検修・構内業務の外注化阻止!
CTSでの労働条件改善へ!
エルダー協議会総会を開催
エルダー協議会は、7月19日にDC会館においてエルダー組合員と各支部代表が参加し、総会を開催した。
エルダー協議会は、会長であった吉野幸成さんが今春急逝し、新たな体制をつくることが急務となっていた。そして、京葉車両センターの外注化においては、エルダー社員を使い外注化を強行しようとしている。JR本体の闘いとともに千葉CTSにおける闘いは重要である。今総会では、新役員の選出と共に新たな取り組みを決定した。一体となって闘おう。
エルダー協議会総会は、議長に三代川さんを選出し議事が進められた。会長あいさつを副会長の奈良輪さんがおこない、田中委員長のあいさつと続いた。議案の提起を照岡さんがおこなった。
〈以下議案書から〉
この間のとり組み
(1) CTS京葉事業所における違法夜勤問題についてCTSに対して申し入れを行った。しかし、CTSは団交も設定せず不当な対応に終始した。労基署に相談すると法的に0時を越えて労働時間が設定されている場合、その当日に休日を設定することは出来ないと回答。これによりエルダーに対しての夜勤の指定は見送っている。
(2) 京葉事業所では36協定締結をめぐる職場代表を獲得。
(3) 入区列車におけるパン下げ扱いの問題では、夏季における作業は、熱中症を起こす恐れがあるためJRへパン下げはおこなわないように申し入れをおこなう。団交ではCTSに対してパン上げの教育、訓練を実施していると回答、その後再度パン下げをおこなわないように要請、会社は検討すると回答した。
(4) 錦糸町電留線等における昇降台設置に関して申し入れをおこなった。
外注化をめぐる動き
(1) 今年度エルダーの勤務地提示において、本人希望を考慮せず指定し、あわせて構内外注化要員としての希望を募るという悪質なものであり、さらに現役エルダー社員に対しても、清掃業務の重労働を逆手にとって希望を募っていることに対して、京葉車両センターで出勤時のビラまき、街宣行動を7月1日より現在まで7回実施した。また外注化要員としての希望確認に対して申し入れを行い、団交で追及した。労働局への偽装請負の摘発を総連合としてもおこない、水戸・高崎でも摘発の行動をおこなった。
(2) CTSは、震災を理由に200名にも及ぶリストラを画策している。
当面するとり組み
(1) 違法夜勤撤廃、パン下げの取り扱い撤回等を求め、CTSにおける闘いを強化する。
(2) 構内外注化10月1日実施の阻止に向け、JR本体のみならず、CTSにおけるストライキの配置を含め、7~8月を焦点とし、組織の総力をあげた闘いを展開する。
(3) 外注化の対象となるエルダー組合員の意思統一と、他労組組合員への希望させない要請行動の徹底をはかる。
(4) 偽装問題でのさらなる摘発・追及の闘いを強化する。
・労働局へのとり組みの継続。
・裁判による差し止め訴訟の検討。
・CTSに対し、申し入れ、追及行動の展開
・8月を目途にJRの偽装請負を追及する大衆的集会や弁護士を連ねた記 者会見等、社会的摘発行動の実施を検討する。
(5) 外注化対策会議による具体的とり組みの検討。
(6) CTSの大合理化攻撃に対する職場からの抵抗闘争の強化を図る。
・組織拡大闘争の強化と青年部結成のとり組み
役員改選では会長に小倉邦夫さんを選出し、新役員が決定した。最後に小倉さんの音頭で団結ガンバローを三唱。その後懇親会に移りエルダー制度での問題についての話し合いが引き続きおこなわれた。