第63回定期委員会の成功をかちとろう

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第63回定期委員会の成功をかちとろう!
6・13大集会の成功かちとり、組織拡大へばく進しよう!

 6月27日、第63回定期委員会に結集し、新たな情勢下における闘う方針を確立し、さらなる飛躍をめざし、組織拡大に総決起しよう。

1047名闘争に向けた新たな全国運動のスタート

 動労千葉を排除するなかで進められた「4・9政治決着」は、4者・4団体の解雇撤回の旗を降ろした屈服と、体制の危機をさらなる労働組合の解体、産業報国会化へと導くことを通して乗り切ろうとする支配者階級の意志が一致したなかでの代物だ。よって「解決」の中身は、謝罪も、もちろん解雇撤回もなく、幾ばくかの金銭と引き換えに国鉄分割・民営化を正当化するものだ。このような屈辱的な決着を求めて1047名の解雇者は23年間も人生を懸けて闘ってきたというのであろうか。
 動労千葉と動労千葉争議団にとって、すべてはこれからだ。4月30日、国鉄分割・民営化反対闘争がこのような形で幕を下ろそうととしていることを危惧し、動労千葉の呼びかけに応えて、「国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回闘争を支援する全国運動」が発足した。われわれはこの運動と今日の情勢のなかで「国鉄闘争の火を消してはならない。この闘いのなかに労働者と労働組合の未来がかかっている」と訴えた。全国の職場で苦闘する多くの労働者に闘いの展望を与える画期的な運動に発展させなければならないし、大きな可能性を持った運動だ。
 動労千葉の鉄建公団訴訟の裁判において、不採用の実態が明らかになった。まさに政府・当局とJR総連が結託した不当労働行為であったのだ。いよいよ反転攻勢に立ち上がるときがきた。今夏の物販運動を通して全国の労働者に訴え、闘う労働運動復権に向けた団結の結集軸に飛躍させよう。
 新自由主義攻撃と闘う全世界の労働者・労働組合と連帯する日本の労働運動の砦にしよう。

外注化阻止決戦に勝利しよう

 検修・構内の全面外注化4月1日実施を阻止し、幕張支部役員の不当配転に対する5波のストライキで第1ラウンドの闘いに勝利した。われわれはこの闘いを第2次分割・民営化反対闘争と位置づけ、反合・運転保安闘争路線の真価をかけて数年がかりの大闘争に入ることを宣言した。
 民営化というだけでなく、国鉄分割・民営化以降20年余り、あらゆる企業で吹き荒れた外注化によって1千万人を超える労働者が非正規職に突き落とされたのだ。
 国鉄では7社に分割したJRを外注化により数百の子会社・孫会社に再分割し、労働者を強制出向に駆り立て、あるいは非正規職化しようとする究極の合理化攻撃だ。資本が儲けることが最優先され、利益を生まない保守部門が徹底的に合理化・要員削減のターゲットにされたのだ。その結果、先行して全面外注化された保線においては、レールが破断するという事態にまで行き着いた。
 検修職場においても車両故障が多発している。外注化は技術継承を崩壊させ、現場労働者の命を奪い続けている。この外注化攻撃に反撃することを放置するならば、行き着く先は、第2の尼崎事故だ。資本の利潤のために乗員・乗客が犠牲にされるのだ。われわれは渾身の力を振り絞り、労働組合の真価をかけて外注化阻止の闘いにたちあがろう。

混迷する政治情勢に反撃を

 ついに鳩山政権が崩壊した。米軍基地移転問題で、沖縄の人々の怒りが爆発するなかで彼らはグラグラになっている。そもそも世界金融危機に陥った資本主義は命脈尽き、体制の最末期を迎えている。全世界で労働者の反乱が数万から百万人規模でゼネスト、デモとなって始まっている。われわれも日本において1047名闘争と外注化阻止決戦を軸に労働者の国際連帯闘争の発展をめざし、闘う労働運動の復権をかけて全国に打って出よう。理念は労働者が主人公の社会だ。

組織拡大へ総決起しよう

 反撃を開始する最大の課題は、組織拡大の取り組みだ。本格的な組織拡大が実現した時こそ、われわれの真の勝利がある。JR当局は、動労千葉の組織拡大を阻止するためになりふり構わずすべてを傾注している。それほど当局は動労千葉の組織拡大を恐れているのだ。であるならば、われわれは組織拡大の取り組みに組織のすべての力を注がねばならない。今定期委員会を期して組織拡大に総決起し、青年部の結成をかちとろう!

第63回定期委員会
●6月27日(日)13時
●DC会館

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