イラク反戦6周年全世界一斉行動
労働者のストライキと国際的団結で戦争とめよう!
3月20日、渋谷で集会とデモ
代々木公園に全国から1850名が結集
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田中委員長が特別アピール
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若者が集まる渋谷の街をデモ行進
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3月20日、東京代々木公園において「労働者のストライキと国際的団結で戦争をとめよう!」の3・20集会と渋谷デモが全国から1850名を結集して闘われた。
集会は、動労水戸の木村書記長の開会あいさつで始まった。
田中委員長が特別アピール
特別アピールでは、最初に動労千葉の田中委員長が
「われわれは、17~19日にストライキに立ち上がり、302人がストライキに突入した。そして、業務命令を拒否して国労の仲間が動労千葉に加入した。国鉄分割・民営化の最後の決着をつけなければならない。今の首切りを何とかしたい。全ては分割・民営化から始まった。これからも闘い続けよう。200万人の首切りがされようとしている。電機では定昇が凍結され、賃下げをのんだ。われわれ以外に怒りを組織するものはいない。
イラク6周年、世界は分岐点にきている。階級的労働運動で闘おう。世界一斉行動へ組織して、組織して組織し抜こう」とアピールをおこなった。
続いて、三里塚反対同盟の北原事務局長が「43年間労働者と農民が連帯して闘ってきた。大変な時代に未来を作るために闘おう。農民と労働者が連帯すれば政治はいらない」とあいさつ、裁判員制度絶対反対で闘う弁護士の森川正人さんは裁判員制度反対の4・21集会への大結集を訴えた。
基調報告を実行委員会を代表して全逓の青年労働者がおこなった。
「アメリカのイラク開戦から6周年、生きさせろの闘いに発展した。08年は金融危機から、戦争か革命かの時代に突入した。日米韓の団結が生まれた。桁違いの金融破綻、日本は1兆円の借金がある。日本のあり方が崩れている。最後の延命策は9割を非正規にして派遣切りが行われている。資本は飯を食わせられなくなった。連合は闘わない。体制内の勢力がわれわれを攻撃してくる。4者・4団体の政治解決路線は破産している。民営化に賛成して反戦闘争は闘えない。郵政民営化は破産し、第二の民営化攻撃との闘いとなっている。職場から団結を作り出そう。資本主義は戦争によってしか延命できない。今までのやり方ではやっていけなくなった。フランスではストライキが闘われている。09年決戦へ躍り出よう」と基調提起をおこなった。
その後全学連からの特別アピール、カンパアピールが行われた。
全国の仲間からの決意表明では、小倉地区闘争団の羽廣さんが5・27臨大弾圧裁判の論告求刑を弾劾し、鉄建公団訴訟控訴審の3・25判決は1047名闘争解体攻撃であり、体制内指導部を許さず闘おうと訴えた。
沖縄の労働者、道州制反対で闘う自治体労働者、日の丸・君が代不起立で闘う教育労働者、医療労働者、関西合同労組、4・24法大集会実行委員会の仲間から決意表明が行われた。
行動提起を動労千葉の川崎執行委員が行い、団結ガンバロー、インターナショナルを合唱して集会を終了した。
その後は多くの若者が集まる渋谷の街をデモ行進し、ともに闘いの起ち上がることを訴え闘い抜いた。