結成20周年
新たな大躍進
に向け出発!
乳動労千葉
国鉄千葉動力車労働組合 〒260-0017 千葉市中央区要町2番8号(動力車会館) 電話 |(鉄電) 千葉 2935·2939番
1 (公) 043(222)7207番
2000.6.21
No.5153
京
と、改革を支持した旧動労 責任を追及し、不採用者の として「JRに法的責任が 規模の不当労働行為」(国 を広げている。
営化に反対した国労など の法的責任と政府の政治的 た国労に対し、解決の前提 じさせるため、「戦後最大 に大きな衝撃を与え、波紋 ま、深刻な歴史的岐路にさ
実際の採用では、分割·民 の救済命令を根拠に、JR 別採用する方式をとった。 Rにあるとした労働委員会 へ勧告した。
新
聞 2000年(平成12年)6月14日
は、
員解雇し、JRが新規に選 と認定し、使用者責任はオ の交渉を促すよう日本政府 認めるしかない、というの ス」といった判断から、解 月一日の臨時大会では激し
四党の解決案は、そうし
が四党の考えだろう。
は、国鉄職員をいったん全 批判。差別を不当労働行為 けて丁Rと国労、全勤労と 的責任がないことを国労が
一九八七年の国鉄改革
になりそうだ。
も、要求とはほど遠い水準 べている。
「国家的不当労働行為」と の立場から、早期解決に向 解決を図るには、JRに法
「今が解決のラストチャン
国労は、この採用差別を 救済の遅れは許されないと はできない。だから、政治 抑えられるとみられる。
一月、労働基本権の侵害と のテーブルに着かせること なため、ごく少数、低額に 動の大義の否定を迫る四党
国労闘争団員ら千四十七人 十三年余も闘い続けてきた しかし、JR復帰を求めて
けて動き出すかに見える。
「
人数など解決の具体的中身 識してやった」と率直に述 働機関(ILO)も昨年十 わる限り、JRを和解交渉 和解金も、根拠があいまい 体的内容も不明なまま、選
しかかっている。
つまり、JRを和解に応 た。その対応は、組織内外 るのは必至だ。国労はい 決案の受け入れに踏み切っ い論議が交わされ、紛糾す
そんな疑問点を含め、七 ともあれ、国労執行部は 打開の道はないのか。
解決案を受諾する以外に、
内容で、JRの新たな採用 するということを明確に意 動ともなってきた。国際労 このJRの法的責任にこだ ることになる不採用者への 要だろう。だが、解決の具
にとって、解決案は非情な 労が崩壊すれば総評も崩壊 度を守ろうという社会的運 命令を取り消した。国労が して政府へ予算措置を求め 決時点では大胆な妥協も必
政治的」解決が真の打開策か
したことで、政治解決へ向 曽根康弘首相は後に、「国 行為を許さず労働委員会制 て、中央労働委員会の救済 採用の人数や、四党が協議 か」という反発や、労働運
解決案を国労執行部も了承 図もあった。改革当時の中 い支援を受けて、不当労働 働行為責任は及ばないとし 的観点」から検討する新規
党が五月三十日に合意した る一国労つぶし」という意 市民団体、学者などの幅広 一昨年五月、JRに不当労 与党の要請を受けて「人道
自民党など与党三党と社民
む丁Rの採用差別問題は、
背景には、国策に抵抗す
端な差別が行われた。
国鉄の分割·民営化に絡 などの組合員との間に、極 原状回復(地元了R復帰)
を主張してきた。
っているに等しい。
いのは言うまでもない。解
紛争の早期解決が望まし
る声が強まっている。
動全体への悪影響を懸念す
「国労の背信行為ではない
その闘いは、労働組合や 不採用事件で、東京地裁は だけに、JR各社が今後、 る、という批判も多い。
北海道·九州の国労関係 R側の主張に基づく枠組み るのは組合民主主義に反す
主張そのものでもある。丁 約束し、事後に承諾を求め
JRの採用差別
ニュースの視店
中野 隆宣
(編集委員)
オピニオン
……
になります」「政府·JRの全面屈服を受け入れること 紙委任と武装解除によって全面屈服を自らが認めること っている。だが、ここで壁を突破すれば、われわれは必
闘いの根拠を放棄するものであり、まさに白
し、速やかに訴訟を取り下げることを認めるということ
ールを発し、「『JRに法的責任がないこと』を大会決定 ·帯広·旭川·深川·留萌·函館)の仲間たちは、共同のアピ すことになる 員の闘いを無にすることは、国労運動の将来に禍根を残 と訴えている。
北海道の1闘争団(稚内·音威子府·名寄·紋別·北見·美幌
「四党合意」への怒りの声が全国からわき起こっている。
求める。国労に、これまで
革関連の訴訟の取り下げも 的」な解決案である。
opinion
ないことを認め、臨時大会 労弁護団)をなかったこと
つまりは「全面屈服」を迫 を聞いてまとめたJR側の 判断で路線転換を対外的に の主張と運動の自己否定、 に運輸省がJR各社の意見 出している。執行部だけの
支援グループの間では、
この解決案は、昨年六月 た悲痛な怒りや抗議が噴き
る。大会決定後は、国鉄改 う」という、まさに「政治 けた闘いを否定し、闘争団 で決定する」よう求めてい にしよう、「黒を白と言お からは、「我々の人生をか
を切り捨てるのか」といっ
ず勝利の展望を手にすることができる。起ちあがろう。
呼びかけることを決定した。国鉄闘争は重大な岐路にた われわれも、「四党合意」に反対する署名(別掲)を広く
の苦闘やJR職場で差別に耐え人間の尊厳を求めた組合
は支援に対する背信行為です」「この13年に及ぶ闘争団
反対の署名運動呼びかける
四党合意は全面屈服の強要
当事者の闘争団員 ·家族
委員長に提出する予定です。
7月1日の国労臨時大会前に、高橋国労中央執行 かけさせていただくこととしました。なお署名は、 私たちは、以上の趣旨から表記署名を広く呼び
の労働者の権利を売りわたすに等しいことです。 にもJRにも責任はなかった」と言うのは、全て 働委員会命令やILO勧告を自ら否定し、「政府 する攻撃がしかけられています。このときに、労 制の整備が進められ、労働委員会制度を骨抜きに
っています。国鉄を見ならった国家的リストラ法 国鉄方式の首切りが今多くの労働者に襲いかか
たつことは明らかです。 全ての労働者の権利や未来が回復不可能な危機に のようなかたちで自己崩壊させてしまったときに、 未来をかけ、誇りをかけた闘いでした。闘いをこ
13年間の闘いは、労働者の基本的権利をかけ、
も、この決定に重大な危惧の念をもっています。
からは多くの抗議の声が殺到しています。私たち 時全国大会を召集しました。闘争団をはじめ現場 を伏せたまま「四党合意」の受け入れを決定し、臨 国労本部執行委員会は、当該闘争団員には内容
頭に迷うことになるのは目に見えています。
ることによってむしろ一〇四七名の仲間たちが路
近いものを一方的に呑まされ、国労が闘争をやめ 要請する」と言うだけのものです。「ゼロ回答」に
げれば「JR各社に国労と話し合うよう与党から く、JRに責任がないことを認め、訴訟も取り下
しかも「四党合意」は、解決案などでは断じてな 悪質な支配介入、不当労働行為に他なりません。 と言うのです。「四党合意」は、それ自体が極めて
要し、今度はJRに責任がないと大会決定せよ、 Rでした。政府は、昨年、国鉄改革法の承認を強
実際に差別·選別の担い手となったのは国鉄=J
たのが、国鉄改革法による新規採用方式であり、 しようのない事実です。この首切りに口実を与え しの攻撃が嵐のように吹き荒れたのは、誰も否定
労働者が首を切られ、採用差別をはじめ、組合潰 国鉄分割·民営化の過程で20万人にも及ぶ国鉄
他なりません。
というに等しいもので、まさに全面屈服の強要に 是認し、伝統ある国鉄労働運動を自らの手で葬れ、
てを自ら否定し、首切りと国家的不当労働行為を
「四党合意」は、13年に及ぶこれまでの闘いの全
して、これを認めることは絶対にできません。
ことを国労に迫るものです。私たちは当該組合と
的責任がないことを認め、臨時大会で決定する」
与党三党と社民党の「四党合意」は、「JRに法
大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
に反対する署名のお願い (要旨)
一〇四七名闘争に関する「四党合意」
新たな大躍進
に向け出発!
乳動労千葉
国鉄千葉動力車労働組合 〒260-0017 千葉市中央区要町2番8号(動力車会館) 電話 |(鉄電) 千葉 2935·2939番
1 (公) 043(222)7207番
2000.6.21
No.5153
京
と、改革を支持した旧動労 責任を追及し、不採用者の として「JRに法的責任が 規模の不当労働行為」(国 を広げている。
営化に反対した国労など の法的責任と政府の政治的 た国労に対し、解決の前提 じさせるため、「戦後最大 に大きな衝撃を与え、波紋 ま、深刻な歴史的岐路にさ
実際の採用では、分割·民 の救済命令を根拠に、JR 別採用する方式をとった。 Rにあるとした労働委員会 へ勧告した。
新
聞 2000年(平成12年)6月14日
は、
員解雇し、JRが新規に選 と認定し、使用者責任はオ の交渉を促すよう日本政府 認めるしかない、というの ス」といった判断から、解 月一日の臨時大会では激し
四党の解決案は、そうし
が四党の考えだろう。
は、国鉄職員をいったん全 批判。差別を不当労働行為 けて丁Rと国労、全勤労と 的責任がないことを国労が
一九八七年の国鉄改革
になりそうだ。
も、要求とはほど遠い水準 べている。
「国家的不当労働行為」と の立場から、早期解決に向 解決を図るには、JRに法
「今が解決のラストチャン
国労は、この採用差別を 救済の遅れは許されないと はできない。だから、政治 抑えられるとみられる。
一月、労働基本権の侵害と のテーブルに着かせること なため、ごく少数、低額に 動の大義の否定を迫る四党
国労闘争団員ら千四十七人 十三年余も闘い続けてきた しかし、JR復帰を求めて
けて動き出すかに見える。
「
人数など解決の具体的中身 識してやった」と率直に述 働機関(ILO)も昨年十 わる限り、JRを和解交渉 和解金も、根拠があいまい 体的内容も不明なまま、選
しかかっている。
つまり、JRを和解に応 た。その対応は、組織内外 るのは必至だ。国労はい 決案の受け入れに踏み切っ い論議が交わされ、紛糾す
そんな疑問点を含め、七 ともあれ、国労執行部は 打開の道はないのか。
解決案を受諾する以外に、
内容で、JRの新たな採用 するということを明確に意 動ともなってきた。国際労 このJRの法的責任にこだ ることになる不採用者への 要だろう。だが、解決の具
にとって、解決案は非情な 労が崩壊すれば総評も崩壊 度を守ろうという社会的運 命令を取り消した。国労が して政府へ予算措置を求め 決時点では大胆な妥協も必
政治的」解決が真の打開策か
したことで、政治解決へ向 曽根康弘首相は後に、「国 行為を許さず労働委員会制 て、中央労働委員会の救済 採用の人数や、四党が協議 か」という反発や、労働運
解決案を国労執行部も了承 図もあった。改革当時の中 い支援を受けて、不当労働 働行為責任は及ばないとし 的観点」から検討する新規
党が五月三十日に合意した る一国労つぶし」という意 市民団体、学者などの幅広 一昨年五月、JRに不当労 与党の要請を受けて「人道
自民党など与党三党と社民
む丁Rの採用差別問題は、
背景には、国策に抵抗す
端な差別が行われた。
国鉄の分割·民営化に絡 などの組合員との間に、極 原状回復(地元了R復帰)
を主張してきた。
っているに等しい。
いのは言うまでもない。解
紛争の早期解決が望まし
る声が強まっている。
動全体への悪影響を懸念す
「国労の背信行為ではない
その闘いは、労働組合や 不採用事件で、東京地裁は だけに、JR各社が今後、 る、という批判も多い。
北海道·九州の国労関係 R側の主張に基づく枠組み るのは組合民主主義に反す
主張そのものでもある。丁 約束し、事後に承諾を求め
JRの採用差別
ニュースの視店
中野 隆宣
(編集委員)
オピニオン
……
になります」「政府·JRの全面屈服を受け入れること 紙委任と武装解除によって全面屈服を自らが認めること っている。だが、ここで壁を突破すれば、われわれは必
闘いの根拠を放棄するものであり、まさに白
し、速やかに訴訟を取り下げることを認めるということ
ールを発し、「『JRに法的責任がないこと』を大会決定 ·帯広·旭川·深川·留萌·函館)の仲間たちは、共同のアピ すことになる 員の闘いを無にすることは、国労運動の将来に禍根を残 と訴えている。
北海道の1闘争団(稚内·音威子府·名寄·紋別·北見·美幌
「四党合意」への怒りの声が全国からわき起こっている。
求める。国労に、これまで
革関連の訴訟の取り下げも 的」な解決案である。
opinion
ないことを認め、臨時大会 労弁護団)をなかったこと
つまりは「全面屈服」を迫 を聞いてまとめたJR側の 判断で路線転換を対外的に の主張と運動の自己否定、 に運輸省がJR各社の意見 出している。執行部だけの
支援グループの間では、
この解決案は、昨年六月 た悲痛な怒りや抗議が噴き
る。大会決定後は、国鉄改 う」という、まさに「政治 けた闘いを否定し、闘争団 で決定する」よう求めてい にしよう、「黒を白と言お からは、「我々の人生をか
を切り捨てるのか」といっ
ず勝利の展望を手にすることができる。起ちあがろう。
呼びかけることを決定した。国鉄闘争は重大な岐路にた われわれも、「四党合意」に反対する署名(別掲)を広く
の苦闘やJR職場で差別に耐え人間の尊厳を求めた組合
は支援に対する背信行為です」「この13年に及ぶ闘争団
反対の署名運動呼びかける
四党合意は全面屈服の強要
当事者の闘争団員 ·家族
委員長に提出する予定です。
7月1日の国労臨時大会前に、高橋国労中央執行 かけさせていただくこととしました。なお署名は、 私たちは、以上の趣旨から表記署名を広く呼び
の労働者の権利を売りわたすに等しいことです。 にもJRにも責任はなかった」と言うのは、全て 働委員会命令やILO勧告を自ら否定し、「政府 する攻撃がしかけられています。このときに、労 制の整備が進められ、労働委員会制度を骨抜きに
っています。国鉄を見ならった国家的リストラ法 国鉄方式の首切りが今多くの労働者に襲いかか
たつことは明らかです。 全ての労働者の権利や未来が回復不可能な危機に のようなかたちで自己崩壊させてしまったときに、 未来をかけ、誇りをかけた闘いでした。闘いをこ
13年間の闘いは、労働者の基本的権利をかけ、
も、この決定に重大な危惧の念をもっています。
からは多くの抗議の声が殺到しています。私たち 時全国大会を召集しました。闘争団をはじめ現場 を伏せたまま「四党合意」の受け入れを決定し、臨 国労本部執行委員会は、当該闘争団員には内容
頭に迷うことになるのは目に見えています。
ることによってむしろ一〇四七名の仲間たちが路
近いものを一方的に呑まされ、国労が闘争をやめ 要請する」と言うだけのものです。「ゼロ回答」に
げれば「JR各社に国労と話し合うよう与党から く、JRに責任がないことを認め、訴訟も取り下
しかも「四党合意」は、解決案などでは断じてな 悪質な支配介入、不当労働行為に他なりません。 と言うのです。「四党合意」は、それ自体が極めて
要し、今度はJRに責任がないと大会決定せよ、 Rでした。政府は、昨年、国鉄改革法の承認を強
実際に差別·選別の担い手となったのは国鉄=J
たのが、国鉄改革法による新規採用方式であり、 しようのない事実です。この首切りに口実を与え しの攻撃が嵐のように吹き荒れたのは、誰も否定
労働者が首を切られ、採用差別をはじめ、組合潰 国鉄分割·民営化の過程で20万人にも及ぶ国鉄
他なりません。
というに等しいもので、まさに全面屈服の強要に 是認し、伝統ある国鉄労働運動を自らの手で葬れ、
てを自ら否定し、首切りと国家的不当労働行為を
「四党合意」は、13年に及ぶこれまでの闘いの全
して、これを認めることは絶対にできません。
ことを国労に迫るものです。私たちは当該組合と
的責任がないことを認め、臨時大会で決定する」
与党三党と社民党の「四党合意」は、「JRに法
大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
に反対する署名のお願い (要旨)
一〇四七名闘争に関する「四党合意」