J R東日本年末手当の大幅減額、徹底弾劾!
東労組の裏切り妥結を絶対に許さない!
JR東日本の回答(11月24日)
1 基準額 基準額は、基準内賃金の2.78ヶ月分とする。
2 支払日 2011年12月8日(木)以降、準備でき次第とする。
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全ての組合員のみなさん! そして、JRで働く仲間のみなさん! JR東日本は、11月24日、2011年度年末手当について、これまでを大幅に下回る減額回答を行ってきた絶対に許すことはできない。
回答内容は、 ①基準額 基準内賃金の2・78ヶ月分 ②支払日 12月8日(木)以降、準備でき次第 というものだ。 昨年の年末手当から▲0・24ヶ月も減額している。徹底的に弾劾する。 今回の年末手当の交渉においてJR東日本は、「営業収益が前年比593億円の減となった」「営業利益も347億円減少した」「過去最大の減収」「前年を維持するのは難しい」等の説明に終始した。
内部留保は1兆3千億円!会社役員の報酬はそのまま! しかし、減額になったとはいえ営業利益で1676億円、経常利益(純利益)では1211億の黒字を計上しているのだ。 しかも許せないのは、清野社長をはじめ会社の役員らは何らの減額も行っていないというだ。「減収減益」を理由にして現場で働く労働者に対しては手当を一方的に減額しておきながら、役員らは平均で3000万円以上の報酬を得ているのだ。絶対に許せない。 一方、これまでにJR東日本が貯め込んだ余剰金(内部留保)は1兆3千億円に及んでいる。これまで会社は、「余剰金は将来何かあった時のために蓄えている」との説明を行ってきた。 まさに今が、「何かあった時」ではないのか。今こそ、余剰金(内部留保)を活用する時だ。こうしたことも行わずに、減額のための減額を一方的に労働者に押しつけることなど、絶対に許せない。
一切の犠牲を組合員に転嫁して生き残り図る東労組革マル さらに許せないのは、東労組の裏切りだ。過去最大の減額回答を行ってきた会社に対して、何らの抵抗もせずに、言うがままに裏切り妥結したのだ。「妥結にあたっての見解」でも、「労使協力関係」をうたい、「JR東日本の発展と組合員と家族の利益」というように、組合員の利益よりも「JRの発展」を優先することを強調している。これは、この間JR東日本が、東労組切り捨てに動き出す中で、減額回答の受け入れー現場労働者を犠牲に差し出す一方で、東労組・革マルの生き残りをだけは確保しようとする卑劣極まりなし姿だ。
今こそ本当に闘う労働組合が必要だ!動労千葉に結集を! 現場では、大震災により家を失い、あるいは罹災したままになって手もつけられないまま勤務している者、さらには高い放射線量が降り注ぎ、蓄積している地域での業務を強制されている者が多くいるのだ。 こうしたことを考えれば、JR東日本の減額回答を唯々諾々と認めることなど、どうしてできるというのか。 しかも、JR東労組は、検修・構内業務の外注化や人事・賃金制度の見直しについても、受け入れることを前提にして団交を進めている。あらゆることを丸呑みして、現場の労働者には賃下げと労働強化、そして出向・転籍を押しつけることで労働者の未来そのものを奪おうとしているのだ。 これは、もはや労働組合ではない! JR東日本の年末手当大幅減額徹底弾劾! JR東労組の裏切り妥結弾劾!労働者を会社に売り渡すJR東労組を絶対に許すな! 動労千葉・動労総連合に結集して、労働者の未来を切り開こう!
当面するスケジュール ◎安全運転闘争行訴第1回公判 日 時 11月30日(水)13時30分~ 場 所 東京地裁 527号法廷
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