも言えない判決だった。安倍政権の働き方改革と一体の、政治的意図に貫かれた判決だ。
 それは外注化阻止闘争が核心をついた闘いであることを示した。外注化粉砕、控訴審勝利へ全力で闘いに立ち上がろう。

◎不当解雇から31年 2・11国鉄集会
2月11日(日)午後3時30分~
船橋市勤労市民センターホール

◎出向裁判控訴審 第1回
2月21日(水)10時30分~
東京高裁825号法廷

第78回定期委員会 2月25日(日)13時~DC会館

全国の貨物職場から怒りの声を! 2018年・闘いの課題

本線運転士の高齢者対策確立

 貨物でも最大の闘いの課題は、「65歳まで安心して働ける労働条件」の確立です。何より本線運転士の高齢者対策が切実な課題となっています。年金満額支給が段階的に65歳となり、本線運転士を続ける以外に働き続ける選択肢がない状況です。千葉機関区では、このまま行けば本線運転士として60歳定年後の嘱託社員としての再雇用が3年後には10名、4年後は18名となります。(会社全体としても、5529名の社員の内、56歳以上が924名と17%を占めています)
 抜本的な仕業緩和、「標準数」の見直し、特休・年休が完全に取得できる要員体制等、今からそれを見据えた労働条件を確立していかなければなりません。本線運転士を降りることになった時の働く場の確保も重要な課題です。

人事・賃金制度改悪を許さない

 いま、「いよいよ本体業務の見直しに着手する時期を迎えている」「仕事の進め方や諸制度等を、全社をあげて抜本的に見直し、実行する」「グループ各社を巻き込んで業務改革を展開する」として、2017年から2021年までの5年間を対象にした「中期経営計画2021」が進められています。
 その重要な取り組みとして、経営統括本部総務部に、「新人事・賃金制度」を導入するための「人事制度改正推進室」が新設されました。
 「社員が働きがいのある会社にするための人事・賃金制度の刷新などを柱に取り組んでいく」としています。しかし、「生涯賃金をいっさい変えない定年延長」=ただ働きの強制、定年延長と引きかえの賃金ピーク制、若年の賃金を削り込む、成果主義を導入する=賃金による分断支配等の人事・賃金制度の改悪には、絶対反対の立場で闘います。

 新たな決意で18春闘総決起へ!

【18春闘重点項目】

①ベアゼロ回答打破!大幅賃上げ獲得へ。ベアゼロの連続は、なによりも青年労働者を直撃します。働けど働けど雀の涙でいいわけがない!
 全社会的にも、貨物会社でも、「嘱託社員」がいなければ業務が回らなくなるのです、堂々と、「人が足りない→それなら賃金上げろ!」と、闘おう!

②人事・賃金制度改悪との闘いにおける勝利の道は、これから起きようとしていること、真実を明らかにし、全国の貨物職場から怒りの声を上げ、日貨労の裏切りを許さない闘いをつくりだすことです。
 そのためにも、動労総連合の全国的建設=組織拡大の展望を切り開こう。

③千葉機関区への新規採用者の配置、今後の石油輸送など、将来展望の明確化。

④貨物における反合・運転保安確立=本線運転士の高齢者対策の確立。

 【例会にあつまろう】

 毎月の例会は、組合員の意思統一の場として大切なものです。身近な問題点、諸要求を持ち寄り、団結して闘い、誰もが安心・安全に働ける職場環境を整えなければなりません。
 「線路実態」、「指令の指示について」などの調査関係、「施設設備の改善要求」等、協力して頂いた結果を集約する場でもあり、また、本部貨物協議会、支部からの大事な報告や指示を伝える場でもあります。勤務者以外、全員の参加を訴えます。一人ひとりの知恵と力を結集し、展望と希望を切り開いていきましょう。
 当面、3月ダイ改、18春闘へ総決起を開始しよう!

分割・民営化による不当解雇から31年
2・11国鉄集会に総結集を!

2月11日(日)午後3時30分~ 船橋市勤労市民センター(地下二階ホール)

エルダー組合員 18年の闘いの決意—65歳まで働き続けられる労働条件、就労場所、生きていける賃金を!

組織拡大実現へ全力で闘おう!

 大量退職を迎える中で、エルダー組合員の闘いはますます重要になっています。エルダー職場の現状と闘いの展望を聞きました。(文責編集部)

―エルダーになった時期、職場を教えて下さい。
山田護(幕張支部長):昨年5月1日から幕張事業所の上回りに行きました。
繁沢敬一(京葉支部長):去年1月から、京葉事業所の上回りです。ちょうど丸1年です。
山田繁幸(木更津支部):昨年6月から千葉東事業所に行きました。今は西事業所と合併して千葉事業所になりました。
―本人希望の就労先を貫く闘いもありました。
山田繁:木更津を希望しましたが、千葉東を提示されサインを拒否して闘いました。いい加減なことをいってごまかそうとすることに一石を投じて波紋が広がった。最後は千葉東に行きましたが無駄じゃなかったと思います。木更津が固まるのを恐れて、何が何でも入れさせないという思惑が見て取れましたね。
繁沢:希望は車両の検修と清掃で希望を出したけど、はじめに提示の出た錦糸町は基本的に一般清掃でした。最後、引っくり返して京葉に行くことができました。プロパーも育ってないし、技術継承ができていない。それで希望している人間を検修に持っていかないのはおかしい。まだまだCTSで押し込む余地はあると感じてます。 生活できる賃金・労働条件を

―職場の状況はどうでしょうか?
山田護:作業内容は交番検査の上回りで、コック磨き、椅子、窓、カーテン、フィルター交換・清掃、運転室の各機器、ドア、ガラスなどです。パンタグラフのすり板製作もあります。
繁沢:仕事内容は同じような感じです。
山田繁:千葉事業所は駅清掃です。トイレ、ゴミ抜き、床洗浄、階段、手すりの磨き。ほかにグリーン車の椅子返し等。千葉駅はすごく大変。五井から千葉駅になった人は駆け足でやってると言ってた。それだけハードスケジュール。
山田護:同じ検修で千葉派出でも上回りを少しやっていたのですがやっぱりきついです。動きっぱなし立ちっぱなしで1ヶ月は体が持たなかった。労働条件が悪い。仕事も交番検査やってから臨時検査とかその逆とか。故障が出ても誰がどこをやったか分からない。おかしいといって作業分担を進めました。午前中に座る間なんてなかったけど、どうにかやれるようになってきました。
山田繁:千葉駅は人混みの中での作業だから、駆け足はかなり危ない。全体が終わらないとみんなが帰れないから、遅れないように駆け足になっちゃう。工事してるからホームや階段も狭い。ゴミ袋を持って真ん中は通れないからホームの端を通る。そこに電車が来れば運行妨害だって言われかねない。
繁沢:冷房フィルターのゴミを機械で吸い取ると、マスクはしててもホコリがすごい。詰め所の窓ははめ殺しで開かない。換気扇も一つで夏は暑い。CTSに要求するよう言ってもJRの管轄だから改善されてない。フィルターは1両に4個で10両だと40個。ほこりまみれの中で1時間以上はかかるよね。JRが粉塵の調査にはきたけど、検査結果は全然いってこない。
山田繁:こちらも夏は大変です。手を洗う所、顔を洗うところもない。汗をかいてもシャワーも浴びずに帰ることになるから電車に乗るのもすごい気を使う。
山田護:すり板製作に使う電蝕防止剤に発がん性物質が入っていた。安全対策もとられていなかったことを追及して、対策をとらせた。法律上の問題になるような仕事内容は当然やっちゃいけない。あとは休みが減って、給料が安くて、仕事が大変になった。60歳すぎたから組合運動もほどほどになんて、とんでもなかった。闘わないと殺されちゃう。まず食える賃金を確保すべき。手取りが8万7千円。ボーナスも夏冬あわせて14万円。どうやって生活しろというのか。ここで怒らないと労働組合でやってきた意味がない。これから続く人のためにもね。そういう怒りはうちの組合員だけじゃないと思う。来年度から手当やボーナスが多少改善されたのは、うちが最先頭で声を上げたのが一番だけど、国労でも東労組でも労働者だから怒りがある。会社の失敗は食える賃金を出さなかったことですよね。労働条件は悪いし、金は安いし、手当もない。年金が出ない上に税金もある。あまりにひどい。退職金も生活費に回さないといけない。もっと早くから本気で声を上げるべきだったなと反省しています。

 エルダー木更津配置をかちとろう

―来年度からエルダー本体雇用が始まります。
山田繁:駅清掃は大変だって話はみんな聞いてるし通勤の問題もあるから、運転士に残れるならって人は多いよね。
繁沢:清掃に行けばやったことない仕事だし人間関係も一からつくらないといけない。本体なら今までの仕事だし、人間関係もあるからね。ただ乗務員に残っても責任もあるし大変だと思うよ。
山田護:清掃でもCTSでも駅でも、年を取ってから通勤が大変っていうのが問題だよ。とくに外周区の人たちは、掃除は仕事も通勤も大変だから乗務員が良いと思うのも分かる。でも8万とか10万とかでお客様の命を守って今までと同じ仕事をしろって絶対におかしい。行ってすぐはともかく、1年たったらふざけるなって思うと思う。
繁沢:清掃のエルダーも動労千葉が中心で、文句言えるのも動労千葉だよね
山田繁:他の組合は、要求一つできないんだもん。エルダー組合員に「動労千葉から言ってくださいよ」って言ってくる人もいる。そういう意味では動労千葉が職場にいる意味は大きいよね。
山田護:本体雇用でも清掃にいっても問題があるしね。会社は労働者を舐めてるよ。やっぱり定年延長しかない。同窓会に行ったって、そんなひどいところはないって話になる。賃金は3分の2くらいで仕事は楽になって休みが増えてって。4月生まれだけボーナスが出ない会社もどこにもない。労働者のこと、部下のことを考えないで儲けばっかり考えてる会社に未来はないよ。
―外周区では木更津へのエルダー配置が焦点になっていまです。
山田繁:遠距離通勤を理由に退職した人がもう何人もいる。もともとエルダーがいたんだから、そこに穴を開けて入れさせたい。まず一人入れさせることだよね。
繁沢:転勤させろって人は清掃にも多いよ。エルダーの場合、就業規則上転勤がないけど、来年度からは転勤が入る。木更津で穴が開けられていれば、転勤で行かせろっていえるよね。勝浦とかからだと通勤も大変だよ。千葉より上りに行くしかない状況だもんね。
山田護:うちの職場でも通勤が大変で、清掃でいいから家の近くが良いという人もいる。幕張支部としても全力で取り組まないといけない。仕事がないわけがない。なのに行かせないっていうのは許せない。木更津で穴を開けないと他もいかない。エルダー担当としても幕張支部長としても、木更津にエルダーを入れることを全力でやっていきたい。

 「目の前の一人」の組織拡大を

―今年度は動労千葉エルダー組合員が60人で今後ますます増えていきます。エルダー組合員としての闘いの課題と展望をお願いします。
山田繁:まだ半年だから、周りは様子見という感じです。でも、聞く話は不平不満ばっかりだから、それを所長に要求するとかしていこうかなと。
山田護:上回りも清掃もうちの組合員がいって詰め所がおかしいとか、道具が必要だとか、労働条件を良くするためにやっている。みんなそれを見ていると思う。当たり前のことをやってるんだけど、他の人から見れば来てくれて良くなったって言ってくれる。
繁沢:京葉ではJRとも一緒に小集団活動をやってる。鉄道サービス関係で発表会もある。長崎に行って駅の清掃を見に行くとか。会社は何とかプロパーを取り込もうとしてるよね。一緒に仕事するから話もするし、組合の話もする。変な感情はないとは思うけど、まだ労働組合がどんなものってそこまで知らない。何となくは動労千葉が何をやってるかは知ってるだろうけど。
山田繁:いつも人は足りないし仕事は大変。その中で清掃部門の交流会が始まったのも良いと思う。何年か前はエルダーになったら一息つける感じだったけど、今はそうじゃないもんね。働いている以上、労働者である以上、職場の労働条件を良くするためには闘うしかない。今まで通りやっていきたい。
繁沢:京葉は構内が2人になって、清掃も上回りもいる。結構な勢力だよね。車両センターのエルダーは増えてくるから中心になると思う。眼の前にいるのはCTSのプロパー。プロパーの新採はみんな大卒だけど、給料が安くて先が見えない。辞めちゃうのもいる。そうすると、やっぱり動労千葉に入ってもらうしかないなと思いますね。
山田護:労働条件を良くするためにも、組織拡大をしていきたい。うちに来ることで、労働条件も職場の環境も良くなる。それはみんな分かってると思う。あと一歩ですよね。一人、二人が10人、20人につながる。やっぱり目の前の一人、仲間を作るために全力でやっていきたい。60歳になってもうちの組合で育って大人しくしてるわけがない。おかしいことはおかしいと言う組合だから。あと5年、全力で闘っていきますんでよろしくお願いします。

「国鉄1047名解雇撤回の旗を今一度高く掲げよう!」 2.11国鉄集会に結集しよう!

新年 争議団座談会

 髙石 今も、解雇撤回の闘いを続けていられるのは全国の皆さんの物心両面わたる支援があってこそですね。本当にありがとうございます。
 JR東日本は皆さんから頂いている「解雇撤回・JR復帰」を求める署名の受け取りを拒否し、団交にも応じない。絶対に許せない。 不当労働行為の張本人、斉藤英四郎は設立委員長だった。JR自身に関わる重大な問題だよ。「関知しない」なんて言わせないよ。
 中村(仁) 動労千葉物販や署名運動に対して全国の心ある方々が、我々に対する「解雇」に対して自分の事として思って頂いて闘ってくれた30年。すごい地平だと思いますね。 だから2012年6月の東京地裁白石判決で反動判決だけれど「不当労働行為」を認めさせ、2013年9月の東京高裁難波判決でも不当労働行為」があったことを認めさせた。
 そして、合計8回に及ぶ「解雇撤回・JR復帰を求める」署名の提出行動では10万1235筆を最高裁に突きつけ受け取らせた。毎回、最高裁前で旗を立てて組合員、支援の仲間が結集した。上告棄却は絶対許せないけど、労働運動の団結の成果としてやり抜けたことが大きいと思います。
 先日の全国運動の呼びかけ人会議の時に葉山弁護士から、不当な採用基準の作成に斉藤英四郎が関与していただけではなくて、85年2月12日に設立委員会で決議していたということが新たにわかった。とのお話がありました。
 JR東日本に対して新たな労働委員会闘争を申し立ての準備しています。解雇撤回JR復帰をJR東日本に強いてやります。労働者への不当な解雇は絶対許されない。その道筋をつくり出す闘いだと思います。
 髙石 今の民営化、非正規化は国鉄分割・民営化から始まった。それが間違っていたんだよね。
動労千葉争議団は中村君以外はとうに定年の年齢だけれど、60になろうが70になろうが不当に解雇されたんだから、解雇撤回・現職復帰(JR復帰)なんだよ。
 新たな労働委員会闘争を起こしてJRに団交に応じさせ「申し訳なかった解雇撤回し採用します」と言わせたいね。
 元国労闘争団だった北海道、九州、秋田の仲間が動労総連合に結集し、動労総連合1047協議会を結成したんだよ。動労千葉争議団と一体となって国鉄分割・民営化を糾弾し、解雇撤回をいっしょに推し進めて、労働者の誇りにかけて1047名解雇撤回の旗を今一度高く掲げて前進したいと思うんだよね。
 中村(仁 組合員が60才でエルダーとして外注会社で働いています。あまりにもひどい職場環境に声をあげています。今を変えて未来も変えて外注会社の労働者とつながる素晴らしい闘いをしています。非正規も正規もない同じ職場で共に働く仲間として団結をつくり出しています。
 2月11日には、国鉄集会が千葉の船橋で開催されます。組合員、全国の闘う労働者、そして今まで声をあげたいけどあげきれなかった人たちにぜひ参加して頂きたいと思います。全国の労働者とつながって、戦争と改憲、労働法制の解体に突き進む安倍政権に「NO」と声をあげましょう。

   国鉄分割・民営化で不当解雇から31年
 2・11国鉄集会     
 日  時  2月11日(日)15時
 場  所  船橋市勤労市民センターホール(地下2階)
 呼びかけ  国鉄分割・民営化に反対し、
       1047名解雇撤回闘争を支援する全国運動

 

2018年 青年部新春座談会

職場で闘い組織拡大実現しよう
外注化、地域切り捨て粉砕、CTS月給制・大幅賃上げ獲得へ

北嶋
本部副委員長
青年部長
千葉転支部

渡辺青年部書記長
 幕張支部
川島常任運営委員
 京葉支部

北嶋:昨年は、動労総連合青年部を結成し闘ってきました。今年の闘いに向けた青年部の決意を、新副委員長になりました北嶋が伺いたいと思います。

 安全破壊する外注化を粉砕しよう

渡辺:最近でいうと、新幹線台車に亀裂が入ったまま走り続けた事態ですかね。
川島:あと3㌢で破断ですよね。新幹線もとうとう安全破壊だなと思いました。安全神話が崩れちゃっいましたよね。
北嶋:車両の整備とかをグループ会社化すること自体がおかしい。JR東日本で全部管理するのが当然だよ。
渡辺:いつの間にか宣伝もJR東日本グループになってる。昔はJR東日本といっていたのに。
北嶋:CMとかなってるね。そうやって、次々にグループ会社に外注化していっちゃってる。出向裁判の判決もグループ会社ありきって内容だったよね。
渡辺:会社はグループに技術が内在していればいいっていう考えだから。それが現実にそうじゃないということが起こってる。新幹線のことも対岸の火事ではない。
川島:もし台車が破断したら大惨事ですよね。
北嶋:西日本や東海でも外注化が進んでるね。
渡辺:東日本と変わらないよね。
北嶋:新幹線の検査周期を初めて延伸したのも大きいよね。メンテナンスって一番気を使って金もかけなきゃいけないとこなのに。人も減らされてるんだよな。
川島:新幹線はすごい速度で走ってるのに。西日本は尼崎事故(05年福知山線脱線事故)を起こしたでしょう。利益優先、ダイヤ優先で何も変わってないですよね。
北嶋:千葉の列車も何十年と走ってるようなのも多い。ちゃんとメンテナンスしないといつ壊れるかわからないよね。外注化、分社化でグループ会社にしていくなんて止めるべきだよね。
渡辺:それこそ台車がバカッと割れるかもしれない。千葉支社管内でも何件か事故が続いている。台風とかいろいろ重なって。
北嶋:正当な評価をしてないよ。そういう安全とかメンテナンスにちゃんと金を使えって。線路の状態だって実際どうなのかなと思うよ。そんないい周期でやってるわけじゃない。

12/11、東海道・山陽新幹線で異音、異臭が確認されながら3時間以上も運行継続。台車枠に亀裂が生じ、残り3㌢で破断という状態。

渡辺:危なかったら列車は止めるべき。だけど人を減らしたり合理化を進めたら、復旧までの時間は伸びるよね。メンテナンスには金をかけないと。
川島:信越本線が雪で16時間も止まったのもそうですよね。人がいなくて除雪は乗務員たちだけだったり、排雪機械がちゃんと動かなかったり。
北嶋:コスト削減のせいだよね。それで実際に営業運転してるところで壊れるってね。
渡辺:千葉でも内房線とか外房線で駅がどんどん外注化や無人化されてる。人も減らされて、営業時間を短くして、不在の時間が増えたり。何かあったら、本線のこともやらないといけないのに全部乗務員が対応しないといけなくなる。
北嶋:それで指令の指示に従えってね。

 地域切り捨てのダイ改阻止

JR西日本・東海の車両検修部門グループ会社

<JR西日本>
JR西日本メンテック
在来線仕業検査、交番検査、全般検査など
JR西日本新幹線テクノス
新幹線仕業検査、交番検査、全般検査など
<JR東海>
東海交通機械
新幹線・在来線車両の検査・修繕・改造・部
品新製、機械設備新設・保守・維持管理など

渡辺:指令の指示に従ったら台車が割れちゃったし。でも、自分の最寄り駅の営業時間短縮の貼紙は初めて見たなと。
北嶋:今度のダイ改では、外房線でも実質的に系統分離されてるよね。
渡辺:困っちゃいますよね。今まで届いていたのが届かなくなる。
北嶋:千葉方面に出てくる人間のことを考えてないよな。時間帯によってはすごい人が乗ってるのに4両とか。利用しないでくださいといってるのかと思うよ。内房線でも「内房線と地域を守る会」からの署名受け取って「しっかり受け止めます」みたいに言っておいて1往復削減。ふざけるなよってね。
渡辺:ローカル線切り捨てですよね。九州では100何本削減するらしいですよ。
北嶋:何でもかんでも切り捨てればいいってもんじゃない。臨時の自転車用の車両を走らせたりするのもいいけど、普段生活している人のことを考えないと。
渡辺:やっぱり鉄道には公共交通機関の役割がありますからね。
北嶋:高齢の方も電車を利用するんだし、そういう人に優しくないとね。
渡辺:駅でも台東とか降りられないですよね。階段だし。どう対処するのか。降りないで下さいっていってるようなもの。
北嶋:長者町駅も上りが大変だよ。駅員一人しかいなくて車椅子の人が来たらどうするのか。茂原に乗務員詰め所も造ったりね。
渡辺:系統分離のためですかね。
北嶋:そうするから造ったんだろうね。
川島:それなのに常磐線は人もいないところに採算度外視で延伸するんですよね。電車が通ってるから住めるだろって、事故で止まったらどうするんですかね。みんな被曝させようっていうんですかね。

 CTSは月給制・大幅賃上げを

北嶋:CTSでも就業規則改悪を粉砕したり全員の無期転換を実現したりしてるよね。
川島:京葉車両センターでも半分くらいが対象になってます。
渡辺:無期転換を闘って勝ち取れたことは大きい。100%JRの持ち株会社のCTSだからね。もともと選別すると言ってたのが、全員になった。
北嶋:自動車とか大学で無期転換逃れが横行してる中だしね。無期転換問題連絡会を立ち上げて、次の闘いに進んでる。
川島:これまで建前は「一時的な雇い方」だったけど、これからは65歳までを前提にした雇用になる。まず月給制に戻せと言いたいですね。「給料は減らない」って会社は言ってたけど、結局減ったじゃないか。特休消化も、今までは喜ばしいことだったのに、今は賃金カットになる。何も良いことがなかった。
北嶋:ほんとデタラメやってるよね。
川島:月給制にしても人が増えなかったから時給制にしたと言っていた。けど、あれからエルダーの人以外では一人も来てない。やっぱり月給制に戻した上で、ちゃんと賃上げさせたいですね。

組織拡大に向けて闘おう

北嶋:最後にこれからに向けた決意を聞きたいと思います。やっぱり組織拡大したいよね。みんな自分の仕事を大事だと思ってるんだと思うんだけどね。特勤手当は廃止されるって言われてる。この先、俺たちだって職を失うかもしれないよな。
渡辺:乗務員ってやっぱり要なんですけどね。
北嶋:社員全員を軽く見ているよね。現場で働いている人間を軽く見てるなって思うよ。無人運転できるからもう乗務手当は出しませんって。人を人として雇って、自分たちがやってないことをやらせてるんだから。そこは突っ込んでやっていきたい。メンテナンスもそれぞれの技術があって仕事をやってる。そういうことは評価されて当然だと思う。
渡辺:メンテナンスはコストカット一辺倒ですよね。新幹線のこともそう。
北嶋:全部外注会社がメンテナンスやるって他人事じゃないよね。
渡辺:自分も出向してメンテナンスしてましたからね。自分はこんなの間違ってると思ってやってるから心意気がある。でも、グループ会社の人の立場だとどういう気持なのかなと思いますね。同じ仕事で給料もずっと安くされてる。そういうことも許さず、組織拡大につなげたいですね。
北嶋:待遇が悪い。みんなどんどん落とし込められている。正当に評価されてないよ。
川島:自分はやっぱり月給制ですね。時給制だと生活も不安定になる。春闘で大幅賃上げ、手当と月給制をかちとりたいです。
北嶋:今まで乗務員の立場でしか考えてなかった。副委員長になったからってこともあるけど、同じ会社で働いている仲間と会っていろいろ考えるようになった。大事な部分を軽視されないような環境にしたいね。自分たちの仕事は大事なものだとアピールして、会社からの攻撃を取っ払うような活動をしたい。ありがとうございました。

2・4内房線と地域を守る会結成1周年集会の成功かちとろう! 館山商工会館 14時~

 2月4日、内房線と地域を守る会結成1周年集会が、館山商工会館で開催される。各支部から参加しよう。
 内房線と地域を守る会は、昨年1月、3月ダイ改での内房線切り捨てに反対して結成された。内房線では、特急列車が廃止され、昨年の「君津・木更津系統分離」により昼間帯の館山直通列車が廃止になるなど地域切り捨てが強行されてきた。 内房線と地域を守る会は、地域と鉄道を守る活動を続け、昨年5月以降、「JR東日本内房線の利便性及び安全性向上を求める署名」を呼びかけた。署名は5467筆が集まり、11月29日にはJR東日本・冨田社長と国土交通大臣あてに署名を提出してきた。国交省の寺田審議官から「人口減の中、地方の鉄道については地域と相談するのが一番いい形」との発言があり、JRも「しっかり受け止めていきたい」という対応がなされた。
 しかし、今年3月ダイ改では、13本の接続改善が発表されたものの、一方で館山~安房鴨川間1往復の削減、外房線では5本の列車削減が提案された。これは、房総南線のワンマン運転化や別会社化へ向けた攻撃だ。
 こうした中で内房線と地域を守る会は、南房総地域の5高校にアンケートの協力を要請した。その結果、2183人の学生から回答があり、その半数以上の1108人がJRを利用していることが明らかになった。
 しかも、今年3月ダイ改でJRが列車削減を行おうとしている館山から安房鴨川方面の駅を利用する学生が半数以上の62%、692人もいることが明らかになった。南房総地域の高校には、畜産・園芸・食品加工・医療・福祉等の科目があり、海洋科がある高校には船橋や市原から通学している学生もいる状況だ。
 内房線と地域を守る会は、将来の地域や産業を担う若者たちのためにも、地域と生活と鉄道を守りたい、そのためにもJRに地域の思いを伝え、より幅広い声を集めたいとの決意に燃えている。
 内房線と地域を守る会1周年集会に、全力で参加しよう。地域と鉄道を守るために声をあげよう。

3月ダイ改阻止へ

 JRが予定している3月17日のダイ改では、外房線でも5本の列車削減が提案されている。この5本の内の4本は、茂原や上総一ノ宮以南が切り捨てられている。まさに内房線で行われた「系統分離」ー「首都圏70㌔圏」以外の切り捨て攻撃にほかならない。しかもこれは千葉支社だけのことではない。JR東日本全体でも、青梅線や水郡線、北上線、五能線、奥羽本線、羽越本線、磐越西線でも「ダウンサイジング」と称して列車削減が行われようとしている。さらにワンマン運転も、八戸線、越後線での新規導入をはじめ、東北本線、信越本線、磐越西線、羽越本線、奥羽本線、男鹿線で拡大が狙われている。
 JRは、「地方創生」「地域の活性化」「地域の発展」などと言いながら、実際には地域の生活に必要な列車さえも会社の利益のために切り捨て、地域の生活を破壊しようとしている。
 JRの地域切り捨てを止めさせよう。3月ダイ改に対しては外房線沿線でも反対の声が巻き起こっている。地方切り捨てを許すな、地域住民と一体となって3月ダイ改を阻止するために立ち上がろう。
 2・4内房線と地域を守る会結成1周年集会をダイ改阻止闘争の第一波の闘いとして成功をかちとろう。

内房線と地域を守る会結成1周年集会
地域と鉄道を守るため、さらなる声と力を!
日 時  2月4日 14時~
場 所  館山商工会館 2階大ホール

JRは本人希望に基づきJR本体雇用、 エルダー出向の提示を行え! 

CTS木更津事業所へのエルダー配置は、まったなしの状況だ!

1月19日、動労千葉は、「動労千葉申4号」に基づき18年度のエルダー雇用に関して、JR千葉支社と団体交渉を行った。団交には、各支部代表や来年度のエルダー希望組合員が参加する中で行われた。

JR本体雇用は、要員需給問題としては考えていない?

組合 来年度の退職者数とエルダー希望者数、本体雇用希望者数を具体的に明らかにすること。
会社 退職者数は約230名で、系統別は次のとおりだ。エルダー希望者は、約9割で考えてほしい。
組合 運転関係の詳細はどうか。
会社 運転士25名、車掌40名、車両職5名、その他が10名の退職だ。
組合 JR本体雇用についてはどうか。
会社 現在、支社内で検討を行っている最中であり、詳細を回答することは控えさせてもらいたい。
組合 JR本体雇用を行う場合の選考基準等の考えからはどうか。とくに、面談でJR本体雇用とエルダー出向のどちらを優先するかを確認しているが、JR本体雇用を優先すると回答した者については、本体雇用を優先するということか。
会社 面談時の確認は、あくまでも丁寧に対応するとの 会社の姿勢の表れだと思ってもらいたい。
組合 丁寧に対応するということであれば、本人希望、とくに遠距離通勤の問題や親の介護の問題も含めて面談時に出ているはずだ。これまでも「通えない」という理由で泣く泣くエルダーを辞退した者も少なくない。そうしたことも含めて考慮するということか。
会社 一人ひとりの条件が異なることは重々承知している。通勤距離も見ながら調整を行っている。
組合 各区の要員需給はどうなっているのか。
会社 12月1日現在で次のとおりだ。

組合 標準数と比較して現在員数が52名の過になっているが、実際には病気や行事等による非稼働があり、実際に年休も入らないという職場もある。しかも、ライフサイクルも出している。このままいったら要員が回らなくなる。希望者全員を本体に雇用すべきだ。
会社 今回のJR本体雇用は、要員需給という考え方ではないことをあらためて回答したい。
組合 要員需給ではないというが、そもそもは車掌や施設関係の要員が足りないために本体雇用を行うことは本社も回答した。選別するための詭弁だ。
会社 確かに現場では退職者出るが、見習もいるので対応可能だと考えている。
組合 見習は10月頃一本になり、それからフォロー訓練を行うため、実際には年末頃からの運用だ。その間にも退職が続き、実際の要員需給を考えると回らなくなる。
会社 ・・・。
組合 最終的にいつ頃提示するのか。
会社 1月末頃には本体雇用、エルダー出向も含めて提示したい。

JRーCTSは木更津への配置を決断しろ!

組合 木更津へのエルダー配置については、この間も確認したとおり、CTSが「エルダーを配置する条件がある」と回答した以上、あとはJRが具体的に希望者の配置をCTSに要求するだけだ。JRとCTS間でどのような議論を行っているのか。
会社 JRとして木更津への配置は希望している。CTS側で調整を行っており、返事が返ってきていない。
組合 CTSが正式の団交で回答したことはJRも確認したはずだ。回答した以上CTSにその責任を取らさなければならない。JRもそれを踏まえて木更津へのエルダー配置を判断すべきだ。JRが配置を判断すれば出来るはなしだ。
会社 JRとしてもCTSにはその旨を話している。
組合 すでに1月中旬であり、今が判断の時期だ。木更津への配置は、待った無しの状況だ。配置することを確約してもらいたい。
会社 現在、CTSと調整している。配置することを確約するとの回答はできないが、 会社としても努力することは約束する。
組合 努力することは当たり前の話だ。具体的に配置ができるかだ。JR本体雇用、エルダー出向については、本人希望に基づき、早急に提示すること。
会社 組合側の主張は理解した。

ー以  上ー

3月ダイヤ改悪阻止で闘おう!

『労働者の団結が大事だネ』

3月ダイヤ改悪阻止で闘おう!

関 執行委員 花崎 木更津支部長 渡辺 鴨川支部長

 本日は、鴨川支部新支部長の渡辺雅幸さん、木更津支部新支部長の花崎薫さんに新支部長としての思いと、3月ダイヤ改正へ向けた決意を、新本部執行委員で千葉転支部の関和幸が伺いたいと思います。三人とも運転士を40年近くやって来ているのでその目線で進めていきたいと思います。
二人は、もとは館山支部の出身ですね。

花崎 渡辺さんがひとつ先輩です。あの時に館山運転区廃止絶対反対で闘ったから今があるんだよ。
私は、木更津の職場労働者を組合も超えて、まとめてゆけたらなと思っています。

渡辺 平成採の乗務員は問題と思うことをあきらめている感じだね。運転士は、列車の先頭で、ひとりで多くのお客様の命を預かっている。労働者としてプライドを持って働いているんだよ。自信を持って働いているんだよね。自分さえ良ければとか、会社に団結させないようにされているよね。

 千葉運輸区のライフサイクルから帰ってきた人は、最後まで運転士で終わりたいと思っている。動労千葉がいなくなったら運転士として苦情を言う人がいなくなってしまうっていってるよ。

花崎 俺たちが会社にものを言うのは、そこで働く乗務員全体の問題だと思っているからだよ。会社は安全を言うけど本当はないがしろにしている。安全は労働組合が声をあげて守っているんだよ。労働者の団結が大事だよね。

渡辺 鴨川支部もエルダーを含め00名になった。60からのエルダーに地元に仕事がないんだよ。日勤で千葉から先に通うのは本当に大変だよ。新提案でエルダー運転士が出たけど、しっかり会社に道筋を作らせる事をやらせなきゃいけないね。 また、この春のダイ改の提案で外房線の切り捨てが昨年の内房線と同じで地域無視で提案されているんだけど、絶対許せないね。一ノ宮から下の住民はどうでもいいのかよって思うよ。本部といっしょに地域と繋がる闘いを鴨川支部も頑張ります。

花崎 木更津も内房線がまた削減されるんだけど、地域の住民の人たちは本当に困っているんだ。いっしょになって闘います。 そして職場の合理化、外注化を組合員といっしょに全力で闘い、その姿を見て清水の舞台から飛び降りて動労千葉に来てれる組織拡大を実現したね。動労千葉はその人たちを絶対守りますよ。

 みんな年齢を感じているけど、乗務員としては60を目標に頑張りたいね。エルダーにゆく人がほとんどなんだけど、渡辺さんからあったように、運転士エルダーの件で、組合差別があるような事を絶対させちゃいけないしそんな事があれば動労千葉の総力を挙げて闘うよね。俺も北嶋の後に続く組織拡大を実現すべく頑張りますよ。
ありがとうございました。

新春インタビュー(鈴木 貴雅 乗務分科会々長) 

明けましておめでとうございます。
昨年「系統分離」と称し、本格的な「80キロ圏直通運転構想」に基づく攻撃が開始されました。
本年以降、更なる系統分離攻撃が加速されることが懸念されます。営利最優先施策によって ローカル線切捨てはもとより施策推進による乗務員をめぐる労働条件の悪化が進み、安全、運転保安確立にむけて団結して取り組みましょう。

 

分割・民営化による不当解雇から31年 2・11国鉄集会に総結集を!

2・11国鉄集会

2月11日(日)  午後3時30分~
船橋市勤労市民センター  
(地下二階ホール)

 すべての組合員のみなさん!1987年2月16日、この怒りの日を忘れることができるでしょうか! あいまいにすることができるでしょうか! 国鉄の分割・民営化に際して、動労千葉12名、全国で7000名に及ぶ国鉄労働者に対して新会社への不採用=解雇通知が行われた日です。今年で丸31年を迎えます。

新たな労働委員会闘争へ

 1047名解雇撤回闘争は、31年間の闘いの中で、ついに15年6月、不採用基準の策定自体が不当労働行為意思の下に作成されたことを最高裁に明確に認定させました。その基準作成を命じたのが、JR設立委員長の斉藤英四郎であったことを明らかにさせたのです。井手や葛西などの国鉄幹部とJR設立委員長が謀議をめぐらして関与していたのです。
一方、JR東日本は、動労千葉からの申し入れに対して「当事者ではない」「(井手文書については)関知しない」等といって、団体交渉や労働委員会の斡旋から逃げ回っています。しかし、JR設立委員長が関与していた以上、JR東日本が当事者であることは逃げようのない事実です。やましいことがなければ、正々堂々勝負すべきです。今、動労千葉は、団交開催・解雇撤回を求める新たな労働委員会闘争を準備しています。

今こそ問う、国鉄分割・民営化とは

絶対にあいまいにしてはならないのが、「国鉄改革」を「錦の御旗」にして、1987年に強行された国鉄の分割・民営化攻撃です。これは国鉄という一国有企業の民営化ではなく、日本の社会全体に新自由主義を導入する攻撃として始まったのです。
なによりも、国鉄の分割・民営化は戦後史最大の労働運動解体攻撃であり、戦後最大の首切り攻撃です。この攻撃が始まった1981年から、87年の分割・民営化までの6年間に20万人以上が職場を去り、200名をこえる仲間が自ら命を絶ちました。
その過程で24万8千人いた国鉄労働組合が4万人余りに激減し、国鉄労働運動という中心を失った当時の全日本労働組合総評議会(総評)という日本のナショナルセンターが自ら解散したのです。労働運動の後退の中で、労働者の権利と生活がどんどん破壊され、貧困と格差が拡大し、今日の2000万人労働者の非正規職化という時代に至っているのです。

新たな1047名解雇撤回闘争へ

 限度を超えた雇用破壊、競争原理の強制、社会保障制度の解体、地域社会の崩壊、貧困の蔓延など、いま改めて国鉄分割・民営化が社会全体の問題となっています。
こうした中でJR東日本は、第3の分割・民営化攻撃として、外注化の異次元の拡大、水平分業=別会社化と転籍、「人口減少時代における未来の選択」「選択と集中」「戦略的ダウンサイジング」の名の下に地方ローカル線を全面的に切り捨て、そこから始まる医療・教育などの社会的大リストラへと突き進んでいます。
これは、安倍政権の「働き方改革」―総非正規職化に向けた攻撃そのものです。JR東日本が、社会全体の大転換、労働運動のさらなる解体・再編を狙う安倍政権の突撃隊になっているのです。
全国運動と動労千葉は、国鉄闘争の怒りの原点から労働運動の再生と変革をめざし、改憲や労働法制の解体、民営化や雇用破壊と闘うために、2・11集会から新たな国鉄1047名解雇撤回闘争を開始します。国鉄闘争の勝利へ、全組合員の総結集を訴えます。集会の大成功をかちとろう!

闘春 新支部長あいさつ 3月ダイ改阻止!反合・運転保安確立、定年延長を!

 分社化・転籍攻撃粉砕! エルダー雇用の場の確保を!

 佐倉支部長 坂尾 誠 

 明けましておめでとうございます。12月5日の第7回支部大会で支部長に選出されました。よろしくお願いします。
 「エルダー新提案」は水平分業が前提、グループ会社への出向が原則と明記しているように、大量退職によって欠員が生じる職種には一時的にJR本体雇用を行いつつ、労働者を分社化・転籍に追い込んで外堀を埋める攻撃です。われわれの闘いは、外周にエルダー社員の雇用の場を確保と「本体雇用拡大」ではなく定年を延長し、65歳まで働き続けることの出来る労働条件の確立を目指す闘いです。
 安倍政権による「働き方改革」―労働法制、8時間労働制解体攻撃と対決し、労働運動の復権を目指してストライキを含む闘いを配置して18春闘勝利を目指します。大幅賃上げ獲得を目指すとともに、乗務手当廃止絶対反対、分社化・転籍攻撃粉砕、3月ダイ改阻止に向けた最大の焦点と位置づけ全力で闘います。
 佐倉支部は他の支部と協力して闘っていきたいと思いますので互いに頑張りましょう。

 ローカル線切り捨て・労働強化許すな!

 銚子支部長 伊藤 彰 

 明けましておめでとうございます。
 大量退職をむかえ、エルダー問題が大きな課題となっています。地域に就労先が無いとの理由から、遠距離通勤を選択せざるを得ない現状があり、外周区の組合員にとっては切実な問題です。昨年、「エルダー業務枠拡大」の提案がありましたが、われわれが望むことは、定年を延長し、JR社員として安心して65歳まで働くことです。今後も、会社に対して求めていきたいと思います。
 この間のダイ改の度に行われているローカル線切捨て施策は、内房線、久留里線で行われ、そして、次期ダイ改では外房線においても事実上の「系統分離」が行われようとしています。成田線においても、すでに昼間時間帯において成田駅にて折り返し行路が組まれています。この事態は、ローカル沿線住民の利便性の低下と労働強化を伴うものであり、管内に波及するものと捉えなければなりません。
銚子における乗務行路は、1日平均7時間を超え、他区に比べても突出しています。他支部と同様に、行路内容も含めて改善を要求していかなければなりません。
 銚子支部は、利潤のみを追求した「80キロ圏直通運転構想」に反対し、定年延長による65歳まで働くことのできる労働条件の確立、安全・運転保安確立をめざして取組みたいと思います。

問題点や矛盾の集中を団体交渉の先頭に

交渉委員 青山 浩   

 9月の大会で交渉委員に選出された津田沼支部の青山です。宜しくお願いします。
現在、JRでは、ダイ改が行われるたびにロングランや長時間拘束が強制され、ハンドル率も上がるなど、運転士の労働条件は非常にきつくなっています。
 また、一方では、地域の切り捨てが進んでいます。昨年は内房線での系統分離が強行され、今年は外房線でも5本の列車を削減する提案が出されています。
さらに、エルダーの関係では今年から本体雇用によりエルダーで本線を運転するというこれまでにない状況になります。
 当面、3月のダイ改に向けて団体交渉が行われることになります。団交では、各支部の組合員の皆さんが、現場で感じていること、行路の問題点や矛盾、改善が必要な内容を具体的に明らかにし、会社側を追及していく必要があります。現場からの意見無しに会社との団体交渉は成り立ちません。
 反合・運転保安確立、行路緩和、地域切り捨ての3月ダイ改粉砕に向けて頑張りましょう。

新年のあいさつ 反対同盟 弁護団 OB会 家族会

闘春

2018年弁護団の念頭のご挨拶
動労千葉弁護団長 葉山岳夫

 朝鮮戦争が切迫しています。そして、安倍政権は、憲法9条に自衛隊の保持を付け加えるという、憲法9条を空文化する改憲攻撃を強行しようとしています。朝鮮戦争と9条改憲、共謀罪、そして反動労働法制は、一体の攻撃です。朝鮮戦争は、核戦争です。この戦争の開戦を絶対に阻止しましょう。
 国鉄分割民営化の破綻は、今や明らかです。新自由主義安倍政権とJR資本は、第二、第三の分割民営化というべき外注化、分社化、JR会社の持ち株会社化を狙っていますがこれに対する反合理化運転保安闘争の正しさは、ますます明らかです。昨年10月の東京地裁判決は、裁判の態をなしていない反動判決です。絶対に粉砕しましょう。
 正規職、非正規職の分断を乗り越えて団結し、外注化、分社化と闘う労働者の連帯を造り出し、1047名解雇撤回闘争の一環として労働委員会闘争をも闘おうとしている動労千葉の皆さんの闘いに敬意を表明させて頂きます。今年こそ、安倍を倒し、朝鮮戦争と改憲を阻止して、反動労働法制をくい止める闘いの正念場です。弁護団は皆さんと連帯して徹底的に闘います。頑張りましょう。

 団結した力で闘えば勝てる
動労千葉OB会長 永田雅章

 2018年を迎えて安倍政権は、2020年に向かって北朝鮮問題を口実にした防衛費増大、天皇代替わり儀式、オリンピック等で国民の目先を変えて改憲―戦争国家づくりに突き進んでいます。
 労働組合が解体された結果として、分割・民営化の破綻として北海道・四国・九州のJRの現実や、新幹線のあわや大事故になるような運転保安無視の安全崩壊や、リニア中央新幹線の不正受注談合の腐敗等、世の中いつ何が起きても不思議ではない時代を迎えました。
 そうした中で団結して闘った成果として、出向裁判でのJR・裁判所が一体となった外注化―出向・転籍攻撃にも、組織拡大すれば勝てるという反撃の闘いが進んでいます。
 また集中と選択という形での地域の切り捨て・破壊の攻撃に対して「内房線を守る会」を結成して住民の決起が始まっています。
 労働者が力を取り戻して団結して闘えば勝てるという闘いこそ4月1日の無期転換の闘いだと思います。CTSでは、全員の無期転換を勝ち取ろうとしています。450万人の対象者の職場や地域の仲間に訴えて、雇い止めを阻止して組合に加入して無期転換を勝ち取り色々な権利を行使して職場環境や労働条件の向上を実現しましょう。2020年の改憲阻止へ1歩1歩着実に足元を固めて動労総連合と合同労組の点、線、面への拡大に向けて闘いましょう。動労千葉OB会は組合員と共に闘います。

  鉄道の安全が心配
動労千葉家族会長 山田佐知子

 破断寸前の台車で走っていた新幹線、相次ぐ事故…外注化のしわ寄せが軋みを上げているようです。鉄道の安全が心配です。内房線に続いて外房線でもローカル線の切り捨てが始まろうとしています。昨年のように地元と一緒に声を上げれば、それを押し止める大きな力になると思います。また、年金が出ないなかで定年を迎えた多くの人が再雇用で働いています。退職年齢の引き上げをなんとしても実現したいものです。
 キナ臭い動きのなかで改憲が叫ばれています。森友・加計疑惑の中心でもある安倍政権に私たちの未来は託せません。親組合とともに今年もがんばります。好評だった料理教室を今年も行う予定です。
本年もよろしくお願いいたします。

新たな北総反乱の年に 

  三里塚芝山連合空港反対同盟

 2018年の年頭にあたり闘いの勝利に向けたあいさつを申し上げます。
本年は私たちが動労千葉と築いてきた労農連帯の力を存分に発揮して、安倍政権による戦争と改憲攻撃をうち破る決戦の年です。昨年、皆さんが次々と新たな地平を切り開いたように、三里塚闘争も大きな前進を実現しました。最高裁で決定した市東孝雄さんに対する農地の強制執行を、動労千葉をはじめとした全国の労農学市民の力で阻み続けています。さらに、この闘いと結びついて、国土交通省・NAAによる「成田空港機能強化案」強行を許さない闘いを、燎原の火のように拡大させています。数万に及ぶ騒音下住民の怒りの声で、「強化案」は承認の見通しすら立ちません。強制執行阻止の決戦と周辺住民の決起がついに合流を開始しました。まさに新たな北総反乱の開始です。
2018年、私たちは「決戦本部」を先頭にして市東さんの農地を守り、現地をめぐる闘いの陣形をさらに拡大しながら、戦争と改憲攻撃を許さない決戦の大きな一翼を担うべく闘います。動労千葉の闘いと三里塚闘争の新たな爆発こそ、安倍政権を打倒する力です。共に闘いましょう。
3・8請求異議裁判闘争へ! 4・1三里塚全国集会へ!

三里塚 新年デモ&団結旗開き/ 追悼 中江昌夫 顧問

三里塚
 新年デモ&団結旗開きで決戦の火ぶた切る

新年デモの前に東峰神社でしめ縄飾り
旗開き最後の団結ガンバロー

 1月8日、三里塚芝山連合空港反対同盟は新年デモと団結旗開きを行った。
 10時から、市東さん宅南の東峰開拓組合道路で集会が始まった。動労千葉からは渡辺靖正執行委員がマイクを握り、昨年に横芝光町で開かれた空港機能強化案の説明会で、住民として徹底弾劾の闘いに立ったことを報告した。集会後、120人でデモを貫徹した。
午後1時、成田市内のレストランで団結旗開きが150人の参加で開かれた。冒頭、東峰の萩原富夫さんが「闘争宣言」を読み上げ、市東さんの農地を守り抜き、第3滑走路・空港機能強化策を粉砕し、安倍政権の改憲・戦争への動きと真っ向から闘うことを宣言した。そして、空港機能強化粉砕にむけて3・4芝山現地闘争と、市東さんの農地強制収用を許さない3・8請求異議裁判闘争を3月決戦として闘い、4・1全国総決起集会に攻め上る方針を明らかにした。続いて市東さんが「1年を力強く闘い抜きます」とあいさつし、乾杯の音頭を取った。
 連帯のあいさつの最初に動労千葉の田中委員長が立ち、52年の不屈の三里塚闘争が存在する巨大な意義を確認し、労農連帯を一層強化して進むことを誓った。関西生コン支部の西山直洋執行委員は、昨年12月近畿一円のミキサー車、バラセメント車を止めたゼネラルストライキの勝利を報告し、三里塚と連帯してストを武器に闘う決意を述べた。
 最後に太郎良さんの音頭で団結ガンバローを三唱。2018年の勝利を固く誓い合った。

追悼 中江昌夫 顧問

 昨年の12月29日、動労千葉顧問の中江昌夫さんが、肺炎のため亡くなられた(享年87歳)。
1月4日~5日の葬儀には地元の町内会はじめ多くの人びとが参列し故人を偲びました。
 中江さんは、1959年機関車労働組合から動力車労働組合に名前を変えてから20代で動労中央執行委員を務め、動労本部の書記長、副委員長を歴任しました。
 1979年動労千葉が動労から分離独立したときに、中江さんは「動労は変質した。私は動労千葉と共に歩む」と副委員長の要職を投げうって本部からの決別を決断しました。そして全国各地の地方本部にオルグで飛び回って動労大改革、闘う労働組合の再生を訴えた大先輩でした。そして船橋市民の会を立ち上げ、船橋市議会議員を5期務め、市政では反核平和都市宣言の実現や船橋文学賞の創設などに貢献しました。

1983年船橋市議会議員選挙で立候補者76名中、堂々4位で初当選した。 

そして動労千葉顧問、国鉄闘争全国運動の呼びかけ人として、ともに闘いの道を歩んできました。
 中江さんは、労働運動家であり政治家であるとともに「月鈴子」の俳号を持つ俳人でもありました。
 中江さんの遺志を受け継ぎ、闘う労働組合を甦らすために奮闘することを決意します。

「ワンステージアップのワンダフルな闘いを」2018年団結旗開き開催(1/6)

 動労千葉は1月6日、午後1時からDC会館で団結旗開きを開催した。
 冒頭、昨年4月に逝去された水野顧問、昨年末に急逝した中江顧問に対し全員で黙祷を捧げた。
 大竹副委員長の開会あいさつ、昨年の本部執行委員に就任した関和幸君の司会で進められ、田中委員長から新年の挨拶が行われた。
 来賓挨拶に、三里塚反対同盟から萩原富夫さんが「農地を守る闘いと、機能強化案粉砕の闘いを貫きながら、安倍政権による戦争・改憲を阻止する闘いの一翼を担う」と決意を表明した。動労千葉弁護団の葉山弁護士が「強制出向無効確認訴訟の東京地裁の反動判決粉砕と、1047名解雇撤回の新たな労働委員会闘争を軸に、弁護団は徹底して闘う」と訴えた。家族会の山田会長と田中委員長による鏡開きの後、OB会の永田会長の音頭で乾杯!
 ひき続き、情報労連千葉県協議会・鈴木議長、新社会党千葉県本部・鳰川書記長、支援する会・山本事務局長のあいさつに続いて、家族会・山田会長が「今年はワンステージアップし、ワンダフルな闘いを」と訴えた。
 第2部では、北嶋副委員長の司会で進められた。動労総連合から動労水戸、動労連帯高崎、動労神奈川、動労東京が決意を語った。続いて鈴木コンクリート分会・吉本書記長、ス労自主・山川書記長、婦民全国協、星野全国再審連絡会議の星野暁子さん、都政を革新する会、全国水平同盟、ちば合同労組、ユニオン習志野、全学連などから熱い連帯のアピールが続いた。
 これに応え、動労千葉争議団、動労千葉の各支部と青年部の代表がそれぞれに組織拡大の決意を語った。最後に本部を代表して川崎書記長が「貨物とCTSを軸とした18春闘に立ち、なんとしても動労千葉ー動労総連合の組織拡大を」と熱く訴えた。
 最後に、恒例のビンゴ大会で盛り上がった後、インターナショナルを合唱し、団結ガンバローで終了した。

田中委員長の新年の挨拶(要旨)

 昨年末に中江顧問が急逝した。動労千葉の分立・独立の過程で動労大改革を訴え全国オルグに回った中江顧問、この時代にこそ、中江顧問のように自分の組合、地域を超えて闘う労働組合をよみがえらせるために力を尽くすことが必要だ。  安倍政権は戦争の危機をあおりたて、改憲に向けた具体的な政治過程を強引に進めようとしてる。「戦争だけは二度としてはならない」が戦後日本労働運動の原点であり、「改憲阻止」は最大の攻防点だった。その中心に国鉄闘争が闘われた。
安倍政権は、通常国会に「働き方改革関連8法案」を提出し、「正社員ゼロ(総非正規職化)、解雇自由」社会をつくろうとしている。
 JRでも分割・民営化以来の大再編=「第3の分割・民営化攻撃」が始まった。大量退職という現実を逆手にとって、再雇用の場をめぐって労働者同士を蹴落とし合わせ、「水平分業」=分社化・転籍を自ら認めざるを得ない状況に突き落とそうとしている。さらに「選択と集中」の名の下に地方路線の全面的な廃線化攻撃、職場では極限的労働強化、グループ会社を含む例外なき大再編―賃金・雇用・労働条件の最底辺化が進められようとしている。
 昨年の11月集会での「改憲阻止!1万人大行進」は新たな挑戦だった。動労千葉は小さな力だが、われわれ自身の改憲・戦争阻止闘争を何としてもつくりあげたい。それと一体で、労働法制改悪阻止の闘いを全国に呼びかけたい。
 ローカル線切り捨ての3月ダイ改と対決し、地域で運動をつくり出そう。組合員の希望に沿ったエルダー職場の確保を闘いとろう。無期転換されても最低賃金という現実を打ち破るためにCTS春闘を全力で闘おう。国鉄1047名闘争をめぐっては「JRは団交に応じ解雇を撤回せよ」という労働委員会闘争に新たに踏み出す。福島切り捨ての最先頭に立つJRが強行している常磐線全線開通の攻撃と全力で対決する。
2018年を動労千葉の新たな組織的展望を切り開く年にしましょう。

新春インタビュー(下)   田中康宏委員長に聞く 民営化・外注化・雇用破壊と闘おう! 1047名解雇撤回! 常磐線開通阻止!

3月ダイ改阻止―18春闘へ!

■国鉄・JRにおける闘いの課題は何でしょうか。

 当面、春闘~3月ダイ改の過程を次の4つの課題を掲げて闘いぬく決意です。
第1にJR本体における闘いですが、《3月ダイ改阻止・運転保安確立》と《エルダー再雇用をめぐる闘い》を一体のものとして全力でやりぬくことです。昨年末、今度は外房線を削減するダイ改提案が出されました。内房線もさらに一往復削減する。すでに2月4日には館山で内房線と地域を守る会の集会が予定されており、外房線でも組織化が始まっています。
 またダイ改をめぐってはJRと東労組の対立がますます泥沼化しています。革マルすら使い捨てようというのが第3の分・民攻撃です。
 さらに昨年末、東労組は「エルダー制度本体雇用枠拡大」の修正提案を妥結しました。「会社はエルダー本体雇用拡大を効率化施策と一体で進めようとしている」と反発していながら、「効率化施策」なるものの具体的な内容が何なのか、一体どうなったのか等について全部隠したまま妥結しました。「水平分業」化に向けた重大な裏切りが準備されていることは間違いありません。
 しかしいずれにしても、これをもって事態は1月下旬と言われている来年度退職者の再雇用先提示に向けて動き出します。直ちに闘争体制を確立し、分社化・転籍攻撃粉砕、65歳まで働き続けることのできる職場と労働条件確立に向けた闘いに突入します。
 JR貨物でも、「生涯賃金をいっさい変えない定年延長」という人事賃金制度改悪攻撃が動き出しています。千葉機関区の現状は、「動労千葉対策」のために30年以上新採の配置がない不当な労務政策の中で限界状況を迎えています。今年は貨物も大きな勝負の年になります。

無期転換闘争の継続を

■18春闘はCTSが大きな焦点ですね

 そうです。JRにおける第2の課題が、無期転換問題を最大の焦点としたCTSにおける闘いです。CTSでは4月1日に丸5年を迎える仲間が2百数十人。昨年秋に上半期分については全員「無期転換」が通知されていますが、下半期分は1月中旬通知予定です。団交では全員の無期転換を確認していますが、実際に通知が出るまで息を抜かない。そして、全員の転換が実現したら新たな闘いを開始します。今度は究極の目標である非正規職撤廃に向けて、最低賃金レベルの現実をこの春闘で、絶対にひとつでも打開する。そのために組織の総力を尽くします。無期転換闘争の断固たる継続です。
 それはCTSだけの問題ではありません。450万~2千万人の問題です。だから、無期転換に挑んだ2年間の経験と闘争継続の決意をリーフレットにして全国に訴え、ちば合同労組と共同で「無期雇用転換問題連絡会」(仮称)を立ち上げて発信するような新たな挑戦も開始したい。 何よりも、この闘いを通して組織拡大の展望を切り開く。それは分社化・転籍攻撃を粉砕する決定的な課題でもあります。

■第3の闘いの課題は1047名解雇撤回闘争ですね。

 団交を拒否し続けるJR東日本に対して新たな労働委員会闘争を申し立てる決意です。「不採用基準」の策定そのものが不当労働行為であったことが最高裁で確定し、しかもそれを作成するよう命じていたのが、旧国鉄側ではなくJR設立委員長であったことが明らかになったのです。にも係わらずJRは「関知しない」などと言って団交を拒否し続け、労働委員会のあっせんも拒否しました。改憲と戦争が問題になるこの時代だからこそ、もう一度「国鉄1047名解雇撤回」の旗を高く掲げたいと決意しています。
 そして、国鉄闘争の第4の課題が、動労水戸の仲間たちが先頭を担っている常磐線全線開通反対闘争です。この4つの課題を掲げて、国鉄闘争が労働運動再生、戦争反対の闘いの先頭に立つことが求められています。2・11国鉄集会を新たな国鉄闘争の闘いの宣言の場としてかちとろう。

■そうしたすべての課題を組織拡大に結びつけていくことが最大の課題ですね

 そうです。大量退職問題を逆手にとった組織破壊攻撃―第3の分割・民営化攻撃と断固として対決し、組織拡大を実現することです。「すべてを組織拡大の視点から」「職場闘争なくして組織拡大なし」「反合・運転保安闘争なくして組織拡大なし」です。闘いの条件は煮つまっています。2018年を動労千葉の新たな組織的展望を切り開く年にしましょう。