全支部の先頭を切って鴨川支部が大会

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全支部の先頭を切って鴨川支部が大会

高師富士男新支部長を選出
第2の分割・民営化攻撃と闘いぬこう

 10月22日、17時30分から、勝浦市内において、第14回鴨川支部定期大会が、勤務以外の組合員や来賓が出席する中で開催され、11・2労働者集会への総結集をかちとるとともに、組織拡大に向けて全力で取り組む方針を確立した。
 大野副支部長の開会あいさつの後、宇佐見君を議長にして議事が進められ、冒頭あいさつに立った鈴木支部長は、「08春闘ではストライキで闘いぬいてきた。ライフサイクルを阻止し、組織拡大に向けて今後も取り組みを強化しよう」と訴えた。
 来賓あいさつでは、本部から君塚副委員長が1047名闘争の現状について、解雇撤回を放棄し、動労千葉を排除した4者4団体による屈辱的な和解路線を批判するとともに、JR体制の崩壊がはじまったこと、そして当面11・2労働者集会に勤務者以外全力結集を訴えた。
 水野勝浦市議からは、鴨川支部の一員としてともに闘うことを明らかにした。
 執行部から、経過報告、会計報告、08年度運動方針案、08年度予算案が提起された後、質疑に移った。
 質疑で出された主な意見
◎ 下り勾配箇所での「速度違反」問題については、会社の責任を徹底的に追及すべきだ。
◎ 来年度以降、209系が導入される予定だが、貫通ドア化されるのか等、列車の運用等がどうなるのか。
等々、活発な質疑が行われた。
 方針を満場で採択した後、高師富士夫新支部長を選出した。高師新支部長から「第2の分割・民営化攻撃と闘いぬこう」との決意表明が行われ、最後に団結ガンバローを三唱し、鴨川支部大会は成功裡に終了した。

11・2一人でも多くの結集を
怒りの声を!今こそ闘う労働組合の全国ネットワークを

11月労働者集会へ参加するハイテックコリア支部に連帯して、幕張メッセで抗議の宣伝活動を行なった

連帯し、ともに闘おう!

 11月労働者集会への韓国からの代表団の一員として参加する金属労組ハイテックコリア支部は、2002年以来、執拗な組合潰しや解雇と闘い続けている。「ハイテックマルチプレックス」はラジコンメーカーだ。今もキムヘジン支部長が、地上30mの高圧線の鉄塔の上で、抗議のろう城ハンストを行なう壮絶な闘いを続けている。
 動労千葉と支援する会は、10月19日、この闘いに連帯して、幕張メッセで開催された『模型ショー』に抗議の宣伝活動を行なった。ここにハイテックの日本法人も出展しているのだ。「ハイテックは組合潰しをやめろ!」「ハイテックは労働者いじめをやめろ!」。ビラの受け取りは良く、千数百枚をたちまち撒ききった。
 あわてたマルチプレックス側は、代表取締役の伊丹が飛んできて、何を勘違いしたのか「ストライキなら事前に連絡しろ!」「営業妨害だ」「警察を呼ぶぞ!」などと 叫びたてて、警察に電話するが、「暴力事件でなければ介入できない」と言われてスゴズコ引き上げた。
 この抗議宣伝行動の動画は、すぐ韓国のインターネットでも流され、次のようなメッセージが届けられた。

 日本で行なわれた街宣の動画を見ました。
 海を越えてきた連帯のおかげで、もっとがんばれると思います。今日ソウルでは国政監査に係わっている国会議員と面談し、現在の闘争状況と国会環境労働委への要求を伝えました。

 メールに少なからぬ衝撃、尊敬、敬意を表します。
 資本の弾圧に抗し、国境と人種を越え労働者連帯の模範を示して下さる同志たちに、韓国の労働者として深い感謝を申し上げます。労働者がまっとうに扱われ主人公となる世の中を夢見て一生懸命活動している同志たちを見て、韓国の労働者として、今後なすべきことを見る思いです。
 昨年の動労千葉訪問の深い感銘により、今年も私たちの労働組合から2名が訪問します。多くのことを感じ、経験するだろうと思います。

連帯し、ともに闘おう。11・2労働者集会へ!

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