5.20亀戸ストへの警察導入は明らかな不当労働行為

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国鉄「分割·民営化」反対!三里塚二期工事阻止!
5.20 亀戸駅ストへの警案導入は
明らかな不当労働行為


動労千葉 申 第 25号
1988年5月25日
東日本旅客鉄道株式会社
千葉支社長 若 林 秀
喬 殿
国鉄千葉動力車労働組合
執行委員長 中 野

申 入 書
動労千葉は、東日本旅客鉄道株式会社千葉支社が、1988年4
月 4~6日に強行した不当処分、強制配転、および、河野車務課長
以下運転関係職制が強行した、動労千葉からの脱退強要などの、不
当労働行為等に対して、4月11日に「動労千葉申第19号」、4
月23日に「同21号」を発出し、団体交渉による誠意ある解決を
求めた。
しかるに、千葉支社は、文書回答すらしない極めて不誠実な対応
に終始した。
従って、動労千葉は、4月29日、第14回臨時大会を開催し、
スト権を確立し、5月2日、労働省および中央労働委員会に対して
、労働関係調整法第37条に基づく事前通知を行い、5月6日、「
動労千葉申第23号」をもって、5月16日までの解決を申し入れ·
た。
しかし、5月12日および16日の団体交渉においても、会社側
のかたくなな対応により事態はなんら進展せず、動労千葉は、事前
に文書による通告を行い、やむなく、5月18日の千葉駅5号売店
を拠点とする時限ストライキを皮切りとする、長期波状ストライキ
に突入したところである。
以上のような手続を踏み、しかも、極めて整然と進行していた動
労千葉のストライキに対し、千葉支社は、5月20日、亀戸駅ホー
ム·ミルクスタンドを拠点とする時限ストライキを破壊すべく、5
00名を超える制服、私服の警察官を導入してきた。
動労千葉は、このスト破壊攻撃をはねかえし、整然とストライキ
を貫徹した。
しかし、この会社の警察官導入は、明白な不当労働行為であり、
断じて容認できない。
厳しく糾弾するとともに、次の通り申し入れるので、文書により
回答されたい。

1. 5月20日、亀戸駅において、ストライキ対象者1名で、13
時から1時間の時限ストライキという通告に対し、朝の段階から
、機動隊をふくむ数百名の警察官を、ホーム、コンコースはもち
ろん、駅長事務室にまで配置·徘徊させた根拠は何か、明らか
にされたい。
2. 5月20日の亀戸駅における不法·不当なスト破り行為につい
て、文書による謝罪をするとともに、今後、かかる不当労働行為
は絶対行わないことを明らかにされたい。
以上
会社側は文書で
全組合員·家族の強固な団結で組織破壊攻撃を粉砕せよ!
5月20日、亀戸駅ホーム、コ
ンコース、その周辺は、警察権
力によって戒厳令下におかれた
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1988.5.27
No. 2823
(鉄電)二九三五~六·(公衆)〇四七二(2)七二〇七
千葉市要町二–八(動力車会館)
国鉄千葉動力車労働組合
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