5ヶ月間で支部役員5名の狙い撃ちー明確な不当労働行為だ!
全ての組合員のみなさん!
検修業務全面外注化攻撃粉砕の最先頭で闘う幕張支部破壊のためだけの新たな不当配転の事前通知が行われている。
JR千葉支社は、2月19日に内田晃君、同21日には鈴木敏夫君に対して、成田派出と木更津派出への3月1日付異動の事前通知を強行した。
全支部・全組合員の腹の底からの怒りでこの事前通知を吹き飛ばそう!第二波、第三波のストライキに立ち上がり、支部破壊攻撃粉砕ー組織拡大実現に向けて闘いぬこう!
「在籍年数」や「技術力」などの理由は全くのペテンだ!
幕張支部に対する組織破壊攻撃は、露骨極まるものだ。昨年10月1日付で吉野六郎副支部長と高田昌史書記長を鴨川派出と千葉派出に強制配転し、今年2月1日には本区に残ったもう一名の小沢勇副支部長を千葉派出に強制配転した。それから1ヶ月も経たない中で今度は、幕張支部執行委員である鈴木敏夫君と内田晃君に対して派出検査への強制配転の事前通知を行ってきたのだ。
10月から2月までの5ヶ月間で幕張支部役員12名中5名が派出検査への異動対象となっている。このようなことは限りなくゼロに近い確率でしかあり得ない話であり、JRの明白な不当労働行為意思を表すものだ。
幕張支部はすでに反撃に!全支部も反撃に起とう!
この間の団交で千葉支社は、異動の理由として「在籍年数」や「技術力」などをあげている。しかしこんな理由は後で取って付けた理由でしかない。ベテランだとか技術力をあげているが、他の車両センターでは平成採も含めて運用が行われているのだ。こうした事実を無視して動労千葉だけを狙い撃ちにしているのだ。
さらには、今回事前通知が行われた内田君は、2月1日に強制配転された小沢君と同様に「運転士登用差別事件」の救済対象となっている当該の組合員だ。昨年9月30日に東京高裁は、動労千葉の主張を認めて初審を破棄して動労千葉勝利の逆転判決を言い渡した。この当該の組合員に対して、強制配転を行うこと自体二重三重の不当労働行為を行うということだ。絶対に許せない。鈴木君、内田君の異動を撤廃しろ!
この間の連続する幕張支部役員を狙い撃ちにした強制配転は、検修業務全面外注化攻撃をなんとしても行うためには、幕張支部を破壊しなければ一歩も進まないという会社の不当労働行為意思をそのまま露骨に表現したものだ。
しかし、この強制配転攻撃は、逆に職場の中に怒りをかき立て、いつでもストライキに立ち上がることができることができる職場の雰囲気を作っている。
すでに幕張支部では反撃に起ち上がり、所長や助役等に対する抗議を行うとともに、全組合員を対象にした職場集会やオルグを実施し、いつでもストライキに起ち上がれる体制を確立している。
全支部が幕張支部に続き、ストライキ体制を確立しよう!
団交はストップ!闘えば外注化は阻止できる!
一方、検修業務全面外注化をめぐっては、動労千葉が「偽装請負」問題等について暴露し、追及する中でJR東日本と組合間の団交が完全にストップしている状況だ。
会社も万全ではない。職場からの団結を強化して反撃すれば、矛盾が噴き出してくるのは会社側だ。
しかも、今回の外注化提案で最大の犠牲になるのはJR東労組の平成採の労働者だ。JRも、JR東労組も大きな矛盾を抱え、内部からの怒りが爆発しかねない状況だ。
外注化攻撃に対する最大の反撃は、組織拡大の実現だ!検修業務全面外注化粉砕!組織拡大へ全組合員が総決起しよう!
第28回動労千葉定期委員会
日 時 2月28日 (日) 13時から
場 所 千葉市・DC会館 大会議室
出席範囲 (1)09年度委員
(2)本部執行委員・特別執行委員
(3)委員に選出されていない支部長
※各支部は、傍聴動員の取り組みを強化すること。
3・6千葉県三里塚集会
日 時 3月6日 (土) 13時30分から
場 所 千葉市・DC会館
※市東孝雄さんの農地強奪を許さず、三里塚闘争勝利に向けて、各支部から参加しよう!