10・4千葉労働者集会に110人
全国の国鉄集会から11・1大結集へ
10月4日、動労千葉とちば合同労組の呼びかけで、「10・4千葉労働者集会」を開催した。両組合の組合員をはじめ、110人の闘う仲間が結集した。
司会には、長田執行委員とちば合同労組の古内副委員長がたった。
冒頭の来賓あいさつで、三里塚反対同盟の伊藤さんから、市東さんの農地を守る緊急5万人署名への取り組みとともに10・11全国集会への結集が訴えられた。
また、国鉄闘争全国運動呼び掛け人の山本さん、国会闘争から弾圧粉砕へ闘う全学連から挨拶をうけた。
主催者挨拶でちば合同労組の諸町委員長は、「怒りは社会に満ちている。これを動労千葉労働運動と結びつけ、千葉県下の労働運動を一緒に作る」と提起。
動労千葉からは田中委員長、争議団の中村執行委員、木科執行委員、CTSから新たに結集した青年が発言した。
木科執行委員は「10・1ストは青年から夢も仕事も奪う会社に鉄槌下すストだった。仕事も人間もそっくり返すまで闘う」と発言した。CTSから新たに結集した青年は、「動労千葉に入ったのは人間らしく生きたいから。労働運動の力を思い知らせたい」と決意を語った。
また、支援する会・木更津からAさんが発言にたち、「10・3安房地区労働者交流会」の成功を報告した。
ちば合同労組からは、新組合を結成したユニオン習志野の仲間、介護職場で新分会結成へ闘う仲間から発言をうけた。
決意表明でも新たな闘いにたちあがっている仲間から次々と発言がされ、熱気あふれる集会としてかちとられた。
全国で開催されている国鉄集会の成功から、11・1集会の大結集を実現しよう。
10・3安房地区労働者交流会
10月3日、館山市で「10・3安房地区労働者交流会」が開催された。木更津支部を先頭に組合員が参加し、地域の仲間を含め約30人が結集した。
まず、毎日新聞記者の東海林智さんを招いて、今国会で改悪が強行された派遣法について講演を行っていただいた。
休めば解雇されるから子どもの看病もできない母親。仕事と同時に住居も失い「ネットカフェ難民」となった女性。
東海林さんは、派遣法の仕組みや改悪内容を説明するとともに、派遣労働のあまりに許しがたい実態を怒りをもって話された。そして、「職場での発言権を獲得することが大切」「労働者の分断に対抗する労働組合を」と提起された。
地域から労働運動復権を
討論では国会前行動に参加した感想、地域の疲弊化の現実などが話された。そして、戦争法と派遣法の問題が一つのものであること、労働者のおかれている現状を変えることが必要だと討議された。
そして、そのために地域から労働組合、労働運動を強める活動を継続していくことが確認された。