最高裁による強制収用許すな!第3滑走路粉砕! 安倍政権打倒!
10/11三里塚へ
10月11日(日)正午 成田市東峰(反対同盟員の畑)
「第3滑走路有志の会」発起人会を弾劾る反対同盟と支援連 7月29日 成田市ナリタビューホテル前】 |
成田空港から南スーダンに送られる自衛隊装甲車 |
市東さんの農地を守り抜け
今、三里塚は重大な決戦情勢に突入している。
市東孝雄さんの農地法裁判が最高裁の段階に入っていることだ。最高裁で「上告棄却」されれば、市東さんの畑や作業場に対する事実上の強制収用を意味する。
反対同盟は、何としても最高裁に対して「高裁判決」を破棄させるために、「最高裁・緊急5万人署名」を呼びかている。
「第3滑走路計画」粉砕
安倍政権は今、「2030年には空港容量が足りなくなる」などといって、3500㍍の第3滑走路建設推進の動きを強めている。この背景には、成田空港の軍事転用の攻撃がある。安保法制には、有事における「空港・港湾の利用」が盛り込まれている。朝鮮半島有事の際には、成田が来援米軍の中継基地になることが想定されているのだ。
戦争法案の強行成立後、安倍政権は、PKO(国連平和維持活動)で南スーダンに派遣されている陸上自衛隊に「駆けつけ警護」を任務として追加する検討に入った。来年2月にも新たな実施計画の閣議決定を行うという。実際に戦争を行うことで国家全体を一気に戦争体制に持っていこうと企んでいるのだ。
反戦の砦ー三里塚
三里塚の闘いは50年目を迎えようとしている。未だ空港の完成を阻んでいる。市東孝雄さんは、家と畑を空港施設に包囲されながら天神峰で農業を営んでいる。これは本当に偉大なことだ。三里塚闘争は日本の階級闘争の宝であり反戦の砦だ。そして安倍政権と真っ向から対決する最前線の闘いだ。労農連帯の力を今こそ発揮しよう。10・11三里塚へ総決起しよう!
9・28 動労水戸スト
出向期間3年延長を弾劾
動労水戸は9月28日、「出向延長発令弾劾、外注化絶対反対」を掲げてストライキを行った。JR水戸鉄道サービス(MTS)に強制出向に出された組合員など、車両の検査修繕部門の組合員21人がストライキに入った。水戸支社では、MTSへの出向者に出向期間を3年延長する発令を強行した。これは事実上の転籍だ。
|
「死亡事故が起きかねない」
今年の2月には、勝田車両センター(茨城県ひたちなか市)で脱線事故が起きた。これは外注化が原因だ。動労水戸は、「このまま外注化を続ければ死亡事故が起きかねない」と訴えている。
外注先のMTSのプロパー社員は育成されておらず、業務を独立して行う状況にはない。
動労水戸の石井委員長は「外注化は全面破綻した。直ちにやめろ」と会社に突き付けた。強制出向された組合員が「定年まで出向させ続ける気か。このままあきらめると思うな」と怒りをたたきつけた。
運転資格なしに構内運転
MTS土浦事業所では7月31日、車両スタッフ(検修担当者)が構内入換運転を行うという事件が起きている。過去に運転経験があるとはいえ、運転資格のない人に構内運転をさせるなど、安全無視のきわみだ。
外注化されていなければ起こりえなかった事態だ。
MTS土浦事業所構内前の抗議行動では、MTSに強制出向となっている組合員が、大事故になりかねない事態が頻発していることをつぶさに暴き、怒りを突きつけた。