JR貨物夏季手当 「1.36箇月」の超低額回答を弾劾する!
日貨労・革マルの裏切りの罪は未来永劫消えることはない
断じて認めることは出来ない
JR貨物は6月12日、2015年夏季手当に関して、①基準内賃金の1.36箇月、②支払日、7月6日という回答を行った。 組合要求とあまりにもかけ離れた内容であり、断じて認めることは出来ない。期末手当は生活給そのものであり、月々の赤字を補てんする賃金の一部そのものだ。 「16年連続のベアゼロ」、「度重なる期末手当の超低額回答」、「55歳からの基本給3割ダウン」は、貨物に働く労働者の生活破壊そのものだ。
運転保安に直結する問題だ
みんな食っていかなければいけない。辛くても働く。それを逆手にとった低賃金強制は許せない。「安全・安定輸送の確立」「職責の自覚」というのなら「やる気」の出る賃金をよこせ! ということだ。労働意欲の低下、働くことへのモチベーションの低下は、運転保安に直結する問題だ。
団結しよう! 闘おう!
ことあるごとに、日貨労は「この間の組合員の苦労と努力に報いることは経営陣の当然の責務」という。貨物列車を動かすのに、所属組合の差などない。だから本質的に間違いだ。どんなに小さな労働組合でも貨物労働者全体、全労働者階級の生活と権利を守るという立場があってこそ、自分も守ることができる。 そもそも、貨物の現実は、国鉄分割・民営化政策の破綻の象徴である。JR各社と比べてあまりにも低すぎる。これに率先協力した当時の動労、現JR総連日貨労・革マルの裏切りの罪は未来永劫消えることはない。 分割・民営化という、この根っ子と総団結して闘ってこそ未来は切り拓かれる。貨物労働者の団結と闘いを取り戻そう! 夏季手当超低額回答弾劾! 全国の貨物職場に動労総連合を建設しよう! 「いまから・これから」不屈に闘い抜こう!
6・12市東さん農地法裁判控訴審 「控訴棄却」の反動判決弾劾!
6月12日、三里塚反対同盟の市東さんの農地取り上げ裁判の東京高裁で控訴棄却の反動判決が出された。市東さんの農地を強奪して良いという決定だ。しかし、最高裁判決を待たずに市東さんの農地を強奪しても良いという仮執行決定は阻止した。市東さんは、「不当で不誠実な裁判だ。最初から結論ありきで証人調べ、証拠調べが一切ないまま判決を下した。農民である私への死刑判決だと受けとめている。今日の判決を最高裁で必ずひっくり返す」と力強く宣言した。
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