逝去から1年
中野前委員長を偲ぶ会を開催
昨年3月、中野前委員長が逝去されてから1年。故中野前委員長を偲ぶ会を3月5日、DC会館で開催しました。中野前委員長の亡き後、われわれはこの1年、外注化阻止闘争、国鉄闘争全国運動の展開、ライフサイクル阻止闘争など、全力で闘い抜いてきました。その成果を報告するとともに故人を偲び、組合員、家族会、OBが多く参加し、盛大に行われました。
開会あいさつと司会を長田書記長が行い、会が進められました。
冒頭あいさつに立った田中委員長は、「今日はお集まりいただき、ありがとうございます。一年間多くのことがありました。外注化反対で5回のストを闘った。4・9政治和解は1047名闘争の旗を降ろすところまで状況が進行した。中野前委員長だったら何を訴えたのか。団結のすばらしさ、一人では何も出来ないが、一人がいないと始まらないということ。それは動労千葉も同じです。今、現場は元気でがんばっている。勝浦市長選闘争をわれわれは弔い合戦のつもりで闘った。
大きな存在をなくして、われわれに同じことは出来ないが現場の労働者の団結が大事にして、これからも闘う」とあいさつ。
友人を代表して水野正美さんー改めて中野の大きさをしみじみ感じた。長い月日で積み上げたことが実を結ぶ時が来た。勝浦市長選では、大負けした気持ちがない。自公民が昔通りのやり方でやってきたが、それをはるかに凌駕する闘いを展開した。みんな中野が残してくれたものだ。それを受け継いで展開力を示した。そして動労千葉の質の高さを示した。動労千葉から日本を変えていく運動を次の世代に伝えたい。
遺族から弟の中野庸さん
兄が亡くなった実感がまだわかない。自分にとって親父みたいな存在でした。今もここにいるような気がします。今後もよろしくお願いします。
献杯を山口敏雄顧問の音頭でおこないました。
歓談をはさんで以下の人からあいさつを頂きました。
OB会布施事務長
中野と一緒に行動したOBが集まった。これからも若い人と闘っていく。OB会も動労千葉とともに闘っていく。
家族会山田事務長
親組合を支えて闘っていく事を報告したい。4月10日に総会を行うのでよろしくお願いします。
動労千葉を支援する会山本事務局長
存命だったら何というかという時代が押し寄せている。国鉄闘争全国運動という大変なことを始めた。動労千葉とともに労働運動を作り替えよう。
最後に動労千葉の各支部を代表して幕張支部、千葉運転区支部、新小岩支部からの決意をうけて組合歌合唱、団結ガンバローで終了しました。
中野前委員長の遺志を継ぎ、外注化阻止、国鉄闘争勝利へ向けて闘い抜こう。