ライフサイクル第2次配転阻止に向けて千葉支社に緊急申し入れ

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「ライフサイクルの深度化」-
第2次配転阻止に向けて千葉支社に緊急申し入れ

平成採を会社に売り渡すJR東労組と決別しよう
会社の責任を運転士に押しつけるな!

 千葉支社は、10月に入って以降、「ライフサイクルの深度化」に関して、平成採用運転士に対して自己申告書と併せて希望調書を配布している。これは、今年6月に続き今年度中にも第2次異動を行うことを前提にしたものだ。絶対に認めることはできない。
 動労千葉は、こうした事態を受けて、千葉支社に対して、第2次配転の中止及び、6月に異動させられた運転士の原職復帰、労働協約を締結していない動労千葉組合員を対象としないこと等を求めて緊急申し入れを行った。(左記の申し入れ参照)

輸送職を養成してこなかった会社の責任だ!

 「ライフサイクルの深度化」は、会社が駅輸送職の養成を全く行ってこなかったことにより駅要員が逼迫するという、本来会社が責任を負うべき問題であるにもかかわらず、その責任を平成採用運転士に転嫁するという、極めて悪質な攻撃だ。
 しかも駅への異動期間は、今年3月に「5年」を「3年」にするとの修正提案を会社は行ってきたが、実際には3年目、4年目、5年目で運転職場に戻るのか、駅輸送職を継続するのかをめぐって振り分けが行われ、最終的には2割から4割はそのまま駅に配置することを公言しているのだ。
 会社の責任の尻ぬぐいなど絶対に認めることはできない。

仲間を守り抜くためにストライキで闘おう!

 一方、JR東労組は、「ライフサイクル」について、「成果だ」「俺たちが創りあげたライフサイクル」「俺たちが担う」などと称して、平成採の運転士を駅に配転するための「ライフサイクル」に率先協力する姿勢を示している。会社によるJR東労組切り捨てが始まる中で、「ライフサイクル」で平成採の運転士を会社に売り渡して会社との結託体制を維持しようというのだ。こんな卑劣なことがどうして許せるだろうか。 こうした状況の中で動労千葉は、上記のとおり千葉支社に対する緊急申し入れを行うとともに、当該の組合員を守り抜くためには全組合員が一丸となって闘いぬく決意だ。
 全ての平成採の皆さん!
 希望調査は白紙で提出しよう!動労千葉に結集し、「ライフサイクル」絶対反対でともに闘おう!

「ライフサイクルの深度化」に関する緊急申し入れ(10月14日)

1.「ライフサイクルの深度化」について、第2次異動を中止すること。
 また、運転職場において休勤が多発していること等に踏まえ、6月1日付で駅に異動した運転士を元職場に戻すこと。

2.「覚書」=労働協約を締結していない状況に踏まえ、動労千葉に所属する組合員については、「ライフサイクルの深度化」による運転士 から駅への異動対象としないこと。

3.この間の団体交渉で千葉支社は、駅輸送職の養成について、「今後も実施する」旨の回答を行っているが、駅輸送職の養成に関する計画 等について具体的に明らかにすること。

4.60歳まで現役で列車を運転している現状に踏まえ、構内運転業務の本線運転士からの登用、高齢者交番の設定等、運転士の高齢者対策を講ずること。

5.技術力の継承、運転保安を確立する観点から、駅、車両検修、構内、施設関係等の外注化計画を中止すること。

-以   上- 

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