10・14三里塚全国総決起集会 市東さんの農地を守れ!
10月14日、三里塚芝山連合空港反対同盟の主催で全国総決起集会が680人の結集で開催された。
北原健一さんが開会のあいさつを行い、第3滑走路建設の攻撃に対し地域住民が反撃に立ち上がっていることが報告され、反対同盟と動労千葉との労農同盟をさらに強固にし、改憲と戦争を許さず、市東さんの農地を守ることを宣言した。
基調報告を萩原富夫さんが行い、12月20日の請求異議裁判の勝利判決をかちとるために、この2カ月が勝負だ。11月19日の耕作権裁判で地裁包囲行動に結集し、署名、要望書を同盟に集中してほしいと訴えた。
連帯のあいさつで、動労千葉田中委員長が、11・4労働者集会・改憲阻止1万人大行進への結集を訴えた。
農地を取られることは、命を取られること
敷地内の市東孝雄さんは、「農家にとって農地を取られることは、命を取られること。私もがんばります。反対同盟ここにありという闘いをする」と決意を語った。
動労水戸の石井委員長からは、16~17日には特急車掌1人乗務化と水郡線のワンマン運転拡大に反対してストに立つことを明らかにした。
集会後、市東さんの天神峰と南台の農地を往復するデモ行進を行った。
常磐線全線開通・車掌削減・ワンマン運転拡大反対
国鉄1047名解雇撤回!JRは団交に応じよ!
10/15JR東日本本社 申し入れ行動
動労水戸がストライキに起つ
動労総連合は10月15日、JR東日本本社に対する申し入れ行動に立った。
①被曝と帰還を強制する常磐線全線開通に反対する、②常磐線の特急列車の車掌削減と水郡線のワンマン運転拡大に反対する、③国鉄1047名の解雇撤回へ、JR東日本に団体交渉の開催を求める、の3点だ。
動労水戸の石井委員長と動労総連合の川崎書記長が、JR東日本本社への申し入れに向かった。動労水戸が呼びかけ、全国から寄せられた常磐線全線開通に反対する署名は、5000筆を超えた。署名を受け取ったJR東日本本社の担当者も、「この署名には重みがある」と言わざるをえなかった。
16、17日には動労水戸が水郡線大子運輸科営業所と勝田運輸区でストライキに起った。