CTSは72本のジュースセットを1141人の社員全員に配布した。しかも購入元はグループ会社のJR東日本ウォータービジネスだ。 |
まず賃金をあげろ! 要員を補充しろ!
3月から4月にかけて、CTSが全社員1141人を対象に物品支給を行っていることがわかった。しかも一人あたり1万円相当の防災セット、ジュースセットと立て続けにだ。一回あたり1千万円規模の施策だ。そんな金があるなら、まず労働者の賃金・労働条件を改善しろ!
CTS労働者の賃金は低く抑えられ、要員が足らずに仕事の負担も過重だ。それを放置したまま、物を配ってご機嫌をとろうなど、ふざけきっている! 10円でも20円でも賃金をあげ、一人でも要員を増やすために使うべきだ。
外注化受け入れよりも
希望者全員を正社員にしろ!
そもそも、これまでこんな物品支給は行われたことがない。そして、今回の物品支給は出向に出されたJR社員も対象だ。外注化への怒りを抑えようと行われたことは間違いない。
CTS労働者の労働条件を差し置き、外注化のためなら「大盤振る舞い」でもやる。本当に許せない!
CTSでは、検修・構内業務のために新たに自社社員を採用している。その一方で、CTSの労働者は、正社員を希望していても、多くは非正規にされたままだ。
本来、請け負えもしない業務でも外注化のためには正社員を雇い、本来の業務を長年勤めている清掃労働者は非正規のまま。こんなふざけた話があるか!
雇用も安全も破壊する
外注化を絶対に粉砕しよう!
外注化は、労働者の労働条件を次々と突き落としていくものだ。JRはさらに全面的な外注化を計画している。そうして労働者を次々と下請け、孫受けに突き落としていくのだ。こんなことは絶対に認められない!
外注化によって、検修・構内業務は矛盾だらけだ。「偽装請負」というレベルを超えた違法行為。「通告」「指示」と規定されてるものも、「情報伝達」「情報連絡」とごまかした。清掃業務についても、要員を減らしはしても増やそうとは決してしない。JR―CTSは労働者のことも安全のことも一顧だにしていないのだ。
職場を破壊し、安全も雇用も崩壊させる外注化を許すことなど絶対にできない。さらなる外注化を阻止し、すべての外注化を粉砕しよう!
5・1 JR貨物本社抗議闘争(正午 新宿駅 新南口)
メーデー新宿デモへ!(14時半 新宿中央公園出発)