11・6労働者集会に全力で結集し、 戦う労働運動をよみがえらせよう!
すべての組合員のみなさん!
11月5日から、銚子支部を先頭にして、基地再編ー「佐倉・銚子運輸区」設置に伴う線見・ハンドル訓練に対して、指名ストライキに突入する。全支部・全組合員が一体となって銚子支部を支えぬき、長期間でも闘い抜ける闘争体制を確立しよう。
銚子運転区ーなぜ全運転士が訓練の対象になるのか?
この間、動労千葉は、「佐倉・銚子運輸区」設置に関して、今後の移行に向けたスケジュールや運転士・車掌の要員数、そして銚子運転区、千葉運転区から「佐倉運輸区」「銚子運輸区」に異動する人数等について具体的に明らかにするとともに、とくに、異動にあたっては本人の希望に基づき行うことを求めてきた。
こうした動労千葉の要求に対してJR千葉支社は、銚子運転区については全運転士を対象にして訓練行うとして、すでに10月16日からは動労千葉所属を除く運転士の訓練を強行している。そして、11月5日からは、動労千葉の組合員に対する訓練が開始されようとしている。
また、千葉運転区では、総武本線、成田線、千葉市内を中心にして約40名が線見・ハンドル訓練の対象者に一方的に指定されている。しかも、この内8名が動労千葉だ。
しかし、訓練の対象となる銚子支部や千葉運転区の組合員については、誰一人「佐倉運輸区」への異動など希望していないのだ。
こうしたことから動労千葉は、「動労千葉申第4号」によりあらためて「本人希望に基づく異動の実施」等を求めて、11月1日、千葉支社との団体交渉を行った。
面談では希望も聞かずに訓練の指定を一方的に通知!!
団交の中でJR千葉支社は、スケジュールや運転士、車掌の要員数等については、「未だに決まっていない。12月頃に要員提案ができるのではないか」として、何ら具体的な回答を行おうともしない姿勢だ。
また、銚子運転区、千葉運転区から「佐倉・銚子運輸区」への異動する人数についても、現段階では分からないとの回答に終始する状況であった。
しかし、千葉運転区では、10月の面談時に、「あなたは訓練の対象者です」と一方的に40名が線見・ハンドル訓練の対象に指定されている。現場の管理者などは、「支社に言われただけで、詳しく分からない」と逃げ口上を言っているが、実際にはすでに異動する人数や異動する運転士などは決まっているということだ。
しかも千葉支社は、この間の団交で、「本人の希望は面談で把握する」等と回答していたが、実際の面談で組合員が言われたことは、本人の希望などは全く確認もせず、訓練対象者には一方的に「あなたは訓練対象者です」と通知したのだ。「本人の希望を把握する」との会社の回答自体が、全くのウソだったということだ。
要員数や異動する人数も隠し、ウソをついて面談を行うという千葉支社を絶対に許すことはできない。
こうした状況から千葉支社との団体交渉を打ち切った。
以上から動労千葉は、「異動にあたっては本人希望に基づき行う」との組合要求実現に向けて、「佐倉・銚子運輸区」設置に伴う線見・ハンドル訓練に対しては、指名ストライキを実施することとする。
銚子支部を守り抜き、指名ストライキを闘いぬこう!
以上から、11月5日からの銚子運転区おける線見・ハンドル訓練に対しては、指名ストライキを実施することとする。
各支部は、11月5日、指名ストライキに突入する銚子支部とともに闘い、全力で守りぬこう!
【闘 争 指 令】
「佐倉・銚子運輸区」設置ーローカル線切り捨て反対!組織破壊攻撃粉砕!本人希望を無視した線見・ハンドル訓練の実施阻止に向けて、次のとおり指名ストライキを実施する。 2 対象者及び時間 3 各支部は、争議行為への支配介入、 不当労働行為、権力の介入等に対する 監視体制を強化すること。 4 各支部は、11・6労働者集会への全 力結集を計ること。 |