24日からの出向説明拒否 動労千葉第41回定期大会(9/23~24)1日目

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強制出向反対! 全面外注化10月1日実施阻止!


第41回定期大会(9/23~24)1日目

24日からの出向説明拒否

動労千葉第41回定期大会は、9月23日、DC会館において始まった。
定期大会は、繁沢副委員長の開会あいさつで始まり、資格審査が行われ、大会成立が宣言された。
議長団には、幕張支部の小沢代議員、佐倉支部の高橋代議員を選出し議事が進められた。
スローガン案の提起に続き、執行委員長あいさつが行われた。

来賓あいさつでは最初に三里塚反対同盟の北原事務局長が「三里塚は47年間闘ってきた、農民と労働者の連帯は正しかった。10・7に総結集を」とあいさつ。続いて動労千葉顧問弁護団長の葉山岳夫弁護士が「6・29判決はJRに責任があることを認めた。弁護団は、外注化阻止へ法的手段で闘う」とあいさつ。動労水戸の木村書記長は、「外注化反対に第3波ストで闘った。平成採労働者はスト破り反対で闘った。第4波ストに決起する」とあいさつ。東京西部ユニオン鈴木コンクリート分会・内尾分会長、動労千葉を支援する会・山本事務局長、新社会党千葉県本部・鳰川書記長、ス労自主・中村副委員長からあいさつをいただいた。組織内からは、OB会・永田会長、家族会・山田会長、動労千葉議員団・中村御宿町議があいさつ。
その後経過報告に入り、一般経過報告、労働協約・協定締結報告、事業団報告、法廷闘争報告、会計報告、会計監査報告が行われた。
議事では、大会延期承認、決算承認、共済適用承認、労働協約・協定締結承認が行われた。12年度運動方針案の提起が長田書記長より行われ、1日目の議事が終了した。

団結を守り闘えば、必ず勝てる

田中委員長あいさつ(要旨)

 91名が出向させられようとしている。うち44名は動労千葉の仲間だ。管理職も含め仕事丸ごと下請けに放り出そうとしている。外注化まであと1週間しかないのに、現場では何も進まず、何の準備もできていない。明日から出向説明を行うとしているが、団交も終わっていない。断固として闘争に突入する。
この1年間は基地統廃合攻撃と闘いぬいて新生佐倉支部を結成し、また1047名解雇撤回闘争では6・29判決で画期的な地平を切り開き、解雇撤回まであと一歩のところまで来た。そして、外注化阻止闘争は、12年間闘いぬき、正念場を迎えている。国鉄分割・民営化では、分割・民営化で20万人が職を追われ、200人が自殺においやられた。これをきっかけに1500万人が非正規職に突き落とされ未来を奪われた。安全はズタズタにされる。外注化は全部行き着くまで止まらない。出向先から帰るためには、機動班などの外注化を止める以外にない。外注化は根本的に偽装請負だ。本体―下請け、正規―非正規が一体となって闘うことができる。分割・民営化に決着をつけることができる。
今年は重大な変化がおきた一年だった。数十万の人々が首相官邸前を取りまく状況、3・11から一年半、被災者を見殺しにするこの国のやったことのひどさを目の当たりにし、資本・政府の本質が露わになった。新自由主義政策への怒りがあふれている。「貧困」がすさまじい勢いで進み、年金加入者の半数以上が100万以下の年収しかない。また、関越自動車道の事故は尼崎事故と同じ規制緩和の結果だ。いじめ問題も毎年3万人が自殺するような社会の反映だ。福島ではモニタリングポストの半数以上を原発メーカーである日立にするという。また、「領土問題」で衝突しあう状況は収拾がつかない。国家主義・拝外主義が煽られている。こうした現状を許しているのは、労働組合が闘わないからだ。闘う労働組合をつくり直すことこそが課題だ。これまで民営化攻撃は「労働組合の課題にならない」「闘えない」とされてきた。しかし、団結さえ崩さなければ、矛盾だらけの外注化と闘い、必ず勝つことができる。

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