4者・4団体路線と対決し1047名解雇撤回を勝ちとろう!
1047名解雇撤回!09春闘勝利!2・16労働者総決起集会
4者・4団体を倍する800名が結集
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4者・4団体を倍する800名が結集
動労千葉は、22年前JRへの不採用通知がされた2月16日、すみだ産業会館において「1047名解雇撤回!09春闘勝利総決起集会」を開催した。集会には、全国から労働者・学生800名が結集し、あらためて1047名の解雇撤回へ闘いぬくことを宣言した。
司会、開会あいさつを動労千葉争議団の中村仁君が行い集会が進められた。
来賓あいさつの冒頭に、三里塚反対同盟の伊藤信晴さんが「動労千葉が若い労働者を拡大していることに感激している。解雇撤回と空港反対は通じるものだ。動労千葉の闘いは階級情勢をゆり動かす、同盟も共に闘う。市東さんへの農地明け渡しを迎え撃つ3・29集会は決定的だ。大結集を」と訴えた。
葉山岳夫動労千葉顧問弁護団長は、「サブプライムローンの破綻は、金融恐慌を引き起こし、大量首切りは大企業もで労働者を食わせていけなくなった。動労千葉は30年間闘ってきた。国際連帯は言葉の壁を乗り越えた。4者・4団体は階級闘争とに相反するものだ」とあいさつをおこない、
山本弘行動労千葉を支援する会事務局長は、「09年は失業者が2億9000万になった動労千葉の労働運動が光る時がきた。全国に支援する会を作る。4者・4団体を粉砕して闘おう」とあいさつをおこなった。基調報告を田中委員長がおこなった。
高石さんが決意表明
国鉄労働者の決意表明では、国労5・27臨大弾圧粉砕へ向けて国労上野支部の吉野元久さん、臨大弾圧裁判被告の原田隆司さんが2月27日に論告求刑がせまる中で有罪解雇を一切恐れずに闘いぬく決意を表明した。
1047名闘争争議団、闘争団の決意表明では、国労秋田闘争団の小玉忠憲さん、小倉地区闘争団の羽廣憲さんが登壇し、JR東日本本社に対する闘いを報告する共に、4者・4団体を許さず、解雇撤回まで闘いぬく決意表明を行った。
動労千葉争議団の高石さんは、「私は動労千葉の方針に則って闘う。解雇者があふれている状況で解雇撤回を投げ捨て闘争が出来るのか。解雇者に『犬死にですよ』と言っているようなものだ。絶対に言いたくない。国家権力との闘いを挑んだわけだから、中途半端に終わりたくない。チャンスがきた。22年間の闘いの証を立てていきたい」と決意表明をおこなった。
その後、全金本山、医療、福祉、自治体、教育労働者や全学連から09春闘勝利への闘いの報告と決意表明がおこなわれた。
最後に動労千葉争議団の中村俊六郎さんが団結ガンバローをおこない集会を終了した。
また、4者・4団体は、同日星陵会館で国会議員などを集め、400名で集会をおこなっていた。4者・4団体路線を粉砕して1047名闘争の勝利をかちとろう。
集会の基調報告
今日の1047名闘争の現状をくやしく思う。今日は再出発の集会であり、新しく闘いをつくりあげよう。1047名闘争が直面している困難は、派遣労働者の苦闘とひとつのものだ。4者・4団体は、民主党や公明党に嘆願ばかりしている。そして10・24集会では機動隊を導入して動労千葉を排除した。4者・4団体は、「求めているのは単なる争議の解決であって、これは階級闘争ではない。革命運動ではない」と言っている。
GDPがマイナス12・7%になったと夕刊で報道された。資本家は、1ヶ月の見通しを立てることも出来ず、労働者にメシを食わせることもできない。資本主義の終わりが始まっている。
連合、日共ー全労連も資本主義の終わりは世界の終わりと考えている。結局体制内労働運動とは、資本主義体制が継続することを前提としている。全ての勢力がなぜ同じになっていくのか、それを規定しているのが時代認識だ。時代の本質を見抜く唯一の方法は闘いの渦中に全てを投入すること、現場の困難から絶対に離れないことだ。
労働組合とは何かの原点から再出発をしよう。分割・民営化は、戦後最大の労働運動解体攻撃であり、新自由主義攻撃の突破口であった。分割・民営化攻撃が日本における今の階級情勢の一切を規定している。そして分割・民営化攻撃との闘いは、動労革マル、国労指導部との闘いであった。 この大恐慌情勢下で1047名闘争は、大きな位置と可能性を持っている。1047名闘争が解雇された労働者の先頭に立って「解雇撤回」を掲げて闘いぬこう。動労千葉は、09春闘を先頭にたって闘う。