全ての力を組織強化・拡大へ
定期大会の成功に向けて⑤
職場闘争なくして組織拡大なし
反合・運転保安闘争なくして組織拡大なし
革マル結託体制の崩壊が最終的な段階に入ろうとしている。本格的な組織拡大に向けて機は完全に熟している。今こそ組織拡大に向けた全支部・全組合員の総決起が求められている。
JR・革マル結託体制の崩壊
組織拡大闘争は、今日まで守りぬいてきた団結と闘いをさらに発展させることができるか否か、動労千葉の未来、組織の存亡をかけた闘いだ。「東労組の組合員でいれば昇進試験にも受かるし安全」という条件はすでに無くなり、平成採の中にも分岐が生まれている。内心では多くの者が動労千葉を支持している。問われていることは、われわれ自身が自らの内なる殻を破って、確信をもって真正面から動労千葉の闘いを訴えることだ。 「一切を組織拡大の視点から」の立場にたって、全組合員の力をこの一点に集中しなければならない。
職場での攻防に勝ち抜こう
組織拡大闘争は資本との最大の攻防戦だ。そして新たな局面を迎えている。
この間の幕張車両センターの攻防に示されるとおり、業務の運営などそっちのけで、動労千葉と平成採を切り離し、組織拡大を阻止するためには何でもやるという異常な職場支配が激化してる。JRは、「これ以上の組織拡大は絶対させない」という一点に労務政策の焦点を絞っている。これと真正面から闘いぬくことなしに組織拡大はない。
「職場闘争なくして組織拡大なし、反合・運転保安闘争なくして組織拡大なし」。
当面、「外注化」「ライフサイクル」をめぐる職場での攻防を、組織拡大闘争の最大の焦点と位置づけ、全組合員の総決起を実現しよう。
自信と確信を持って訴えよう
組織拡大は困難な闘いだ。会社も「実践管理者研修」や「リーダー研修」など、平成採を「会社派」に組織することに全力をあげている。しかし今のJRは矛盾だらけだ。労働者である以上、全員を資本の側に取り込むなど不可能だ。
直ちに成果がでなくともあきらめず、ねばり強く取り組み続けることが最大の課題だ。動労千葉ほど労働者としての誇りや仲間を大切にしてきた労働組合はない。しかも動労千葉はつねに「労働組合はいかにあるべきか」を問い続け大義を忘れずに闘いぬいてきた。このことに自信と確信を持って訴えることが核心だ。労働者こそ職場の主人公であり社会の主人公であり、団結こそ何にもまして大切なものだということを訴え続けることだ。学習会の開催や労働学校への組織化は、組織拡大の決定的な力になる。
前人未到の課題に挑戦
日本の労働運動は、国家をあげた攻撃と真正面から対決して団結を守りぬき、組織拡大を実現した歴史を未だもっていない。これを実現できたときに、動労千葉は誰も否定できない存在となり、闘う労働運動の結集軸となることができる。
われわれは分割・民営化反対闘争や分離・独立など、これまで幾度も「常識」を覆す闘いを実現してきた。
困難をのりこえ、全組合員の力を結集して組織拡大という前人未到の課題に挑戦しよう。
おわり
10・11三里塚全国総決起集会
▼日時: 10月11日(日)
▼場所: 成田市東峰
▼主催: 三里塚芝山連合空港反対同盟
11・1全国労働者総決起集会
▼日時: 11月1日(日)正午
▼場所: 日比谷野外音楽堂