第39回定期大会の成功をかちとろう!

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第39回定期大会の成功をかちとろう!

 9月26日に開催される第39回定期大会に結集し、激変する情勢に立ち向かう方針を確立し、動労千葉の飛躍をかけて組織拡大に総決起しよう。

1047名闘争勝利に向け「国鉄闘争全国運動」の発展を!

 1047名闘争の「4・9政治解決」、その本質がこの半年余りの動きのなかでより鮮明になった。
 この間起きていることは、一つは闘争団を組合費徴収なしの特別組合員として切り捨て、全国単一労組解散への布石を打ち、連合派として一線を踏み越えた国労大会や、「賃金シェア」と称して「賃下げ」を打ち出した自治労大会であった。また、この労働組合の屈服と同時に支配階級の攻撃はエスカレートしている。「公務員制度改革」と称して、究極の民営化・労組破壊攻撃を突きつけ、社会保険庁解体を皮切りに2012年には労働基本権の「回復」と引き換えに公務員労働者の「雇用保障」を解体し、民間なみの首切りを行えるようにしようとしているのだ。もう一つは、「国鉄改革25年問題」だ。その一つの焦点が1047名闘争であり、政府がこの時点で国鉄闘争に結末をつけることを決断した背景にはこうした現実がある。
 われわれは、国鉄闘争の火が消されようとしている重大情勢に立ち向かうべく「国鉄闘争全国運動」を発足させた。この運動は日本の階級的労働運動の復権に向けた一里塚の闘いだ。新自由主義攻撃、大恐慌情勢に立ち向かう労働運動を一から再組織化していくために、全国で苦闘する労働者の先頭に立ちきり運動の発展に向けてはばたこう! 「支援する会」を全国に拡大させよう!

外注化阻止決戦に総決起しよう! 

 外注化の闘いは、資本の本質との非和解の闘いだ。われわれは職場からの反撃と偽装請負問題の追及で、検修・構内全面外注化4月1日実施を阻止し、第一ラウンドの闘いに勝利した。しかしその裏でJRは、団交を開かず、現場には何も知らせないままひた隠しにして、水面下でどんどん準備を進め、強行するというやり方に舵を切ったのである。東労組はこの間、偽装請負問題を取り繕うために会社に率先協力してきた。すべてを容認し、外注化の手先になっているのだ。

「年度内強行」を公言

 こうした外注化の体制づくりが進められるなか9月9日、5月に本社に申し入れた偽装請負問題についての団交がようやく行われた。東労組との間で話しがまとまったことを受けて開かれたことは明白だ。回答もこの間の偽装隠しをもとに問題なしと言い切り、強行実施に向けて開き直った対応に終始したのである。しかも実施時期を年度内と公言したのだ。
 会社と東労組が結託した外注化攻撃を許してはならない。この間、現場に隠して進めてきた外注化政策の実態を徹底的に暴露し、反撃を開始しよう。現場の怒りを組織し、労働組合の真価をかけて外注化阻止の闘いに起ち上がろう!

「国鉄改革25年問題」―貨物の経営破綻 労働者への犠牲転嫁許すな!

 国鉄改革25年問題は、分割・民営化そのものの破産だ。特に貨物の経営破綻が深刻化し、企業として成り立っていない現実のなかで、賃下げによって労働者に犠牲を転嫁しようとしている。こうした事態のなかで貨物は、「今年度15億の経常黒字を出す」という計画の下に、定昇凍結、各期末手当大幅削減という全面的な賃下げ攻撃を強行したのだ。今後の焦点は、基地統廃合と賃金制度の改悪だ。これとの闘いは貨物労働者の将来がかかっている。職場からの闘いを土台に分割・民営化体制粉砕の闘いをつくりあげよう。ストライキ態勢を確立しよう!

組織拡大へ総決起しよう!

 25年問題は、もう一方で革マル結託体制の最後的崩壊を意味している。危機感を募らせたJR総連革マルは、延命策として民主党の小沢に取り入り革マル分子を国会議員に出したが、それが逆に引き金になって自民党・平沢による国会質問やマスコミの追求に至っている。革マル結託体制の崩壊や国労の連合化情勢は否応なくJRにおける労働戦線の再編へと動き出す。
 この情勢は、われわれが本格的な組織拡大に打って出る最大のチャンスだ。職場では、闘わない労働組合への怒りが満ちあふれている。矛盾の多くは平成採労働者に集中している。外注化決戦、ライフサイクル配転を攻防の焦点として、組織拡大への総決起を実現しよう。本格的な組織拡大が実現した時こそ、われわれの真の勝利がある。組織拡大―青年部結成をかちとろう!

動労千葉第39回定期大会
●9月26日(日)13時~27日(月)正午まで
●DC会館

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