いすみ、新小岩支部大会を開催

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いすみ鉄道の存続が最大の課題
いすみ支部 第23回支部定期大会
 

いすみ支部は12月19日、勝浦市「民宿神田」に於いて、第23回支部定期大会を開催した。
 大会は議長に田中廣胖氏を選出し、議事が進められた。冒頭あいさつに立った照岡支部長は、「一年間ご苦労さまでした。来年度は支部全員がエルダー、OBになる。そのなかで現在いすみ鉄道の正社員だけでは交番がうまらない状況が続いており、休勤によって勤務が回っている状況だ。労働条件の向上にむけて要員確保を近々の課題として支部は取り組んでいきたい。またJR本体で検修・構内業務の区丸ごと外注化が提案されており、この中身はエルダーが今までのような車両清掃業務ではなく、本体の業務としてハンドルを持つとか、検修業務を行わさせられるということだ。このことはエルダー協議会の闘いが重要な位置をしめるということだ。今後、エルダー組合員が増えるなか組織体制の構築に向けて取り組んでいきたい。そして、いすみ鉄道の存続が支部として最大の課題だ。地域の足として、また職場の確保の両面から存続に向けてのとりくみを強化しよう」と力強くあいさつを行った。その後、本部から長田書記長のあいさつを受け議事が進められ、経過、決算・会計監査報告、運動方針、予算案の提起をうけて質疑が行われた。
 主な意見は、
・505仕業は要員不足のため休勤で月一回やることにしている。エルダー社員は休勤をやっても賃金と年金の合算で上限が決められており、賃金の手取りが上がっても年金が減額されれば働いた意味がない。そして休勤をやると勤務がきつくなりエルダーには負担だ。
・要員を早く確保してほしい。要員問題は、地域的な面と有資格のからみがあり、動労千葉の組合員が担わざるを得ない事情もあるなか、支部としては会社に要求することはもちろんのこと、組合としても取りくみを強化してほしい等、活発な討議を得て拍手で方針が承認され、その後、役員が選出され大会は成功裡に終了し、懇談会を経て団結を深めた。

一番大事なのは組合員の心意気
第33回新小岩支部大会報告

新小岩支部は12月8日、第33回支部定期大会と乗務員分科定期総会を開催しました。
 栗本君を議長に選出し、恒例の訪韓報告から始まりました。報告の最初は服部執行委員です。日本とのスケールの違いを感動的に報告。七月の訪米につづいて訪韓した君塚さんは、「動労千葉は分割・民営化と闘った、そして今も民営化体制と闘っている。動労千葉のいいところは、現場が闘っているということ、これこそが労働運動を前進させる」と動労千葉の闘いの正さへの確信を述べました。
 佐藤支部長は、「大恐慌下の貨物の運動をつくろう。貨物から物流全体、日本から世界全体の労働者の団結を拡大する11月集会と職場からの日々の闘いを結合させること。一〇春闘へ総決起を開始しよう。そして、①資本と闘う中から組織拡大、②労働学校・教宣活動、③地域共闘の強化。活発な議論を」と挨拶。
 岩井乗務員会長が、要員問題、運転保安確立、職場の諸問題解決に向けた決意を表明。
来賓挨拶では、はじめに国鉄闘争葛飾支援協の佐保議長から、つづいて、「日の丸・君が代不起立、解雇撤回」を闘う米山さん。東部労組交流センター代表です。動労千葉を支援する会、今年の本部大会で君塚さんから本部副委員長のバトンを受け取った貨物協議会・大竹議長、千葉機・梶ヶ谷副委員長、鈴木本部乗務員会長、長田本部書記長と挨拶を頂きました。
本部田中委員長は、「小さな支部でも、一番大事なのは組合員の心意気です。肚を固めれば相当なことができる、必死になって組織拡大、労働運動が元気をとりもどす闘いの先頭にたってほしい」と激励して頂きました。
執行部から議案の提起、質疑応答の後、09年度の闘う方針が確立されました。

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