6月3日、第34回動労千葉OB会総会がDC会館において開催された。
昨年度はコロナ再燃のため懇談会、総会ともに延期となり、2021年に開催して以来、久々の総会となった。
台風の接近に伴う前夜からの大雨で、JRでは運行中止が相次ぎ、出席を断念されたOBも多かったが、なんとか工夫して駆けつけてくれた方や支部、家族会も含め盛況な集まりとなった。
総会は、高野副会長の開会あいさつ、座長の山口世修さん(千葉転支部出身)の司会で始まった。
挨拶に立った永田会長は「大変な天候のなかよく集まっていただいた。動労千葉は、1047名闘争の裁判でJR東の社長らを出せと証人要求しているが、私たちが闘った分割・民営化との闘いは決して間違いではなかったという思いを強くしている。いま焦点化している久留里線廃線化反対の闘いは、内房線、外房線を守る闘いと一体だ。OB会、家族会ともに動労千葉を支えるためにこれからも奮闘したい」と訴えた。
本部から関委員長がこの間の春闘をめぐる情勢とJRの攻撃について訴え、このなかでCTSで組織拡大を実現したことを報告した。佐藤家族会会長から挨拶を受けた後、議事に入った。
君塚事務次長より「昨年は総会、懇談会を開くことはできなかったが、OB会も国鉄集会や11月集会、署名運動、物販などにとりくんできた。動労千葉の闘いに積極的に協力・参加し、現役との交流を深めていこう」と方針案が提起された。さらに決算、予算案が提案され、全員の一致で一年間の方針・予算が採択された。
この間2名の役員が亡くなり、その補充も含めて新たな役員体制が確立された。新役員となった越川幸夫さん、山田繁幸さんは、「65歳雇用延長を求めて本部特執として闘っています。同年代をOB会に組織していきたい」と挨拶した。
第二部の懇親会は、日暮明さん(元成田支部長)の乾杯の音頭で始まり、久々の再会におおいに交流を深めた。
■6月18日(日) 13時30分 (13時開場)
■東京 江戸川区総合文化センター 大ホール
【関連企画】 討論集会
●6月17日(土) 13時30分 (13時開場)
●千葉市文化センター(ツインビル)
65歳雇用延長拒否事件 労働委/裁判
■6月21日(水) 11時 千葉県労働委員会
■ 〃 14時 千葉地方裁判所
第88回動労千葉定期委員会
■7月1日(土) 13時 DC会館