11・7労働者集会スタート!
闘う労働組合の全国ネットワークをつくろう!
新自由主義を終わらせる労働運動の再生を!
第1回実行委員会開催
11月労働者集会に向けた第1回実行委員会が7月31日、東京都内で開催された。関西生コン支部の武谷書記次長もかけつけ、田中動労千葉顧問の提起と参加者の活発な討論で、11・7労働者集会がキックオフした。
時代は動き出した
24回目を迎える今年の11月集会は、コロナ禍で新自由主義攻撃の崩壊の現実が明るみに出された中で開催される。医療崩壊、社会的格差の拡大、非正規職労働者の激増、貧困の連鎖…、そして国家主義と戦争の足音が高まっている。国威発揚と利権のためだけに強行されたオリンピックは、危惧された通り感染者の爆発的激増を招き、多くの人々が医療崩壊の中で命の危険にさらされている。
時代は、動き出した。こんなことはもうたくさんだと怒りを行動に移そうとする人々が職場で、地域で起ちあがり始めている。無数の結びつきが各地で生まれている。
11月集会の課題
今年の11月集会の課題は、闘う労働運動のネットワークをつくろうの訴えを具体的な形にしよう。新自由主義の大崩壊は、動と反動の中から新しいものを生み出せる時代。労働運動を必ず甦らせることができる。その〝崩壊〟の実態は、私たちの足下・職場・生活の場で起きている。闘い方如何で大きな可能性を帯びる。
11月集会の組織化を運動に
11月集会を単なる集会ではなく、労働組合運動再生の新たな出発点と位置づけ、一人ひとりが組織者となって団結を組織し運動をつくろう。組織者を組織しよう。また、「棘2」の上映会運動を組織し、関生弾圧を粉砕する闘いの中から労働運動再生の展望を語ろう。オルグ団を組織し、様々な場に訴えよう。
11・7全国労働者総決起集会
ー改憲・戦争阻止!1万人大行進
◎ 2021年11月7日(日) 正午
◎ 東京・日比谷野外音楽堂
11・6国際連帯集会
コロナ患者入院制限『中等症以下は自宅療養』
患者を見殺しにすると決めたスガ政権を絶対に許さない!
五輪強行の中、新型コロナ感染爆発が引き起こされ、医療崩壊が始まった。
東京都の感染者数は5千人を超え、1万人超えも予想されている。感染しても入院できず「自宅待機」「自宅療養」という名の放置状態が急増し、都内では2万人を超え、どんどん増えている。
『原則入院』を放棄
そしてついに8月2日、政府は「重症化や重症化リスクの高い患者以外は自宅療養を基本とする」という新たな方針を打ち出した。これは「コロナ感染者は原則入院」という感染症法を否定し、『中等症以下は自宅療養』というものだ。
具体的にいうと「肺炎が広がり呼吸困難、酸素吸入器が必要で、多くの人にとって人生で一番苦しい状態」(中等症)でも入院できない。「重症患者」とは、集中治療室に入室し、人工呼吸器、人工肺(エクモ)を必要とする「危篤」の患者のことを言う。
「病院で死ぬか自宅で死ぬか」
菅は、「医療放棄だ。見殺しにするのか」という怒りの声に、「こまめに連絡を取れる体制を作り、悪化したらすぐに入院ができる」などと居直っている。
8月1日の都内で、自宅療養中の患者が体調悪化で200人以上が119番通報したが、半数以上が病院には搬送できず自宅に放置された。8月に入ってすでに8人が亡くなっている。症状が悪化しても医者に診てもらえない、入院すらできない。たとえ重症化しても「病院で死ぬか、自宅で死ぬ」が強制される。
菅や小池は、「感染の防止」「人流の抑制」「ワクチン接種」を繰りかえすのみで、肝心の医療体制の確立は一切触れない。それどころか小池は9月都議会に都立病院の独法化=民営化条例を提出しようとしている。
「菅と小池に殺される」—労働者民衆の怒りは爆発寸前だ! 破局に突き進む菅政権を打倒しよう!